4.4.5 ビジネスプロセスの定義内容の確認

作成したビジネスプロセスの設定に間違いがないかどうかをチェックします。ここで確認できるのは,ノードごとの情報の過不足やノード間の接続の整合性です。

操 作
  1. [ビジネスプロセス定義]ウィンドウで,[ビジネスプロセス]-[チェック]-[全てのノードを対象とする]を選択します。
    作成したビジネスプロセスをチェックします。
    チェックの実行中は,メッセージダイアログに「チェック中...」と表示されます。[中断]をクリックすると,チェックを中断できます。
    チェックが終了すると,[アウトプット]ウィンドウにチェック結果が表示されます。エラーがあった場合は,エラーメッセージが[アウトプット]ウィンドウに表示されます。エラーメッセージをダブルクリックすると,ビジネスプロセス上のエラーとなったノードに位置付きます。
    なお,[アウトプット]ウィンドウを閉じる又は再表示する場合は,[ウィンドウ]-[アウトプット]を選択してください。
    チェックを実行すると,定義内容がチェックされるだけでなく,ケース情報がアローやノード上に配置され,ビジネスプロセスの定義ファイルが更新されます。配置されたケース情報を表示するには,[編集]-[ケース表示]を選択し,[ビジネスプロセス定義]ウィンドウの表示を最新の状態にします。
    また,[ビジネスプロセス定義]ウィンドウのアロー上のケースから,"?"マークが消え,図4-26のように変わります。

    図4-26 ケースの表示形態

    [図データ]

ビジネスプロセスのチェックでは,実際のケース投入後のデータに依存した案件の流れは検証できません。したがって,運用前にビジネスプロセス内情報ファイルのケース情報及び遷移情報の確認,ケース投入後の案件の流れの再検証をする必要があります。ビジネスプロセス内情報ファイルについては,「5.6 ビジネスプロセス内の情報ファイルの出力」を参照してください。