Address Serverのgmpublicinfoファイルに必要な設定を行ないます。gmpublicinfoファイルはAddress Serverインストール先のnxcdirディレクトリの中にあります。
設定を有効にするには,マスタ管理サーバの[Address Server]サービス(アドレスサービス)を再起動してから,Assist Viewer及び[Address - Assist Viewer]サービスの再起動してください。
メールボックスを移動(ホームサーバ又は最上位組織を変更)する場合,デフォルトではユーザ及び組織のメールボックスを保存/回復します。また,メールボックス以外にパスワードや掲示板記事の未既読情報など,移行できるすべての情報を保存/回復します。この設定で使用したくない場合,保存対象のメールボックスや保存する情報を指定できます。
ASSIST_SAVE_TYPE=N, g, u, a
ASSIST_SAVE_TYPE=u
ASSIST_SAVE_OPTION=mwjbdr i
ASSIST_SAVE_OPTION=mwb
ASSIST_SAVE_OPTION=w
上記レコードを追加した場合,マスタ管理サーバの[Address Server]サービス(アドレスサービス)を再起動してください。
Groupmax連携機能を使用する場合,マスタ管理サーバのgmpublicinfoファイルに次のレコードを追加してください。このキーワードの指定をしない場合は,Groupmax連携機能は働きません。
FLUSH_NOTIFY=Y
上記レコードを追加した場合,マスタ管理サーバの[Address Server]サービス(アドレスサービス)を再起動してください。
Groupmax連携機能については「第7章 Groupmax連携機能」を参照してください。
Address - Assist実行時のエラーを減少できる設定を次に示します。この設定は任意ですが,運用時の重複エラーや登録エラーを回避できるため,設定することを推奨します。ただし,設定はAddress Serverと共通のため,設定を実施した場合はAddress Serverの運転席などから登録した場合にも設定内容が適用されます。設定については,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編」を参照してください。
ORNAME_GEN=AUTO
CHECK_SUPERIOR=N
注 E-mailアドレスのユニークチェックを実施しない設定をすると,ユーザの追加や移動時に,E-mailアドレスの重複エラーを防ぐこともできます。ただし,誤って重複したE-mailを設定してもそのまま登録されます。詳細についてはマニュアル「Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編」を参照してください。
部門管理者の実行で管理対象以外のユーザ情報を参照禁止にする場合,マスタ管理サーバのgmpublicinfoファイルに次のレコードを追加してください。このキーワードの指定をしない場合は,部門管理者の実行で管理対象以外のユーザ情報を参照できます。
USER_OTHER_AUTHORITY=N
上記レコードを追加した場合,マスタ管理サーバの[Address Server]サービス(アドレスサービス)を再起動してください。