2.8.1 ユーザ登録ファイルの基になるデータを用意する

データを用意する方法には次の二つがあります。

それぞれの方法について説明します。

<この項の構成>
(1) Address Serverが提供するユーザ登録ファイルのサンプルを利用する
(2) Address Serverに登録済みの情報を出力して利用する

(1) Address Serverが提供するユーザ登録ファイルのサンプルを利用する

Address Serverが提供するユーザ登録ファイルのサンプルは,次のディレクトリにあります。

<インストール先ディレクトリ>¥sample

ここから,サンプルファイルをコピーしてユーザ登録ファイルを作成します。なお,サンプルファイルの詳細は,「5. 一括登録ユティリティの使用例」を参照してください。

(2) Address Serverに登録済みの情報を出力して利用する

gmaxexpコマンドを使うと,Address Serverに登録済みの最上位組織,組織,ユーザの情報が,ユーザ登録ファイルと同じ70の項目を持つCSVファイルとして出力できます。登録済みの最上位組織,組織,ユーザの情報をすべて出力する場合は,マスタ管理サーバのコマンドプロンプトで次のように実行します。

<インストール先ディレクトリ>¥bin¥gmaxexp -a cgu <出力先ファイル名>

オプションなどの指定を変更すれば,特定のユーザの情報だけを出力したり,特定の組織に所属するユーザの情報だけを出力したりもできます。gmaxexpコマンドの詳細は,「4.1 登録済み情報の出力 gmaxexpコマンド」を参照してください。

出力したファイルを利用して,ユーザ登録ファイルを作成します。