ここでは,3.3までに開発したワークフローの稼働について説明します。
資材発注業務で,次のような流れがあるとします。
「資材課の担当者は,発注書を作成して,予算確認者に送付する。
予算確認者は,発注書の審査と予算の確認をして,発注が可能かを判断する。発注が可能ならば,発注書を資材発注係に送付する。
資材発注係は発注書を完成させて,発注する。
予算確認者が発注は不可能と判断した場合は,発注を却下する。」
この業務のワークフロー定義例を,図3-6に示します。なお,この業務はビジネスプロセス名「資材発注業務」としてサーバに登録します。
図3-6 資材発注業務の定義例
この定義に基づいて業務を稼働した例を,図3-7に示します。ここでは各処理ノードでGroupmax Integrated Desktopを使用します。操作の手順は次のとおりです。操作の番号は,図3-7の中の数字と一致しています。
図3-7 ワークフロー化した業務の稼働