Document Managerは,Windows NT 4.0 Enterprise Editionを使用した,Windows NTクラスタの機能を使用できます。この機能を使用すると,Groupmaxシリーズサーバのデータベース及びDocument Managerの文書実体ファイルを共有ディスク上で管理して,可用性と信頼性の向上が図れます。
Windows NTクラスタでは,システムにアクティブノードとスタンバイノードを用意することで,サーバに障害が発生したときにもう一方のサーバに短時間で自動切り替えができます。これによって,停止時間を最小限にできます。また,手動でサーバの切り替えをすることもできます。
図J-1に,Windows NTクラスタの構成の概要を示します。
図J-1 Windows NTクラスタの構成の概要