6.7 ファイル出力

スケジュールデータをCSV形式でファイルに出力します。ほかの表計算用ソフトなどで自由にデータ編集したり,好きなフォーマットで印刷ができます。固定フォーマット以外で印刷したい場合に便利です。

また,vCalendar形式でファイルに出力することもできます。

開始日,期間,メンバ名を指定して,複数人のデータを一度に出力することができます。

<この節の構成>
(1) 「ファイル出力」ダイアログボックスを表示する
(2) メンバを変更する
(3) 開始日を指定する
(4) 期間を指定する
(5) ファイル出力を実行する

(1) 「ファイル出力」ダイアログボックスを表示する

「ファイル出力」ダイアログボックスが表示されます。

図6-14 「ファイル出力」ダイアログボックス

[図データ]

(2) メンバを変更する

メンバにはデフォルトで現在スケジュールを表示しているメンバがセットされます。追加する場合は,

メンバ名が追加されます。メンバは最大30まで選択できます。削除したい場合は,削除したいメンバ名を選択し,[メンバ削除]ボタンをクリックしてください。メンバ名は複数指定することができます。

(3) 開始日を指定する

(4) 期間を指定する

注意
日数の単位に月を指定した場合は来月の開始日-1日までが対象期間となります(例:開始日に10月10日を指定した場合は11月9日までが対象期間となります)。また,月末で存在しない日付の場合は,末日までが対象期間となります(例:開始日に1月31日を指定した場合は2月28日までが対象期間となります)。

(5) ファイル出力を実行する

[OK]ボタンをクリックすると「保存」ダイアログボックスが表示されます。ファイル名を入力し[OK]ボタンをクリックすると,ファイル出力が実行されます。このとき改行文字については半角スペース2個,そのほかの制御文字は半角スペース1個に変換されます。

またこの際にファイルへの出力形式を指定してください。

Version3以前の形式,Version5形式の例を以下に示します。

Version3以前の形式

1.日付          9.予約回答

2.開始時間       10.予約者部署名

3.終了時間       11.予約者

4.行先         12.予約日

5.区分         13.予約時間

6.用件         14.回答日

7.略記         15.メンバ部署名

8.メモ         16.メンバ名

Version5形式

1.日付          9.予約回答

2.開始時間       10.予約者部署名

3.終了時間       11.予約者

4.行先         12.予約日

5.区分         13.予約時間

6.用件         14.回答日

7.略記         15.メンバ部署名

8.メモ         16.メンバ名

             17.拡張スケジュール

Version5形式の例:

"1999/06/16","13:00","15:00","会議室","自ビル","顧客会議","会議","配布資料を持参してください","承認","開発部","田中京子","1999/06/02","16:42","1999/06/08","営業部","大竹正人","一人10分間で説明"

注意
イベントスケジュールの場合は,開始時間,終了時間にそれぞれ""が出力されます。
注意
vCalendar形式の場合,複数メンバを選択しての出力はできません。選択メンバは一人にしてください。
注意
月間スケジュール,週間スケジュール,1日スケジュール,メンバスケジュールのスケジュール上で右クリックし[他形式保存]を選択しても,同様の操作ができます。この場合は上記(5)の保存ダイアログの説明以降の手順で実行してください。