クライアント側のファイルをサーバ側のディレクトリに退避したり,退避したファイルをクライアント側に回復したりできます。データベースや定義ファイルを複数のクライアント間で共有したい場合などに,ファイルを退避します。なお,サーバ側では退避したファイルを使えません。
ファイル退避,回復の概要を,図13-1に示します。
図13-1 ファイル退避,回復の概要
ファイルを退避する
ファイル一覧リストボックスでファイルを選択してから,[ファイル]-[退避...]を選択して,退避先のディレクトリを指定します。ファイルを選択していなかった場合は,先に退避元ファイル名も指定します。
[Ctrl]を押しながらアイコンをクリックすると,複数のファイルを選択できます。
ファイルを回復する
[ファイル]-[回復...]を選択して,回復先のディレクトリを指定します。ファイル名は,回復元のファイル名と同じになります。
オフィスサーバに退避したファイルの管理方式
オフィスサーバにファイルを退避すると,退避先の各ディレクトリごとに,管理ファイル「##ETCNTL.DA」が作成されます。また,退避ファイルは「##ET0001.DA」~「##ET9999.DA」の名称で作成されます。
退避ファイルをほかのディレクトリに複写する場合は,管理ファイルも複写します。