Groupmax Workflow Monitorを使用すると,業務の負荷状況,進ちょく状況及びユーザの作業状況がビジュアルに表示されます。これによって,稼働中の業務の進み具合を把握できます。
Groupmax Workflow Monitorで参照できる主な情報は,次のとおりです。
- ユーザの状態表示
抱えている案件の量や処理した案件の量及び作業履歴をユーザごとに参照できます。
- ロールの状態表示
抱えている案件の量などをロールごとに参照できます。
- ビジネスプロセスの状態表示
処理中及び処理の完了した案件の数をビジネスプロセスごとに表示できます。これによって,ビジネスプロセス全体の作業量が把握できます。
- 案件の状態表示
案件が処理されているか又は処理待ちであるかなどの,処理状態を把握できます。さらに,相談や代行など,ビジネスプロセスで定義されていない処理が行われた場合の履歴なども確認できます。
- ワークの状態表示
投入したワークが現時点でどこまで回覧されているかなどを,ビジネスプロセス定義上で参照できます。また,ノードにどの案件が到着しているかなども確認できます。また,処理期限の過ぎたワークを一覧で表示できます。
これらの情報は,各ビジネスプロセスを参照する権限を与えられているユーザだけが参照できます。
Groupmax Workflow Monitorを使った業務の進ちょく状況の表示例を,図2-6に示します。
図2-6 Groupmax Workflow Monitorを使った業務の進ちょく状況の表示例
![[図データ]](figure/zu020501.gif)