Groupmax Document Manager Version 6 システム管理者ガイド

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5.2.3 ディレクトリ構成の決定

Document Managerは,NTFSファイルシステムを前提としています。これまでに決定した内容を基に,次のディレクトリのパス名を決定します。

なお,次に示すディレクトリは,ネットワークドライブに作成して使用することはできません。

<この項の構成>
(1) 組み込み先ディレクトリ
(2) 作業領域ディレクトリ
(3) 文書実体ファイル格納ディレクトリ
(4) スプールディレクトリ
(5) 文書配布ディレクトリ
(6) オブジェクトサーバ関連のディレクトリ
(7) 全文検索サーバのテキストデータベースのディレクトリ
(8) ディレクトリ構成を決定する際の注意

(1) 組み込み先ディレクトリ

デフォルトは,

「(システムドライブ) :\WIN32APP\HITACHI\Groupmax\GroupIS」です。

デフォルトのパス名のうち,

「(システムドライブ) :\WIN32APP\HITACHI\Groupmax」の部分は,組み込み時にシステム管理者が任意に指定できます。

なお,システムドライブは,Windows NTが組み込まれているドライブです。

(2) 作業領域ディレクトリ

システム管理者が環境初期化ユティリティで指定します。

デフォルトは,「(Document Managerの組み込み先のパス名)\ISusers」です。ユーザが指定した場合は,「(ユーザが指定したディレクトリのパス名)\ISusers」です。なお,このマニュアルではこの二つのディレクトリを総称して「作業領域ディレクトリ」と呼びます。

(3) 文書実体ファイル格納ディレクトリ

システム管理者が環境初期化ユティリティで指定します。

デフォルトは,「(Document Managerの組み込み先のパス名)\ISdoc」です。ユーザが指定した場合は,「(ユーザが指定したディレクトリのパス名)\ISdoc」です。なお,このマニュアルではこの二つのディレクトリを総称して「文書実体ファイル格納ディレクトリ」と呼びます。

(4) スプールディレクトリ

システム管理者が環境初期化ユティリティで指定します。

デフォルトは,「(Document Managerの組み込み先のパス名)\ISspool」です。ユーザが指定した場合は,「(ユーザが指定したディレクトリのパス名)\ISspool」です。なお,このマニュアルではこの二つのディレクトリを総称して「スプールディレクトリ」と呼びます。

(5) 文書配布ディレクトリ

システム管理者が環境初期化ユティリティで指定します。

デフォルトは,「(Document Managerの組み込み先のパス名)\ISreplic」です。ユーザが指定した場合は,「(ユーザが指定したディレクトリのパス名)\ISreplic」です。なお,このマニュアルではこの二つのディレクトリを総称して「文書配布ディレクトリ」と呼びます。

(6) オブジェクトサーバ関連のディレクトリ

オブジェクトサーバ関連のディレクトリについては,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。

なお,ディレクトリ構成を決定する場合は,次のことに注意してください。

(7) 全文検索サーバのテキストデータベースのディレクトリ

ファイルシステムを決定する場合は,次のことに注意してください。

(8) ディレクトリ構成を決定する際の注意

ディレクトリ構成を決定する場合は,次の点に注意してください。

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