2.2 各エージェント共通の使用方法

Agent - Applicationが提供しているエージェントは,次に示す方法でIntegrated Desktopから利用します。

  1. Groupmax統合セットアップを起動し,[Groupmax設定のプロパティ]ダイアログを開きます。
  2. ログインタブでログイン種別を「オンライン」にします。
  3. エージェントタブで,「エージェントサーバに接続する」をチェックし,エージェントサーバのアドレス(IPアドレス又はドメイン名),サーバのポート番号,クライアントのポート番号を指定します。
  4. Integrated Desktopを起動します。メインウィンドウのメニューバーの[エージェント]が選択できない状態になっている場合は,次の5.~7.の操作をします。[エージェント]が選択できる状態になっている場合は,7.の操作をします。
  5. Integrated Desktopのメインウィンドウから[ツール]-[オプション]を選択し,[オプション]ダイアログを開きます。
  6. 起動タブで「エージェントを起動する」をチェックし,Integrated Desktopを再起動します。
  7. Integrated Desktopのメインウィンドウから[ツール]-[Groupmaxの設定]-[Agentの設定]を選択し,[Agentの設定]ダイアログでサーバエージェントを「使う」をチェックします。

以上の操作をすると,Integrated Desktopの個人フォルダに,「サーバエージェント」というフォルダが表示されます。このフォルダの下にある「テンプレートエージェント」にAgent - Applicationが提供しているエージェントのテンプレートが入っています。テンプレートは,Integrated DesktopのINBOXのメニュー[エージェント]-[新規作成]を選択しても見ることができます。

Agent - Applicationの個人エージェントを作成するには,このテンプレートを選択して[エージェント定義]ウィンドウを開きます。[エージェント定義]ウィンドウの例を図2-1に示します。

図2-1 [エージェント定義]ウィンドウの例

[図データ]

[エージェント定義]ウィンドウで個別の情報を指定し,[ファイル]-[生成]でAgent Serverに登録します。

Agent - Applicationで提供しているエージェントには,すべてエージェントの生存期間を指定できます。デフォルトは1年です。[エージェント定義]ウィンドウの名前の横にある詳細ボタンをクリックすると,生存期間を指定できます。

また,「エージェントが動作するきっかけ」や「エージェントの動作」の詳細ボタンから詳細ダイアログを開き,メールの宛先やトレーの所有者のIDなどの詳細を指定できます。

「エージェントが動作するきっかけ」の詳細ダイアログの例を図2-2に,「エージェントの動作」の詳細ダイアログの例を図2-3に示します。

図2-2 「エージェントが動作するきっかけ」の詳細ダイアログの例

[図データ]

図2-3 「エージェントの動作」の詳細ダイアログの例

[図データ]

「エージェントが動作するきっかけ」や「エージェントの動作」の詳細は,使用するエージェントによって異なります。これらについては,3章以降で説明します。