2.2.1 ビジュアル定義を構成する機能

ビジュアル定義は,次の4種類の機能で構成されています。

各機能がビジュアル定義でどのような役割を果たしているかについて,次に説明します。

Workflowを利用するユーザ(ワークフローユーザ)を登録する機能です。Workflow管理サーバに登録されているユーザからワークフローユーザを選択し,ユーザ権限を設定します。ユーザ権限については,「2.2.2 ビジュアル定義のユーザ」を参照してください。

ワークフローの業務上の役割(ロール)を作成し,担当者を割り当てる機能です。ロールに割り当てるユーザは,ワークフローユーザから選択します。作成したロールもWorkflow管理サーバに登録します。

書類の流れをフロー図として作成し,処理の内容を定義する機能です。ワークフローユーザやロール,書類に対する処理を設定します。さらに,定義したフロー図に沿って書類を流せるように,Workflow管理サーバに登録します。

Workflowがマルチサーバ環境で動作する場合,ビジネスプロセス定義やロール定義をWorkflowサーバに配布します。また,現在の配布状況を確認して,配布に関する設定内容を変更したりします。