付録C.2 Address Server - Monitorの設定

Address Server - Monitorの設定手順を次に示します。

  1. ノード1にAddress Server - Monitorをインストールします。インストールディレクトリは,ローカルディスクを指定してください。なお,ノード2と違うインストールディレクトリでも問題ありません。
  2. ノード2にAddress Server - Monitorをインストールします。インストールディレクトリは,ローカルディスクを指定してください。なお,ノード1と違うインストールディレクトリでも問題ありません。
  3. ノード1とノード2のservicesファイルに「gadcolct 20144/tcp」のレコードを追加してください。
  4. ノード1に共有ディスクを移動して,ノード1のAddress Server - Monitorセットアップを起動してください。
  5. 「データ格納ディレクトリ」の「ディレクトリ名(P)」には,共有ディスク上のディレクトリを指定してください。なお,このセットアップのすべての設定を,ノード2のセットアップでも同じ値で指定するので,覚えておいてください。
  6. Address Server - Monitorセットアップを「OK」を選択して完了してください。
  7. ノード2に共有ディスクを移動して,ノード2のAddress Server - Monitorセットアップを起動してください。
  8. ノード1のセットアップと同じ値を設定してください。
  9. Address Server - Monitorセットアップを「OK」を選択して完了してください。
    以上でAddress Server - Monitorのセットアップまで完了しました。続いてAddress Server - Monitorをクラスタリソースに追加します。
  10. クラスタアドミニストレータで,Address Server - Monitorの「データ格納ディレクトリ」がある共有ディスクが,物理ディスクリソースとして存在するグループを選択します。
  11. クラスタアドミニストレータ
    • リソースの種類として「汎用サービス」を選択します。
    • リソースの名前は任意に設定してください。例えば「Monitor」を設定してください。
    • 依存関係に物理ディスクリソースを指定します。
    • サービス名に「GmaxAdMonitor」を入力します。
  12. クラスタアドミニストレータを使用して,Address Server - Monitorの汎用サービスリソースをノード1でオンライン状態にしてください。
  13. クラスタアドミニストレータでグループの移動を行い,ノード2に正常にフェールオーバーすることを確認してください。