コマンド書式
構文
mlreqvk [-a] [-u ユーザID[,ユーザID]] [-g 組織ID[,組織ID]] [-b 掲示板ID[,掲示板ID]] [-f ファイル名] [-s][-e ファイル名] [-h]
引数とオプション
- -a
- 全ユーザ,全組織,及び全掲示板を対象にするとともに,回覧などシステムが保持するメールや記事も対象にします。-u,-g,-b,-fオプションと同時に指定した場合,-aオプションを優先します。mlreqvk -aコマンドを実行すると全てのメール,記事,回覧をウイルスチェックするため,処理にかなりの時間がかかります。メールサーバを停止して支障のない休日などに実行することを推奨します。
- -u ユーザID[,ユーザID]
- 指定したユーザIDを持つユーザの所有するメールのチェック依頼を行います。複数人確認する場合は,,(半角カンマ)で区切り列挙してください。ただし,-fオプションが同時に指定された場合は無視されます。
- -g 組織ID[,組織ID]
- 指定した組織IDを持つ組織の所有するメールのチェック依頼を行います。複数組織確認する場合は,,(半角カンマ)で区切り列挙してください。ただし,-fオプションが同時に指定された場合は無視されます。
- -b 掲示板ID[,掲示板ID]
- 指定した掲示板IDを持つ掲示板に登録された記事のチェック依頼を行います。複数掲示板確認する場合は,,(半角カンマ)で区切り列挙してください。ただし,-fオプションが同時に指定された場合は無視されます。
- -f ファイル名
- 対象リストファイルのファイル名を指定します。対象リストファイルとは,1行を1レコードとし,レコードには識別子と各IDを記述したファイルです。対象リストファイルの形式は以下を参照してください。
- -s
- エラーメッセージなどの実行結果を標準エラー出力に表示するのを抑止する場合に指定します。省略した場合は,標準エラー出力に表示します。
- -e ファイル名
- エラーメッセージなどの実行結果をファイルに出力する場合に指定します。ファイル名は256文字以内の完全パスか相対パスで指定してください。
- -h
- ヘルプを標準出力に表示する場合に指定します。このオプションを指定した場合は他のオプションは無視され,ヘルプの表示だけを行います。