Groupmax Document Managerと連携した,営業日報を入力・参照する業務への適用例を示します。
この業務では,営業日報に入力したデータを,Groupmax Document Managerで作成したフォーム文書データベースに蓄積します。蓄積されたデータを参照しながらコメントを入力したり,データやコメントなどの営業概況を一覧表示したりします。
(1) 業務の内容
営業日報の入力・参照業務の内容を,図3-31に示します。
図3-31 営業日報の入力・参照業務の内容
(2) 業務作成のポイント
作業者の目的に合わせて,データ入力用の画面や参照用の画面など,いろいろな形式の画面(フォーム)を,Groupmax Formの業務として作成します。画面の形式を変えることで,フォーム文書データベースのデータを様々な形態で利用できます。
作成した業務をGroupmax Document Managerに登録すれば,フォーム文書データベースの文書一覧から業務を起動できます。また,業務を起動してから,フォーム文書データベースのデータを読み込むこともできます。
営業日報の入力
営業日報入力用の伝票発行画面で,担当者や日付などのデータを入力して,フォーム文書データベースに登録します。営業日報を入力するたびに,データベースにデータが追加されていきます。
営業日報の参照とコメントの入力
フォーム文書データベースの営業日報データを検索して,コメント入力用の伝票発行画面に表示します。データを参照しながら,コメントを入力します。コメントの内容などが追加された新しいデータを,データベースに登録します。
営業概況の参照
フォーム文書データベースに蓄積された営業日報データやコメントを,営業概況参照用の伝票発行画面に表示します。担当者をキーにして表示する画面や,日付をキーにして表示する画面などを作成して,いろいろな形式でデータを参照できます。