5.2.1 階層アイコンを用いたフローを定義してから階層化フローを定義する方法
- <この項の構成>
- (1) 階層アイコンの貼り付け
- (2) 階層アイコンの属性定義
- (3) 階層化フローの定義
- (4) 階層化フローのチェック
(1) 階層アイコンの貼り付け
- 操 作
- [ビジネスプロセス定義]ウィンドウ上に,描画ツールから階層アイコンを選択し,貼り付けます(ノードを貼り付ける方法と同じです)。
図5-14 階層アイコンを貼り付けた[ビジネスプロセス定義]ウィンドウの例
![[図データ]](figure/zu050014.gif)
(2) 階層アイコンの属性定義
- 操 作
- 階層アイコンを選択した状態で,[編集]-[属性変更]を選択します。
[階層アイコン]ダイアログが開きます。ノード名には「階層+通し番号」が仮定されます。
- ノード名を入力します。
ここでは「書類整備」と入力します。
- [OK]をクリックします。
ノード名の設定が完了し,[ビジネスプロセス定義]ウィンドウに戻ります。階層アイコンの下には,指定したノード名が表示されます。
(3) 階層化フローの定義
- 操 作
- 階層アイコンをダブルクリックします。
[階層化フロー定義]ウィンドウが開きます。既に定義されている場合は,定義内容が表示されます。
ウィンドウタイトルには,「ビジネスプロセス1→書類整備」と表示されます。
- フロー図を描きます。
フロー図を描く操作については,「4.4 ビジネスプロセスを定義しましょう」を参照してください。
階層化フローの入口には階層入力アイコンを,出口には階層出力アイコンを使用します。アイコンの説明については,オンラインヘルプを参照してください。
図5-15 [階層化フロー定義]ウィンドウ
![[図データ]](figure/zu050015.gif)
- 属性を定義します。
貼り付けた各ノードの属性を定義します。
なお,階層入力アイコンと階層出力アイコンは,階層フロー定義特有のアイコンであるため,次に階層入力アイコンと階層出力アイコンの属性定義の手順を示します。
(a) 階層入力アイコンの属性定義
- 操 作
- [階層化フロー定義]ウィンドウ上で,階層入力アイコンを選択し,続いて[編集]-[属性変更]を選択します。
[階層入力]ダイアログが開きます。ノード名には「入力+通し番号」が仮定されます。
- ノード名を入力します。
ここでは「書類整備入力」と入力します。
- [OK]を押します。
ノード名の設定が完了し,[階層化フロー定義]ウィンドウに戻ります。階層入力アイコンの下には,指定したノード名が表示されます。
(b) 階層出力アイコンの属性定義
- 操 作
- [階層化フロー定義]ウィンドウ上で,階層出力アイコンを選択し,続いて[編集]-[属性変更]を選択します。
[階層出力]ダイアログが開きます。ノード名には「出力+通し番号」が仮定されます。
- ノード名を入力します。
ここでは,「書類整備出力」と入力します。
- [OK]をクリックします。
ノード名の設定が完了し,[階層化フロー定義]ウィンドウに戻ります。階層出力アイコンの下には,指定したノード名が表示されます。
- [階層化フロー定義]ウィンドウ上の[ファイル]-[閉じる]を選択します。
[階層化フロー定義]ウィンドウが閉じます。
階層化フローの定義中に,階層化フローの使用元の定義内容を参照するときには,[ウィンドウ]-[階層化フローの使用元表示]を選択するとカスケードメニューが表示されるので,[直前]か又は[最上位]のどちらかを選択します。
(4) 階層化フローのチェック
- 操 作
- [ビジネスプロセス定義]ウィンドウの[ビジネスプロセス]-[チェック]-[全てのノードを対象とする]を選択します。
階層化フローも含めたビジネスプロセス定義の内容がチェックされます。