2.3.5 VBScriptで使用できるセッション変数

Groupmax Form for ASPが提供しているセッション変数を,VBScriptで使用できます。使用できるセッション変数を,次に示します。セッション変数の詳細については,「第5章 関数及びセッション変数の文法」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 戻り先URLを設定する
(2) 案件オブジェクトIDを取得する
(3) テンプレートページの仮想ディレクトリパスを設定する
(4) 文書管理連携の作業ディレクトリ及び登録先サーバを設定する
(5) 画面をカスタマイズする

(1) 戻り先URLを設定する

ASP伝票終了時の戻り先URLを設定するには,Session("_GFormREFERER")セッション変数を使用します。

(2) 案件オブジェクトIDを取得する

処理中の案件の案件オブジェクトIDを取得するには,Session("_GFormCaseOID")セッション変数を使用します。例えば,取得した案件オブジェクトIDを戻り先のURLのASPファイルに引き継ぎ,伝票処理後の後処理を実行する場合に,Session("_GFormCaseOID")セッション変数を使用します。

(3) テンプレートページの仮想ディレクトリパスを設定する

Groupmax Workflow - Development Kit for ASPのテンプレートページの仮想ディレクトリパスを設定するには,Session("_GfTemplatePath")セッション変数を使用します。テンプレートページは,@案件投入や@案件遷移のシステム宛先などで使われます。

(4) 文書管理連携の作業ディレクトリ及び登録先サーバを設定する

@文書登録の実行に必要な,Groupmax Document Managerが使用する作業ディレクトリを設定するには,Session("_GfDmUserDir")セッション変数を使用します。また,登録先サーバのホスト名又はIPアドレスを設定するには,Session("_GfDmServer")セッション変数を使用します。

(5) 画面をカスタマイズする

案件の処理画面及び添付ファイル操作画面に表示されるボタンのラベルや項目の見出しなどをカスタマイズするには,Session("_GfcLabel")セッション変数を使用します。