11.2.2 業務管理機能
業務管理機能は,Workflowで運用されている業務の状況を改善するための機能です。業務管理機能を使って,例えば次のようなことができます。
- 業務をスムーズに進めるための各種操作ができる
運用モニタでは,モニタ機能で参照した情報を基に次のようなことができます。
- 作業量を調整する
例えば,特定のユーザに作業が集中しているとき,このユーザの作業をほかのユーザに振り替えられます。このような操作によって,ビジネスプロセス全体の作業量を調整し,業務をスムーズに進めることができます。
- 状況の変化に対応する
例えば,急いで処理しなければならなくなった作業の処理期限を変更したり,処理する必要のなくなったワークをキャンセルしたりできます。このため,業務の状況に変化があってもすぐに対応できます。
- 情報を参照しながらその場で操作できる
ビジネスプロセスやワークなどの状況を参照しながら,必要に応じて状況改善のための操作ができます。例えば,案件の振り替えや一時停止など,案件に対する操作は,案件情報を参照しているウィンドウで実行できます。