1.1 帳票処理業務をコンピュータ化できます

伝票の記入,帳票の作成,管理台帳の更新など,オフィスにはいろいろな帳票処理業務があります。Groupmax Formでは,こうした業務をコンピュータ化して,業務効率を向上できます。帳票処理業務のコンピュータ化の例を,図1-1に示します。

図1-1 帳票処理業務のコンピュータ化の例

[図データ]

この節で述べる特長・機能の詳細については,「2.1 帳票処理業務のコンピュータ化」を参照してください。

紙の帳票から電子帳票へ

従来の紙を使った帳票処理では,伝票の記入や,伝票の内容に基づいた台帳の更新などをすべて手作業で行わなければなりません。Groupmax Formでは,伝票や台帳を電子化したり,台帳(データベース)を更新するアプリケーションを作成したりして,帳票処理業務をコンピュータ化できます。

メール,ワークフローの利用

帳票処理では,伝票を複数の作業者や部署に配布したり,回覧したりします。Groupmax Formでは,メールシステムやワークフローシステムを利用して,業務にかかる時間を短縮したり,業務の流れを自動化したりできます。

電子印での捺印

帳票処理では,伝票の記入者や承認者が捺印することが多くあります。Groupmax Formでは,電子印を利用して,紙の場合と同様に伝票に捺印できます。電子印には,伝票のデータを保護する機能があるので,データの改ざんを防止できます。