インターネットからメールを受信した場合に,smtpgw0.hitachi.co.jp宛てのメール,およびsmtpgw1.hitachi.co.jp宛てのメールをそれぞれサーバA,サーバBに配送されるようにします。次に設定方法を示します。
- 内部メールサーバに定義されているMail - SMTPのドメインを定義するクラス定義(ここではサーバA用を'X',サーバB用を*Y*とします)を追加します。
なお,Mail - SMTPのドメインを決める場合には,必ず内部メールサーバのサブドメインとして位置付けてください。
CX smtpgw0.hitachi.co.jp※
CY smtpgw1.hitachi.co.jp※
- 注※
- この例では,内部メールサーバのドメインを"hitachi.co.jp"とし,Mail - SMTPのドメインを"hitachi.co.jp"にサブドメイン"smtpgw0","smtpgw1"を付けた場合を示しています。
- ルールセット0(S0)にサーバA宛ておよびサーバB宛てのドメインを持つアドレスを,それぞれのサーバに転送(受信)する定義を追加します。
R$+<@$=X> $#smtp※$@サーバAのドメイン$:$1<@$2>
R$+<@$=X.> $#smtp※$@サーバAのドメイン$:$1<@$2>
R$+<@$=Y> $#smtp※$@サーバBのドメイン$:$1<@$2>
R$+<@$=Y.> $#smtp※$@サーバBのドメイン$:$1<@$2>
- 注※
- "smtp"にはsendmail.cfのメーラ定義(sendmail.cf中で先頭が'M'で始まる記述)で,メーラとして[IPC]が設定されているエントリ(Mesmtpという定義が[IPC]に割り当てられていた場合は,"smtp"の個所に"esmtp")を指定してください。