顧客別の売上伝票を発行する業務の例を,図7-3に示します。
この例では,商品データベースSHOHINと得意先データベースTOKUIのデータを基に,売上伝票を発行します。また,売上伝票のデータを売り上げデータベースUDATAに格納します。SHOHINには,扱っている文房具の情報が格納されています。TOKUIには,顧客コードと顧客名の情報が格納されています。
図7-3 売上伝票を発行する業務の例
この画面にデータを入力するときの処理の流れを次に示します。文中の1.~7.は,図中の丸付き数字に対応しています。
以降,処理1~処理7を必要なだけ繰り返して,売上伝票を印刷し,データベースにレコードを格納します。
画面には,キーボードで入力したデータや,その内容を基に計算されたデータなどが表示されます。このように,データを入力したりデータが表示されたりする領域を,処理項目といいます。図7-3では,「T020」,「佐藤商会」,「A003」などのデータが表示されている領域が処理項目です。