8.18 フォーム文書を取り込む
この節では,フォーム文書取り込みユティリティについて説明します。
- <この節の構成>
- (1) 機能
- (2) 起動方法
- (3) 文法
- (4) 注意事項
(1) 機能
作業用ディレクトリに出力されたフォーム文書の移行情報を基に,移行先のフォーム文書データベースにフォーム文書を取り込みます。
(2) 起動方法
フォーム文書取り込みユティリティを起動する前に,次の準備をしてください。
- Windows NTにシステム管理者でログインする
- オブジェクトサーバを起動する
- Groupmax Addressと連携している場合は,Groupmax Addressサーバを起動する
- Document Managerサーバを起動する
- コマンドプロンプトを起動する
- 文法に従ってコマンドを入力する
(3) 文法
(a) 形式
ISimform
-f フォーム文書データベース名
-d 移行情報出力ディレクトリ名
(b) オプション
- -f フォーム文書データベース名
- 移行先のフォーム文書データベースの名称を指定します。
- -d 移行情報出力ディレクトリ名
- フォーム文書移行情報を出力したディレクトリの名称を指定します。
(4) 注意事項
- このユティリティを実行できるのは,Windows NTのシステム管理者だけです。
- ほかのユーザがDocument Managerサーバにログインしている場合は,このユティリティは実行できません。サーバからログアウトさせてから,実行してください。
- ISimformコマンドによるフォーム文書の移行では,フォーム文書は,すべて新規に作成されます。このため,同一のフォーム文書移行情報を使って,複数回ISimformコマンドを実行した場合は,上書きされないで別文書として登録されます。