13.2.8 伝票の常駐を設定する
伝票処理を起動するとGroupmax Formがメモリに常駐されて,以降の起動性能を速くすることができます。
開発ウィンドウで[オプション]-[伝票常駐設定]を選択すると伝票常駐設定ダイアログボックスが表示されます。
常駐設定
- ユーザごとの設定に従う
伝票常駐指定をユーザごとに設定することができます。
ユーザごとの設定はGroupmax Integrated Desktopから伝票が起動された場合と,伝票発行業務で伝票が起動された場合とで各々設定することができます。(Groupmax Integrated Desktopからの伝票起動については「第3編7.9ワークフローの利用」および「第3編7.10文書管理の利用」を参照してください。伝票発行業務からの伝票起動については「第3編7.6伝票発行業務の実行」を参照してください。)
ユーザごとの常駐指定は以下の方法で設定することができます。
- Groupmax Integrated Desktopから伝票起動するときに常駐を抑止するには,レジストリキー[HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Hitachi¥Gmax Form Client¥0210¥ETDSP]の中に,DWORD値[DisableDaemon]を追加して,内容を1にしてください。内容を0に すると,抑止を解除できます。
- 伝票発行業務から伝票起動するときに常駐を抑止するには,レジストリキー[HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Hitachi¥Gmax Form Client¥0210¥STAY]の中に,DWORD値[Etdsp]を追加して,内容を0にしてください。内容を1にすると,抑止を解除できます。
- 起動モジュールを常駐させる
伝票起動用のモジュールをメモリに常駐させます。これにより,以降の伝票の起動性能が向上します。ただし,伝票を起動していないときのリソース消費量が増えます。
ユーザごとの設定値は無視されます。
- 起動モジュールを常駐させない
伝票起動用のモジュールをメモリに常駐させません。
ユーザごとの設定値は無視されます。
- Groupmax統合セットアップの設定に従う
Groupmax統合セットアップの[起動モジュールをスタートアップに登録]の設定に従って伝票を起動します。これにより,伝票の常駐・非常駐を他のGroupmaxアプリケーションの常駐設定に連動させることができます。
[起動モジュールをスタートアップに登録]の設定内容と伝票の常駐設定の対応は以下のとおりです。
登録する → 起動モジュールを常駐させる
登録しない → 起動モジュールを常駐させない
常駐指定の設定内容は,Integrated Desktopカスタマイズ情報配布のForm情報として配布することができます。
但し,ユーザごとの設定情報は配布されません。