5.4.2 ビジネスプロセス運用時のアプリケーションプログラムの起動
ビジュアル定義では,特定のアプリケーションプログラム(AP)と連携したビジネスプロセスを作成できます。APと連携したビジネスプロセスでは,ユーザが案件を処理するときに特定のAPを自動的に起動させることができます。
APは,業務に合わせてユーザが独自に作成します。例えば,案件を処理するユーザが,自動的に起動したAPからケース属性値を入力する業務などが作成できます。APの作成方法の詳細については,マニュアル「Groupmax Workflow-Library Version 6 プログラミングガイド」を参照してください。
APとの連携の操作方法を説明します。
- 操 作
- APを関連付けるノードの[ソース]ダイアログ,又は[作業机]ダイアログで,[ユーザ処理リスト]タブを選択します。
[ユーザ処理リスト]タブが開きます。
- 作業の追加で「AP起動」を選択してから[追加]をクリックします。
[作業の追加]ダイアログが開きます。
- プログラムの実行種別を選択します。
コンボボックスから種別を選択します。
- コマンドラインを入力します。
起動するアプリケーションファイル名を入力します。
また,必要に応じて,アプリケーション名の後ろに半角スペースを空けて,アプリケーションと関連付けられているファイル名を入力します。アプリケーションと関連付けられているファイル名を入力しておくと,ビジネスプロセス運用時に,アプリケーションがそのファイルを自動的に読み込んで起動します。
- 起動直前にサーバから読み込むファイル一覧にファイル名を設定します。
Workflow管理サーバに登録してあるファイルを設定しておくと,ビジネスプロセス運用時に,アプリケーションがそのファイルを自動的にWorkflow管理サーバから読み込んで起動します。
- [OK]をクリックします。
[作業の追加]ダイアログが閉じます。
- APのWorkflow管理サーバへの登録
ビジネスプロセスと連携させるAPは,Workflow管理サーバに登録されている必要があります。ただし,APは,必ずビジネスプロセスをWorkflow管理サーバに登録した後で登録してください。
APのWorkflow管理サーバへの登録方法を,次に示します。
- 操 作
- [ビジネスプロセス]-[アプリケーションをサーバに登録]を選択します。
Workflow管理サーバに接続していない場合はログインを問い合わせるメッセージダイアログが開きます。[OK]をクリックすると[Groupmaxログイン]ダイアログが開くので,ユーザID(ニックネームログインの場合はニックネーム)及びパスワードを入力して,Workflow管理サーバにログインしてください。ログインが正常に終了すると[アプリケーションをサーバに登録]ダイアログの[基本属性]タブが開きます。
- Workflow管理サーバに登録するAPを選択します。
- [OK]をクリックします。