13.2 運用モニタを起動しビジネスプロセスの表示条件を設定します
**株式会社の資材部資材課の課長,田中太郎さんは,課内の基幹業務であるビジネスプロセス「発注処理」を管理しています。田中さんは運用モニタを使って,「発注処理」の作業に問題がないかどうかを確認します。
運用モニタを使うため,まず運用モニタを起動します。次に,ビジネスプロセスの表示条件を設定して,参照したいビジネスプロセスを絞り込みます。
- 操 作
- 運用モニタを起動し,[運用モニタ]ウィンドウを開きます。
起動方法の詳細については,「12.1 運用モニタの起動」を参照してください。
- ツリービューの[ビジネスプロセス情報]フォルダをクリックしてから[表示]-[表示条件の設定]を選択します。
[表示条件の設定]ダイアログが開きます。[表示条件の設定]ダイアログを図13-2に示します。
図13-2 [表示条件の設定]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu130002.gif)
- 「範囲指定」を選択し,「自分がビジネスプロセス管理者」を選択します。さらに[OK]をクリックします。
[運用モニタ]ウィンドウのツリービュー及びリストビューに,自分がビジネスプロセス管理者になっているビジネスプロセスの一覧が表示されます。ビジネスプロセスの一覧が表示されたウィンドウを図13-3に示します。
図13-3 ビジネスプロセスの一覧が表示されたウィンドウ
![[図データ]](figure/zu130003.gif)
ビジネスプロセスの一覧から,ビジネスプロセスの管理者やバージョンなどが分かります。一覧に表示されている「運用状態」とは,ビジネスプロセスに案件を投入できるかどうかの状態のことです。