Address Server及びMail Serverを運用するシステム管理者にとって,サーバの負荷,サーバへの不正アクセス,メールや掲示板の利用率といった稼働状況を把握することは,重要な作業の一つです。
Address Server - Monitorは次のようなサービスを提供します。
- 定期的にAddress Server - Data CollectionからAddress Server及びMail Serverの稼働結果を収集します。また,複数サーバの稼働結果を編集して,システム管理者が稼働状況を解析できるように,CSV形式ファイルで稼働情報を出力します。
- 専用画面にグラフ表示してシステム管理者が,現在の稼働状況を視覚的に捕らえることができるようにします。グラフに表示する情報は次の四種類です。
- Address Serverの認証,パスワード変更の失敗数(不正アクセスの発生を監視できます)
- メールボックスの使用率(メールボックスの空き容量不足の防止や,登録ユーザの分散の目安となります)
- サーバ内に滞留しているメール数(通信障害や高負荷状態を察知する手段となります)
- サーバレスポンス時間(メールサーバの高負荷状態を察知する手段となります)