データベース更新業務の処理定義(データベース更新処理)で使える処理コマンドを,表A-16~表A-21に示します。
表A-16 処理の流れを制御する処理コマンド(データベース更新処理)
処理コマンド | 機能 |
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@判定開始, @成立, @不成立, @判定終了 | 指定された条件の判定結果(成立,不成立)に応じて,異なる処理を実行する |
@分岐開始, @分岐値, @分岐終了 | 指定された条件(変数などの値)に応じて,異なる処理を実行する |
@JUMP,@番地 | 指定された箇所へ処理を移す |
@次入力 | 現在のレコードの処理を終了して,次のレコードを読み込む |
@処理終了 | 実行中のデータベース更新処理を終了する |
@追加処理 | 追加処理の先頭へ処理を移す |
表A-17 データを操作する処理コマンド(データベース更新処理)
処理コマンド | 機能 |
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@代入 | 項目や変数に値を代入する |
@一括代入 | 更新元データベースから更新するデータベースへ,一致する項目のデータをまとめて代入する |
@文字代入 | 項目や変数の内容(文字列)の一部を,ほかの項目や変数に代入する |
@検索代入 | 項目や変数の内容(文字列)から,検索パターンと一致する文字列を検索して,ほかの項目や変数に代入する |
@文字置換 | 項目や変数の内容(文字列)の一部を,ほかの文字列に置き換える |
@文字削除 | 項目や変数の内容(文字列)の一部から,指定された文字列を削除する |
@属性変換 | 項目や変数のデータの属性を変換して,指定された変数に代入する |
@四捨五入 | 項目や変数の内容又は演算結果を四捨五入して,指定された項目に代入する |
@切捨て | 項目や変数の内容又は演算結果を切り捨てて,指定された項目に代入する |
@切上げ | 項目や変数の内容又は演算結果を切り上げて,指定された項目に代入する |
@演算精度 | 除算をするとき及びROOT関数で平方根を求めるときの,小数部の有効桁数を設定する |
表A-18 表示・応答をする処理コマンド(データベース更新処理)
処理コマンド | 機能 |
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@電文表示 | 伝票発行画面や手順実行ウィンドウのステータスバーにメッセージを表示する |
@電文消去 | @電文表示で表示したメッセージを消去する |
@PFキー応答 | PFキー応答ダイアログボックスを表示して,PFキー(Fキー)が押されるまで処理を中断する |
表A-19 処理を呼び出す処理コマンド(データベース更新処理)
処理コマンド | 機能 |
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@外部呼出 | DLL内の関数(外部関数)を呼び出す 関数を使って,データベースのレコードも変更できる |
表A-20 データベースを操作する処理コマンド(データベース更新処理)
処理コマンド | 機能 |
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@レコード入力 | データベースのレコードを読み込む |
@連続終了 | @レコード入力によるレコードの連続入力を中止する |
@占有解除 | サーバ側データベースのレコードの占有を,すべて解除する |
@レコード削除 | データベースのレコードを削除する |
@更新 | データベースから読み込んだレコードを即時更新する |
@追加出力 | 更新元の1件のレコードに基づいて,複数件のレコードを出力する |
表A-21 SQL文を実行する処理コマンド(データベース更新処理)
処理コマンド | 機能 |
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@SQL実行 | @SQL接続で接続されたデータベースに対して,SQL文を実行する |
@SQLフェッチ | @SQL実行で実行したSELECT文(問い合わせ)の実行結果を,1件ずつ受け取る |
@SQLロールバック | @SQL接続で接続されたデータベースに対する変更を取り消す(ロールバック) |
@SQLコミット | @SQL接続で接続されたデータベースに対する変更を確定する(コミット) |
@SQLプロシジャ | @SQL接続で接続されたデータベースに登録されている,プロシジャ(ストアドプロシジャ)を呼び出す |