Address Server - Monitorの設定手順を次に示します。
- ノード1にAddress Server - Monitorをインストールします。インストールディレクトリは,ローカルディスクを指定してください。なお,ノード2と違うインストールディレクトリでも問題ありません。
- ノード2にAddress Server - Monitorをインストールします。インストールディレクトリは,ローカルディスクを指定してください。なお,ノード1と違うインストールディレクトリでも問題ありません。
- ノード1とノード2のservicesファイルに「gadcolct 20144/tcp」のレコードを追加してください。
- ノード1に共有ディスクを移動して,ノード1のAddress Server - Monitorセットアップを起動してください。
- 「データ格納ディレクトリ」の「ディレクトリ名(P)」には,共有ディスク上のディレクトリを指定してください。なお,このセットアップのすべての設定を,ノード2のセットアップでも同じ値で指定するので,覚えておいてください。
- Address Server - Monitorセットアップを「OK」を選択して完了してください。
- ノード2に共有ディスクを移動して,ノード2のAddress Server - Monitorセットアップを起動してください。
- ノード1のセットアップと同じ値を設定してください。
- Address Server - Monitorセットアップを「OK」を選択して完了してください。
以上でAddress Server - Monitorのセットアップまで完了しました。続いてAddress Server - Monitorをクラスタリソースに追加します。
- クラスタアドミニストレータで,Address Server - Monitorの「データ格納ディレクトリ」がある共有ディスクが,物理ディスクリソースとして存在するグループを選択します。
- クラスタアドミニストレータ
- リソースの種類として「汎用サービス」を選択します。
- リソースの名前は任意に設定してください。例えば「Monitor」を設定してください。
- 依存関係に物理ディスクリソースを指定します。
- サービス名に「GmaxAdMonitor」を入力します。
- クラスタアドミニストレータを使用して,Address Server - Monitorの汎用サービスリソースをノード1でオンライン状態にしてください。
- クラスタアドミニストレータでグループの移動を行い,ノード2に正常にフェールオーバーすることを確認してください。