23.2.1 UNIXモードの測定サーバを解除する
手順を示します。
- すべての既存のUNIXモードの測定サーバのマシンを起動します。
- UNIXモード(既存)の収集サーバでACT_updateコマンドを実行します。
ACT_updateコマンドについては,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド ユティリティ編」(UNIX用)を参照してください。このコマンドで統合化モードに必要なコマンドなどを配布します。
- 変更する測定サーバ上で設定されているMail - Administrator Utilitiesの情報取得用のcron設定をすべて削除します。
ACT_daily,ACT_time,及びACT_rmfileコマンドがこれにあたります。なお,runacct,dodisk,ckpacct,monacct,及びfindコマンドは今後も必要ですので削除しないでください。
- 変更する測定サーバでACT_sndchkコマンドを実行します。
「未転送データ有り」で終了した場合は,/usr/GroupMail/ACCT/etc/ACT_rcp(HP-UX:/var/opt/GroupMail/ACCT/etc/ACT_rcp)を実行してください。ACT_sndchkコマンドで「未転送データなし」になるまで繰り返してください。ACT_rcpコマンドが正常に終了しない場合は,障害受付窓口に連絡してください。
- 変更する測定サーバの環境をバックアップします。
バックアップ対象は/usr/GroupMail/ACCT(HP-UX:/var/opt/GroupMail/ACCT)ディレクトリ以下のすべてのファイルとディレクトリです。バックアップを取得しないと手順7で削除してしまうため,元に戻すことができなくなります。
- UNIXモード(既存)の収集サーバの環境をバックアップします。
バックアップ対象は/usr/gmailadm(HP-UX:/var/opt/gmailadm)ディレクトリ以下のすべてのファイルとディレクトリです。バックアップを取得しないと手順7で削除してしまうため,元に戻すことができなくなります。
- UNIXモード(既存)の収集サーバでACT_setupコマンドを-delオプションで実行して,変更する測定サーバをUNIXモードから削除します。
ACT_setupコマンドについては,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド ユティリティ編」(UNIX用)を参照してください。
- 注意
- 手順3で示したrunacct,dodisk,ckpacct,及びmonacctコマンドは,統合化モードにした後は,収集サーバ上の稼働管理システムメンテナンスプログラムの実行スケジュールダイアログで設定する「測定サーバの集計開始時刻」より前に実行されるように設定してください。
- UNIXモードの時に取得した稼働結果は,UNIXモード(既存)の収集サーバで集計できます。集計方法は,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド ユティリティ編」(UNIX用)を参照してください。