2.5 注意事項
- Address - Assist Serviceをインストールする場合,Groupmax Address Server Version 6以降が既にインストールされている必要があります。
- Address - Assistをアンインストールする場合,Address - Assistでの登録・更新が完了してからアンインストールしてください。Address - Assist ViewerとAddress - Assist Serviceにインストール/アンインストールの順序はありません。
- Address Serverをアンインストールする場合,必ずAddress - Assistを先にアンインストールしてください。Address - Assistをアンインストールしないで,Address Serverだけアンインストールすることはできません。Address ServerをServer Setup Wizardで初期化する場合は,Address - Assistをアンインストールする必要はありません。
- Address - Assist ViewerとAddress - Assist Serviceは同一ディレクトリにインストールされます。別ディレクトリにインストールすることはできません。
- Address - Assistセットアップで「マスタ管理サーバのドメイン名/ホスト名」を変更する場合は,メールボックスやパスワードなどのバックアップデータ及びスケジュール情報がない状態で変更してください。「マスタ管理サーバのドメイン名/ホスト名」を変更すると,バックアップデータやスケジュール情報は削除されます。
- Address - Assistセットアップで「バックアップデータ格納先」を変更する場合は,メールボックスやパスワードなどのバックアップデータがない状態で変更してください。
- システム保守や障害に備えてバックアップやリストアを実行する場合,Address Serverと同期を取って実行してください。
- Address - Assist ServiceはすべてのAddress Serverにインストールが必要です。特に,導入後Address Serverの追加を実施した場合,追加したAddress ServerへのAddress - Assist Serviceのインストール及びセットアップを確実に実行してください。
- Address - Assistをインストールした場合,LAN環境の設定を正しく実行しないと[Address Server]サービス(アドレスサービス)の起動に失敗する可能性があります。特に,Address ServerをVersion 3以前からVersion 6に更新した場合,バージョンアップによって追加されたポート番号をservicesファイルに漏れなく設定してください。
- インストール及びセットアップが完了した場合,運用に入る前に各サーバ間でメールボックスやパスワードなどのバックアップデータが正しく転送・回復できるか確認してください。例えばAddress ServerがサーバAからサーバCの3台構成の場合,サーバAに所属するテストユーザをサーバB,Cに移動して,メールボックスやパスワードなどが正常に回復されるか確認してください。同様にサーバBのテストユーザをサーバA,Cに,サーバCのテストユーザをサーバA,Bに移動して確認してください。
- Address - Assist ViewerをアンインストールするとCSVファイル出力で出力するファイルのデフォルトのディレクトリ(Address - Assistインストールディレクトリ下のWorkディレクトリ)以下を削除します。CSVファイルが必要な場合は,CSVファイルを待避してからアンインストールしてください。