16.1 概要

この章では,Address ServerとMail Serverが提供する,各コマンドについて説明します。説明するコマンドは次のとおりです。

adcdname
ドメイン名テーブルから不要なサーバ情報を削除する。
adcnsget
マスタ管理サーバで整合対象情報(マスタデータ)を取得する。
adcnsput
整合対象情報(マスタデータ)を基にアドレスサーバを回復させる。
adlsmvtb
拡張宛先解決テーブルの統計情報を出力する。
adlstalt
ユーザの代行受信設定の状況をファイルに出力する。
admkgsys
Groupmax_systemとして使用する最上位組織を指定する。
admkmvtb
宛先解決データを作成する。
admkordt
キャッシュセーブファイルを作成する。
adpaschk
アドレスユーザのパスワード有効期間を確認する。
adpasext
アドレスユーザのパスワード有効期間を延長する。
adpasind
アドレスユーザの有効期間を無期限にする(解除する)。
adpaslst
アドレスユーザのパスワード有効期間をサーバ単位でリスト出力する。
adsrvn
マスタ管理サーバのドメイン名またはホスト名の整合性を確保する。
apstart
メールサーバを起動または停止する。
gmlogagt
障害情報を収集する。
manageridinit
運転席ログインIDとそのパスワードを初期化する。
mhs_nadr_cfg
一つのマシンに複数のネットワークカードがある場合にも,メールサーバに設定できるようにする。
mlcnsmb
アドレスサーバの回復時に不要なメールボックスを削除する。
mllstdfq
メールサーバが配信を保留しているメールや掲示板記事の一覧を出力する。
mlmakcfg
Mail Serverで使用する環境設定機能の環境テンプレートの設定をサーバに登録する。
mlmfadm
指定したユーザが保持する回覧の一覧出力および削除を行う。
mlmvmbbs
マスタ掲示板とレプリカ掲示板を交換する。
mlstnews
不整合な記事の制御情報と実体ファイルを削除する。
mlulkmb
メールの稼働中バックアップに使用するMLgetBKコマンドのロックを解除する。
nxbbsrcv
掲示板の現在の容量および記事数の整合性を確保する。
nxsmngsrv
サイトまたはサーバを起動または停止する。
nxsrepstat
登録情報のレプリケーションが正常に終了したかどうかを確認する。
nxsrrx
運転席の名前データベースダイアログボックスの整合性および掲示板の整合性を確保する。
nxudmail
保存期間より前に受信,送信したユーザおよび組織のメールを削除する。
nxudmailM
保存期間より前に受信,送信したユーザおよび組織のメールを削除する。
SETALT
ユーザの代行受信を設定する。
udefset
MTAを設定するために必要な情報のデフォルト値を参照および変更する。
X400_MAIL_SYNC
不整合なメールのDB情報と実体ファイルを削除する。