4.1.1 Windows NT版Server - Scan

Server - Scanのサービスの起動手順を以下に示します。

  1. システム管理者のユーザアカウントによるログオン
  2. Object Serverサービスの起動
  3. Address Serverサービスの起動
  4. Server - Scanサービスの起動
  5. Groupmaxアプリケーションサーバの起動

Server - ScanはWindows NTのサービスとして動作します。Windows NTでは,サービスの起動を手動又は自動に設定できます。

Object Serverサービスの起動方法についてはマニュアル「Groupmax Object Server Version 6システム管理者ガイド」,Address Serverサービスの起動方法についてはマニュアル「Groupmax Address/Mail Version 6システム管理者ガイド 基本操作編」を参照してください。また,Groupmaxアプリケーションサーバの起動方法については「6. Groupmaxアプリケーションサーバの設定と運用」を参照してください。

ここでは,Server - Scanサービスの起動方法について説明します。なお,Server - Scanをインストールした直後,サービスの起動は「手動」に設定されています。

<この項の構成>
(1) 手動で起動するように設定されている場合
(2) 自動で起動するように設定されている場合
(3) 起動の設定を変更する場合

(1) 手動で起動するように設定されている場合

  1. コントロールパネルからサービスを開きます。
  2. 「Server - Scan」サービスを選択します。
  3. 「開始」を選択します。

(2) 自動で起動するように設定されている場合

マシンを立ち上げると自動的に起動します。

(3) 起動の設定を変更する場合

(a) サービスの起動を「自動」に設定する

Server - Scanサービスを自動で起動するときは,必ずAddress Serverサービスも自動で起動する設定にしてください。

  1. コントロールパネルからサービスを開きます。
  2. 「スタートアップの種別」を「自動」にします。
  3. 「OK」を選択します。

次にマシンを起動するときから,Server - Scanサービスが自動的に起動されます。

(b) サービスの起動を「手動」に設定する

Server - Scanサービスを手動で起動する設定にするときは,Address Serverサービスの起動は手動と 自動のどちらでもかまいません。

  1. コントロールパネルからサービスを開きます。
  2. 「スタートアップの種別」を「手動」にします。
  3. 「OK」を選択します。

なお,Server - Scanの環境設定の「ウイルス検出時の通知方法」で「アプリケーションの起動」を選択し,起動するアプリケーションがダイアログを表示するプログラムの場合は,Server - Scanサービスの「デスクトップとの対話をサービスに許可(L)」を設定してからServer - Scanサービスを起動してください。