(a) 状態を表すメッセージ
KDGA21001-I Information Propagatorからの状態通知です。 -開始
- 対処
- Information Propagatorが実行を開始したことを示します。状態通知のため,対処は不要です。
KDGA21002-I Information Propagatorからの状態通知です。 -終了
- 対処
- Information Propagatorが実行を終了したことを示します。状態通知のため,対処は不要です。
KDGA21003-I Information Propagatorからの状態通知です。 -データ反映開始
- 対処
- Information PropagatorがAddress ServerのデータをGroupmax Directory Serverへ反映し始めたことを示します。状態通知のため,対処は不要です。
KDGA21004-I Information Propagatorからの状態通知です。 -データ反映終了
- 対処
- Information PropagatorがAddress ServerのデータをGroupmax Directory Serverへ反映し終えたことを示します。状態通知のため,対処は不要です。
KDGA21005-I Information Propagatorからの通知です。 -SMTP変換未サポートとして処理
- 対処
- X.400のO/R名からSMTPメールアドレスに変換するためのファイルが正しく設定されていないなどの理由で,変換機能なしで動作を続行します。設定を見直してください
KDGA21006-I Information Propagatorからの通知です。 -Gmax Directory Server停止中
- 対処
- ユーザの操作などでGroupmax Directory Serverが停止しています。状態通知のため,対処は不要です。
(b) 初期化中のエラーを表すメッセージ
KDGA22001-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-unknown
- 要因
- 初期化中にエラーが発生しました。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
KDGA22002-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-メモリ不足
- 要因
- メモリの確保に失敗しました。
- 対処
- 不要なアプリケーションを終了するなどしてリソースを確保してください。
KDGA22003-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-Gmax Directory Serverインストールディレクトリ取得失敗
- 要因
- Groupmax Directory Serverを正しくインストールしていない,又はインストール後にユーザがレジストリを削除したため,レジストリに登録されているインストール先ディレクトリが取得できませんでした。
- 対処
- Groupmax Directory Serverを再インストールしてください。
KDGA22004-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-Gmax Directory Serverインストールディレクトリ取得失敗<ディレクトリ名>
- 要因
- Groupmax Directory Serverを正しくインストールしていない,又はインストール後にユーザがディレクトリを削除したため,インストール先ディレクトリが取得できませんでした。<ディレクトリ名>には,Groupmax Directory Serverのインストール先ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- Groupmax Directory Serverを再インストールしてください。
KDGA22005-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-RAS出力ディレクトリエラー<ディレクトリ名>
- 要因
- Information Propagatorのトレース情報出力先ディレクトリの下にあるファイルに,同一名称のファイルが存在する又はアクセス権がないなどの理由でアクセスができません。<ディレクトリ名>には,トレース情報出力先ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- トレース情報出力先ディレクトリの存在,及びアクセス権を確認してください。
KDGA22006-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-RAS出力ディレクトリ作成失敗<ディレクトリ名>
- 要因
- アクセス権がないために,Information Propagatorのトレース情報出力先ディレクトリが作成できません。<ディレクトリ名>には,トレース情報出力先ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- トレース情報出力先ディレクトリを作成できる権利があるかを確認してください。
KDGA22007-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-RAS出力ファイル作成失敗<ディレクトリ名>
- 要因
- Information Propagatorのトレース情報出力先ディレクトリの下に,同一名称のファイルが存在する又はアクセス権がないなどの理由でファイルが作成できません。<ディレクトリ名>には,トレース情報出力先ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- RAS出力ファイルは「propa**.trc(**は数字)」という名称で作成されます。トレース情報出力先ディレクトリの下にあるRAS出力ファイルのアクセス権を確認してください。回復しない場合は,トレース情報出力先ディレクトリの下にあるファイル及びディレクトリを削除してください。
KDGA22008-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-RASレジストリ情報不正
- 要因
- Information Propagatorのトレース情報を記憶しているレジストリに異常があります。
- 対処
- Groupmax Directory Serverの再セットアップを行ってください。
KDGA22009-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-Gmax Addressレジストリ情報取得失敗
- 要因
- Address Serverをインストールしていないなどの理由でAddress Serverのレジストリ情報が取得できません。
- 対処
- Address Serverを再インストールしてください。
KDGA22010-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-Gmax Address環境エラー<ディレクトリ名>
- 要因
- Address Serverをインストールしていないなどの理由で,Address Serverのインストール先ディレクトリの情報が取得できません。<ディレクトリ名>には,Address Serverのインストール先ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- Address Serverを再インストールしてください。
KDGA22011-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-Gmax Directory Server情報取得失敗
- 要因
- Groupmax Directory Serverのセットアップを行っていないなどの理由で,Groupmax Directory Serverの情報が取得できません。
- 対処
- Groupmax Directory Serverのセットアップを実行します。
KDGA22012-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-SMTP変換処理初期化失敗
- 要因
- SMTP変換用ファイルに異常があります。
- 対処
- SMTP変換用ファイルを確認してください。
KDGA22013-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-Gmax Directory Serverダウン
- 要因
- Groupmax Directory Serverが未起動などの理由で接続できません。
- 対処
- 「Directory Server セットアップ」でGroupmax Directory Serverの設定を確認してください。
- 「コントロールパネル」の「サービス」アイコンで「Groupmax Directory Server」の状態が開始になっているか確認します。
KDGA22014-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-Gmax Directory Serverバインド失敗
- 要因
- Groupmax Directory Serverの設定ファイル(slapd.conf)に異常があるため接続できません。
- 対処
- slapd.confを編集した場合は元に戻し,再コンバートしてください。
KDGA22015-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-suffix取得失敗
- 要因
- Groupmax Directory Serverのsuffixが取得できないため初期化できません。
- 対処
- Groupmax Directory Serverセットアップを起動し設定を確認してください。
KDGA22016-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-エラーデータログ出力ディレクトリエラー<ディレクトリ名>
- 要因
- Information Propagatorのエラーデータログ出力ディレクトリの下にあるファイルに,アクセス権がない又は同一名称のファイルが存在するなどの理由でアクセスができません。<ディレクトリ名>には,エラーデータログ出力ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- エラーデータログ出力ディレクトリの存在,及びアクセス権を確認してください。
KDGA22017-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-エラーデータログ出力ディレクトリ作成失敗<ディレクトリ名>
- 要因
- Information Propagatorのエラーデータログ出力ディレクトリが,アクセス権がないために作成できません。<ディレクトリ名>にはエラーデータログ出力ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- エラーデータログ出力ディレクトリを作成できる権利があるかを確認してください。
KDGA22018-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-エラーデータログ出力ファイル作成失敗<ディレクトリ名>
- 要因
- Information Propagatorのエラーデータログ出力ディレクトリの下に,アクセス権がない又は同一名称のディレクトリが既に存在するなどの理由でファイルが作成できません。<ディレクトリ名>には,エラーデータログ出力ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- エラーデータログ出力ファイルは「propa**.log(**は数字)」というファイル名で作成されます。エラーデータログ出力ディレクトリの下にあるエラーデータログ出力ファイルのアクセス権を確認してください。回復しない場合は,エラーデータログ出力ディレクトリの下にあるファイル,及びディレクトリを削除してください。
KDGA22019-E Information Propagator初期化中にエラーが発生しました。-エラーデータログレジストリ情報不正
- 要因
- Information Propagatorのエラーデータログ情報を記憶しているレジストリに異常があります。
- 対処
- Groupmax Directory Serverの再セットアップを行ってください。
(c) 実行中のエラーを表すメッセージ
KDGA23001-E Information Propagatorでエラーが発生しました。-unknown
- 意味
- 障害受付窓口に連絡してください。
KDGA23002-E Information Propagatorでエラーが発生しました。-メモリ不足
- 要因
- メモリが不足したため,処理が続行できなくなりました。
- 対処
- ほかの不要なアプリケーションを終了してください。
KDGA23003-E Information Propagatorでエラーが発生しました。-ファイルオープン失敗<ディレクトリ名>
- 要因
- Information Propagatorの使用するファイルがオープンできませんでした。<ディレクトリ名>には,オープンできなかったファイルが格納されているディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- オープンできなかったファイルのアクセス権,及び名称を確認してください。
KDGA23004-E Information Propagatorでエラーが発生しました。-Groupmax Directory Serverへのアクセス権のエラー
- 要因
- Groupmax Directory Serverに対して登録する権利がありません。
- 対処
- slapd.confを修正した場合に発生します。slapd.confに対して行った修正を元に戻してください。
KDGA23005-E Information Propagatorでエラーが発生しました。-LDAPアクセスで致命的なエラー発生
- 要因
- 接続時のパスワードに誤りがあるか,LDAPを使用できない状況にあります。
- 対処
- slapd.confファイルのdn="cn=GmaxInformationPropagator,ou=Miscellaneous Servers,ou=~"のuserpasswordが書き換えられているため,パスワードの認証に失敗しています。Directory DBを作成し直してください。
KDGA23006-E Information Propagatorでエラーが発生しました。-RASファイル出力エラー<ディレクトリ名>
- 要因
- RAS出力ディレクトリの下にファイルが書き込めません。<ディレクトリ名>には,RAS出力ディレクトリ名が表示されます。
- 対処
- RASファイルは「propa**.trc(**は数字)」という名称で作成されます。RAS出力ディレクトリの下にあるRASファイルのアクセス権を確認してください。回復しない場合は,RAS出力ディレクトリの下にあるファイル及びディレクトリを削除してください。
KDGA23007-E Information Propagatorでエラーが発生しました。-エラーデータログファイル出力エラー<ディレクトリ名>
- 要因
- エラーデータログ出力ディレクトリの下にファイルが書き込めません。<ディレクトリ名>には,エラーデータログ出力ディレクトリが表示されます。
- 対処
- エラーデータログファイルは「propa**.log(**は数字)」という名称で作成されます。エラーデータログ出力ディレクトリの下にあるエラーデータログファイルのアクセス権を確認してください。回復しない場合は,エラーデータログ出力ディレクトリの下にあるファイル及びディレクトリを削除してください。