4.1.2 HI-UX/WE2版Server - Scan

Server - Scanのサービスの起動手順を以下に示します。Servse - Scanサービスの起動はシステムの運用設定時だけでなく通常運用時にも必要です。Server - Scanサービスの起動は,GSS_STARTコマンドを実行することを意味します。

  1. Scan - Connectorサービスの起動
  2. システム管理者でログイン
  3. Object Serverサービスの起動
  4. Address Serverサービスの起動
  5. Server - Scanサービスの起動
  6. Groupmaxアプリケーションサーバの起動

Scan - Connectorサービスの起動方法については「4.2 Scan - Connectorサービスの起動」,Object Serverサービスの起動方法についてはマニュアル「Groupmax Object Server Version 6システム管理者ガイド」,Address Serverサービスの起動方法についてはマニュアル「Groupmax Address/Mail Version 6システム管理者ガイド 基本操作編」を参照してください。また,Groupmaxアプリケーションサーバの起動方法については「6. Groupmaxアプリケーションサーバの設定と運用」を参照してください。

ここでは,Server - Scanサービスの起動方法について説明します。

  1. システム管理者(Address Serverの環境設定で設定したシステム管理者)でログインします。
  2. GSS_STARTコマンドを実行します。
    # /usr/SrvScan/bin/GSS_START

なお,GSS_STARTコマンドの詳細については「7. コマンドリファレンス」を参照してください。

また,誤ってScan - Connectorサービスの起動前にGSS_STARTコマンドを実行すると,10分程度コマンドの実行が終了しません。これは,Server - ScanがScan - Connectorへの接続を再試行しているためです。この状態を回避するには,Scan - Connectorサービスを起動するか,あるいは[Ctrl]+[C]を投入してください。