ビジュアル定義を使う利点を次に示します。
ノードには,実際の処理(仕事)を示す処理ノードとフロー図の流れを制御する制御ノードがあります。フロー図上では,それぞれ処理アイコン,制御アイコンで表現されます。
ビジュアル定義では,処理アイコン及び制御アイコンと,それぞれのアイコンを結ぶアロー(矢印)を描画アイコンとして提供しています。これらをウィンドウ上で組み合わせることで,フロー図を容易に作成できます。
図2-7 フロー図の作成例
フロー図の一部を階層アイコンで表現できます。階層化定義を利用することで,フロー定義をトップダウン方式で定義できます。したがって,階層化定義を利用すると,フロー図全体がコンパクトになり,ビジネスプロセスが見やすくなります。
図2-8 階層化の例