8.33 文書をフォルダ,一般文書データベース,分類索引,分類又はフォーム文書データベースごと一括して削除する
この節では,一括削除ユティリティの機能について説明します。
- <この節の構成>
- (1) 機能
- (2) 起動方法
- (3) 文法
- (4) 注意事項
(1) 機能
指定したフォルダ,一般文書データベース,分類索引,分類又はフォーム文書データベースと,そこに登録されている文書を一括して削除します。
(2) 起動方法
一括削除ユティリティを起動する前に,次の準備をしてください。
- Windows NTにシステム管理者でログインする
- オブジェクトサーバを起動する
- Groupmax Addressと連携している場合は,Groupmax Addressを起動する
- Document Managerサーバを起動する
- コマンドプロンプトを起動する
- 文法に従って入力する
(3) 文法
(a) 形式
ISdelidx
{-f フォルダID | -c 一般文書データベースID
| -v 分類ID | -m フォーム文書データベースID }
〔-n〕〔-s〕 〔-p〕
(b) オプション
- -f フォルダID
- 削除するフォルダのフォルダIDを指定します。
- -c 一般文書データベースID
- 削除する一般文書データベースの文書データベースIDを指定します。
- -v 分類ID
- 削除する分類索引又は分類の分類IDを指定します。
- -m フォーム文書データベースID
- 削除するフォーム文書データベースのフォーム文書データベースIDを指定します。
- -n
- 削除対象に登録されている文書が編集モードで取り出されている場合もその文書を削除するときに指定します。このオプションを省略した場合,編集モードで取り出されている文書は削除されません。
- ただし,-mオプションを指定した場合は,このオプションの指定と関係なく,編集モードで取り出されているフォーム文書は削除されません。
- また,-vオプションを指定して-sオプションを省略した場合に,同時にこのオプションを指定すると,このオプションの指定は無効になります。
- -s
- 削除対象として分類IDを指定した場合に,その分類に登録された文書も削除する場合に指定します。このオプションを省略した場合,文書は削除されずにリンクだけが削除されます。
- このオプションは,-vオプションを指定した場合だけ有効です。
- -p
- このユティリティの実行中に出力される確認メッセージを出力しない場合に指定します。
(4) 注意事項
- このユティリティを実行できるのは,Windows NTのシステム管理者だけです。
- ほかのユーザがDocument Managerサーバにログインしている場合は,このユティリティは実行できません。サーバからログアウトさせてから,実行してください。