レプリケーション情報の設定ダイアログから設定できる項目について説明します。
- 変更ログエントリ&スナップショットを作成する
- 変更ログエントリとスナップショットを作成する場合にチェックします。
- 変更ログエントリとは,自アドレス管理ドメインの登録情報の変更部分(ユーザや組織の追加・変更・削除など)を集めたものです。変更ログエントリがあれば,変更があった場合に登録情報をすべて更新しなくても,変更ログエントリの内容を反映するだけでデータべースを最新の状態にできます。
- スナップショットとは,自アドレス管理ドメインの登録情報の中でアドレス管理ドメイン間接続をした場合に必要になる属性だけを集めたものです。自アドレス管理ドメインの登録情報に比べて,登録情報から必要な属性だけを集めたスナップショットはデータのサイズが小さくなります。
- 変更ログエントリ用のデータべース格納ディレクトリ
- 変更ログエントリが格納されるディレクトリを指定します。デフォルトは<Groupmax Directory Serverインストール先ディレクトリ>¥config¥changelogです。
- スナップショット用のデータべース格納ディレクトリ
- スナップショットが格納されるディレクトリを指定します。デフォルトは<Groupmax Directory Serverインストール先ディレクトリ>¥config¥snapshotです。
- スナップショット作成日と開始時間の設定
- 作成日の設定は,「毎月」又は「毎週」を選択して指定します。
- 「毎月」を選択した場合は,毎月何日にスナップショットを作成するかを指定してください。
- 「毎週」を選択した場合は,毎週何曜日にスナップショットを作成するかを指定してください。
- 作成日を指定してから「追加」を選択するとリストボックスに作成日が表示されます。なお,スナップショット作成日は複数設定できます。削除する場合は,リストボックスから作成日を選んだ状態で,「削除」を選択してください。
- 開始時間は「時」と「分」で指定します。指定した時間からスナップショットの作成が開始されます。なお,開始時間はリストボックスに表示されたすべての作成日に対して有効になります。
- 注意
- スナップショットの作成日の指定はOR条件です。「毎月4日」と「毎週土曜日」にスナップショットを作成するように設定した場合,その月に4日は1回,土曜日は4回あればスナップショットは5回作成されます。ただし,4日と土曜日が重なっていたときには,スナップショットの作成回数は1回減って4回になります。