23.3.4 03-00の稼働管理システムメンテナンスプログラムとの違い

Windows NTモード及び統合化モードで使用する稼働管理システムメンテナンスプログラムを変更しました。稼働情報管理アイコンを起動すると以下のような稼働管理システム・メンテナンスウィンドウが表示されます。「編集方法の設定」が追加されています。追加された機能以外はWindows NTモードと同じです。

<この項の構成>
(1) 編集方法を設定する

(1) 編集方法を設定する

CSVファイルに出力されるデータの編集方法を設定する操作について説明します。

注意
この設定を行う場合は,Windows NT版の測定サーバでは「Mail - Administrator Utilities」サービスを起動しておいてください。UNIX版測定サーバではMail稼働管理デーモン(gactmain,gactdmnd)を起動しておいてください。
(a) 操作手順
  1. 稼働管理システム・メンテナンスウィンドウを表示します。
    稼働情報管理アイコンを起動すると表示されます。

    [図データ]

  2. 編集方法の設定」を選び「OK」を選択します。
    編集方法の設定ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  3. 「組織毎情報の編集」グループの「第二階層組織単位に編集する」又は「全組織単位に編集する」を選択します。
    第二階層組織単位に編集する場合
    「第二階層組織単位に編集する」を選択します。03-00までのgm_touroku.csv及びgroupmaxnt.csvと同様に,最上位組織と最上位組織直下の組織単位で編集します。
    全組織単位に編集する場合
    「全組織単位に編集する」を選択します。gm_touroku.csv及びgroupmaxnt.csvは,全組織単位で編集します。
  4. 「掲示板アクセス編集」グループの「アクセス失敗時もカウント」又は「アクセス成功時のみカウント」を選択します。
    アクセス失敗時もカウントする場合
    「アクセス失敗時もカウント」を選択します。この場合に例えば権限がない掲示板に対して記事掲示を行うとエラーになりますが,この設定では記事掲示1回とカウントします。
    アクセス成功時だけカウントする場合
    「アクセス成功時のみカウント」を選択します。この場合に例えば権限がない掲示板に対して記事掲示を行うとエラーになりますが,この設定では記事掲示をカウントしません。
    注意
    Mail Serverのバージョンが03-00以前の測定サーバが存在する場合は,「アクセス成功時のみカウント」を選択すると正常に集計できなくなります。「アクセス成功時のみカウント」は,すべての測定サーバ上のMail Serverのバージョンを03-10以降にしてから指定してください。
  5. 編集方法の設定ダイアログで「OK」を選択します。