5.3.1 Groupmaxサーバの設定

サーバAとサーバBでそれぞれのサブドメインを含むユーザのE-mailアドレスを登録します。

サーバA: xxx@smtpgw0.hitachi.co.jp

サーバB: yyy@smtpgw1.hitachi.co.jp

このように,ユーザの所属するサーバごとに異なるサブドメイン付きのE-mailアドレスをGroupmax Address Serverに登録する必要があります。

また,Groupmax Mailユーザからインターネットへメールを送信する場合,Groupmaxサーバから見ていちばん近くのMail - SMTPからインターネットへメールが送信されます。そのため,サーバAに登録されているユーザは基本的にはサーバAのMail - SMTPから送信され,サーバBに登録されているユーザはサーバBのMail - SMTPから送信されます。

メールのルーティングの詳細はマニュアル「Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド 基本操作編」(Windows用)を参照してください。

システム構築時の考慮点
各サーバ(ファイルサーバも含めます)にユーザを登録する場合,インターネットとメールを送受信するユーザ数が各サーバで均等になるように登録すると,一方のMail - SMTPに負荷が集中することなく,安定して運用できます。
例えば,サーバAとサーバBを含めた全体のユーザ数が5,000人で,このうちインターネットとメールを送受信するユーザが3,000人いる場合は,この3,000人のユーザをサーバAに1,500人,サーバBに1,500人ずつ登録します。
 

各サーバへのユーザの登録が完了したら,サーバAおよびサーバBでMail - SMTPを設定します。