Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド ユティリティ編

[目次][索引][前へ][次へ]

22.7.2 ユーザが期間を指定して出力させるCSVファイル

<この項の構成>
(1) gm_touroku.csv
(2) groupmaxnt.csv
(3) mailtop10.csv
(4) boardtop10.csv
(5) mailserv.csv
(6) meminfont.csv
(7) gmsv_ave.csv/gmsv_max.csv

(1) gm_touroku.csv

部署単位の登録ユーザ数がホスト名ごとに格納されます。

gm_touroku.csvは,最上位組織に所属する組織単位に編集されます。なお,最上位組織直下に所属するユーザの情報は"[最上位]XXXXX"(XXXXXは最上位組織名です)という名称の部署に集計されます。

項番 ヘッダ文字列 説明
組織ID Mail - Administrator Utilitiesの内部で管理されている組織IDです。101から始まります。最初に動作したときは,Address Serverのデータベースの先頭から最上位組織,組織の順に割り振ります。その後は登録されるごとに割り振られます。一度使ったIDが組織削除により不要になっても再利用されません。
部署名 Groupmaxシステム内の部署名。
ホスト名1 ホスト名1のユーザ登録者数。
ホスト名2 ホスト名2のユーザ登録者数。
   :       :
n+2 ホスト名n ホスト名nのユーザ登録者数。

nは,システムで設定したホスト数です。

(2) groupmaxnt.csv

部署単位のメールサーバの使用状況が格納されます。

groupmaxnt.csvは,最上位組織に所属する組織単位に編集されます。なお,最上位組織直下に所属するユーザの情報は"[最上位]XXXXX"(XXXXXは最上位組織名です)という名称の部署に集計されます。

項番 ヘッダ文字列 説明
組織ID Mail - Administrator Utilitiesの内部で管理されている組織IDです。101から始まります。最初に動作したときは,Address Serverのデータベースの先頭から最上位組織,組織の順に割り振ります。その後は登録されるごとに割り振られます。一度使ったIDが組織削除により不要になっても再利用されません。
部署名 Groupmaxシステム内の部署名。
日付 データ日付を「YY/MM/DD〜YY/MM/DD」で示す。YYは西暦の下2けた。
GM送信メール件数(合計) 部署に所属しているユーザのメール送信数の合計。
GM送信メール件数(一人平均) 部署に所属しているユーザのメール送信数の一人平均。
GM受信メール参照回数(合計) 部署に所属しているユーザの受信メール参照数の合計。
GM受信メール参照回数(一人平均) 部署に所属しているユーザの受信メール参照数の一人平均。
GM掲示板参照件数(合計) 部署に所属するユーザの掲示板記事の参照回数合計
GM掲示板参照件数(一人平均) 部署に所属するユーザの掲示板記事の参照回数一人平均
10 GMセッション時間(秒)(合計) 部署に所属しているユーザのログイン時間の合計。
11 GMセッション時間(秒)(一人平均) 部署に所属しているユーザのログイン時間の一人平均。

注1
GMはGroupmax Mailの略です。なお,セッション時間の集計方法については,「22.7.3 セッション時間とセッション回数の集計方法」を参照してください。

注2
(一人平均)は,件数を部署以下に所属しているユーザ数で割った値です。

注※
mailtop10.csvの情報を使用して合計,平均を出しています。

(3) mailtop10.csv

使用者ID単位のメールサーバ使用状況が格納されます。上位10人の情報ではありません。ただし,稼働情報の編集時点でメールサーバから削除されているユーザに関しては,所属名,部署名は出力されません。

注意
@が付加された使用者IDは組織の情報です。セッション時間が正確ではないことがあります。
項番 ヘッダ文字列 説明
ホスト名 メールサーバのホスト名。
日付 データ日付を「YY/MM/DD〜YY/MM/DD」で示す。YYは西暦の下2けた。
使用者ID Groupmax MailユーザのユーザID。
セッション回数 メールサーバへのログイン回数。
セッション時間(秒) メールサーバへのログイン時間。
送信メール 送信したメール数。
送信メール削除 送信メールを削除した数。
受信メール 受信メールを開いた数(既読,未読を問わず)。
受信添付取出 受信メール上の添付ファイルを取り出した数※1
10 受信メール削除 受信メールを削除した数(既読,未読を問わず)。
11 掲示板記事参照 掲示板記事の参照回数※2※3
12 掲示板記事掲示 掲示板への記事掲示回数※3
13 掲示板記事削除 掲示板からの記事削除回数※3
14 所属名 所属名。ユーザの所属組織の組織略称。
15 部署名 部署名。ユーザの所属部署の組織略称。
16 組織ID Mail - Administrator Utilitiesの内部で管理されている組織IDです。101から始まります。最初に動作したときは,Address Serverのデータベースの先頭から最上位組織,組織の順に割り振ります。その後は登録されるごとに割り振られます。一度使ったIDが組織削除により不要になっても再利用されません。
17 氏名 ユーザの氏名。

最上位組織に属するユーザの所属名と部署名は最上位組織の名称に,組織IDは最上位組織IDになります。なお,セッション回数とセッション時間の集計方法については,「22.7.3 セッション時間とセッション回数の集計方法」を参照してください。

注※1
「受信添付取出」は,メールサーバに対しての取り出し要求数のため,ユーザの操作数とは違う場合があります。

注※2
同じ記事を10回参照した場合に10となります。

注※3
編集方法の設定の「掲示板アクセス編集」の設定内容によってカウント方法が異なります。

(4) boardtop10.csv

掲示板単位の掲示板状況が格納されます。

注意
「編集するデータの期間指定」で設定した期間内に掲示板を削除した場合,boardtop10.csvファイルの「掲示板参照」の累計値と,groupmaxnt.csvファイルの「GM掲示板参照件数(合計)」の累計値が一致しない可能性があります。
boardtop10.csvファイルの「掲示板参照」には,集計時点に存在する掲示板だけを対象として,情報が出力されます。「編集するデータの期間指定」で設定した期間内にユーザがその掲示板を参照していても,集計時点で掲示板が削除されていれば,データは出力されません。
groupmaxnt.csvファイルには,ユーザを対象にして,部署単位で掲示板を参照した回数が出力されるので,「編集するデータの期間指定」で設定した期間内の参照回数がそのまま集計されます。そのため,削除した掲示板の参照回数がGM掲示板参照件数(合計)」の累計値に含まれます。
このように,掲示板の削除を実行した場合,両csvファイルの掲示板参照回数の累計値は必ずしも一致するとは限りません。
項番 ヘッダ文字列 説明
日付 データ日付を「YY/MM/DD〜YY/MM/DD」で示す。YYは西暦の下2けた。
掲示板名 掲示板の名称。
掲示板ID 掲示板ID。
掲示板参照 掲示板内記事の参照回数※1※2
5 掲示板掲示 掲示板への記事掲示回数※2
6 掲示板削除 掲示板からの記事削除回数※2

注※1
1人が同じ記事を10回参照した場合に10となります。また,同じ記事を10人が1回ずつ参照した場合も10となります。

注※2
編集方法の設定の「掲示板アクセス編集」の設定内容によってカウント方法が異なります。

(5) mailserv.csv

サーバ単位のメールサーバ使用者数が格納されます。1人のユーザが何度ログインしても1人としてカウントします。

項番 ヘッダ文字列 説明
日付 データ日付を「YYYY/MM/DD」で示す。
ホスト名1 ホスト名1の使用者数
   :     :
n+1 ホスト名n ホスト名nの使用者数。
n+2 合計 日付の使用者数合計。

(6) meminfont.csv

サーバ単位のOSを含めた全体のメモリ最大使用量(単位KB)とスワップ最大使用量(単位KB)が格納されます。

項番 ヘッダ文字列 説明
日付 データ日付を「YYYY/MM/DD」で示す
ホスト名1(メモリ最大使用量) ホスト名1のメモリ最大使用量。
ホスト名1(スワップ最大使用量) ホスト名1のスワップ最大使用量。
   :     :
2n ホスト名n(メモリ最大使用量) ホスト名nのメモリ最大使用量。
2n+1 ホスト名n(スワップ最大使用量) ホスト名nのスワップ最大使用量。

(7) gmsv_ave.csvgmsv_max.csv

gmsv_ave.csvには,時系列のメールサーバ平均使用者数が格納されます。

gmsv_max.csvには,時系列のメールサーバ使用者最大数が格納されます。

注意
  • 使用者数は,メールサーバが5分ごとに出力している情報を利用しています。例えば08時の値は,8:00に一番近い7:55〜8:00に出力された情報を利用します。8:00ちょうどのログイン数とは限りません。
  • 平均使用者数は,指定期間の各時刻における使用者数を合計し,測定サーバの稼働日で割った値です。また,使用者最大数は,指定期間の各時刻における使用者数の最大値です。
    項番 ヘッダ文字列 説明
    日付 データ日付を「YY/MM/DD〜YY/MM/DD」で示す。YYは西暦の下2けた。
    ホスト名 メールサーバのホスト名。
    00時の情報 00時時点での平均使用者数/使用者最大数。
       :     :
    26 23時の情報 23時時点での平均使用者数/使用者最大数。

注※
00時から23時までの情報が,各時間別にすべて格納されます。