4.4.7 Workflow管理サーバへのビジネスプロセスの登録

作成したビジネスプロセスを運用するために,ビジネスプロセスをWorkflow管理サーバに登録します。Workflow管理サーバに登録すると同時に,ビジネスプロセスは配布予約状態になります。

「ファイルの保存」,「チェック」及び「実行形式ファイルの生成」が実行されていない場合は,Workflow管理サーバに登録する前に自動的に実行されます。

ここでは,「4.4.5 ビジネスプロセスの定義内容の確認」,「4.4.6ビジネスプロセスの実行形式ファイルの生成」で「ファイルの保存」,「チェック」及び「実行形式ファイルの生成」を実行済みなので,ほかの処理をしないで,ビジネスプロセスをWorkflow管理サーバへ登録します。

操 作
  1. [ビジネスプロセス]-[サーバに登録]を選択します。
    [属性定義]ダイアログが開きます。ここでは,「4.4.4 ビジネスプロセスの属性定義」で定義した内容が表示されます。
  2. [運用状態]タブを選択し,登録時の運用状態を設定します。
    ビジネスプロセスをWorkflow管理サーバに登録した後,どのように運用するかを設定します。ここでは,案件の投入状態を「許可する」にチェックします。
  3. [OK]をクリックします。
    生成した実行形式ファイルとビジネスプロセスの定義ファイルがWorkflow管理サーバに登録されます。登録が完了すると,[アウトプット]ウィンドウに登録が完了したことが表示されます。また,[登録終了]ダイアログが開きます。
    ただし,ノードに定義されている情報がWorkflow管理サーバに登録されていない場合にはエラーメッセージが表示されます。ここで,メッセージダイアログの[ヘルプ]ボタンをクリックすると,表示されたエラーメッセージについてのオンラインヘルプのトピックを参照できます。メッセージダイアログを閉じると,[サーバ未登録情報]ダイアログが開き,登録エラーの原因になったロールや自動配布キーが表示されます。[ワークフローロール定義]ウィンドウで,ロール情報や自動配布キーの値を修正します。
    また,指定したビジネスプロセスが既にWorkflow管理サーバに登録されている場合は,[サーバに登録]ダイアログが開きます。ビジネスプロセス名を変更してから登録するか,又は上書きしてください。ダイアログの詳細については,オンラインヘルプを参照してください。

これで,例題のビジネスプロセスは運用できるようになりました。

[ファイル]-[閉じる]を選択すると,[ビジネスプロセス]ウィンドウが閉じます。ワークフロー定義を終了する場合は,[ファイル]-[ワークフロー定義の終了]を選択します。ワークフロー定義を終了する操作でビジネスプロセスの定義を終了できます。ワークフロー定義の終了方法については,「3.2 ビジュアル定義の終了」を参照してください。