15.1.3 通信プログラムでのHOSTSファイルの作成
HOSTSファイルは,リモートファイルを使う場合の通信相手を識別するために作成するファイルです。
HOSTSファイルの作成方法
Windows 95又はWindows NTをインストールすると,次に示すフォルダに自動的にHOSTS.SAMファイルが作成されます。このHOSTS.SAMファイルを基にしてHOSTSファイルを作成し,同じフォルダに格納します。
- OSがWindows 95の場合
Windowsシステムフォルダに作成されます。
- OSがWindows NTの場合
Windowsシステムフォルダの¥SYSTEM32¥DRIVERS¥ETCに作成されます。
HOSTSファイルの設定内容
HOSTSファイルの設定内容を,次に示します。
- IPアドレス
サーバ側のネットワーク管理者と取り決めたIPアドレスを設定します。
- ホスト名称
IPアドレスで識別する相手ごとに,ホスト名称を設定します。ここで設定するホスト名称を,Groupmax Form Clientの初期情報ファイルの「サーバ環境設定」で,「OPS名称」として指定することで,リモートファイルにアクセスできます。
- 別名称
ホスト名称の別名のことです。ホスト名称の代わりに別名称を指定して,リモートファイルにアクセスすることもできます。