SAVE_MB/LOAD_MBコマンドの実行時間の目安を表6-5に示します（単位：秒）。性能算出時の条件は，以下の項目を想定しています。

• 各ユーザのメールボックスの送信メール保持数：10
• 各ユーザのメールボックスの受信メール保持数：10
• 各組織の共用メールボックスの送信メール保持数：10
• 各組織の共用メールボックスの受信メール保持数：10
• 各組織の共用メールボックスの保留メール保持数：10
• 各メールの本文の大きさ：1KB
• 各メールの添付ファイル数：1
• 各メールの添付ファイルの大きさ：50KB
• 掲示板未既読管理情報・パスワード情報の保存指定（オプション-i）：あり
• 各ユーザの参照掲示板数：5
  

  表6-5　SAVE_MB/LOAD_MBコマンドの実行時間

  対象ユーザ数 /対象組織数	SAVE_MBコマンド		LOAD_MBコマンド
  	組織	ユーザ	組織	ユーザ
  10	65秒	35秒	75秒	45秒
  100	675秒	355秒	865秒	535秒

次に，メール保持数の増加による実行時間の変化を示します（単位：秒）。SAVE_MBコマンドの実行時間を表6-6に，LOAD_MBコマンドの実行時間を表6-7に示します。ここでは，1組織，1ユーザを対象としています。メール保持数以外の条件は，上記と同一です。

表6-6　１組織，1ユーザ当たりのSAVE_MBコマンドの実行時間

メール保持数（単位：通）					組織	ユーザ
組織			ユーザ
送信	受信	保留	送信	受信
10	10	10	10	10	3秒	2秒
100	10	10	100	10	19秒	19秒
500	10	10	500	10	76秒	65秒

表6-7　１組織，１ユーザ当たりのLOAD_MBコマンドの実行時間

メール保持数（単位：通）					組織	ユーザ
組織			ユーザ
保留	送信	受信	送信	受信
10	10	10	10	10	4秒	2秒
100	10	10	100	10	21秒	20秒
500	10	10	500	10	79秒	77秒