2.7 兼任ユーザ情報の設定

ユーザ登録ファイルに,兼任ユーザの追加・削除・移動・変更を設定する場合に必要な項目を表2-5に示します。表2-5に記述のない項目には値を設定しないでください。

表2-5の項番は,ユーザ登録ファイルの70個の項目のうちの何番目に設定する項目であるかを示しています。

表2-5 兼任ユーザの追加・削除・移動・変更に必要な設定項目

項番設定項目追加(A)削除(D)※8移動(M)変更(C)
1組織種別(ユーザ)UUUU
3処理区分ADMC
5ユーザID1
7最上位組織ID
8所属組織ID2※2※3※4※7
9役職4
10日本語名
11英語姓
12英語名
13ニックネーム5
24引継フラグ
25電話番号4
26専用線番号4
27FAX番号4
28テレックス番号4
29アンサバックコード4
41タイプ66
45上長役職名4
46上長ユーザID4
64チェック部処理結果××××
65チェック部エラー要因
66実行部処理結果(M)××××
70実行部エラー要因6
(凡例)
○:必ず設定しなければならないことを示します。
●:必ず登録済みのデータを設定することを示します。
△:任意で設定することを示します。
▲:任意で,登録済みのデータを設定することを示します。
-:設定する必要がないことを示します。値を設定しないでください。
×:値を設定してはいけないことを示します。
上記以外:表中の値を設定することを示します。
注※1
追加(A)の場合には,主体ユーザのユーザIDを指定します。削除(D),移動(M),及び変更(C)の場合には,兼任ユーザのユーザIDを指定します。
注※2
最上位組織直下へ兼任ユーザを追加(A)又は移動(M)する場合は設定しないでください。
注※3
所属組織の変更は,同一最上位組織下の組織だけ指定できます。別の最上位組織下の組織を所属組織にする場合は,処理区分"M"(移動)で最上位組織IDと所属組織IDを変更してください。最上位組織直下以外のユーザを最上位組織直下に変更する場合,項目削除機能を使用して所属組織IDを削除してください。
注※4
これらの項目については,Address Serverに登録されている値を一括登録ユティリティを使って削除できます。詳細は「2.8.4 ユーザ登録ファイル作成時の注意事項」を参照してください。
注※5
追加(A)の場合に,指定しなかったときは自動生成されます。
注※6
表計算ソフトでユーザ登録ファイルを作成する場合には,半角スペースを設定してください。
注※7
兼任ユーザの所属組織を変更する場合,主体ユーザに設定されている兼任ユーザの所属組織の権利は引き継がれません。変更後の所属組織の権利が必要なときは再度設定してください。
注※8
兼任ユーザを削除すると,主体ユーザの権利組織が削除される場合があります。主体ユーザの権利組織が必要な場合は再度設定してください。