帳票処理業務では,伝票を複数の作業者や部署に配布したり,回覧したりすることがあります。Groupmax Formでは,メールシステムやワークフローシステムと連携することで,こうした業務をコンピュータ化できます。
この節で述べる特長・機能の詳細については,「2.3 メール,ワークフローとの連携」を参照してください。
メールとの連携
Groupmax Formの伝票を,メールシステムを使って送信できます。このとき,送信先での伝票処理に必要なデータも,添付できます。また,電子印で伝票に捺印することで,伝票のデータを保護して改ざんを防止できます。
メールシステムを使った運用例を,図1-4に示します。
図1-4 メールシステムを使った運用例
ワークフローとの連携
オフィスの業務では,業務ごとに処理経路がある程度定められています。こうした業務の流れを定義したものを,ワークフローといいます。Groupmax Formでは,ワークフローシステムと連携することで,帳票処理の流れを自動化できます。さらに,電子印を利用すれば,紙の帳票と同様の審査・承認業務もできます。
ワークフローシステムを使った運用例を,図1-5に示します。
図1-5 ワークフローシステムを使った運用例