付録F 用語解説

この章では,Groupmax Address - Assistで使用する用語について説明します。

(英字)
Address - Assist Service
メールボックスやパスワードなどの保存,転送,回復を実行するプログラムです。
Address - Assist Viewer
登録情報の参照や更新を実行するGUIプログラムです。
Address - Assist Viewerサービス
スケジュール実行時に,登録内容をAddress Serverに通知したり,メールボックスの保存や回復を指示するサービスプログラムです。
aspublicinfoファイル
aspublicinfoファイルは,Address - Assist Viewer及びAddress - Assist Serviceの設定値を定義するファイルです。
csvファイル
値と値を,(コンマ)で区切って設定した(Comma Separated Value)ファイルです。
Groupmax連携機能
Address Serverに登録した情報を他のGroupmax製品に通知して,登録した内容を自動的に取り込む機能です。
(あ行)
一括登録ユティリティ
Address Serverに登録する情報をバッチ的に一括して登録するプログラム群です。gmaxchkやLOAD_MBなどのコマンドがあります。
移動
組織,ユーザのホームサーバ又は最上位組織を変更することです。
(か行)
稼働中バックアップ
Groupmaxの機能を停止しないで,Groupmaxの情報を保存する機能です。
管理対象
部門管理者が管理する最上位組織,組織,ユーザ,掲示板メンバ,グループです。
グループ情報
不特定多数のユーザをまとめたグループの設定を行います。例えば,グループは,複数の組織にわたる特別プロジェクトや,社内の同好会などに相当します。組織,ユーザ,兼任ユーザは複数のグループに所属できます。
掲示板情報
掲示板を利用するメンバ及びメンバのアクセス権を設定します。アクセス権はシステム管理者が設定します。このアクセス権に従って,掲示板を作成したり,記事を掲示したりできます。メンバには,最上位組織,組織,ユーザ,グループが含まれます。
掲示板のデフォルト権限
掲示板メンバを新規に作成した際にデフォルトで設定されるアクセス権限です。
(さ行)
詳細ウィンドウ
登録情報の詳細を表示するウィンドウです。メインウィンドウから呼び出されます。例えば,ユーザの詳細ウィンドウでは,日本語名やニックネームなどのユーザ情報の詳細が表示されます。
詳細属性リスト
属性リストで選択した項目に関する,詳細データの項目と項目値をリスト形式で表示した領域です。詳細ウィンドウに左下表示されます。属性リストの選択項目により,表示される詳細項目は変更されます。表示されている項目値を変更することもできます。
スケジュール情報
ユーザ情報,掲示板メンバ情報,グループ情報の登録情報をAddress Serverに反映させるスケジュール(日時など)を設定できます。
属性リスト
メインウィンドウで選択したデータに関する項目と項目値をリスト形式で表示した領域です。詳細ウィンドウに左上に表示されます。表示されている項目値を変更することもできます。
(た行)
ツールバー
Address - Assistのメインウィンドウと詳細ウィンドウのメニューの下にあるボタンです。よく使用する機能がボタンに割り当てられているため,効率的に操作を実行できます。
ツリービュー
Address - Assistのメインウィンドウと詳細ウィンドウで表示されます。ユーザ情報,掲示板メンバ情報,グループ情報,スケジュール情報など,Address - Assistから操作できる登録情報がツリー構造で表示されています。
登録情報
システム管理者がAddress Serverに登録した,最上位組織,組織,ユーザ,掲示板,グループなどの情報です。
(は行)
パスワード一括初期化ファイル
パスワード一括初期化ファイルとは,アドレス組織やアドレスユーザのパスワードの初期値を設定したファイルで,設定内容はパスワード初期化ファイルと同じです。
バックアップデータ
アドレス組織やアドレスユーザのメールボックスやパスワードなどのユーザ資産を保存したデータです。バックアップデータは移動前に保存され,移動後に回復されます。
バックアップデータ格納先
セットアップで指定するバックアップデータの格納先です。移動処理を実行する場合に,バックアップデータが格納されます。UNIX版の場合,バックアップデータ格納先は固定です。
バックアップデータ転送
組織又はユーザのバックアップデータを,バックアップ元(移動前)のサーバから,リストア先(移動後)のサーバへ転送することです。
引き継ぎ登録
組織やユーザを移動する場合に,権利組織設定,兼任ユーザ,グループメンバ設定,掲示板メンバ設定を自動で移動前の状態に回復します。通常の登録では,これらの設定はすべて削除されます。
部門管理者
システム管理者以外の,Address - Assistを利用できる権限を持つユーザです。システム管理者によって,管理できる対象及び権限を設定されます。
閉塞
メールボックスを保存/回復するため,メールを使用できない状態にすることです。メールボックスを保存すると閉塞され,回復すると閉塞は自動的に解除されます。メールボックスを回復する前に閉塞を解除すると,メールボックスを回復できなくなります。
変更情報
システム管理者がAddress Serverに登録した更新情報です。変更情報は他のGroupmax製品に通知するされます。
(ま行)
メインウィンドウ
Address - Assistを起動後すぐに表示される主ウィンドウです。登録情報がツリーとリスト形式で表示されます。
メールボックス保存オプション
アドレス組織やアドレスユーザのホームサーバや最上位組織を変更(移動)する場合にはメールボックスの保存と回復が必要です。メールボックス保存オプションは,この保存と回復を実行する対象や内容を設定します。
(や行)
ユーザ情報
Address Serverで管理する最上位組織,組織,ユーザ,兼任ユーザの情報です。
(ら行)
リストビュー
ツリービューで選択したアイテムに含まれる組織やユーザの情報一覧を表示します。リストビューに表示された項目をダブルクリックすることで,その内容が表示されます。