指定されたWWWサーバ上の任意のファイルを,案件のケースの添付ファイルに追加します。
対象:VBScriptの直接記述
構文
<!-- #include virtual="/FormASPInclude/FAUSVCom.inc" -->
return GFormAppendDocFile(sCaseName, sFullPath, sErrCode, sErrMsg)
指定項目
GFormAppendDocFile関数の構文の指定項目を,次に示します。
指定項目 | 内容 |
---|---|
return | 処理結果を返します。 True:正常に終了しました。 False:処理中にエラーが発生しました。 |
sCaseName | ファイルを添付する案件のケースの名称を文字列で指定します。 |
sFullPath | 添付するWWWサーバ上のファイルのフルパスを文字列で指定します。 |
sErrCode | エラー発生時にエラー詳細コードが設定されます。 |
sErrMsg | エラー発生時にエラーメッセージが設定されます。 |
解説
GFormAppendDocFile関数を使うと,sCaseNameで指定した案件のケースに,sFullPathで指定したWWWサーバ上のファイルを添付できます。
GFormAppendDocFile関数でファイルを添付した後,遷移案件をキャンセルした場合,ファイルの添付は取り消されます。
GFormAppendDocFile関数を呼び出した後で,sFullPathで指定したファイルの内容を変更した場合,GFormAppendDocFile関数を再び呼び出して,その変更を反映してください。
sFullPathで指定したファイルのファイル名が,@添付ファイル操作で処理したファイル名又はGFormAppendDocFile関数で指定されたファイル名と同じ場合,後から指定したファイルだけが添付されます。
GFormAppendDocFile関数を使って添付されたファイルは,@添付ファイル操作の操作画面に表示されます。このため,操作画面で削除やダウンロードの操作対象になります。
GFormAppendDocFile関数を使用する場合,Session("Wf")セッション変数に,Groupmaxにログイン済みのGroupmax Workflowオブジェクトを設定しておく必要があります。
処理中にエラーが発生すると,GFormAppendDocFile関数はsErrCode及びsErrMsgにエラー詳細情報を設定し,Falseを返します。