データベース,X.400のインタフェース,Mail - SMTP,sendmailの各環境は,それぞれ別々に設定する必要があります。ここでは,各環境の概要について説明します。
X.400のインタフェース環境を設定するには,サーバにMail - SMTPゲートウェイを登録する必要があります。ゲートウェイ名は,smtpgwです。登録方法については,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド 基本操作編」(Windows用)を参照してください。
Mail - SMTPの環境を設定するには,次の情報に必要な値を設定します。
なお,Mail - SMTPの環境を設定する場合には,必ず先にX.400のインタフェース環境を設定してください。
これらの情報は,それぞれ次のファイルに格納します。
(rfc1327-mapping1,rfc1327-mapping2)
(index.db,data.db)
環境設定に必要な各情報をファイルに格納するには,smtpmngコマンドおよびdbmapコマンドを使用します。環境設定の方法については「2. Mail - SMTPの環境設定」を参照してください。また各情報を格納したファイルについては「4. Mail - SMTPのアドレスマッピングルール」を参照してください。
sendmailを利用するには,ファイルsendmail.cfに,処理方法を指定した記述を追加します。追加する記述については,「3. sendmailの環境設定」を参照してください。