gmaxexpコマンドで登録情報をファイルに出力し,そのファイルを編集してユーザ登録ファイルとして利用すれば,登録済みの情報を変更する場合のユーザ登録ファイルが簡単に作成できます。ここでは登録済みの電話番号を変更するユーザ登録ファイルを作成する例について説明します
- 営業1課の電話番号を変更するユーザ登録ファイル作成例
まず,gmaxexpコマンドで営業1課(組織ID:Aeigyo)の登録情報をc:¥temp¥data.csvファイルに出力します。出力したファイルを表計算ソフトなどで開いて,電話番号の部分だけを新しい番号に修正すれば,ユーザ登録ファイルの完成です。
例では,電話番号を045-123-1001から045-987-1001に変更しています。なお,gmaxexpコマンドを実行するときに,処理区分にC(変更)を設定するオプション-sを指定しています。
- 営業1課の組織情報を出力します。
gmaxexp -s C -g Aeigyo1 g c:¥temp¥data.csv
c:¥temp¥data.csvの内容
#組織種別 | 処理種別 | 処理区分 | … | 電話番号 | 専用線番号 | … | 実行部エラー要因 |
G | | C | | 045-123-1001 | 1001 | | |
- 表計算ソフトなどで出力ファイルc:¥temp¥data.csvの営業1課の電話番号を変更してユーザ登録ファイルを作成します。
c:¥temp¥data.csvの内容
#組織種別 | 処理種別 | 処理区分 | … | 電話番号 | 専用線番号 | … | 実行部エラー要因 |
G | | C | | 045-987-1001 | 1001 | | |
表計算ソフトで作成した場合は,実行部エラー要因欄(70番目のセル)に半角スペースを設定してください。