2.4.1 セットアップで指定する項目
(1) Address - Assist Viewerで設定する項目
- マスタ管理サーバのドメイン名/ホスト名
マスタ管理サーバのドメイン名(ホスト名)を設定します。
- バックアップデータ転送リトライ回数
組織やユーザを別のサーバに移動する場合に,保存したメールボックスやパスワードなどのバックアップデータを転送する処理のリトライ回数を設定します。0から999回の間で指定できます。0の場合はリトライは行いません。初期値は12回に設定されています。
- バックアップデータ転送リトライ間隔
保存したバックアップデータの転送処理のリトライ間隔を設定します。リトライ間隔は0から60分の間で指定できます。0分の場合はリトライは行いません。初期値は10分に設定されています。
- 部門管理者機能
システム管理者以外に,Address Serverの登録情報を参照・更新できる部門管理者機能を使用するか,設定します。初期値は「使用する」に設定されています。部門管理者機能については「第5章 部門管理者」を参照してください。
- Scheduler親サーバのドメイン名/ホスト名
Groupmax連携機能を使用してSchedulerのホームサーバ一覧やSchedulerのユーザ情報取込の実行状況ログを参照する場合,Scheduler親サーバのドメイン名(ホスト名)を設定します。SchedulerのGroupmax連携機能については,マニュアル「Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド」を参照してください。
(2) Address - Assist Serviceで設定する項目
- バックアップデータ格納先(Windows NT版だけ)
メールボックスやパスワードなどのバックアップデータを格納するディレクトリを指定します。初期値はAddress - Assistのインストールディレクトリが設定されています。実際のデータは設定ディレクトリの下にBackupというディレクトリを作成して,その中に格納されます。空きディスク容量が十分ある固定ハードディスク(ネットワークドライブは不可)の書き込みできる専用ディレクトリを指定してください。HP-UX版およびAIX版の場合は固定で,以下のディレクトリの中になります。
/var/opt/GAAssist/Backup