2.3.4 edit_format

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 説明
(3) edit_sendformatで設定する値
(4) edit_recvformatで設定する値

(1) 機能

送受信するメールの書式の設定内容を変更します。

(2) 説明

プロンプト「smtpmng>」にサブコマンドのedit_formatを入力すると,次のようなメニューメッセージが表示されて,プロンプトが「edit_format>」に変わります。メニュー番号「3」またはサブコマンドの省略形「ef」を入力しても同じ結果になります。

次にedit_formatの実行例を示します。

smtpmng> edit_format
   設定する項目の番号を入力して下さい。
       0. 設定項目一覧の表示
       1. 現在の設定の表示
       2. 送信メールの書式に関する設定
       3. 受信メールの書式に関する設定
      99. edit_formatサブコマンドの終了
edit_format>

プロンプト「edit_format>」の状態で,送信メールの書式に関する設定を行なう場合にはメニュー番号「2」を,受信メールの書式に関する設定を行なう場合にはメニュー番号「3」を入力してください。次に,メニュー番号「2」または「3」を入力した場合の詳細を説明します。
メニュー番号2を入力した場合
メニュー番号「2」を入力すると,さらに送信に関するサブメニューが表示されて,プロンプトが「edit_sendformat>」に変わります。

edit_format> 2
設定する項目の番号を入力して下さい。
0. 設定項目一覧の表示
1. 現在の設定の表示
2.送信文字コード(主題,本文,ファイル名) (send_code)
3.半角仮名文字送信制御(kana_mode)
4.ロングファイル名の設定(long_fname)
5.リッチテキストファイル送信制御(send_rtf_body)
6.Internet送信モード(sendflag)
7.Internet送信者アドレス(send_envelope_from)
8.Message-IDフォーマット(msgid_mode)
9.受信者名公開(send_header_recipients_disclosure)
99.edit_sendformatサブコマンドの終了
edit_sendformat>

プロンプト「edit_sendformat>」の状態で,メニュー番号「2」から「9」のどれかを入力してください。メニュー番号を入力すると,次のように現在の設定値を表示してから,変更値と確認(Yes/No)の入力を求めてきます。また,設定項目によっては続けて関連項目を設定します。

edit_sendformat> 2                 [送信文字コード]
送信文字コードの設定:
   次の文字列を指定してください。
     "jis"  : JISコード
     "sjis" : SJISコード
     "euc"  : EUCコード
     "mime" : MIMEを使用
現在の設定値(SEND_CODE) ->  jis
変更する値  (SEND_CODE) -> mime
設定しますか?(Yes/No) Yes

メニュー番号3を入力した場合
edit_formatで,メニュー番号「3」を入力すると,さらに受信に関するサブメニューが表示されて,プロンプトが「edit_recvformat>」に変わります。

edit_format> 3
設定する項目の番号を入力してください。
0.設定項目一覧の表示
1.現在の設定値の表示
2.受信文字コード(主題,本文,ファイル名)(recv_code)
3.BCC受信者(bcc_recipients)
4.MIME構造情報ファイルの設定(mime_structure)
5.S/MIMEメールの受信方法の設定(secure_mime)
6.リッチテキスト本文連携情報の受信制御(recv_rtf_body_flag)
7.テキスト添付ファイルの文字変換(recv_text_file)
8.分割メールの受信制御(recv_message_partial)
99.edit_recvformatサブコマンドの終了
edit_recvformat>

プロンプト「edit_recvformat>」にメニュー番号「2」から「6」のどれかを入力してください。メニュー番号を入力すると,次のように現在の設定値を表示してから,変更値と確認(Yes/No)の入力を求めてきます。

edit_recvformat> 2                 [受信文字コード]
受信文字コードの設定:
   次の文字列を指定して下さい。
     "jis"  : JISコード
     "sjis" : SJISコード
     "euc"  : EUCコード
現在の設定値(RECV_CODE) ->  jis
変更する値 (RECV_CODE) -> sjis
設定しますか?(Yes/No) Yes

プロンプト「edit_sendformat>」または「edit_recvformat>」に99を入力するとサブニューを終了し,edit_formatのメニューが表示されプロンプトが「edit_format>」に変わります。

また,プロンプト「edit_format>」に99を入力するとサブコマンドを終了し,メインメニューが表示されプロンプトが「smtpmng>」に変わります。

(3) edit_sendformatで設定する値

edit_sendformatで設定できる値は次の11種類です。

(4) edit_recvformatで設定する値

edit_recvformatで設定できる値は次の6種類です。