付録A.1 バージョン混在時の運用可能形態

マルチサーバ構成時は,段階的にバージョンアップを実行する場合があります。このため,サーバのバージョンが混在する可能性があります。なお,バージョンアップは必ずマスタ管理サーバから実行してください。

サーバおよびクライアントのバージョン混在時での各サーバの運用可能形態を次に示します。なお,以降は,Version2.0はV2,Version 3はV3,Version 5はV5,Version 6はV6と表記することがあります。また,バージョンが01の場合はV1と表記することがあります。

表A-1 サーバ混在時の運用可能形態

 マスタ管理サーバ
V2V3V5V6
V2アドレスサーバだけ
V2,V3アドレスサーバ混在×
V3アドレスサーバだけ×
V2,V5アドレスサーバ混在××
V2,V3,V5アドレスサーバ混在××
V3,V5アドレスサーバ混在××
V5アドレスサーバだけ××
V2,V3,V5,V6アドレスサーバ混在×××
V2,V5,V6アドレスサーバ混在×××
V2,V3,V6アドレスサーバ混在×××
V3,V5,V6アドレスサーバ混在×××
V5,V6アドレスサーバ混在×××
V6アドレスサーバだけ×××

(凡例)○は混在できるを示す。×は混在できないを示す。


V3,V5またはV6マスタ管理サーバが,V1アドレスサーバと混在する場合は,個別に対応します。

表A-2 クライアント混在時の運用可能形態

 サーバ
V1V2V3V5V6
V1クライアント
V2クライアント×
V3クライアント××
V5クライアント×××
V6クライアント××××

(凡例)○は混在できるを示す。×は混在できないを示す。