8.8 文書配布情報を取り込む
この節では,インポートユティリティ(ダイアログ)の機能について説明します。
- <この節の構成>
- (1) 機 能
- (2) 起動方法
- (3) 注意事項
(1) 機 能
インポートユティリティ(ダイアログ)は,配布されたエクスポートファイルを,Document Managerデータベースに取り込むユティリティです。
(2) 起動方法
インポートユティリティ(ダイアログ)を起動する前に,次の準備をしてください。
- Windows NTにシステム管理者でログインする
- オブジェクトサーバを起動する
- Groupmax Addressと連携している場合は,Groupmax Addressサーバを起動する
- Document Managerサーバを起動する
- Bibliotheca2 TextSearchと連携している場合は,Bibliotheca2 TextSearch Server Version 2を起動する
- 文書配布送受信デーモンを終了する
- 取り込むエクスポートファイルを配布先サーバの作業ディレクトリ((文書配布ディレクトリ)¥import)に複写する
- 「インポート機能」アイコンを開く
「Document Manager インポート機能」ダイアログボックスが表示されます。
- 「取り込む配布用定義ファイル名称」「パスワード」に入力する
- 「OK」を選択する
指定したエクスポートファイルがDocument Managerデータベースに取り込まれます。
- 「終了」を選択する
「Document Manager インポート機能」ダイアログボックスが閉じます。
(3) 注意事項
- ほかのユーザがDocument Managerサーバにログインしている場合は,このユティリティは実行できません。サーバからログアウトさせてから,実行してください。
- エラーが発生した場合のメッセージは,エラーメッセージファイル((スプールディレクトリ)¥グループ名+タイムスタンプ.msg)に出力されます。
- Windows NT 4.0使用時,「参照」ボタンで表示されるファイル選択ダイアログボックスから,取り込む配布用定義ファイル名称をネットワークコンピュータ上から選択すると,ファイル名はUNC(Universal Naming Convention)名で指定されます。Document Managerでは,UNC名でのファイル指定を許していないため,処理実行時にエラーとなります。エラーとなった場合は,ネットワークドライブの割り当てでドライブとして割り当てをしてから,該当ドライブのファイルを選択してください。
- このユティリティでは,エクスポートユティリティ(ISexport)で作成されたエクスポートファイルを取り込むことはできません。エクスポートユティリティ(ISexport)で作成されたエクスポートファイルを取り込む場合は,コマンドから実行するインポートユティリティ(ISimport)を使用してください。