付録F データ格納ディレクトリのディスク容量の見積り

データ格納ディレクトリとして設定するドライブに必要なディスク容量の見積り方法について説明します。

使用している記号の意味を次に示します。

記号意味
AAddress Serverに登録されている全組織数(最上位組織を含む)
BAddress Serverに登録されている全ユーザ数
C全掲示板数
DData Collectionサーバのディスクドライブ数(NT)又はディスクパーティション数(UNIX)
E1日あたりのAddress Server利用者数
F利用された掲示板の数(同じ掲示板は複数回でも1)
G認証回数
Hパスワード変更失敗数
IMail Server利用者数
Jメール参照回数
Kメール削除回数
Lメール受信回数
Mメール送信回数
NMail Serverログインログアウト数
Oインターネットクライアントからのログインログアウト数
P受信メール一覧,受信メールを開いた数
QMail Server間メール転送数
R参照された記事の数(同じ記事は複数回でも1)
S記事参照回数
T記事掲示回数
U記事削除回数
Vメール転送ホストの組み合わせ数
WAddress Server - Monitorに登録しているAddress Server - Data Collectionサーバの数
Xgcolcsv -mlstatを-f指定なしで実行した回数。-f指定で実行した場合は1
Ygcolcsv -mlbstatを-f指定なしで実行した回数。-f指定で実行した場合は1
<この節の構成>
(1) Address Server - Data Collectionにおけるディスク容量
(2) Address Server - Monitorにおけるディスク容量

(1) Address Server - Data Collectionにおけるディスク容量

Address Server - Data Collectionのデータ格納ディレクトリとして設定するために必要なディスク容量の見積り式を次に示します。

必要とするディスク容量 (KB)

= 0.1A + 0.05B + 0.2C + (α+β)×稼働情報保存日数
+ β×CSVを削除しないで稼働した日数+ζ
ただし,α,β,ζは次の計算により求められる値です。

α = 11.0 + 0.1D + 0.2E + 0.1F (Windows NTの場合)

α = 14.0 + 0.2D + 0.2E + 0.1F (UNIXの場合)

β = 0.05E + 0.05G + 0.05H + 0.06I + 0.06J + 0.05K + 0.2L
+ 0.2M + 0.06J+ 0.05K + 0.5L + 0.5M + 0.06N + 0.1O
+ 0.05P + 0.2Q + 0.1R + 0.12S + 0.1T + 0.05U

ζ = 0.15×(A+B)×X+ 0.9×C×Y

(2) Address Server - Monitorにおけるディスク容量

Address Server - Monitorのデータ格納ディレクトリとして設定するために必要なディスク容量の見積り式を次に示します。

必要とするディスク容量 (KB)

=[図データ](γ×稼働情報の保存日数 + δ)
+ ε×稼働情報収集時刻に作成されるCSVを削除しないで稼働した日数
+ 0.1×稼働情報の編集で指定した編集期間内の稼働日数
+ 0.9A + 0.2E + 0.1F + 0.1R + 0.15V
ただし,γ,δ,εは次の計算により求められる値です。

γ = α + 0.35 + 0.1F + 0.12E + 0.7A + 0.05E + 0.1R + 0.2Q

δ = 0.5 + 0.1D + 0.1F

ε = 0.12E + 0.1D + 0.1F