4.3 データベースのデータの作成

データベース編集ウィンドウで,データベースにデータを入力する方法や,入力したデータを加工する方法を説明します。

<この節の構成>
(1) データを入力する
(2) データを編集する
(3) データを加工する
(4) データベースを印刷する

(1) データを入力する

データベースのデータは,データベース編集ウィンドウで,セルに直接入力できます。データベース定義ウィンドウやデータベース編集ウィンドウで項目を作成していた場合は,データを編集できる状態のデータベース編集ウィンドウに切り替えて,データを入力します。

(2) データを編集する

データベース編集ウィンドウでは,入力したデータを複写したり削除したりして,編集できます。

(3) データを加工する

データベースのデータを,指定された条件に従って一括して処理することを,データの加工といいます。データベース編集ウィンドウでは,次に示す加工処理ができます。

データを抽出する

条件に合うデータを持ったレコードを,抽出できます。[加工]-[抽出]-[カレント項目の簡易指定...]又は[詳細指定...]を選択して,抽出条件を指定します。

データを分類する

条件に従って,レコードを昇順又は降順に並べ替えられます。[加工]-[分類...]を選択して,分類条件を指定します。

データを集計する

条件にしたがって,項目のデータの合計,件数,最大,最小,及び平均を集計できます。[加工]-[集計...]を選択して,集計条件を指定します。

項目を選択する

[加工]-[項目選択...]を選択すると,指定した項目だけを選択できます。

複数の加工処理を組み合わせる

抽出,分類,集計,及び項目選択を組み合わせて,データを加工できます。[加工]-[全ての指定...]を選択して,加工種別及び加工条件を指定します。

登録した条件を使って加工する

データを加工した後で,[加工]-[加工条件の登録...]を選択すると,そのときに指定した加工条件を登録できます。登録した条件を使ってデータを加工するときは,[加工]-[加工条件の読込み...]を選択して,条件を選択します。

(4) データベースを印刷する

[ファイル]-[データベース印刷...]を選択すると,データベースのデータを印刷できます。必要なレコードだけ印刷したり,ヘッダを付けて印刷したりできます。

また,[ファイル]-[データベース定義印刷...]を選択すると,項目の属性を印刷できます。