データベース更新業務は,更新の元になるデータ(更新元データ)と,更新の対象となるデータベースのレコードとを対応付けて,データベースを更新する業務です。
更新元データには,データベースのデータや,伝票発行画面のデータを使います。データベースの場合は1レコードが,伝票発行画面の場合は明細部の1行分が,それぞれ1件分の更新元データになります。更新元データの項目と,更新するデータベースの項目とを比較して,内容が一致しているレコードを更新します。これらの項目を,照合項目といいます。
更新元データを1件ずつ順番に読み込んで,照合項目の内容が一致するレコードを選びます。更新元データを使って,そのレコードの内容を変更したり,レコードを削除したり,新しくレコードを追加したりします。
データベース更新業務の概念図を,図9-1に示します。
図9-1 データベース更新業務の概念図