付録J.5 オブジェクトサーバの定義
ここでは,Windows NTクラスタを使用する場合に必要な,オブジェクトサーバの定義について説明します。
オブジェクトサーバのファイルを,次のように設定してください。なお,オブジェクトサーバの各ファイルでの定義方法については,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。
- 初期設定パラメタファイルの定義
Document Managerデータベースの初期設定情報として,fileパラメタの-nオプションに指定するパス名に,共有ディスク上のパス名を指定します。
- システム共有定義ファイルの定義
- dbm_masterパラメタに指定するマスタディレクトリのパス名,及びujfileパラメタに指定するユーザジャーナル出力先のパス名に,共有ディスク上のパス名を指定します。
- Groupmax Object Server Version 6を使用する場合は,setjnl_output_fileの定義を追加します。このとき,簡易ジャーナルの出力先ファイルのパス名に,共有ディスク上のパス名を指定します。
- ステータスファイル及びシステムジャーナルファイルの作成(Groupmax High-end Object Server Version 6を使用する場合)
ステータスファイル及びシステムジャーナルファイルを共有ディスク上に作成します。
システム共通定義ファイル,ステータスファイル及びシステム共通定義ファイルは,アクティブノード及びスタンバイノードで同じにします。アクティブノードで作成したものを,スタンバイノードにコピーしてください。