ここでは,Windows NTクラスタを使用するための,Document Managerの環境の初期化と環境設定について説明します。なお,Document Managerの環境設定の詳細については,「5. Document Managerの環境設定」を参照してください。
(1) 環境の初期化
アクティブノードとスタンバイノードの環境の初期化について説明します。
(a) アクティブノードの環境の初期化
アクティブノードの環境初期化ユティリティを実行して,Document Managerの環境を初期化します。なお,環境初期化ユティリティの詳細については,オンラインヘルプを参照してください。
(b) スタンバイノードの環境の初期化
スタンバイノードでは,環境初期化ユティリティを使用した環境の初期化はしません。
(2) 環境設定
アクティブノードとスタンバイノードの環境設定をします。
(a) 環境情報のコピー
スタンバイノードでは,環境情報として,アクティブノードで作成した環境ファイルをコピーして使用します。
アクティブノードの(Document Manager組み込み先パス名)¥etc以下のファイルを,スタンバイノードの(Document Manager組み込み先パス名)¥etc以下にコピーしてください。
(b) アクティブノードの環境設定
アクティブノードの環境設定ユティリティを実行して,Document Managerの環境を設定します。なお,環境設定ユティリティの詳細については,オンラインヘルプを参照してください。
(c) スタンバイノードの環境設定
スタンバイノードでは,環境設定ユティリティを使用した環境設定はしません。