7.1.4 伝票発行業務の作成手順

伝票発行業務を作成するには,伝票処理ウィンドウで,画面の形式と処理定義とを作成します。また,伝票簡易作成機能を利用すると,簡単に画面形式及び処理定義を作成できます。

伝票発行業務の作成の流れ

伝票発行業務の作成の流れを次に示します。

  1. 画面形式を作成する
    画面上の文字列,処理項目,罫線などを作成します。また,処理項目の属性を指定します。簡易生成機能を利用すると,簡単に画面形式を作成できます。
  2. 処理定義を作成する
    作成した画面に基づいて伝票発行業務を実行するための処理(処理定義)を作成します。スケルトン生成機能を使うと,簡単な処理定義を自動生成できます。複雑な処理の場合は,処理コマンド簡易入力機能を使ったり,処理コマンドを直接入力したりして作成します。

伝票発行業務を作成する流れを,図7-6に示します。

図7-6 伝票発行業務を作成する流れ

[図データ]

伝票発行業務の作成を始める

伝票発行業務の更新を始める

簡易生成機能を使う

簡易生成機能を利用して画面を作成するときには,伝票処理ウィンドウで,[ファイル]-[簡易伝票...]を選択します。又は,[簡易伝票]ボタンをクリックします。

伝票発行業務を保存する

作成又は更新が終了したら,[ファイル]-[名前を付けて保存...]を選択して,ファイル名を指定して保存します。

項目名一覧,ファイル一覧の利用

画面形式を作成するときに,項目名やファイル名を一覧表示して参照できます。処理定義を作成するときは,一覧から項目名やファイル名を選択して,オぺランドとして取り込めます。

伝票処理ウィンドウで,[表示]-[項目名一覧]を選択すると,[項目名一覧]ダイアログボックスが表示されます。また,[ファイル一覧]を選択すると,[ファイル一覧]ダイアログボックスが表示されます。選択したファイルの項目名も参照できます。

案件情報一覧の利用

伝票処理ウィンドウで,[表示]-[案件情報一覧]を選択すると,[案件情報一覧]ダイアログボックスが表示されます。ワークフローのビジネスプロセス定義情報(ビジネスプロセス名,ノード名など)を参照したり,処理コマンドのオぺランドとして取り込んだりできます。

業務作成後に利用できる機能

伝票発行業務を作成した後で,次に示す機能を利用できます。

伝票ファイルのバージョン間での互換性

上位バージョンのGroupmax Formで作成した伝票ファイルは,下位バージョンのGroupmax Formに対する互換性がありません。例えば,Groupmax Form 06-00で作成した伝票ファイルを,Groupmax Form 05-20以前で起動しても,06-00で追加された機能を使っている場合は,実行又は更新できません。