ここでは,ユーザがクライアントから設定した見出しの値を保存する方法と,保存したデータを使用して見出しの値を回復する方法について説明します。
見出しの値の保存と回復を実行する場合,次のすべての条件を満たしているか確認してください。
見出しの値を保存する場合,コマンドプロンプトを起動してadpdaexpコマンドを実行します。adpdaexpコマンドの詳細については「15.5 ユーザ任意情報のコマンドリファレンス」を参照してください。
次のように指定してください。
例えば,Address Serverをd:¥Groupmax¥Addrにインストールし,保存するユーザのユーザ登録ファイルをc:¥temp¥user.csvに出力し,ログファイルをc:¥temp¥adpdaexp.logに出力し,ユーザ任意情報の設定値をc:¥work¥pdadataに保存する場合,コマンドプロンプト上で次のようにコマンドを実行してください。
d:¥Groupmax¥Addr¥bin¥adpdaexp -f c:¥temp¥user.csv -e c:¥temp¥adpdaexp.log -p A c:¥work¥pdadata
見出しの値を回復する場合,コマンドプロンプトを起動してadpdasetコマンドを実行します。adpdasetコマンドの詳細については「15.5 ユーザ任意情報のコマンドリファレンス」を参照してください。
次のように指定してください。
例えば,Address Serverをd:¥Groupmax¥Addrにインストールし,adpdaexpコマンドで保存したユーザ任意情報の設定値保存ファイルがc:¥work¥pdadata,ログファイルをc:¥temp¥adpdaset.logに出力する場合,コマンドプロンプト上で次のようにコマンドを実行してください。
d:¥Groupmax¥Addr¥bin¥adpdaset -f c:¥work¥pdadata -e c:¥temp¥adpdaset.log