「監視ホストの選択」画面でAddress Server - Data Collectionのホスト名と監視する情報を選択し,「OK」ボタンをクリックすることにより,Address Server - Monitor起動画面に監視画面が追加されます。
次に,監視画面について説明します。
図5-2 監視画面
監視画面のタイトルバーには,「監視しているAddress Server - Data Collectionのホスト名」と「監視する情報名」のタイトルが表示されます。
Address Serverの認証,及びパスワード変更の失敗数に関する表示を行う画面です。
図5-3 セキュリティ情報画面
Address Server - Data Collectionが情報を取得した日付と時刻を表わし,「月/日」「時:分」形式で表示されます。一番右側に最新情報が表示されます。
画面が小さいときは,日付と時刻の表示を間引きします。
Address Server - Data Collectionにおける監視間隔間のAddress Serverの認証,及びパスワード変更の失敗数を表します。たとえば,Address Server - Data Collectionでセキュリティ情報の監視間隔が1時間に設定されている場合 19:00の情報には,18:00:00~18:59:59の間の認証,及びパスワード変更の失敗数がグラフとして表示されます。
目盛は失敗数の増減により変化します。
認証の失敗数は赤色,パスワード変更の失敗数は青色で表示されます。「COLSTOP」,「ERROR」の前の線は値の変化が不確定なため,点線で表示されます。
また,凡例の左側には最新の情報の値が表示されます。
受信メール一覧,及び受信メールを開く操作に対するMail Server内でのレスポンス時間に関する表示を行う画面です。
レスポンス情報を取得する場合,Address Server - Data Collectionの,「3.4.7 Address Serverの設定」に示した設定を行う必要があります。
図5-4 レスポンス情報画面
Address Server - Data Collectionが情報を取得した日付と時刻を表わし,「月/日」「時:分」形式で表示されます。一番右側に最新情報が表示されます。
画面が小さいときは,日付と時刻の表示を間引きします。
受信メール一覧又は受信メールを開く操作についてのレスポンス時間(秒)を表します。Address Server - Data Collection上の監視タイミングにおける,最近10回のレスポンス時間の平均が表示されます。
受信メール一覧のレスポンスは赤色,受信メールを開く操作に対するレスポンスは青色で表示されます。「COLSTOP」,「ERROR」の前の線は値の変化が不確定なため,点線で表示されます。
また,凡例の左側には最新の情報の値が表示されます。
受信,及び送信用のメールボックスの全容量に対する使用率に関する表示を行う画面です。
図5-5 メールボックス使用量画面
Address Server - Data Collectionが情報を取得した日付と時刻を表わし,「月/日」「時:分」形式で表示されます。一番右側に最新情報が表示されます。
画面が小さいときは,日付と時刻の表示を間引きします。
Mail Server上の「Address Server - Data Collection」サービスが停止した場合は,日付と時刻の部分に「COLSTOP」が表示されます。Mail Server上の「Address Server」サービスが停止している場合は,日付の部分に「ASSTOP」が表示されます。このとき,「Address Server」サービスの停止が連続していた場合は,最新の取得時刻だけが表示されます。また,Address Server - Data Collectionが「Address Server」の停止以外の要因で情報の取得に失敗した場合は,日付の部分に「ERROR」が表示されます。
表示された時刻における受信,及び送信用のメールボックスの使用率を表します。
目盛は使用率の増減により変化します。
受信メールボックスの使用率は赤色,送信メールボックスの使用率は青色で表示されます。「COLSTOP」,「ASSTOP」,「ERROR」の前の線は値の変化が不確定なため,点線で表示されます。
グラフの上には,受信メールボックスの容量,及び送信メールボックスの容量が表示されます。
また,凡例の左側には最新の情報の値が表示されます。
対象となるAddress Server - Data Collectionサーバの自サーバ内の転送キュー,及びサーバ間転送キューに関する表示を行う画面です。
図5-6 メールキュー情報画面
Address Server - Data Collectionが情報を取得した日付と時刻を表わし,「月/日」「時:分」形式で表示されます。一番右側に最新情報が表示されます。
画面が小さいときは,日付と時刻の表示を間引きします。
表示された時刻におけるキューに滞留しているメール数を表します。
グラフには,自サーバ内の転送キューについての情報が一つ,サーバ間の転送キューはキューについての情報が最大五つ表示されます。
サーバ間転送キューには,最新のキューの滞留数の多い順に,上位5サーバの情報が過去にさかのぼって表示されます。
目盛はキューの滞留数の増減により変化します。
自サーバ内の転送キューは赤色,サーバ間転送キューは最新値においてキューの滞留数の多い順に青,緑,黄,紫,水色で表示されます。「COLSTOP」,「ERROR」の前の線は値の変化が不確定なため,点線で表示されます。
凡例の"サーバ間のキューの数(個) :" の右側には転送先のホスト名が表示されます。
凡例の左側には最新の情報の値が表示されます。
監視画面は「5.1.3 監視間隔の設定」で設定した間隔でAddress Server - Data Collectionが取得している最新情報に更新されますが,更新のタイミングになっていなくても「表示(V)」メニューの「最新の情報に更新(R)」を選択することで,現在選択されている監視画面の最新の情報を取得することができます。
現在表示されている監視画面を保存するには,「表示(V)」メニューの「監視画面情報の保存(A)」を選択してください。Address Server - Monitor起動画面を終了した後に再起動した際に「監視画面情報の保存(A)」を行った時点の監視画面が自動的に表示されます。