Address Server - Data Collectionの機能と,その機能による効果を次に示します。
- Address Server, Mail Serverの稼働結果を定期的に取得します
- Address Server,Mail Serverが出力する次のような情報を,システム管理者が指定したスケジュールに従って定期的に取得します。図1-1の(1)に示される機能です。
- Address及びMailのクライアントが行った認証,パスワード変更,メールアクセス,記事アクセスなどの履歴
- メールサーバ間の通信などの履歴
- これらの情報が,CSV形式ファイルへの出力や,Address Server - Monitorのグラフ表示のデータになります。
- 詳細な稼働結果をCSV形式のファイルに出力します
- Address Server,Mail Serverの稼働結果をまとめて,CSV形式ファイルに出力します。図1-1の(2)に示される機能です。
- クライアントからの認証・パスワード変更の履歴を出力します。不正アクセスが発生していないかなどを確認できます。
- クライアントからのメールアクセスの詳細な履歴(メールサイズ,同報数,送信者宛先)を出力します。メールの統計を把握することができます。
- クライアントからの掲示板の記事単位のアクセス履歴を出力します。掲示板の統計を把握することができます。
- メールサーバ間の通信履歴を出力します。ネットワーク負荷分散を行う際のデータとして利用できます。
CSV形式ファイルであるため,システム管理者は表計算ソフトで加工したり,グラフ化したりすることができます。CSVファイルの詳細は,「4.3 稼働情報CSVファイルの詳細」を参照してください。