Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド 基本操作編
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(1) マスタ管理サーバのバックアップ(運転席,Windows NTの機能を利用した通常のバックアップの場合)
マスタ管理サーバのジャーナルを取得していない場合,手順1から手順4までは不要です。マスタ管理サーバのジャーナルを取得するように設定している場合,ジャーナルはマスタ管理サーバとして運用しているマシンの指定ボリュームに蓄積されます。
- 運転席を起動して,名前データベースウィンドウを表示します。
- 名前データべースウィンドウの[データべース(D)]から[バックアップ(B)]を選択します。
バックアップダイアログボックスが表示されます。排他が開始されます。
![[図データ]](figure/h8120010.gif)
- マスタ管理サーバを指定して[ジャーナルクリア]ボタンを選択します。
データ整合性維持のためのジャーナルがクリアされます。ジャーナルは,登録情報などが記録されたシステム履歴情報です。
- [閉じる]ボタンを選択します。
バックアップダイアログボックスを閉じます。排他が終了します。
- 運転席を終了します。
- マスタ管理サーバのサーバを停止します。
サーバの停止については,「13 サーバの起動と停止」を参照してください。
- アドレスサービス,Object Serverのサービスを順に停止します。
- バックアップ処理の対象となるサーバについて,バックアップを取得します。
Windows NTの「管理ツール(共通)」の「バックアップ」機能を使用して,<インストール先ディレクトリ>の下にあるAddress ServerとMail ServerのファイルおよびObject Serverのデータベースファイルのバックアップを取得します。
(2) マスタ管理サーバのバックアップ(自動化する場合)
運転席を停止した状態で実行してください。
- マスタ管理サーバのサーバを停止します。
apstartコマンドを使用してください。
- マスタ管理サーバのアドレスサービス,Object Serverのサービスを順に停止します。
- マスタ管理サーバのAddress ServerとMail Serverのディレクトリおよびデータベースファイルのバックアップを取得します。
- マスタ管理サーバのジャーナルを取得している場合,次のファイルを削除します。
<MNG_JOURNALで指定したディレクトリ>\MCH_JOURNAL下のすべてのファイル
(3) マルチサーバ構成のアドレスサーバ又はメールサーバのバックアップ(運転席,Windows NTの機能を利用した通常のバックアップの場合)
- nxsrepstatコマンドを使用して,バックアップサーバへのレプリケーションが完了しているかを確認します。
完了していない場合は運転席の名前データベースウィンドウで整合性を確保してください。レプリケーションが完了したら,手順2に進んでください。
- 運転席を起動して,名前データベースウィンドウを表示します。
- 名前データべースウィンドウの[データべース(D)]から[バックアップ(B)]を選択します。
バックアップダイアログボックスが表示されます。排他が開始されます。
- バックアップサーバを指定して[ジャーナルクリア]ボタンを選択します。
データ整合性維持のためのジャーナルがクリアされます。ジャーナルは,登録情報などが記録されたシステム履歴情報です。
- [閉じる]ボタンを選択します。
バックアップダイアログボックスを閉じます。排他が終了します。
- バックアップサーバのサーバを停止します。
サーバの停止については,「13 サーバの起動と停止」を参照してください。
- 運転席を終了します。
- バックアップサーバのアドレスサービス,Object Serverのサービスを順に停止します。
- バックアップ処理の対象となるサーバについて,バックアップを取得します。
Windows NTの「管理ツール(共通)」の「バックアップ」機能を使用して,<インストール先ディレクトリ>の下にあるAddress ServerとMail ServerのファイルおよびObject Serverのデータベースファイルのバックアップを取得します。
(4) マルチサーバ構成のアドレスサーバ又はメールサーバのバックアップ(自動化する場合)
運転席を停止した状態で実行してください。
- マスタ管理サーバとバックアップサーバのサーバを同時に停止します。
apstartコマンドまたはnxsmngsrvコマンドを使用してください。
- マスタ管理サーバとバックアップサーバのアドレスサービスを同時に停止します。
- バックアップサーバのObject Serverのサービスを停止します。
- バックアップサーバで必要なデータをバックアップします。
バックアップの対象になるデータは,「15.2.1 バックアップ取得の注意事項」で示したすべてのディレクトリ,ファイル,およびデータベースファイルです。
- マスタ管理サーバの<インストール先ディレクトリ>\nxsdir\journalディレクトリ下から,バックアップを取得したサーバのホスト名が付いたファイルを削除します。
ただし,マスタ管理サーバに対するファイルはありません。
- 注意
- このファイルは前回のバックアップの時点から現在までのユーザ,組織,掲示板の登録情報をジャーナルとして記録しているファイルです。バックアップを取得した時点で消去しないと,リストア後のデータ修復ができなくなるので,必ず消去してください。
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