7.4.20 送信時間が2時間未来になってしまう(HP-UXのみ)

現象
送信時間が2時間未来になってしまう
要因
オペレーティングシステムにHP-UXを使用しいる場合,タイムゾーン(システムパラメタ)の設定がUSデフォルトになっている場合,16ビットクライアントでメール転送を行うと送信時間が2時間未来になってしまいます。
対処
以下の手順でタイムゾーンの設定を行ってください。
  • タイムゾーンの確認方法
  1. rootユーザでログインします。
  2. sam コマンドを実行します。
  3. Kernel Configurationを開きます。
  4. Configurable Parametereを開きます。
  5. timezoneという値が420(USデフォルト)になっていないか確認します。
  • タイムゾーンの変更方法
  1. rootユーザでログインします。
  2. sam コマンドを実行します。
  3. Kernel Configurationを開きます。
  4. Configurable Parametereを開きます。
  5. timezoneの値が420(USデフォルト)になっている場合,この値を540(時差9時間×60分)に変更します。
  6. 値を保存して終了します。
  7. オペレーティングシステムをリブートします。