4.2.3 gmaxchkコマンドの使用上の注意事項
- gmaxchkコマンド実行時,ユーザ登録ファイルが開いていないことを確認してください。ファイルを開いていると実行時にエラーになります。
- エラーがあった場合は修正した後,gmaxchkコマンドを再実行して,必ず,各レコードのすべての項目が正しく設定されていることを確認してください。
- メールボックスの保存以降の作業(SAVE_MBコマンド,gmaxsetコマンド,LOAD_MBコマンドの実行)を行う場合は,gmaxchkコマンドが完了した同一のユーザ登録ファイルをそのまま使用してください。コマンドごとに,別のユーザ登録ファイルを指定したり,ユーザ登録ファイルを編集したりしないでください。
- オプション-kに項目削除文字列を指定してgmaxchkコマンドを実行した場合,チェックしたユーザ登録ファイルの最終行にコメント行が追加されます。この行はgmaxsetコマンドが内部で使用するため,登録処理が完了するまで編集しないでください。
- オプション-kに項目削除文字列を指定したgmaxchkコマンドで同一ファイルを複数回チェックする場合,前回チェックをしたときの項目削除文字列と今回指定した項目削除文字列をチェックします。両者で項目削除文字列が一致しない場合,又は設定の有無が違う場合は,警告メッセージを表示して処理が継続されます。
- オプション-kに項目削除文字列を指定してチェックしたユーザ登録ファイルを02-31-/Cより前のバージョンの一括登録ユティリティで使用しないでください。
- gmaxchkコマンドでチェックが完了したユーザ登録ファイルを編集しないでください。編集する場合は,gmaxchkコマンドによってバックアップされたユーザ登録ファイルを修正して,gmaxchkコマンドを実行し直してください。レコード(行)の順番を変更するためにユーザ登録ファイルを編集した場合も,同様にgmaxchkコマンドを実行し直してください。詳細については,「2.8.4 ユーザ登録ファイル作成時の注意事項」の「(5) gmaxchkコマンド実行後にユーザ登録ファイルを修正する場合の注意点」を参照してください。
- gmaxchkコマンドを実行するとメール定義ファイル(gmaxmdef.csv)をチェックします。
- ユーザ登録ファイルのメールボックス容量に定義タイプを指定した場合,チェックで異常がないレコードのメールボックス容量は定義タイプから設定した容量に変換します。チェック前に指定していた定義タイプは括弧内に表示されます。
- 組織,ユーザのメールボックス容量を定義タイプで指定する場合,マスタ管理サーバのメール定義ファイルに指定したい容量を定義して,マスタ管理サーバでgmaxchkコマンドを実行してください。