サーバで処理を実行するとき,デバッグ情報を取得できます。デバッグ情報には,実行された処理コマンド名などが記録されます。
デバッグ情報を取得するには,開発ウィンドウの[Windows NTサーバ環境設定]ダイアログボックス又は[OPSサーバ環境設定]ダイアログボックスで,デバッグ情報を出力すること,及びデバッグ情報ファイルのプレフィックスを指定しておきます。デバッグ情報ファイルは,「プレフィックス+業務起動時間(時分秒)」というファイル名で,各ダイアログボックスで指定したディレクトリに作成されます。
Windows NTサーバのデバッグ情報
Windows NTサーバのデバッグ情報ファイルは,@分散開始,@サーバ呼出,@サーバ更新,及び@サーバ印刷を実行したときに出力されます。ファイルタイプは,「.TXT」です。
出力されるデバッグ情報には,コマンドトレース,システムトレース,通信トレースがあります。デバック情報を取得するには,Groupmax Form Serverの共通情報で,トレース情報を設定しておきます。設定については,「第4編 14.2.2(3) 共通情報の設定」を参照してください。
オフィスサーバのデバッグ情報
オフィスサーバのデバッグ情報ファイルは,@分散開始,@手順呼出,@サーバ更新,及び@サーバ印刷を実行したときに出力されます。ファイルタイプは,「.DA」です。
デバッグ情報を参照・印刷するには,ETOILE/OPを起動するときに,/ETOILEコマンドの「DBG」パラメタで,デバッグ情報出力ファイル名を指定しておきます。詳細については,マニュアル「MIOS7/AS2 ETOILE/OP 使用の手引」を参照してください。
なお,サーバ側で,複数のタスクの業務起動時間が同じになった場合,デバッグ情報ファイルが重複することがあります。クライアントごとに,別のワークディレクトリを指定しておいてください。