3.2.1 案件の処理画面
ビジネスプロセスの定義と処理定義に指定した案件処理コマンドの内容によって,案件の処理画面が伝票画面に替わってWWWブラウザに表示されます。
なお,処理画面に表示される[宛先]ボタンの操作方法については,Groupmax Workflow - Development Kit for ASPとともにインストールされるHTMLマニュアルの,システム宛先テンプレートページの説明を参照してください。
- @案件投入
ビジネスプロセスの定義と,@案件投入の投入オプションの指定によって,案件投入画面が表示されます。データを入力して[OK]ボタンをクリックすると,案件が投入され,伝票画面に戻ります。案件を投入しないで伝票画面に戻りたい場合は,[キャンセル]ボタンをクリックします。
![[図データ]](figure/zu030201.gif)
- 複写先
- ビジネスプロセスで「複写先選択」が定義されている場合,定義された複写先が表示されます。チェックボックスをチェックすると,複写ノードが確定されます。複写先を必ず選択しなければならない場合は,作業名が青色で表示されます。
- スキップ
- @案件次ノード選択で遷移先での処理をスキップできるように定義されている場合,処理をスキップするかどうかを指定するためのチェックボックスが表示されます。チェックボックスをチェックすると,遷移先のノードでの処理をスキップして,その次の処理に遷移します。
- 作業者の指定
- ビジネスプロセスで「作業者の指定」が定義されている場合,候補となる次ノードの作業名が表示されます。作業者を必ず指定しなければならない場合は,作業名が青色で表示されます。
- 配布先の指定
- ビジネスプロセスで「配布先ロールの指定」が定義されている場合,候補となる次ノードの作業名が表示されます。コンボボックスから配布先キーを選択してください。なお,処理画面に「配布先の指定」が表示された場合,配布先を必ず指定してください。
- @案件遷移(遷移)
ビジネスプロセスの定義と,@案件遷移の遷移オプションの指定によって,案件処理画面が表示されます。データを入力して[OK]ボタンをクリックすると,案件が次の処理先に送信され,伝票画面に戻ります。案件を処理しないで伝票画面に戻りたい場合は,[キャンセル]ボタンをクリックします。
「複写先」,「作業者の指定」,及び「配布先の指定」の操作方法は,案件投入画面の操作方法と同じです。案件投入画面での説明を参照してください。
- @案件遷移(差し戻し)
@案件遷移(差し戻し)を実行すると,差し戻し指定画面が表示されます。差し戻し指定画面には,差し戻し先の候補として,案件の過去の処理者,作業名,及び処理日時が表示されます。
ラジオボタンを選択して[差し戻し]ボタンをクリックすると,案件が差し戻され,伝票画面に戻ります。案件を差し戻さないで伝票画面に戻りたい場合は,[キャンセル]ボタンをクリックします。
![[図データ]](figure/zu030203.gif)
- @案件遷移(振り替え)
@案件遷移(振り替え)を実行すると,振り替え先指定画面が表示されます。
振り替え者を指定して[振り替え]ボタンをクリックすると,指定された振り替え先に案件が振り替えられ,伝票画面に戻ります。案件を振り替えないで伝票画面に戻りたい場合は,[キャンセル]ボタンをクリックします。
![[図データ]](figure/zu030204.gif)
- @案件遷移(相談)
@案件遷移(相談)を実行すると,相談先指定画面が表示されます。
相談者を指定して[相談]ボタンをクリックすると,指定された相談先に案件が送信され,伝票画面に戻ります。案件を送信しないで伝票画面に戻りたい場合は,[キャンセル]ボタンをクリックします。
なお,ビジネスプロセスに定義された案件の処理は,送信した相談先から,案件が戻ってきたときに再開します。
![[図データ]](figure/zu030205.gif)