Groupmax Form以外のアプリケーションで作成したデータやプログラムなどを,Groupmax Formに取り込んで利用できます。
(1) OLE,DLL機能の利用
Groupmax FormでのOLE,DLL機能の利用形態を,図13-2に示します。
図13-2 OLE,DLL機能の利用形態
オブジェクトの埋め込み(OLE機能)
WindowsのOLE機能を使って,伝票発行画面・書式・メニューに,別のアプリケーションで作成したオブジェクト(画像,グラフなどの一つの単位の情報)を埋め込めます。リンクして埋め込めば,埋め込み元アプリケーションでのデータ修正が,埋め込んだオブジェクトにも自動的に反映されます。
プログラムの呼び出し(DLL機能)
@外部呼出を使って,DLLに登録されている別のアプリケーションで作成したプログラムを呼び出して,Groupmax Formで利用できます。
(2) アプリケーションとの連携
EURで作成した書式による印刷
@レポート印刷を使うと,伝票発行データやデータベースのデータを,エンドユーザ帳票作成機能EURで作成したレポート形式を利用して印刷できます。EURについては,マニュアル「エンドユーザ帳票作成機能 EUR 使用の手引」を参照してください。
ファクシミリからの入力データの利用
FAXコネクションを利用して,ファクシミリから入力された手書き伝票のデータをGroupmax Form Clientで受け取り,伝票発行画面で確認・修正したり,データベースを更新したりできます。@FAXデータ受信を使って,FAXコレクターから1帳票分のデータを受け取り,処理が終わったら,@受信データ削除でそのデータを削除します。
Groupmax Form Serverでも,FAXコネクションを利用して,データベースを更新できます。@FAXデータ受信及び@受信データ削除を使った処理を,Windows NTサーバに登録しておきます。ただし,Groupmax Form Serverでは,対話形式でデータを確認することはできません。
FAXコネクションについては,マニュアル「Windows NT FAXコネクション Version3.0 ユーザーズガイド」を参照してください。