8.23 テキストファイルを登録又は削除する
この節では,全文検索用テキスト登録・削除ユティリティの機能について説明します。
- <この節の構成>
- (1) 機 能
- (2) 起動方法
- (3) 文 法
- (4) 注意事項
(1) 機 能
全文検索サーバにテキストファイルを登録します。又は,Document Managerデータベースから削除された文書のテキストファイルを,全文検索サーバから削除します。オペレーティングシステムのスケジューリング機能と組み合わせて,定期的にテキストファイルを登録又は削除できます。
さらに,登録するテキストファイルに不正がある場合は,不正のあるテキストファイルを全文検索サーバに登録しないよう設定できます。
(2) 起動方法
全文検索用テキスト登録・削除ユティリティを起動する前に,次の準備をしてください。
- Windows NTにシステム管理者でログインする
- オブジェクトサーバを起動する
- Groupmax Addressと連携している場合は,Groupmax Addressサーバを起動する
- Document Managerサーバを起動する
- Bibliotheca2 TextSearchと連携している場合は,Bibliotheca2 TextSearch Server Version 2を起動する
- コマンドプロンプトを起動する
- 文法に従ってコマンドを入力する
(3) 文 法
(a) 形式
IStssync〔-a{SYNC|CANCEL}〕
(b) オプション
- -a {SYNC|CANCEL}
- 全文検索用テキスト登録・削除ユティリティの動作を指定します。-aオプションを省略した場合は,SYNCが仮定されます。
- SYNC
- 全文検索サーバにテキストファイルを登録します。又は,文書を削除する時,全文検索サーバから削除されなかったテキストファイルを削除します。
- CANCEL
- 全文検索サーバに未登録のテキストファイルを全文検索サーバに登録できないように設定します。
(4) 注意事項
- このユティリティを実行できるのは,Windows NTのシステム管理者だけです。
- SYNCオプションを指定した場合は,全文検索サーバに登録できなかったテキストファイルの一覧を,テキスト登録エラーログファイルに出力します。全文検索サーバに登録できなかったテキストファイルについては,「7.11.2 ユティリティを使用したテキストファイルの登録と削除」を参照してください。
- CANCELオプションを指定する場合は,全文検索登録対象外ファイルを作成してください。全文検索登録対象外ファイルについては,「7.11.2 ユティリティを使用したテキストファイルの登録と削除」を参照してください。
- このユティリティは,夜間など,比較的サーバの負荷が少ないときに実行するようにしてください。