13.3.4 gmaxgsetコマンドのトラブルシューティング
- gmaxgsetコマンドを実行してもデータが登録されない
- 対処1
- グループ定義ファイルの処理区分が空欄の状態でgmaxgchkコマンドを実行している可能性があります。
- gmaxgexpコマンドを使ってグループ定義ファイルを作成した場合に,処理区分が空欄の状態でgmaxgchkコマンドを実行すると,レコード(行)の先頭に#が挿入されて,コメントとして扱われるため処理するデータがなくなります。
- 対処2
- グループ定義ファイルの実行結果欄が最初から「○」の可能性があります。gmaxgsetコマンドは実行結果欄が「○」の場合,そのレコード(行)は登録済みだと判断して登録処理を行いません。グループ定義ファイル,グループデータファイルを作成する場合,実行結果欄に値を設定しないでください。
- 対処3
- gmaxgchkコマンドを実行していない可能性があります。gmaxgsetコマンドで指定できるファイルはgmaxgchkコマンドですべてのレコード(行)のチェック結果欄が「○」になったファイルだけです。
- メンバの更新で,メンバを削除できない
- 対処
- メンバの更新で,すべてのメンバを削除するには,コメントだけのグループ定義ファイルを指定する必要があります。何も指定しない場合,メンバは更新されません。詳細は「9.4.3 グループ定義ファイルとグループデータファイル作成時の注意事項」を参照してください。
- gmaxgsetコマンド実行中にディスクフル,又はシャットダウンなどの障害が発生した
- 対処
- グループ定義ファイルの途中のレコードまで登録が完了していても,実行結果欄には○印が設定されません。gmaxgexpコマンドや運転席を使用して,どこまで登録が完了しているか確認してから,未登録部分だけを再実行してください。