ユーザ任意情報のコマンドは,次の三つのコマンドで構成されます。
- adpdheadコマンド
ユーザが設定するユーザ任意情報の見出しを設定するコマンドです。システム管理者がこのコマンドを実行して見出し(例えば,社員番号,勤務地,プロフィールなどの項目)を登録することで,ユーザはクライアントからユーザ任意情報が参照・更新できるようになります。また,ユーザ任意情報の見出しを登録する以外に,登録した見出しのレプリケーションや登録内容の表示もできます。
- adpdaexpコマンド
ユーザがクライアントから設定した見出しの値を保存するコマンドです。このコマンドで見出しの値のバックアップが作成できます。
- adpdasetコマンド
adpdaexpコマンドで保存した見出しの値を回復するコマンドです。このコマンドで見出しの値をリストアすることができます。
- <この節の構成>
- 15.5.1 adpdheadコマンド
- 15.5.2 adpdaexpコマンド
- 15.5.3 adpdasetコマンド