ここでは,全文検索サーバと連携する場合の注意事項について説明します。
(1) 全文検索サーバに登録できるテキストファイルの最大サイズ
全文検索サーバには,最大982,974バイトのテキストファイルを登録できます。
(2) 全文検索サーバに登録できるテキストファイル数
Infoshare/TextSearchのテキストデータベースには,最大25,000件のテキストファイルを登録できます。また,一般文書のバージョンごとに1件ずつテキストファイルを登録できます。したがって,各バージョンのテキストファイルを登録している場合は,25,000文書分は登録できません。
Bibliotheca2 TextSearchに登録できるテキストファイルの件数は,Bibliotheca2 TextSearchで作成したテキストデータベースの最大量に依存します。なお,Bibliotheca2 TextSearchのテキストデータベースには,一般文書の最新バージョンに対応するテキストファイルだけを登録できます。
(3) 全文検索サーバに登録できる文字
Infoshare/TextSearchには,次の文字を登録できます。
上記以外の文字がテキストファイルに含まれる場合は,そのコードを無視して登録します。上記の文字以外の文字を指定して検索した場合,検索されないか又はエラーになります。また,Infoshare/TextSearchの場合,TextSearch DBユティリティを使ってテキストデータベースを作成するとき,改行コード,スペース及び水平タブを検索可能にするオプションを指定しない場合,これらの文字を使って検索しても,検索されないかエラーになります。
なお,Bibliotheca2 TextSearchに登録できる文字については,マニュアル「Bibliotheca2 TextSearch Version 2 システム管理者ガイド」を参照してください。
(4) Bibliotheca2 TextSearch Server Version 2の起動とテキストデータベースのオープン
全文検索サーバとしてBibliotheca2 TextSearchを使用する場合,Bibliotheca2 TextSearch Server Version 2を起動して,テキストデータベースをオープンしておく必要があります。Bibliotheca2 TextSearch Server Version 2の起動方法及びテキストデータベースをオープンする方法については,マニュアル「Bibliotheca2 TextSearch Version 2 システム管理者ガイド」を参照してください。
(5) Document Managerデータベースとテキストデータベースの同期
文書を作成した時に全文検索サーバへテキストファイルを登録しなかったり,システムが実行するテキストデータベースからの削除に失敗した場合,Document Managerデータベースとテキストデータベースの同期が取れていません。この場合,全文検索用テキスト登録・削除ユティリティ(IStssync)を実行して,Document Managerデータベースとテキストデータベースの同期を取ってください。全文検索用テキスト登録・削除ユティリティの使用方法については,「8.23 テキストファイルを登録又は削除する」を参照してください。