Mail - SMTPの運用サーバを変更したり,ハードウェア交換に伴う環境の移行を行う場合には,次の手順で設定してください。
- 旧マシンでバックアップ
- 送信制限を行っている場合に,送信制限を解除しメール送信します。
送信サイズの制限(SEND_BODY_SIZE_LIMIT)の設定を行っていて,メールが送信キューから処理されない場合は,送信サイズの制限を解除してメールを処理させてください。送信サイズの制限の解除方法については「2.3.5 edit_option」を参照してください。
- Geoupmaxサーバおよびsendmailから配信されるメールを処理し,キューを空にします。
先にsendmailのプロセスおよびGroupmax Mail Serverを停止させます。その後,Mail - SMTPの受信キュー(gwq)と送信キュー(smq)にファイルがなくなったことを確認してからMail - SMTPのサービスを停止します。
- 設定ファイルをバックアップします。
Mail-SMTPについては以下のディレクトリ配下のファイルをバックアップ願います。
- smtpdir直下の全ファイル
- logdir以下のファイル
- 新マシンの環境構築
- Mail - SMTP をインストールします。
- サーバ環境の移行を行います。
- サーバにゲートウェイ登録します。
サーバ側のゲートウェイ登録を行います。この時,ゲートウェイ登録する際のC,ADMD,PRMDは,旧環境と同じ値を設定してください。
- バックアップしたファイルを移行後の環境にコピーします。
- Groupmax Address Serverが起動されている状態で,dbmapコマンドを実行してください。