Agent - Development Kitの提供するAPIには,通信支援機能があります。通信支援機能のAPIを利用して,Agent Serverと別のマシンで動作するサーバエージェントを効率的に開発できます。通信支援機能を利用すると,独自に通信処理を定義しなくて済みます。
Agent Serverと別のマシンで動作するサーバエージェントを開発する場合,ユーザプログラムはAgent Serverと別マシン上のそれぞれに格納します。
通信支援機能を利用したユーザプログラム間のやり取りは図7-7のようになります。
図7-7 通信支援機能を利用したユーザプログラム間のやり取り
図7-7について説明します。
別マシン上にあるユーザプログラムの通信処理と対応する関数を図7-8に示します。
図7-8 別マシン上にあるユーザプログラムの通信処理と対応する関数