1.5 業務の開発効率を向上できます

業務アプリケーションの開発では,開発ツールの操作が容易で機能が豊富なほど,開発効率が向上します。Groupmax Formでは,マウス操作で画面形式を作成したり,日本語のコマンドを組み合わせて処理を定義したりして,簡単に業務アプリケーションを開発できます。また,部品を再利用したり,ほかのアプリケーションを利用したりするための機能を備えています。

この節で述べる特長・機能の詳細については,「2.5 開発効率の向上」を参照してください。

マウス操作で画面形式や印刷形式を作成

Groupmax Formでは,伝票の画面形式や帳票の印刷形式を,マウスを使って作成します。伝票や帳票の項目を,簡単な操作で作成できます。また,項目の大きさや配置などを,自由に変更できます。

日本語コマンドで処理を簡単に作成

Groupmax Formには,いろいろな日本語コマンドが用意されています。これらのコマンドを組み合わせるだけで,業務に合った処理を簡単に作成できます。また,典型的な処理のひな型(スケルトン)を自動的に作成する機能や,ダイアログボックスでコマンドのオペランドを指定する機能などを利用して,初心者でも容易に処理を作成できます。

スパイラルアプローチでの開発

Groupmax Formで作成した業務は,その場で実行して確認できます。また,画面形式や処理定義を,容易に修正したり追加したりできます。そのため,プロトタイプ(試作版)を作成してから利用者の意見を取り入れて完成させていくという,スパイラルアプローチで業務を開発できます。

部品の再利用

Groupmax Formでは,作成した画面形式や処理定義を部品として登録して,再利用できます。

ほかのアプリケーションの利用

Groupmax Formでは,OLE機能DLL機能で,ほかのアプリケーションで作成したデータを取り込んだり,ほかのアプリケーションで作成したプログラムを呼び出したりできます。