8.32 文書をフォルダ,一般文書データベース,分類索引,分類又は文書単位で一括して移動する
この節では,文書一括移動ユティリティの機能について説明します。
- <この節の構成>
- (1) 機能
- (2) 起動方法
- (3) 文法
- (4) 注意事項
(1) 機能
フォルダ,一般文書データベース,分類索引・分類又は文書単位で,移動先フォルダに文書を一括して移動します。
(2) 起動方法
文書一括移動ユティリティを起動する前に,次の準備をしてください。
- Windows NTにシステム管理者でログインする
- オブジェクトサーバを起動する
- Groupmax Addressと連携している場合は,Groupmax Addressを起動する
- Document Managerサーバを起動する
- コマンドプロンプトを起動する
- 文法に従って入力する
(3) 文法
(a) 形式
ISmvdoc
{-f 移動元フォルダID | -c 移動元一般文書データベースID
| -v 移動元分類ID | -d 移動対象文書ID }
-t 移動先フォルダID
〔-s〕
(b) オプション
- -f 移動元フォルダID
- 移動対象文書の移動元フォルダのフォルダIDを指定します。
- -c 移動元一般文書データベースID
- 移動対象文書の移動元一般文書データベースの文書データベースIDを指定します。
- -v 移動元分類ID
- 移動対象文書の移動元分類索引又は分類の分類IDを指定します。
- -d 移動対象文書ID
- 移動対象文書の文書IDを指定します。
- -t 移動先フォルダID
- 移動対象文書の移動先フォルダのフォルダIDを指定します。
- -s
- 移動元に指定したフォルダ,一般文書データベース又は分類索引・分類の直下に格納された文書だけを移動対象とする場合に指定します。
(4) 注意事項
- このユティリティを実行できるのは,Windows NTのシステム管理者だけです。
- ほかのユーザがDocument Managerサーバにログインしている場合は,このユティリティは実行できません。サーバからログアウトさせてから,実行してください。
- -fオプション,-cオプション,-vオプション又は-tオプションで指定するそれぞれのIDは,クライアント又はISlsfldrコマンドなどのユティリティを使用して,あらかじめ調べておく必要があります。