Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド ユティリティ編
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Groupmax Directory Serverは,複数のアドレス管理ドメイン間でそれぞれのアドレス情報を共有できるようにするためのシステムです。アドレス情報の共有を実現する手段にはLDAPを利用しています。
Groupmax Directory Serverが導入されていない場合は,自分が所属しているアドレス管理ドメイン(以降,自アドレス管理ドメインと呼びます)のユーザに関してはアドレス情報(メールの宛先など)を検索できます。しかし,ほかのアドレス管理ドメイン(以降,他アドレス管理ドメインと呼びます)に関してはアドレス情報を検索することはできません。
図16-1 Groupmax Directory Serverの導入前
![[図データ]](figure/h1601010.gif)
Groupmax Directory Serverが導入されていれば,自アドレス管理ドメインだけではなく,Groupmax Directory Serverを持つ他アドレス管理ドメインに所属しているユーザのアドレス情報を検索することができます(クライアントには,Groupmax Directory Clientが必要です)。
図16-2 Groupmax Directory Serverの導入後
![[図データ]](figure/h1601020.gif)
また,Groupmax Directory Server Version 3から汎用ディレクトリサーバ(Netscape社のディレクトリサーバなど)に登録されているアドレス情報を利用することもできるようになりました。
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