Document Managerは,NTFSファイルシステムを前提としています。これまでに決定した内容を基に,次のディレクトリのパス名を決定します。
なお,次に示すディレクトリは,ネットワークドライブに作成して使用することはできません。
(1) 組み込み先ディレクトリ
デフォルトは,
「(システムドライブ) :¥WIN32APP¥HITACHI¥Groupmax¥GroupIS」です。
デフォルトのパス名のうち,
「(システムドライブ) :¥WIN32APP¥HITACHI¥Groupmax」の部分は,組み込み時にシステム管理者が任意に指定できます。
なお,システムドライブは,Windows NTが組み込まれているドライブです。
(2) 作業領域ディレクトリ
システム管理者が環境初期化ユティリティで指定します。
デフォルトは,「(Document Managerの組み込み先のパス名)¥ISusers」です。ユーザが指定した場合は,「(ユーザが指定したディレクトリのパス名)¥ISusers」です。なお,このマニュアルではこの二つのディレクトリを総称して「作業領域ディレクトリ」と呼びます。
(3) 文書実体ファイル格納ディレクトリ
システム管理者が環境初期化ユティリティで指定します。
デフォルトは,「(Document Managerの組み込み先のパス名)¥ISdoc」です。ユーザが指定した場合は,「(ユーザが指定したディレクトリのパス名)¥ISdoc」です。なお,このマニュアルではこの二つのディレクトリを総称して「文書実体ファイル格納ディレクトリ」と呼びます。
(4) スプールディレクトリ
システム管理者が環境初期化ユティリティで指定します。
デフォルトは,「(Document Managerの組み込み先のパス名)¥ISspool」です。ユーザが指定した場合は,「(ユーザが指定したディレクトリのパス名)¥ISspool」です。なお,このマニュアルではこの二つのディレクトリを総称して「スプールディレクトリ」と呼びます。
(5) 文書配布ディレクトリ
システム管理者が環境初期化ユティリティで指定します。
デフォルトは,「(Document Managerの組み込み先のパス名)¥ISreplic」です。ユーザが指定した場合は,「(ユーザが指定したディレクトリのパス名)¥ISreplic」です。なお,このマニュアルではこの二つのディレクトリを総称して「文書配布ディレクトリ」と呼びます。
(6) オブジェクトサーバ関連のディレクトリ
オブジェクトサーバ関連のディレクトリについては,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。
なお,ディレクトリ構成を決定する場合は,次のことに注意してください。
(7) 全文検索サーバのテキストデータベースのディレクトリ
ファイルシステムを決定する場合は,次のことに注意してください。
(8) ディレクトリ構成を決定する際の注意
ディレクトリ構成を決定する場合は,次の点に注意してください。