8.20 一般文書を簡易一括登録する

この節では,簡易一括登録ユティリティについて説明します。

<この節の構成>
(1) 機能
(2) 起動方法
(3) 文法
(4) 注意事項

(1) 機能

ユーザが管理する既存のWordなどのアプリケーションで作成したファイルをユーザが作成した登録文書リストファイルに従い,Document Managerサーバが管理する一般文書データベースに一括して登録します。登録文書リストファイルの作成方法については,「7.4.3 簡易一括登録ユティリティを使用した一般文書の一括登録」を参照してください。なお,関連ファイル,及びフォーム文書データベースへの登録はできません。

(2) 起動方法

簡易一括登録ユティリティを起動する前に,次の準備をしてください。

  1. コマンドプロンプトを起動する
  2. 文法に従ってコマンドを入力する

(3) 文法

(a) 形式

ISregdoc

  -f 登録文書リストファイル名

  -d 登録文書データベース名

 〔-a ユーザ定義属性管理ファイル名〕

(b) オプション

-f 登録文書リストファイル名
一括登録の対象となる登録文書リストを記述したファイルの名称を絶対パスで指定します。
-d 登録文書データベース名
一括登録をする一般文書データベースの名称を指定します。
-a ユーザ定義属性管理ファイル名
登録対象文書の属性のうち,ユーザ定義属性の管理情報を記述したファイルの名称を絶対パスで指定します。ユーザ定義属性が登録文書リストファイル中に存在しない場合は省略できます。

(4) 注意事項

テキストファイルを登録する場合は,一般文書を登録する一般文書データベースにTS情報IDを設定しておく必要があります。また,このユティリティ実行時に全文検索サーバにテキストファイルを登録する場合は,環境設定ユティリティで「ユティリティのテキストファイル登録方法」に「auto」を指定してください。