4.3.2 HI-UX/WE2版Server - Scan
Server - Scanのサービスの停止手順を以下に示します。Servse - Scanサービスの停止はシステムの運用設定時だけでなく通常運用時にも必要です。Server - Scanサービスの停止は,GSS_STOPコマンドを実行することを意味します。
- Server - Scanによるウイルスチェックを適用しているGroupmaxアプリケーションサーバの停止
- システム管理者でログイン
- Server - Scanサービスの停止
Groupmaxアプリケーションサーバの停止方法については「6. Groupmaxアプリケーションサーバの設定と運用」を参照してください。
Server - Scanサービスは次の手順で停止してください。
- システム管理者(Address Serverの環境設定で設定したシステム管理者)でログインします。
- GSS_STOPコマンドを実行します。
# /usr/SrvScan/bin/GSS_STOP
なお,GSS_STOPコマンドの詳細については「7 コマンドリファレンス」を参照してください。
- 注意
- サーバマシンのHI-UX/WE2をシャットダウンする前に,必ずServer - Scanサービスを停止してください。
- Server - Scanによるウイルスチェックを適用しているGroupmaxアプリケーションサーバを停止しないで,Server - Scanサービスを停止すると,そのGroupmaxアプリケーションサーバの機能が停止する場合があります。
例えば,Server - Scanによるウイルスチェックを適用しているMail Serverを停止しないで,Server - Scanサービスを停止すると,メールの配信等がウイルスチェック待ちで停止してしまいます。この場合は,再度Server - Scanサービスを起動してください。Mail Serverの配信処理が再開されます。詳細は,「6. Groupmaxアプリケーションサーバの設定と運用」を参照してください。
Server - Scanの環境設定内容の変更のために,一時的にServer - Scanのサービスを停止させる場合は,Groupmaxアプリケーションサーバを停止させる必要はありません。但しこの場合でも,Server - Scanのサービス停止中は,Server - Scanによるウイルスチェックを適用しているGroupmaxアプリケーションサーバの機能は停止します。そのため,Server - Scanの環境設定内容の変更は,極力Groupmaxアプリケーションサーバを運用していない時間帯に行なうことを推奨します。