5.3 ユーザ情報の変更の例

ユーザ情報の変更のサンプルファイルは,<インストール先ディレクトリ>¥sample¥Uasya.csvです。このファイルを基にユーザ情報の変更の例を説明します。

<この節の構成>
(1) サンプルの説明
(2) ユーザ情報の変更手順

(1) サンプルの説明

サンプルファイルUasya.csvは,A株式会社の総務部経理課に所属する3人のニックネームを変更する場合のユーザ登録ファイルです。そのため,Uasya.csvのニックネームには,変更後の新しいニックネームが指定されています。

ニックネームはユーザ登録ファイルの処理区分C(変更)で変更できるため,処理区分にC(変更)を設定します。また,処理区分にCを設定した場合,SAVE_MB/LOAD_MBコマンドの実行は必要ありません。

(2) ユーザ情報の変更手順

ユーザ情報の変更の例として,サンプルファイルでユーザ情報を変更する手順を次に示します。

この例ではインストール先ディレクトリをc:¥Groupmax¥Addrと仮定しています。

  1. 本社サーバ(マスタ管理サーバ)でコマンドプロンプトを起動して,<インストール先ディレクトリ>¥binディレクトリにカレントディレクトリを変更します。
    次のように実行してください。
    cd c:¥Groupmax¥Addr¥bin
  2. 本社サーバ(マスタ管理サーバ)でgmaxchkコマンドを実行します。
    Uasya.csvをチェックします。次のように実行してください。
    gmaxchk -v c:¥Groupmax¥Addr¥sample¥Uasya.csv
  3. 本社サーバ(マスタ管理サーバ)でgmaxsetコマンドを実行します。
    新しいニックネームに更新します。次のように実行してください。
    gmaxset -v m c:¥Groupmax¥Addr¥sample¥Uasya.csv
  4. 本社サーバ(マスタ管理サーバ)でnxsrepstatコマンドを実行します。
    ニックネームの変更がレプリケーションされたかを確認します。次のように実行してください。
    nxsrepstat