Groupmax Workflowの基本的なシステム構成を,図1-7に示します。
図1-7 Groupmax Workflowのシステム構成
Groupmax Workflowは標準プラットフォームを採用して,オープンな環境に対応しています。
サーバ用の各プログラムは,ワークステーション又はパーソナルコンピュータ上で稼働します。ワークステーションのOSでは,HI-UX/WE2又はHP-UX上で稼働します。パーソナルコンピュータのOSでは,Groupmax Workflow ServerおよびGroupmax Workflow Server - Libraryは,Windows Server 2003,Windows Server 2008,Windows Server 2012上で稼働します。その他のサーバ用の各プログラムはWindows NT Server,Windows 2000 Server又は,Windows 2000 Advanced Server,Windows Server 2003上で稼働します。
クライアント用の各プログラムは,パーソナルコンピュータ上で稼働します。
Groupmaxの各製品のデータベースを共有するために,オブジェクトサーバ(Groupmax Object Server又はGroupmax High-end Object Server)を使用します。なお,Groupmax High-end Object Serverは,ディスクの障害発生時,障害発生の直前の状態にデータベースを回復するなどの機能を持ち,Groupmax Object Serverよりも高性能及び信頼性が要求される場合に使用します。
Groupmaxで電子アドレス帳の機能を担うプログラムです。Groupmaxの各製品を利用するユーザの情報を一元的に管理します。
なお,Groupmax Workflowは,Groupmax Addressが管理するドメイン内でシステムを構築します。
Groupmaxで電子メール機能とメッセージング基盤を担うプログラムです。Groupmax Workflow Multi-Serverを使用する場合に必要です。
インターネット又はイントラネットを介してGroupmax Workflowを利用する場合,サーバにGroupmax WWWが必要です。なお,WWWブラウザを通してGroupmax Workflowを利用する方法については,「Groupmax World Wide Web Desktop Version 6 ユーザーズガイド」を参照してください。
インターネットでGroupmax Workflowを利用する場合のシステム構成を図1-8に示します。
図1-8 インターネットでGroupmax Workflowを利用する場合のシステム構成