9.4.1 sample1

sample1の仕様
sample1は,指定された時刻にサーバのアプリケーションを起動するエージェントのテンプレートです。テンプレートの仕様は次のようになります。
エージェント定義ウィンドウ
エージェント定義ウィンドウに表示される項目を次に示します。
  • 名前:sample1
  • 説明:指定した時間がきたらサーバ上のアプリケーションを起動する。
  • トリガ対象:時間
  • トリガ条件:起動時間になったら
  • アクション対象:サーバアプリケーション
  • アクション作用:起動する
詳細ダイアログ
ヘッダ詳細のダイアログは,Agent - Development Kitが提供する「エージェント詳細ダイアログ」を使用します。生存期間の初期値は「31/12/1999」を設定します。
トリガ詳細のダイアログは,Agent - Development Kitが提供する「時間指定ダイアログ」を使用します。指定方法の初期値は「毎日」を,起動スケジュールの初期値は「12時0分」を設定します。
ユーザプログラム
次のユーザプログラムを使用することを仮定します。
Windows NTの場合
トリガ監視登録プログラム:
 システム提供のタイマトリガ
アクション実行プログラム:
 エージェント開発者が作成したDLL形式のプログラム(関数名:func,DLL名:user.dll)
UNIXの場合
トリガ監視登録プログラム:
 システム提供のタイマトリガ
アクション実行プログラム:
 エージェント開発者が作成した共用ライブラリ(関数名:func,共用ライブラリ名:user.sl)

以上のような仕様を持つsample1のテンプレートは,次のフォルダ(ディレクトリ)に格納されています。テンプレートのコーディングは,このフォルダ(ディレクトリ)下のファイルを御覧ください。

Windows NTの場合
「Agent - Development Kitインストール先フォルダ(ディレクトリ)¥GroupmaxAgentSDK¥SVsmp¥template」
UNIXの場合
「/groupmax/agentserverSDK/sample/template」