Groupmax Mail - SMTP Version 6 運用ガイド
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ここでは,送受信をするメールの添付ファイルがロングファイル名の場合の注意事項と,添付ファイルの名称で使われている文字種別に対する制限事項について説明します。
インターネットへ送信するメールの添付ファイルのロングファイル名の場合の扱いは,smtpmngのサブコマンドedit_formatの設定項目long_fnameに設定されている値によって異なります。long_fnameの設定値と意味は次のとおりです。
long_fnameの設定方法については,「2.3 smtpmngのサブコマンド」の「edit_format」を参照してください。
long_fnameの設定値がsend_allowの場合に,Integrated Desktopクライアントでロングファイル名の添付ファイルを付けたメールを送信すると,受信側では添付ファイルにロングファイル名が使用されます。
ただし,添付ファイルの名称に,次の文字が含まれていた場合は,その文字が「_」に置換されます。また,拡張子が不正な場合は,拡張子が「.TMP」に置換されます。
Mail - SMTPでは,次に示すルールに従って8.3形式のファイル名およびロングファイル名を生成します。生成した8.3形式のファイル名は,Windows 3.1対応のGroupmax Mailクライアントのファイル名表示などで利用されます。また,生成したロングファイル名はIntegrated Desktopクライアントのファイル名表示などで利用されます。なお,次に示すルールは,受信したファイル名の先頭および末尾に空白があった場合には,この空白を削除した後でファイル名に適用されます。
例)
受信したファイル名が「(space)ABCDEFGHI.doc(space)」の場合には,「ABCDEFGHI.doc」に対して以降のルールが適用されます。
※XXXXXは任意の文字列
各種メールシステムで文字コード体系が異なるために,Groupmax Mailから送信したメールの添付ファイルが半角片仮名,および全角文字を含む名称を持つ場合,受信先メールシステムで添付ファイルの名称が正しく表示されないことがあります。
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