オフィスの基幹業務では,データをいろいろな形で処理する必要があります。また,データ量が多いことから,クライアントサーバシステムで処理を分散したり,ファイルを分散したりする必要があります。Groupmax Formでは,様々な処理を組み合わせて,こうした基幹業務を作成できます。また,クライアントサーバシステムで業務を実行できます。
この節で述べる特長・機能の詳細については,「2.4 基幹業務への対応」を参照してください。
複数の業務をまとめて実行
基幹業務は,伝票の入力,データベースの更新,帳票の印刷といった,複数の業務で構成されています。Groupmax Formでは,これらの業務を個々に作成した後,一つの業務に組み合わせて,まとめて実行できます。
業務をまとめて実行する例を,図1-6に示します。
図1-6 業務をまとめて実行する例
クライアントサーバシステムでの運用
Groupmax Formでは,クライアントとサーバとで処理を分散して,クライアントサーバシステムで業務を運用できます。コンピュータ資源を有効に活用することで,業務の効率を向上できます。
クライアントサーバシステムでの運用例を,図1-7に示します。
図1-7 クライアントサーバシステムでの運用例
Groupmax,Businesspowerとの連携
Groupmaxのメールプログラム(Groupmax Mail)やワークフロープログラム(Groupmax Workflow)などと連携できます。また,Windows NT対応統合システムであるBusinesspowerの各プログラムと連携できます。これらのプログラムを利用することで,大規模な基幹業務にも対応できます。
Groupmax,Businesspowerとの連携の概要を,図1-8に示します。
図1-8 Groupmax,Businesspowerとの連携の概要