4.6 ウイルスチェックエンジンおよびパターンファイルの更新方法

<この節の構成>
(1) ウイルスチェックエンジンの更新方法
(2) パターンファイルの更新方法

(1) ウイルスチェックエンジンの更新方法

新しいウイルスチェックエンジンの組み込みは,「2.3 ウイルスチェックエンジンの組み込み」を参照してください。ウイルスチェックエンジンの更新は,Server - ScanまたはScan - Connectorのサービス動作中には行えません。Server - ScanまたはScan - Connectorサービスを停止してからウイルスチェックエンジンを更新してください。サービスの停止については「4.3 Server - Scanサービスの停止」および「4.4 Scan - Connectorのサービスの停止」を参照してください。

ウイルスチェックエンジンを更新した場合はできるだけ早い時期に,チェック済みのファイルも含めてサーバ内の既存ファイルを,新しいウイルスチェックエンジンでチェックすることを推奨します。その方法は「6. Groupmaxアプリケーションサーバの設定と運用」を参照してください。

(2) パターンファイルの更新方法

新しいパターンファイルの組み込みは,「2.3 ウイルスチェックエンジンの組み込み」を参照してください。パターンファイルの更新は,Server - ScanまたはScan - Connectorサービスの動作中に行えます。Server - ScanまたはScan - Connectorが用意したパターンファイル組み込みディレクトリ下に新しいパターンファイルを複写してください。Server -ScanまたはScan - Connectorは一定間隔でパターンファイルの状態を監視しているため,数分間の間にパターンファイルの更新を検知し自動的に使用するパターンファイルを変更します。

尚,Server - ScanまたはScan - Connectorのパターンファイルの自動変更が成功した場合にはメッセージKDGV201-Iが,失敗した場合にはメッセージKDGV202-Iが出力されますので,サービスの動作中にパターンファイルを更新した場合には,必ずメッセージを確認してください。

パターンファイルを更新した場合はできるだけ早い時期に,チェック済みのファイルも含めてサーバ内の既存ファイルを,新しいパターンファイルでチェックすることを推奨します。その方法は「6. Groupmaxアプリケーションサーバの設定と運用」を参照してください。