業務で使用するデータを目的別に分類して管理するためには,データベースの利用が不可欠です。Groupmax Formでは,データベースを作成・加工できます。また,流通データベースを利用できます。
この節で述べる特長・機能の詳細については,「2.2 いろいろなデータベースの利用」を参照してください。
データベースの作成と利用
Groupmax Formは,データベースを作成・加工する機能を備えています。サーバ上のデータベースを,クライアントで使うこともできます。データベースを利用することで,大量の業務データを有効に活用できます。
また,ODBC準拠のデータベースといった流通データベースを利用できます。さらに,ISAMファイル・CSV形式ファイルや,オフィスサーバ(elles7)の台帳ファイルも利用できます。
Groupmax Formでのデータベースの利用形態を,図1-2に示します。
図1-2 データベースの利用形態
データの加工と印刷
データベースのデータは,いろいろな業務で参照・更新されます。また,データを帳票に印刷することもあります。これらの業務でデータを有効に利用するためには,抽出・分類・集計などの処理が必要です。
Groupmax Formでは,業務に応じた形のデータ加工処理や印刷処理を,自由に作成できます。また,データベースの内容をウィンドウに表示して,対話形式でデータを加工することもできます。
データの加工・印刷の例を,図1-3に示します。
図1-3 データの加工・印刷の例