1.1.4 Groupmax Workflowによるワークフロー化の特長

ここでは,Groupmax Workflowによるワークフロー化の特長を説明します。

<この項の構成>
(1) BPRの実現と業務分析に活用できます
(2) 業務の流れがビジュアルに表現されるため,業務全体を把握できます
(3) 稼働状況をシミュレーションして業務を事前に検証できます
(4) 業務の進ちょく状況がビジュアルに表示されるため,滞りを監視できます
(5) 業務プログラムの開発支援機能で,効率良く開発できます
(6) 組織に合ったビジネスプロセスを実現できます
(7) 広域ワークフローシステムを開発できます
(8) Groupmax Workflowをインターネットで利用できます

(1) BPRの実現と業務分析に活用できます

Groupmax Workflowを導入する段階で,現行の業務を見直す必要があります。この時点で作業のむだを発見でき,効率の良い業務の流れを構築できます。

(2) 業務の流れがビジュアルに表現されるため,業務全体を把握できます

Groupmax Workflowでは,文書を回覧する経路をアイコンを使ってビジュアルに表現します。したがって,業務全体の流れが容易に把握できます。

(3) 稼働状況をシミュレーションして業務を事前に検証できます

業務の流れを定義した時点で,稼働状況のシミュレーションができます。したがって,業務に携わる人の数や処理できる文書の件数などが事前に検証できます。

(4) 業務の進ちょく状況がビジュアルに表示されるため,滞りを監視できます

回覧の滞りや,担当者の負荷の状況などを画面で確認できます。したがって,業務の進ちょく状況を的確に把握できます。

(5) 業務プログラムの開発支援機能で,効率良く開発できます

文書の処理に使用する業務プログラムは,Visual BasicやAPPGALLERYなどのビジュアル開発ツールの部品を組み合わせて効率良く開発できます。さらに,APIを使用すると,業務に適したきめ細かいプログラムを開発できます。

(6) 組織に合ったビジネスプロセスを実現できます

組織や職制に合ったビジネスプロセスを実現できるため,人事情報などの企業秘密の文書も,高いセキュリティを保持して回覧できます。

(7) 広域ワークフローシステムを開発できます

地域ごとにサーバを分けているシステム構成でも,サーバを意識しないで広域ワークフローシステムを開発できます。

また,職制変更や人事異動などでサーバが変わる場合も,自動的に流れを変更するため定義を変更する必要はありません。

(8) Groupmax Workflowをインターネットで利用できます

Groupmax Workflowが提供する機能は,インターネット又は社内のイントラネットを介しても利用できます。