9.3.1 処理の種類
データベース更新業務及びデータベース加工業務で作成できる処理には,更新処理と追加処理とがあります。
- <この項の構成>
- (1) データベース更新業務の処理の種類
- (2) データベース加工業務の処理の種類
(1) データベース更新業務の処理の種類
データベース更新業務の更新処理及び追加処理の内容を,次に示します。
- 更新処理
レコードの内容を変更したり,レコードを削除したりする処理です。照合項目の内容が一致するレコードに対して,指定した処理が実行されます。
- 追加処理
レコードを追加する処理です。追加するレコードの各項目にデータを設定する処理を指定します。照合項目の内容が一致するレコードがないとき,指定した処理が実行されます。
照合項目の内容が一致するレコードがある場合でも,更新処理に「@JUMP△追加処理」を指定することで,追加処理へ移って強制的にレコードを追加できます。
更新処理と追加処理の処理の流れを,図9-5に示します。
図9-5 更新処理と追加処理の処理の流れ(データベース更新業務)
![[図データ]](figure/zu090301.gif)
(2) データベース加工業務の処理の種類
データベース加工業務の更新処理及び追加処理の内容を,次に示します。
- 更新処理
入力データベースのレコードの内容を変更する処理です。項目の内容を変更したり,項目を追加したり,レコードを削除したりする処理を指定します。入力データベースの内容をそのまま出力データベースに設定する項目については,処理を指定する必要はありません。
- 追加処理
入力データベースのレコード1件に対して,出力データベースに2件以上のレコードを作成する処理です。2件目以降のレコードの各項目にデータを設定する処理を指定します。
追加処理は,更新処理に「@JUMP△追加処理」を指定して,更新処理から呼び出して実行します。
更新処理と追加処理の処理の流れを,図9-6に示します。
図9-6 更新処理と追加処理の処理の流れ(データベース加工業務)
![[図データ]](figure/zu090302.gif)