gcolbkupコマンドを-sオプションを指定しないで実行した場合に出力されるメッセージについて説明します。
KDGD002-E Address Server - Data Collection が正常にインストールされていません。コマンドを終了します。
- 要因
- Address Server - Data Collection が正常にインストールされていないためコマンドを実行できません。
- 対処
- Address Server - Data Collectionを再イントールして再度コマンドを実行してください。
KDGD004-E 指定したディレクトリが不正です。完全パスで1~100文字の範囲で指定してください。
- 要因
- 指定したディレクトリの完全パス名の長さが1~100文字の範囲外になっています。
- 対処
- コピー先ディレクトリには完全パスで1~100文字以内のディレクトリを指定してください。
KDGD005-Q XXXディレクトリが既に存在します。ディレクトリ以下を削除しますか?
- 要因
- コピー先ディレクトリが既に存在します。
- 対処
- 削除して問題ない場合はyを応答してください。削除したくない場合は,nを応答してコマンドを終了した後,別のコピー先ディレクトリを指定して再度バックアップコマンドを実行してください。
KDGD006-E ディレクトリでない XXX が存在します。別のディレクトリを指定して再度コマンドを実行してください。
- 要因
- XXXがディレクトリでないためバックアップができません。
- 対処
- コピー先ディレクトリに別のディレクトリを指定して再度バックアップコマンドを実行してください。
KDGD007-E <パス名> ディレクトリのファイルの削除ができませんでした。コマンドを終了します。エラー(<エラーコード>)
- 要因
- 指定したコピー先ディレクトリ下のファイルの削除中にエラーが発生しました。
- 対処
- 指定したコピー先のディレクトリ下のファイルを他のプログラム(Excelなど)で使用していないか確認してください。
- 使用していない場合は,存在しないディレクトリを指定して再度コマンドを実行してください。
KDGD008-E バックアップデータのコピー時にエラーが発生しました。コマンドを終了します。エラー(<エラーコード>)
- 要因
- バックアップデータのコピー時にエラーが発生しました。
- 対処
- エラーコードが2の場合
- 存在しないドライブのディレクトリを指定しました。正しいディレクトリを指定して再度コマンドを実行してください。
- エラーコードが13の場合
- 指定したディレクトリ又はドライブに書き込み権限がありません。書き込み権限のあるディレクトリを指定して再度コマンドを実行してください。
- エラーコードが28の場合
- コピー先に指定したディレクトリのドライブに十分な空き容量がありません。十分な空き容量のあるディレクトリを指定して再度コマンドを実行してください。必要なディレクトリ容量については,エクスプローラのプロパティなどでAddress Server - Data Collectionのデータ格納ディレクトリ以下の容量を確認して,その容量以上の十分な空き容量のあるドライブを指定してください。
KDGD009-E 完全パスの取得に失敗しました。指定したディレクトリが正しいか確認してください。コマンドを終了します。エラー(<エラーコード>)
- 要因
- 指定したディレクトリの完全パスの取得に失敗しました。
- 対処
- 正しいディレクトリを指定して再度コマンドを実行してください。
KDGD010-E セットアップが完了していないためバックアップはできません。コマンドを終了します。
- 要因
- Address Server - Data Collectionセットアップの設定処理中のためバックアップは実行できませんでした。
- 対処
- Address Server - Data Collectionセットアップ作業を終了してからバックアップを行ってください。
KDGD011-E バックアップ情報の上書きはできません。コマンドを中止します。
- 要因
- KDGD005-Qのメッセージに対して"n"を応答したため,バックアップコマンドを中止しました。
- 対処
- 別のコピー先ディレクトリを指定して再度バックアップコマンドを実行してください。
KDGD012-E バックアップコマンドが既に起動中,または,セットアップ処理中です。バックアップコマンド,セットアップ画面を終了してから再度コマンドを実行してください。 (Windows NT)
KDGD012-E バックアップコマンドが既に起動中,または,セットアップ処理中です。バックアップコマンド,セットアップコマンドを終了してから再度コマンドを実行してください。 (UNIX)
- 要因
- バックアップコマンドが既に起動中,又は,セットアップ処理中です。
- 対処
- バックアップコマンド,セットアップ画面を終了してから再度コマンドを実行してください。
KDGD013-I コピーが完了しました。
- 要因
- バックアップコマンドが正常に終了しました。
- 対処
- コピー先ディレクトリをバックアップ媒体にバックアップしてください。
KDGD014-Q バックアップデータを XXX ディレクトリにコピーします。よろしいですか?
- 要因
- コピー先ディレクトリの確認メッセージです。
- 対処
- ディレクトリに誤りがなければ"y"を応答してください。コマンドを中止したい場合は"n"を応答してください。
KDGD015-W コマンドを中止します。
- 要因
- KDGD014-Qメッセージに対して"n"を応答したためコマンドを中止しました。
- 対処
- 正しいディレクトリを指定して再度コマンドを実行してください。
KDGD016-E データ格納ディレクトリ下にはコピーできません。コマンドを中止します。
- 要因
- 指定したコピー先ディレクトリ¥ColDataディレクトリがデータ格納ディレクトリ下のディレクトリであるためコマンドを中止しました。
- 対処
- データ格納ディレクトリ以外のディレクトリを指定して再度コマンドを実行してください。
KDGD040-E スーパーユーザで実行してください。コマンドを中止します。
- 要因
- スーパーユーザでないため,コマンドを実行できません。
- (対象OSがUNIXの場合だけ)
- 対処
- スーパーユーザでログインして再度コマンドを実行してください。
KDGD500-W 環境変数PSALLOCに'early'が指定されていません。PSALLOC=earlyの設定なしとしてgcolbkupコマンドの処理を続行します。
- 要因
- 環境変数PSALLOC=earlyが設定されていません。環境変数PSALLOC=earlyを設定することを推奨します。
- (対象OSがAIXの場合だけ)
- 対処
- 必要ありません。