8.26 フォルダ階層を移動する
この節では,フォルダ階層移動ユティリティの機能について説明します。
- <この節の構成>
- (1) 機能
- (2) 起動方法
- (3) 文法
- (4) 注意事項
(1) 機能
フォルダ階層移動ユティリティは,指定したフォルダ以下のフォルダ階層を移動先フォルダの下位に移動します。
(2) 起動方法
フォルダ階層移動ユティリティを起動する前に,次の準備をしてください。
- Windows NTにシステム管理者でログインする
- オブジェクトサーバを起動する
- Groupmax Addressと連携している場合は,Groupmax Addressサーバを起動する
- Document Managerサーバを起動する
- コマンドプロンプトを起動する
- 文法に従ってコマンドを入力する
(3) 文法
(a) 形式
ISmvfldr -f 移動対象フォルダのオブジェクトID -n 移動先の親フォルダのオブジェクトID
(b) オプション
- -f 移動対象フォルダのオブジェクトID
- 移動対象のフォルダのオブジェクトIDを指定します。
- -n 移動先の親フォルダのオブジェクトID
- 移動先フォルダのオブジェクトIDを指定します。
(4) 注意事項
- このコマンドを実行できるのは,Windows NTのシステム管理者だけです。
- ほかのユーザがログインしているときは実行できません。
- -fオプション,-nオプションで指定するフォルダのオブジェクトIDは,クライアントやISlsfldrコマンドを使用してあらかじめ調べておくようにしてください。