Groupmax Document Manager Version 6 システム管理者ガイド

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9.3.2 ユーザが対処できない障害の場合

ユーザが対処できない障害が発生した場合は,システム管理者に連絡する必要があります。Document Managerのオンラインヘルプに「システム管理者に連絡してください」とあるメッセージが出力された場合は,システム管理者に連絡してください。

システム管理者に連絡する場合は,障害が発生した時点の障害情報を採取しておく必要があります。

次に,採取しておく必要がある情報の内容と採取方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 採取しておく情報の種類
(2) 採取方法

(1) 採取しておく情報の種類

採取しておく必要がある情報を次に示します。

(2) 採取方法

それぞれの情報の採取方法について説明します。

(a) 操作手順の記録

障害が発生するまでの詳細な操作手順を記録して,どのような状況で発生した障害かを明確にしておく必要があります。

障害が発生した画面のハードコピーや,操作内容の詳細なメモなどを取るようにしてください。

(b) メッセージ

障害が発生した時に出力されたDocument Manager及びオブジェクトサーバのメッセージを採取します。採取する内容は,障害の要因によって異なりますので,メッセージの要因から次のどちらを採取するかを判断してください。

(c) アクセスログ

環境設定で,アクセスログを出力する設定をしている場合は,次の三つのファイルを取得してください。

(アクセスログファイル)

(アクセスログ定義ファイル)

(d) 文書配布ログ

文書配布機能を使用している場合は,次の四つのファイルを取得してください。

(エクスポートログファイル)

(インポートログファイル)

(e) 文書配布エラーメッセージファイル

文書配布機能を使用している場合は,次のファイルを取得してください。

(エクスポートログファイル)

(f) 環境設定情報

次のレジストリキー下のレジストリ情報を取得してください。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\HITACHI\GroupInfoshareServer

(g) AP情報ファイル

次のファイルを取得してください。

(Document Managerの組み込みのパス名)\etc\ap.cfg

(h) TS情報管理ファイル

全文検索機能を使用している場合は,次のファイルを取得してください。

(Document Managerの組み込み先のパス名)\etc\ts.cfg

(i) 連携サーバ管理ファイル

次の四つのファイルを取得してください。

(j) サーバ情報管理ファイル

次のファイルを取得してください。

(Document Managerの組み込み先のパス名)\adm\isinit.dat

(k) トレースファイル

トレースファイルはマップトファイルで管理していますので,次の二つのファイルを取得してください。

(l) 例外ダンプファイル

次のファイルを取得してください。

(Document Managerの組み込み先のパス名)\tmp\ISexpdmp.xxx

(m) サーバ機能管理ファイル

次のファイルを取得してください。

(Document Managerの組み込み先のパス名)\shared\ISipcmsg.que

(n) ローカルグループファイル

ローカルグループファイルを使用して運用している場合は,次のファイルを取得してください。

(Document Managerの組み込み先のパス名)\etc\localgrp.txt

(o) イベント通知リストファイル

イベント通知機能を使用している場合は,次のファイルを取得してください。

(Document Managerの組み込み先のパス名)\etc\apnotify.txt

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