UNIXモードの環境にWindows NT版の収集サーバを導入して,統合化モードにする設定手順を次に示します。
- 収集サーバにするWindows NTマシンを決め,そのマシンにWindows NT版のMail - Administrator Utilities 03-10をインストールします。
インストール方法は,「20.4.1 インストール」を参照してください。
- UNIXモード(既存)の収集サーバに,UNIX版のMail - Administrator Utilities 03-10をインストールします。
HI-UX/WE2マシンには,HI-UX/WE2のMail - Administrator Utilities 03-10をインストールしてください。HP-UXマシンには,HP-UXのMail - Administrator Utilities 03-10をインストールしてください。インストール方法は,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド ユティリティ編」(UNIX用)を参照してください。
- UNIX版の測定サーバをUNIXモードから削除します。
「23.2.1 UNIXモードの測定サーバを解除する」を参照してください。
- UNIX版の測定サーバを統合化モード対応にします。
「23.2.4 UNIXモードの測定サーバを統合化モード対応にする」を参照してください。
- すべてのUNIX版の測定サーバでACT_dmn startによりMail稼働管理デーモン(gactmain,gactdmnd)を起動します。
スーパーユーザで起動してください。
- 収集サーバの稼働管理システムメンテナンスプログラムで,すべてのUNIX版の測定サーバを設定してください。
設定方法は,「21.5.4 測定サーバを設定/解除する」を参照してください。
- 注意
- 統合化モードに切り替える前に取得した稼働結果は,UNIXモード(既存)の収集サーバで集計されます。切り替えた後に取得した稼働結果は,Windows NT版の収集サーバで集計されます。
- 切り替える前に「23.3.5 統合化モードとUNIXモードとの違い」を参照して,運用上問題がないことを確認してから作業をしてください。