8.21 一般文書を圧縮する
この節では,文書ファイル圧縮ユティリティの機能について説明します。
- <この節の構成>
- (1) 機 能
- (2) 起動方法
- (3) 文 法
- (4) 注意事項
(1) 機 能
Document Managerデータベースに格納されている一般文書を圧縮します。
(2) 起動方法
文書ファイル圧縮ユティリティを起動する前に,次の準備をしてください。
- Windows NTにシステム管理者でログインする
- オブジェクトサーバを起動する
- Groupmax Addressと連携している場合は,Groupmax Addressサーバを起動する
- Document Managerサーバを起動する
- コマンドプロンプトを起動する
- 文法に従ってコマンドを入力する
(3) 文 法
(a) 形式
IScomprs 〔-f フォルダID〕
(b) オプション
- -f フォルダID
- 圧縮する一般文書が属するフォルダのフォルダIDを16進文字列で指定します。ここで指定したフォルダの下位にあるフォルダ及び一般文書がすべて圧縮されます。省略すると,Document Managerデータベースに格納されているすべての一般文書が圧縮されます。
(4) 注意事項
- このユティリティを実行できるのは,Windows NTのシステム管理者だけです。
- ほかのユーザがDocument Managerサーバにログインしている場合は,このユティリティは実行できません。サーバからログアウトさせてから,実行してください。
- このユティリティを実行する前に,環境設定ユティリティの「文書ファイル圧縮」を「use」に指定してください。
- このユティリティの実行性能は,文書実体ファイルのサイズに比例します。したがって,圧縮の対象になる文書実体ファイルサイズの合計値が大きいと,非常に時間を要する場合があります。この場合は,必要に応じて,下位フォルダから順番にユティリティを実行してください。なお,1フォルダ直下にある文書の文書実体ファイルのサイズの合計値が大きい場合は,一時的にフォルダを分割してユティリティを実行してください。