10.3 手順業務の実行

手順業務の実行方法を説明します。

手順業務を起動する

手順業務を起動する方法には,次の三つの方法があります。

なお,Windowsの「ファイル名を指定して実行」などで,コマンドを指定して起動することもできます。その場合,業務をバッチ実行することもできます。手順業務の直接起動及びバッチ実行については,「第1編 2.1(2) Groupmax Formで作成した業務の直接起動」を参照してください。

パスワードの入力

特権者や利用者のパスワードが設定されている場合,手順業務を起動すると,[パスワード入力]ダイアログボックスが表示されます。パスワードについては,「第4編 13.2.2 特権者パスワード,利用者パスワードを設定する」を参照してください。

なお,業務を起動したときに[パスワード入力]ダイアログボックスを表示するかしないかを,あらかじめ設定できます。設定については,「第3編 10.1.4 手順業務の作成手順」を参照してください。

実行中の表示

手順業務の実行中は,手順実行ウィンドウが表示されます。

データベースを加工するコマンドの実行中は,ステータスバーに処理コマンド名が表示されます。ただし,@分散開始から@分散終了の間に指定した処理コマンドは表示されません。また,データの出力先に%OUTDなどを指定してある場合は,データベース編集ウィンドウが開いて出力結果が表示されます。

ほかの業務を呼び出した場合は,手順実行ウィンドウとは別に,各処理の実行ウィンドウが表示されます。

なお,手順業務をバッチ実行した場合は,手順実行ウィンドウは表示されません。