2.3.1 Groupmax Form ClientでのDMA伝票の作成
Groupmax Form Clientの伝票処理ウィンドウで,ワークフローと連携して起動できるDMA伝票(案件投入用伝票や案件処理用伝票)を作成してください。
また,Groupmax Form Clientで作成したDMA伝票は,ASP変換することでWWW上で使用できます。そのため,ASP変換時の変換方式を考慮してDMA伝票を作成してください。DMA伝票の変換方式については,「2.3.2 DMA伝票の変換方式」を参照してください。
- ワークフローとの連携
@案件データ入力や@案件投入などの処理コマンドを使って,案件処理ができるようにしてください。案件オプションや案件ボタンオプションは使えません。
- 文書管理との連携
@文書登録を使うと,案件をXMLファイルに出力して,一般文書として文書管理サーバに登録できます。
- 電子印の作成
捺印機能で使用する電子印はGroupmax Form Clientで作成してください。業務で複数の電子印を使用する場合は,一つの電子印ファイルにまとめて保存してください。なお,電子印の一括作成機能を使うと,複数の電子印をまとめて作成できます。
- エラー処理方法
自動的なエラー通知は行われません。必ずエラー処理を作成してください。
- 伝票の終了方法
伝票は,必ず@処理終了を使って終了するように作成してください。
- 項目属性(数値,桁数)
項目属性(数値,桁数)は,WWWブラウザ上で入力されたときだけチェックされます。@代入などの処理コマンドを使った場合は,チェックされません。
- 複数の明細部の作成
Groupmax Form for ASPを使って,WWW上で使用するASP伝票にASP変換するときは,繰り返し回数が異なる複数の明細部を作成できます。
複数の明細部を作成するには,伝票処理ウィンドウで[オプション]-[WWW変換オプション]-[複数明細]を選択します。明細部を作成したら,明細部の外枠をクリックして[属性]-[項目属性]を選択して,明細名を設定します。明細処理行数は支援していないため,設定しても無効になります。
なお,複数の明細部を作成したDMA伝票は,Groupmax Form Clientでは実行できません。
- ファイルタイトルの指定
DMA伝票の作成時に指定したファイルタイトルが,実行時にWWWブラウザのタイトルバーに表示されます。ファイルタイトルは,伝票処理ウィンドウで[ファイル]-[ファイルタイトルの変更...]を選択して,[ファイルのタイトル]ダイアログボックスで指定できます。
- WWWブラウザでの処理の実行
作成した処理定義は,全体がWWWサーバで実行される処理(VBScript)に変換されます。入力チェック処理などWWWブラウザで実行させたい処理がある場合は,処理定義にASP注釈を指定して,WWWブラウザで実行される処理(JavaScript)への変換もできます。WWWブラウザでの処理の実行については,「2.3.2(3) WWWブラウザでの処理の実行 」を参照してください。
- スクリプトの直接記述
VBScriptやJavaScriptの直接記述もできます。VBScriptの直接記述については「2.3.3VBScriptの直接記述」を,JavaScriptの直接記述については「 2.3.6 JavaScriptの直接記述」を参照してください。
- ASP伝票のテスト表示
ASP伝票の画面形式は,業務実行時にWWWブラウザに表示される画面形式を確認しながら作成できます。画面形式の確認については,「2.4.3 伝票画面のテスト表示」を参照してください。
なお,ASP伝票で使用できる機能の詳細は,「4.Groupmax Form Clientとの相違」を参照してください。