4.2.4 兼任ユーザ
(1) 兼任ユーザの追加手順
兼任ユーザを追加する場合,実行状態を即時実行にしてください。スケジュール実行では追加できません。
- 兼任ユーザの詳細ウィンドウを表示する
リストビューから,兼任ユーザを作成するユーザを選択し,次の操作を行います。
- メインウィンドウで,ツールバーの[兼任ユーザ追加]ボタンをクリックします。
又は
- メニューの[データベース]-[兼任ユーザの追加]を選択します。
又は
- 右クリックで表示されたポップアップメニューの[兼任ユーザの追加]を選択します。
又は
- 主体ユーザを選択し,[Ctrl]+[Shift]を押しながら,ツリービュー/リストビューの兼任先へドラッグ&ドロップします。
図4-17のような兼任ユーザの詳細ウィンドウが表示されます。最上位組織ID,組織IDの項目には,追加する最上位組織ID,組織IDの情報が表示されます。最上位組織ID,組織ID以外の項目には,設定されている主体ユーザの情報が表示されます。
図4-17 兼任ユーザの詳細ウィンドウ
![[図データ]](figure/zu041400.gif)
- 情報を入力する
- 各項目の設定値フィールドをクリックすると,入力フィールドになります。
- 「ユーザID」の欄には,1.で選択したユーザの情報が表示されます。変更することはできません。
- 「最上位組織ID」,「所属組織ID」「日本語名」,「英語姓」,「英語名」,「ニックネーム」は,必ず設定してください。ただし,最上位組織直下の兼任ユーザの場合,「所属組織ID」は設定しないでください。
- 「ニックネーム」は,主体ユーザのニックネームを設定するとシステムが自動的にニックネームを作成します。
- 「上長役職名」は設定値フィールドをクリックすると,一覧が表示されます。その中から設定したい値を選択してください。
- 「電話番号等」は,設定値フィールドをクリックすると一覧が表示され,詳細属性リストに詳細項目が表示されます。詳細属性リストの設定値フィールドをクリックすると,入力フィールドになります。一覧又は詳細属性リストで値を設定してください。
- 「役職」は,設定値フィールドをクリックすると一覧つき入力フィールドが表示されます。一覧から設定値を選択するか,直接設定値を入力してください。
- 各入力項目の詳細については,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編」を参照してください。
- 情報を登録する
入力が終了したらメニューの[ファイル]-[登録]又はツールバーの[登録]ボタンをクリックします。
確認メッセージが表示されるので,追加する場合[登録],キャンセルする場合は[キャンセル]を選択します。
(2) 兼任ユーザの参照/更新手順(登録情報変更)
- 参照/更新する兼任ユーザを選択する
メインウィンドウのリストビューから,参照,又は情報を変更する兼任ユーザをクリックします。
- 兼任ユーザの詳細ウィンドウを表示する
又は
- ツールバーの,[参照/更新]ボタンをクリックします。
又は
- メニューの[データベース]-[参照/更新]を選択します。
又は
- 右クリックで表示されたポップアップメニューの[参照/更新]を選択します。
図4-18のような兼任ユーザの詳細ウィンドウが表示されます。
図4-18 兼任ユーザの詳細ウィンドウ
![[図データ]](figure/zu041500.gif)
- 情報を入力する
必要事項に情報を入力します。入力方法は「4.2.4(1) 兼任ユーザの追加手順」と同様です。ただし,「ユーザID」は変更できません。
注 「ユーザID」には兼任ユーザIDが表示されます。
- 情報を登録する
入力が終了したら
- メニューの[ファイル]-[登録]をクリックします。
又は
確認メッセージが表示されるので,更新する場合[登録]又は[引継登録],キャンセルする場合は[いいえ]を選択します。
注1 兼任ユーザの所属組織を変更する場合,主体ユーザの権利組織は変更されません。変更後の組織の権利が必要な場合は再度設定してください。
注2 最上位組織IDを変更した場合,[引継登録]をクリックすると, グループ情報を引き継ぎます。[登録]の場合は,グループ情報を引き継ぎません。
(3) 兼任ユーザの参照/更新手順(組織移動)
兼任ユーザの所属組織を移動します。
- 移動する兼任ユーザを選択する
メインウィンドウのリストビューから,移動する兼任ユーザをクリックします。
- 移動先を指定する
ツリービュー/リストビューの移動先の組織にドラッグ&ドロップします。
確認メッセージが表示されるので,更新する場合[はい],キャンセルする場合は[いいえ]を選択します。
[Ctrl]を押しながらドラッグ&ドロップすると,グループ情報を引き継ぎます。ドラッグ&ドロップだけの場合は,グループ情報を引き継ぎません。
(4) 兼任ユーザの削除手順
- 削除する兼任ユーザを選択する
メインウィンドウのリストビューから,削除する兼任ユーザをクリックします。
- 兼任ユーザを削除する
又は
又は
- 右クリックで表示されたポップアップメニューの[削除]を選択します。
確認メッセージが表示されるので,削除する場合[はい],キャンセルする場合は[いいえ]を選択します。
注 兼任ユーザを削除すると,主体ユーザの権利組織が削除される場合があります。主体ユーザの権利組織が必要な場合は再度設定してください。