一般文書を圧縮して管理できます。圧縮することで,一般文書を格納するためのディスク容量を節約できます。さらに,圧縮した一般文書を文書配布機能で配布するとき,ファイルの転送時間を短縮できます。
圧縮できるファイルの種類は次のとおりです。
(1) 一般文書の圧縮の操作
一般文書は,サーバ及びクライアントの両方から圧縮の指示ができます。クライアントで文書の圧縮及び圧縮の解除をすると,サーバでの負荷を軽減できます。ただし,クライアントマシンの処理能力によっては処理に時間を要する場合があります。したがって,一般文書はなるべくサーバ側で圧縮し,必要に応じてクライアントで圧縮してください。
(a) サーバでの一般文書の圧縮
一般文書を圧縮するかどうかは,環境設定ユティリティに指定します。
環境設定ユティリティの「文書ファイル圧縮」にuseを指定すると,一般文書は次のように圧縮されます。
ただし,Document Managerサーバから作業領域に一般文書を取り出す場合は,圧縮されたファイルは伸長されます。
(b) クライアントでの一般文書の圧縮
Groupmax Integrated Desktopのメニューから圧縮を指定した場合,一般文書はクライアントで圧縮してサーバに格納されます。
Groupmax Integrated Desktopのメニューから圧縮の解除を指定した場合,一般文書は圧縮した状態で取り出された後,クライアントで圧縮解除されます。
(2) 既存の一般文書の圧縮
Document Managerデータベースに格納されている既存の一般文書を圧縮するには,文書ファイル圧縮ユティリティを使用します。文書ファイル圧縮ユティリティについては,「8.21 一般文書を圧縮する」を参照してください。
(3) 圧縮されたファイルの伸長
圧縮されてDocument Managerデータベースに格納されている一般文書を伸長するには,文書ファイル圧縮解除ユティリティを使用します。文書ファイル圧縮解除ユティリティについては,「8.22 一般文書の圧縮を解除する」を参照してください。