4.3.2 Mail Server稼働情報CSVファイル

<この項の構成>
(1) 履歴タイプ
(2) 日単位タイプ
(3) ユーザ実行タイプ

(1) 履歴タイプ

Mail Serverで発生した事象を記録したのが履歴タイプの稼働情報CSVファイルです。

(a) mllogin.csv(ログイン・ログアウト履歴情報)

Mail Serverに対してのログイン及びログアウト結果をまとめた稼働情報です。クライアントが行ったユーザと組織のログイン及びログアウトの履歴が出力されます。

注意
サーバダウンなどの障害に伴ってログアウトしてしまった場合はログアウト履歴は出力されません。
項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID又は組織ID※1※2文字列ユーザID
2ログイン・ログアウト日付YYYY/MM/DD形式日付
3ログイン・ログアウト時間hh:mm:ss形式時間
4ログイン・ログアウトの成否○又は×又はD※3結果
5ログイン・ログアウト種別IN又はOUT又はFOUT※4※5種別
6IPアドレスVVV.XXX.YYY.ZZZ形式IPアドレス
注※1
ユーザID不正などでユーザが特定できない場合,"$NOID"が出力されます。
注※2
組織の場合,組織IDの先頭に"@"が付加されます。
注※3
○:成功,×:失敗,D:認証サーバでない(ディファレントホスト)
注※4
IN:ログイン時,OUT:ログアウト時,FOUT:強制ログアウト時
ただし,UNIXでは強制ログアウトは"OUT"として出力されます。
注※5
強制ログアウトは,Mail Serverの運転席のログイン表示画面で,"強制ログアウト"ボタンを押下して強制的にログアウトした場合又は,後着優先ログインが設定されている場合に発生します。
(b) mlsend.csv(メール送信履歴情報)

Mail Serverで行われたメール送信結果をまとめた稼働情報です。

Mail Serverに対してクライアントが行った,ユーザと組織のメール送信の履歴が出力されます。

項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID又は組織ID又はOR名※1文字列ユーザID
2メール送信日付
(遅延メールも送信時の時刻になる)
YYYY/MM/DD 形式日付
3メール送信時間
(遅延メールも送信時の時刻になる)
hh:mm:ss 形式時間
4メール送信の成否※2結果
5メールサイズ※3数値サイズ(バイト)
6同報数数値同報数
7ボディ数※4数値ボディ数
8代表宛先(ニックネームなど)※5※6文字列宛先
9メール主題※7文字列主題
10同報者(正受信者のニックネームなど)※6※8文字列同報者(TO)
11同報者(写し受信者のニックネームなど)※6※8文字列同報者(CC)
12同報者(秘密受信者のニックネームなど)※6※8文字列同報者(BCC)
注※1
ユーザID又は組織IDに変換することができなかった場合や,変換時にユーザが削除されているときなどにOR名で出力されます。組織の場合は共用メールボックスIDが出力されます。"/O=SYSTEM"を含むOR名はMail Serverのシステムが処理した情報(回覧,掲示板など)です。
注※2
送信成功の履歴だけ出力されるため,常に「○」が出力されます。
注※3
サイズはMail Serverで扱うデータのサイズであるため,その他の稼働情報CSVファイルで出力されるメールサイズとは多少異なります。およそ,本文サイズ+全添付ファイルサイズ合計+添付ファイル情報サイズになります。
注※4
ボディ数は次のように計算した結果です。
本文だけのメール:
ボディ数=1
添付ファイルありのメール:
ボディ数=本文+添付ファイル数(リッチテキスト含む)+添付ファイル情報
=1+添付ファイル数+1
=2+添付ファイル数
32ビット版メールクライアントで本文モードをリッチテキストにしている場合,添付ファイルとしてリッチテキストファイルが含まれるため添付ファイルありのメールとして計算されます。
注※5
代表宛先はTO→CC→BCCの順で,同一種別の中では,最初にヒットするものを出力します。
注※6
ニックネームに変換することができなかった場合や,変換時にユーザが削除されているときなどにOR名で出力されます。組織の場合は共用メールボックスIDが出力されます。"/O=SYSTEM"を含むOR名はMail Serverのシステムが処理した情報(回覧,掲示板など)です。
注※7
Mail Serverのバージョンが05-00以前の場合や,送信メールに主題が存在しない場合,及び,送信メールの主題に使用されている文字がすべて制御文字(0x00~0x1Fと0x7F)の場合,主題は出力されません。
注※8
  • Mail Serverのバージョンが05-11以前の場合,同報者情報は出力されません。
  • 同報者は":"で区切った形式で出力されます。同報者情報の出力しない設定を行っている場合は,":"だけが出力されます。
(c) mlrecv.csv(メール受信履歴情報)

Mail Serverで行われたメール受信結果をまとめた稼働情報です。

Mail Serverが行ったユーザと組織に対するメールの配布履歴が出力されます。

項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID又は組織ID又はOR名※1文字列ユーザID
2メール受信日付YYYY/MM/DD形式日付
3メール受信時間hh:mm:ss形式時間
4メール受信の成否※2結果
5メールサイズ※3数値サイズ(バイト)
6同報数数値同報数
7ボディ数※4数値ボディ数
8送信者宛先(ニックネームなど)※5文字列送信者
9メール主題※6文字列主題
10同報者(正受信者のニックネームなど)※5※7文字列同報者(TO)
11同報者(写し受信者のニックネームなど)※5※7文字列同報者(CC)
12同報者(秘密受信者のニックネームなど)※5※7文字列同報者(BCC)
注※1
ユーザID又は組織IDに変換することができなかった場合や,変換時にユーザが削除されているときなどにOR名で出力されます。組織の場合は共用メールボックスIDが出力されます。"/O=SYSTEM"を含むOR名はMail Serverのシステムが処理した情報(回覧,掲示板など)です。
注※2
受信成功の履歴だけ出力されるため,常に「○」が出力されます。
注※3
サイズはMail Serverで扱うデータのサイズであるため,その他の稼働情報CSVファイルで出力されるメールサイズとは多少異なります。およそ,本文サイズ+全添付ファイルサイズ合計+添付ファイル情報サイズになります。
注※4
ボディ数は次のように計算した結果です。
本文だけのメール:
ボディ数=1
添付ファイルありのメール:
ボディ数=本文+添付ファイル数(リッヂテキスト含む)+添付ファイル情報
=1+添付ファイル数+1
=2+添付ファイル数
32ビット版メールクライアントで本文モードをリッチテキストにしている場合,添付ファイルとしてリッチテキストファイルが含まれるため添付ファイルありのメールとして計算されます。
注※5
ニックネームに変換することができなかった場合や,変換時にユーザが削除されているときなどにOR名で出力されます。組織の場合は共用メールボックスIDが出力されます。"/O=SYSTEM"を含むOR名はMail Serverのシステムが処理した情報(回覧,掲示板など)です。
注※6
Mail Serverのバージョンが05-00以前の場合や,受信メールに主題が存在しない場合,及び,受信メールの主題に使用されている文字がすべて制御文字(0x00~0x1Fと0x7F)の場合,主題は出力されません。
注※7
  • Mail Serverのバージョンが05-11以前の場合,同報者情報は出力されません。
  • 同報者は":"で区切った形式で出力されます。同報者情報の出力しない設定を行っている場合は,":"だけが出力されます。
(d) mlopen.csv(メール参照履歴情報)

Mail Serverで行われた受信メールの参照及び送信メールの参照結果をまとめた稼働情報です。

Mail Serverに対してクライアントが行った,ユーザと組織の受信メールの参照及び送信メールの参照が出力されます。

項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID又は組織ID※1文字列ユーザID
2メール参照日付YYYY/MM/DD形式日付
3メール参照時間hh:mm:ss形式時間
4メール参照の成否○又は×※2結果
5メールの種別S又はR※3種別
6メールサイズ数値※4サイズ(バイト)
7同報数数値同報数
8添付ファイル数(リッチテキスト含む)※5数値添付数
9送信者又は代表宛先※6
(ニックネームなど)
文字列送信者又は代表宛先
注※1
組織の場合,組織IDの先頭に"@"が付加されます。
注※2
○:成功,×:失敗
注※3
S:送信メール参照,R:受信メール参照
注※4
サイズはクライアント対応プログラムで扱うデータのサイズであるため,その他の稼働情報CSVファイルで出力されるメールサイズとは多少異なります。およそ,本文サイズ+全添付ファイルサイズ合計になります(添付ファイル情報のサイズは含みません)。
注※5
32ビット版メールクライアントで本文モードをリッチテキストにしている場合,添付ファイルとしてリッチテキストファイルが含まれるため添付ファイル数にカウントされます。
注※6
組織の場合は共用メールボックスIDが出力されます。代表宛先はTO→CC→BCCの順で,同一種別の中では,ニックネーム→OR名の順で最初にヒットするものを出力します。IMAP4,POP3プロトコルで参照した場合,E-mailアドレスを持っている送信者又は代表宛先はOR名で出力されます。
(e) mldel.csv(メール削除履歴情報)

Mail Serverで行われた受信メールの削除,送信メールの削除,及び自動削除デーモンの削除結果をまとめた稼働情報です。

Mail Serverに対してクライアントが行ったユーザと組織の受信メールの削除及び送信メールの削除が出力されます。

注意
自動削除デーモンの削除の発生事象(種別「A」)も出力されますが,その場合削除されたメール数は判別できません。また,どのメールが削除されたかの識別はできません。
項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID又は組織ID※1文字列ユーザID
2メール削除日付YYYY/MM/DD 形式日付
3メール削除時間hh:mm:ss 形式時間
4メール削除の成否○又は×※2結果
5メールの種別S又はR又はA※3種別
注※1
組織の場合,組織IDの先頭に"@"が付加されます。
注※2
○:成功,×:失敗
注※3
S:送信メール1通,R:受信メール1通,A:自動削除デーモン1回(1通とは限らない)
(f) mlnput.csv(記事掲示履歴情報)

Mail Serverで行われた記事掲示結果をまとめた稼働情報です。

Mail Serverに対してクライアントが行ったユーザと組織の記事掲示が出力されます。

項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID又は組織ID※1文字列ユーザID
2記事掲示日付YYYY/MM/DD 形式日付
3記事掲示時間hh:mm:ss 形式時間
4記事掲示の成否○又は×※2結果
5掲示板ID文字列掲示板ID
6記事サイズ数値※3サイズ(バイト)
7添付ファイル数(リッチテキスト含む)※4数値添付数
8記事名文字列記事名
注※1
組織の場合,組織IDの先頭に"@"が付加されます。
注※2
○:成功,×:失敗
注※3
サイズはクライアント対応プログラムで扱うデータのサイズであるため,その他の稼働情報CSVファイルで出力される記事サイズとは多少異なります。
注※4
32ビット版メールクライアントで本文モードをリッチテキストにしている場合,添付ファイルとしてリッチテキストファイルが含まれるため添付ファイル数にカウントされます。
(g) mlnopen.csv(記事参照履歴情報)

Mail Serverで行われた記事参照結果をまとめた稼働情報です。

Mail Serverに対してクライアントが行ったユーザと組織の記事参照が出力されます。

項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID又は組織ID※1文字列ユーザID
2記事参照日付YYYY/MM/DD 形式日付
3記事参照時刻hh:mm:ss 形式時間
4記事参照の成否○又は×※2結果
5掲示板ID文字列掲示板ID
6記事サイズ数値※3サイズ(バイト)
7添付ファイル数(リッチテキスト含む)※4数値添付数
8記事ID文字列記事ID
9記事名文字列記事名
注※1
組織の場合,組織IDの先頭に"@"が付加されます。
注※2
○:成功,×:失敗
注※3
サイズはクライアント対応プログラムで扱うデータのサイズであるため,その他の稼働情報CSVファイルで出力される記事サイズとは多少異なります。
注※4
32ビット版メールクライアントで本文モードをリッチテキストにしている場合,添付ファイルとしてリッチテキストファイルが含まれるため添付ファイル数にカウントされます。
(h) mlndel.csv(記事削除履歴情報)

Mail Serverで行われた記事の削除及び記事の期限切れによる削除結果をまとめた稼働情報です。

Mail Serverに対してクライアントが行ったユーザと組織の記事の削除及び記事の期限切れによる削除が出力されます。

注意
どの記事が削除されたかは識別できません。
項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID又は組織ID※1※2文字列ユーザID
2記事削除日付YYYY/MM/DD 形式日付
3記事削除時間hh:mm:ss 形式時間
4記事削除の成否○又は×※3結果
5記事の種別N又はE※4種別
6掲示板ID文字列掲示板ID
注※1
組織の場合,組織IDの先頭に"@"が付加されます。
注※2
期限切れによる記事削除の場合は,"$EXPIRED"が出力されます。
注※3
○:成功,×:失敗
注※4
N:通常の記事削除,E:期限切れによる記事削除
(i) mlpop3.csv(インターネットクライアント履歴情報)

Mail Serverで行われたPOP3,IMAP4のログインとログアウト結果をまとめた稼働情報です。

POP3,IMAP4を使用した時に限定したログインとログアウトの稼働情報です。Mail Serverに対してクライアントが行ったユーザのログイン及びログアウトが出力されます。

注意
サーバダウンなどの障害に伴ってログアウトした場合の履歴情報は出力されません。
項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID※1文字列ユーザID
2ログイン・ログアウト日付YYYY/MM/DD 形式日付
3ログイン・ログアウト時間hh:mm:ss 形式時間
4ログイン・ログアウトの成否○又は×※2結果
5ログイン・ログアウト種別IN又はOUT※3種別
6プロトコル種別POP3又はIMAP4プロトコル
7クライアントIPアドレス※4VVV.XXX.YYY.ZZZ形式IPアドレス
注※1
ユーザID不正などでユーザが特定できない場合,"$NOID"が出力されます。
注※2
○:成功,×:失敗
注※3
IN:ログイン時,OUT:ログアウト時
注※4
Mail Serverがログイン・ログアウトの応答を返す前にクライアントが切断した場合,255.255.255.255又は,0.0.0.0が出力されます。
(j) mlsvcom.csv(サーバ間メール転送履歴情報)

Mail Serverで行われたメールサーバ間のデータ転送結果をまとめた稼働情報です。

メールサーバから他のメールサーバ又はゲートウェイへのデータ転送が出力されます。

注意
データを取得するMail Serverからの送信の履歴情報だけが出力され,受信の履歴情報は出力されません。
項番項目の説明ヘッダ名
1転送元のホスト名文字列転送元ホスト名
2転送先ホスト名又はゲートウェイ名※1文字列転送先ホスト名
3メール転送日付YYYY/MM/DD 形式日付
4メール転送時間hh:mm:ss 形式時間
5メール転送の成否※2結果
6転送先種別M又はG※3転送先種別
7データ種別M又はR又はN又はO※4データ種別
8転送サイズ※5数値サイズ(バイト)
9送信者宛先(ニックネームなど)※6文字列送信者
注※1
ゲートウェイへの転送の場合MTA名が出力されます。また,Mail Server Version 1への転送の場合"#mtaid(数字)"が出力されます。
注※2
転送成功の履歴だけ出力されるため,常に「○」が出力されます。
注※3
M:メールサーバ(MTA),G:ゲートウェイ(SMTP,FAX)
注※4
M:メール,R:レポート(配信通知),N:受信報告(開封通知),O:その他(判別不能)
注※5
サイズはMail Serverで扱うデータのサイズであるため,その他の稼働情報CSVファイルで出力されるメールサイズとは多少異なります。およそ,本文サイズ+全添付ファイルサイズ合計+添付ファイル情報サイズになります。
注※6
ニックネームに変換することができなかった場合や,変換時にユーザが削除されているときなどにOR名で出力されます。組織の場合は共用メールボックスIDが出力されます。
(k) mlresprv.csv(受信メールレスポンス履歴情報情報)

Mail Serverで行われた受信メール一覧を実行した際のレスポンス情報及び,受信メールを開いた際のレスポンス情報をまとめた稼働情報です。

項番項目の説明ヘッダ名
1ユーザID文字列ユーザID
2受付日付YYYY/MM/DD 形式日付
3受付時間hh:mm:ss 形式時間
4レスポンス種別O又はR種別
5レスポンス数値レスポンス(秒)
注※
O:受信メール一覧のレスポンス,R:受信メール開くのレスポンス

(2) 日単位タイプ

ユーザ単位に,記事単位,及び掲示板単位に1日分の事象をまとめた情報が日単位タイプの稼働情報CSVファイルです。

(a) mluser.csv(ユーザ操作日単位情報)

Mail Serverへのアクセスを日付ごとにユーザ単位にまとめた稼働情報です。

Mail Serverへのアクセスを,日付ごとに時刻00:00:00~23:59:59を対象期間としてまとめた情報が出力されます。

注意
ユーザが期間中にMail Serverへのアクセスを一切行わなかった場合は,そのユーザのレコードは出力されません。また,組織メールに関する情報は出力されません。
項番項目の説明ヘッダ名
1日付YYYY/MM/DD 形式日付
2ユーザID文字列ユーザID
3ログイン回数(成功のみ)数字ログイン
4ログアウト回数(成功のみ)数字ログアウト
5セッション時間(秒)数字セッション時間(秒)
6メール送信数(成功のみ)数字メール送信
7メール受信数(成功のみ)数字メール受信
8送信メール参照数(成功のみ)数字送信メール参照
9受信メール参照数(成功のみ)数字受信メール参照
10送信メール削除数(成功のみ)数字送信メール削除
11受信メール削除数(成功のみ)数字受信メール削除
12自動削除デーモン動作数※1数字自動削除
13記事掲示数(成功のみ)数字記事掲示
14記事参照数(成功のみ)数字記事参照
15記事削除数(成功のみ)※2数字記事削除
16POP3-IMAP4ログイン数(成功のみ)数字POP3-IMAP4ログイン
17POP3-IMAP4ログアウト数(成功のみ)数字POP3-IMAP4ログアウト
注※1
削除されたメールの数ではありません。ユーザのメールを消すために自動削除デーモンが動作した回数です。
注※2
有効期限切れによる記事削除数はカウントされません。
(b) mlnews.csv(掲示板記事参照日単位情報)

記事参照を日付ごとに記事単位にまとめた稼働情報です。

記事参照を,日付ごとに時刻00:00:00~23:59:59を対象期間としてまとめた情報が出力されます。

注意
記事が期間中にだれからも参照されなかった場合は,その記事のレコードは出力されません。
項番項目の説明ヘッダ名
1日付YYYY/MM/DD形式日付
2記事ID文字列記事ID
3掲示板ID文字列掲示板ID
4記事参照数数字記事参照
5記事名文字列記事名
(c) mlboard.csv(掲示板記事操作日単位情報)

記事アクセスを日付ごとに掲示板単位にまとめた稼働情報です。

記事アクセスを,日付ごとに時刻00:00:00~23:59:59を対象期間としてまとめた情報が出力されます。

注意
ただし,掲示板が期間中にだれからもアクセスされなかった場合は,その掲示板のレコードは出力されません。
項番項目の説明ヘッダ名
1日付YYYY/MM/DD形式日付
2掲示板ID文字列掲示板ID
3記事掲示成功数数字記事掲示成功
4記事掲示失敗数数字記事掲示失敗
5記事参照成功数数字記事参照成功
6記事参照失敗数数字記事参照失敗
7記事削除成功数数字記事削除成功
8記事削除失敗数数字記事削除失敗
注※
有効期限切れによる記事削除数はカウントされません。

(3) ユーザ実行タイプ

コマンドの実行により出力される,コマンド実行時点の情報をまとめた稼働情報CSVファイルです。

(a) mlstat.csv(メールボックス使用情報)

Mail Serverのメールボックス使用状況をユーザ単位でまとめた稼働情報です。gcolcsvコマンドを-mlstatオプションを指定し実行することにより出力されます。

注意
出力される日付や時刻はgcolcsvコマンドの実行開始時刻です。コマンドの終了時刻によっては,出力される時刻と値の間に多少時間的な差があります。
項番項目の説明ヘッダ名
1日付YYYY/MM/DD形式日付
2時刻hh:mm:ss形式時刻
3ユーザ種別文字列※1ユーザ種別
4ユーザID又は組織ID文字列※2ユーザID
5ユーザ日本語名又は日本語組織名文字列※2日本語名
6ニックネーム又は共用メールボックスID文字列※2ニックネーム
7受信メール総通数数値又は'-'※2※3受信数
8受信メール通数の許容量通数に対する割合n%形式※2※3受信数使用率
9受信メール許容通数数値又は'-'※2※3受信蓄積数(最大)
10受信メール総サイズ数値又は'-'※2※3受信使用量(バイト)
11受信メール総サイズの許容量に対する割合n%形式※2※3受信使用率
12受信メールボックス許容量数値又は'-'※2※3受信容量(Mバイト)※4
13送信メール通数数値又は'-'※2※3送信数
14送信メール通数の許容量通数に対する割合n%形式※2※3送信数使用率
15送信メール許容通数数値又は'-'※2※3送信蓄積数(最大)
16送信メール総サイズ数値又は'-'※2※3送信使用量(バイト)
17送信メール総サイズの許容量に対する割合n%形式※2※3送信使用率
18送信メールボックス許容量数値又は'-'※2※3送信容量(Mバイト)※4
19メッセージ文字列※5メッセージ
20既読受信メール通数数値又は'-'※2※3※6既読受信通数
21既読受信メール通数の許容量に対する割合n%形式既読受信数使用率
22既読受信メールサイズ数値又は'-'※2※3※6既読受信使用量(バイト)
23既読受信メールサイズの許容量に対する割合n%形式※2※3※6既読受信使用率
24未読受信メール通数数値又は'-'※2※3※6未読受信通数
25未読受信メール通数の許容量に対する割合n%形式※2※3※6未読受信数使用率
26未読受信メールサイズ数値又は'-'※2※3※6未読受信使用量(バイト)
27未読受信メールサイズの許容量に対する割合n%形式※2※3※6未読受信使用率
28メール保存期間
(表示された日数を超えたメールを項番31,32でカウントします)
数値又は'-'※2※3※6メール保存期間(日)
29項番31,32のカウントで未読メールを含む場合は○,含まない場合は×を表示します
(gcolcsvコマンドに-rオプションを指定した場合は○,指定しない場合は×)
○又は×又は'-'※6未読対象
30保存期間外の受信メール数数値又は'-'※2※3※6※7保存期間外通数(受信)
31保存期間外の送信メール数数値又は'-'※2※3※6※7保存期間外通数(送信)
注※1
ユーザ種別として次の値が出力されます。
  • USER:個人ユーザ
  • OGANIZATION:組織ユーザ
  • POSTMASTER:Mail Serverのシステムで利用する特別なメールボックスです。通常は利用しません。
  • BBS:掲示板
  • KAIRAN:回覧
  • UNKOWN:不明
注※2
ユーザ種別がポストマスタ,掲示板,回覧及び不明の場合は'-'を出力します。
注※3
該当ユーザに対する情報が取得できなかった場合,負の値が出力されます。
注※4
1Mバイトは1024×1024バイトを示します。
注※5
不正な(項番4,5,6のデータを取得できない)ユーザの場合に"<INVALID USER>"を出力します。正常なユーザの場合は,何も出力されません。
注※6
gcolcsvコマンドを-allオプションを指定しないで実行した場合は"-"を出力します。
注※7
gcolcsvコマンドを-allオプションを指定しかつ,-dオプションを指定しないで実行した場合は,常に0を出力します。
注※8
メールボックスの使用量が2,147,483,648バイト以上,4,294,967,295バイト未満の場合,Groupmax Mail Serverの仕様により,2,147,483,647バイトが出力されます。
また,メールボックス使用量が4,294,967,295バイトを超えた場合,以下の計算式で求められた値が出力されます。
メールボックス使用量 = (実際の使用量 ÷ 2,147,483,648)の余り
(b) mlbstat.csv(掲示板使用情報)

Mail Serverの掲示板使用状況を掲示板単位でまとめた稼働情報です。gcolcsvコマンドを-mlbstatオプションを指定し実行することにより出力されます。

注意
  • 出力される日付や時刻はgcolcsvコマンドの実行開始時刻です。コマンドの終了時刻によっては,出力される時刻と値の間に多少時間的な差があります。
  • 定型掲示板の情報は出力されません。
    項番項目の説明ヘッダ名
    1日付YYYY/MM/DD 形式日付
    2時刻hh:mm:ss形式時刻
    3掲示板ID文字列掲示板ID
    4掲示板名文字列掲示板名
    5親掲示板ID文字列親掲示板ID
    6マスタ掲示板のホスト名文字列※1ホスト名
    7所有者識別U又はO※2所有者識別
    8掲示板を所有するユーザのニックネーム又は組織略称文字列所有者
    9キーワード文字列キーワード
    10記事有効期限数値記事有効期限
    11最大記事有効期限数値最大記事有効期限
    12掲示板作成日付YYYY/MM/DD hh:mm:ss掲示板作成日付
    13記事数上限数値記事数上限
    14警告開始記事数数値警告開始記事数
    15トップ掲示板以下に含まれる全掲示板の使用量合計※5数値又は'-'※3掲示板全使用量(キロバイト) ※4
    16掲示板許容量※5数値又は'-'※3掲示板容量(キロバイト) ※4
    17警告開始容量数値又は'-'※3警告開始容量(キロバイト) ※4
    18掲示板使用量※6数値又は'-'※3掲示板使用量(キロバイト) ※4
    19記事数※6数値記事数
    20重要属性付きの記事数数値記事数(重要) ※7
    21至急属性付きの記事数数値記事数(至急) ※7
    22掲示板の位置文字列※8掲示板位置
注※1
親掲示板が無い場合は何も出力されません。
注※2
U:ユーザ,O:組織
注※3
トップ掲示板の情報の時だけ出力されます。トップ掲示板以外は'-'が出力されます。
注※4
1キロバイトは1024バイトを示します。
注※5
トップ掲示板及び,下位掲示板を含めた情報を出力します。
注※6
掲示板直下に掲示されている記事を対象とした情報を出力します。(下位掲示板の情報は含まれません)
注※7
記事数(項番9)に含まれる重要/至急記事数を出力します。
注※8
掲示板の階層情報を,掲示板名を'/'で区切った形式で出力します。
(例:"/トップ掲示板名/下位掲示板名1/下位掲示板名2/…)
補足:掲示板全使用量及び,掲示板使用量について
下記図に示す掲示板Aに対する掲示板全使用量及び,掲示板使用量について説明します。
<掲示板全使用量>
記事A,記事B,記事C,記事D及び,記事Eの記事サイズの合計(一点差線の範囲)
<掲示板使用量>
記事A,記事B及び,記事Cの記事サイズの合計(点線の範囲)
[図データ]