Address Server - Data Collectionが確実にデータを取得できるように,Address Serverを設定する必要があります。ここで説明する設定を実行した場合は,「Address Server」サービスの再起動が必要です。
gmpublicinfoファイルはAddress Server,及びMail Serverの設定値を定義するファイルです。ファイルの場所を次に示します。
gmpublicinfoファイルに次の設定を行います。
Address Server - Data Collectionは,Address Serverの出力するnxclogファイルから稼働結果情報を取得しています。「採取開始時刻」に,nxclogファイルに必要分(最低前日分)の情報が残っていないとデータも不十分な情報となってしまいます。Address Server - Data Collectionを正しく使用するために,nxclogファイルの世代及びサイズを調整大きく設定する必要があります。
nxclogファイルはデフォルトで5世代,最大1000世代で管理されています。nxclog及びnxclog.001~nxclog.999がそのファイルです。Address Server - Data Collectionはすべての世代を参照しています。このためAddress Server - Data Collectionでは少なくとも,すべてのファイル上に常に最近2日分の以上の情報が格納されるように設定する必要があります。
NXCLOG_COUNTにはnxclogファイルのバックアップファイル数を指定します。gmpublicinfoファイルにNXCLOG_COUNTが記述されていない場合は,4(5世代)が仮定されます。
Address Server - Monitorでレスポンス情報を表示する,又はAddress Server - Data Collectionでmlresprv.csvファイルを取得する場合に設定が必要です。フルパスで指定してください。ただし,Windows NTのドライブ直下(例えば C:¥など)やUNIXのルートディレクトリ(/)は指定できません。
指定したディレクトリはあらかじめ作成しておく必要があります。
ファイルの記述例を次に示します。
記述例のサンプルは,次のファイルにあるので参照してください。
レスポンスを監視する1ユーザ当たりのログの最大サイズをMB(メガバイト)単位で1~9までの範囲で指定します。通常1を指定します。
ファイルの記述例を次に示します。
LOG_VALID_SV_RESPONSE=1
記述例のサンプルは,次のファイルにあるので参照してください。
Address Server - Monitorでレスポンス情報を表示する,又はAddress Server - Data Collectionでmlresprv.csvファイルを取得する場合に設定が必要です。
loguser.txtファイルはレスポンスを監視するユーザのユーザIDを指定するファイルです。次のファイルを新規に作成してください。
Address Server - Data Collectionでmlpop3.csvファイルを取得する場合に参照するisplog.logファイルのバックアップ数を定義するファイルです。
ファイルの場所を次に示します。
Address Server - Data Collectionは,Address Serverの出力するisplog.logファイルからmlpop3.csvファイルの情報を取得しています。「採取開始時刻」に,isplog.logファイルに必要分(最低前日分)の情報が残っていないとデータも不十分となってしまいます。Data Collectionを正しく使用するために,isplog.logファイルの世代を調整する必要があります。
isplog.logファイルはデフォルトで3世代,最大50世代で管理されています。isplog.log及びisplog01.log~,isplog49.logがそのファイルです。1ファイルあたりのサイズは5MBです。Address Server - Data Collectionはすべての世代を参照しています。このためAddress Server - Data Collectionでは少なくとも,すべてのファイル上に常に最近2日分の以上の情報が格納されるように設定する必要があります。
isplog.logの世代数は,LogBackupで指定します。例えばisplog.logを10世代で管理したい場合は,次のように指定します。
LogBackup=10
LogBackupに10を指定した場合,総isplog.logファイルサイズは,50MBになります。