ユーザ実績ファイルのレコード構成を，図C-1に示します。

図C-1　ユーザ実績ファイルのレコード構成

• 注意事項
  
  • 各レコードの区切り文字は，(0A)16です。
  • 文字列中の改行コード(0A)16は，取り除きます。
  • 文字列中の「"（ダブルクォーテーション）」は，「""（半角ダブルクォーテーション2個）」に変換します。
  • レコードは，各項目を「,（半角コンマ）」で区切ったCSV形式です。
  • 文字列は，「"（ダブルクォーテーション）」で囲みます。

開始ヘッダレコードは，ユーザ実績ファイルの先頭に出力されます。

項目名	タイプ	長さ（バイト）	内容
HEAD	文字列	4	"HEAD"
ファイルフォーマットバージョン	文字列	8	"01-01-00"
プログラム名称	文字列	15	"Workflow Server"
コマンド名称	文字列	16	"WFanalyst_result"
ファイル種別	文字列	11	"user_result"
ENDHEAD	文字列	7	"ENDHEAD"

管理情報レコードは，開始ヘッダレコードの次に出力されます。

項目名	タイプ	長さ（バイト）	内容
MNHD	文字列	4	"MNHD"
作成日時	文字列	10	"YYYY/MM/DD"
作成時刻	文字列	8	"hh:mm:ss"
コード種別	文字列	0〜32	LANG環境変数の値
ENDMNHD	文字列	7	"ENDMNHD"

処理情報レコードは，管理情報レコードの次に出力されます。

項目名	タイプ	長さ（バイト）	内容
PRHD	文字列	4	"PRHD"
パラメタファイル名称	文字列	0〜255	−
ビジネスプロセス定義情報ファイル名称	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称1	文字列	1〜255	−
アンロードファイル名称2	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称3	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称4	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称5	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称6	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称7	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称8	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称9	文字列	0〜255	−
アンロードファイル名称10	文字列	0〜255	−
ENDPRHD	文字列	7	"ENDPRHD"

UJ情報レコードは，処理情報レコードの次に出力されます。

項目名	タイプ	長さ（バイト）	内容	備考
UJHD	文字列	4	"UJHD"	−
ジャーナル開始日付	文字列	10	"YYYY/MM/DD"	最も早いワークフローログ取得日付
ジャーナル開始時刻	文字列	8	"hh:mm:ss"	最も早いワークフローログ取得時刻
ジャーナル終了日付	文字列	10	"YYYY/MM/DD"	最も遅いワークフローログ取得日付
ジャーナル終了時刻	文字列	8	"hh:mm:ss"	最も遅いワークフローログ取得時刻
ENDUJHD	文字列	7	"ENDUJHD"	−

集計情報レコードは，UJ情報レコードの次に出力されます。

項目名	タイプ	長さ （バイト）	内容	備考
RTHD	文字列	4	"RTHD"	−
無効ワークフローログレコード数	整数列	10	−	解析不可能ワークフローログレコード数
総ワークフローログレコード数	整数列	10	−	読み込みワークフローログレコード数
ユーザ実績レコード数	整数列	10	−	−
処理ステータス	文字列	4	"SUCC" "FAIL"	SUCC 正常 FAIL 異常
ENDRTHD	文字列	7	"ENDRTHD"	−

ユーザ実績レコードは，集計情報レコードの次に出力されます。

項目名	タイプ	長さ （バイト）	内容	備考
集計開始日付	文字列	1〜10	"YYYY/MM/DD" "OTHER"	OTHER:day_table 指定範囲外
集計開始時刻	文字列	1〜8	"hh:mm:ss" "OTHER"	OTHER:day_table，time_table 指定範囲外
集計終了日付	文字列	1〜10	"YYYY/MM/DD" "OTHER"	OTHER:day_table 指定範囲外
集計終了時刻	文字列	1〜8	"hh:mm:ss" "OTHER"	OTHER:day_table，time_table 指定範囲外
ユーザID	文字列	1〜8	−	−
ノード名	文字列	1〜64	−	−
ビジネスプロセス定義名	文字列	1〜64	−	−
ビジネスプロセス定義バージョン番号	整数列	1〜10	−	−
処理案件数	整数列	1〜10	−	−
相談案件数	整数列	1〜10	−	−
回答案件数	整数列	1〜10	−	−
平均案件滞留時間(日数)	整数列	1〜10	−	−
平均案件滞留時間(時間)	文字列	8	"hh:mm:ss"	−

• ユーザ実績レコードに関する注意事項
  
  • 案件滞留時間＝（案件の遷移要求時刻）−（案件のノード到着時刻）として，平均案件滞留時間を計算します。したがって，案件を手動配布した場合，ロールトレーでの滞留時間が含まれます。
  • 平均案件滞留時間は，集計開始から集計終了までの間に，そのユーザが遷移させた案件の平均滞留時間です。
  • 複数のユーザ実績ファイルをマージする場合に発生する，同一集計開始日時，時刻，集計終了日時時刻の複数レコードのマージ処理で，処理案件数，相談案件数及び，回答案件数の合計値は保証されます。平均案件滞留時間は合計できません。

終了ヘッダレコードは，ユーザ実績ファイルの最後に出力されます。

項目名	タイプ	長さ（バイト）	内容
TRAR	文字列	4	"TRAR"
ファイルフォーマットバージョン	文字列	8	"01-01-00"
プログラム名称	文字列	15	"Workflow Server"
コマンド名称	文字列	16	"Wfanalyst_result"
ファイル種別	文字列	11	"user_result"
ENDTRAR	文字列	7	"ENDTRAR"