10.1.2 手順業務の例

「第3編 7.1 伝票発行業務の概要」で説明した売上伝票の発行と,そこで作成した売上データベースの加工を組み合わせた,手順業務の例を,図10-2に示します。

売上伝票の発行が終了した後,売上データを整理するかどうかの問い合わせをします。整理する場合には,レコードの統合と並べ替えをして新規に売上管理データベースを作成します。売上データベースUDATAには,「得意先コード」及び「コード」(商品コード)が重複しているレコードがあるので,それらを1件のレコードに統合します。このとき,「数量」及び「金額」を集計します。次に,統合したレコードを「金額」の昇順に並べ替えて,新しく売上管理データベースを作成します。

図10-2 手順業務の例

[図データ]