Groupmax Agent Version 5 エージェント作成ガイド
- <この項の構成>
- (1) Windows NTの場合
- (2) UNIXの場合
(1) Windows NTの場合
Agent Server及びAgent - Development Kitで提供しているライブラリ及びヘッダファイルについては,「付録C フォルダ構成(Windows NTの場合)」の次のフォルダを参照してください。
- ライブラリ
- Agent Server
- 「インストール先フォルダ(ディレクトリ)\GroupmaxAgent\SVlib」
- Agent - Development Kit
- 「インストール先フォルダ(ディレクトリ)\GroupmaxAgentSDK\SVlib」
- ユーザプログラムでは,使用する関数に応じてこれらのライブラリをリンクする必要があります。関数とライブラリの対応を表7-1に示します。
表7-1 関数とライブラリの対応(Windows NTの場合)
使用する関数の種類 リンクするライブラリ Agent Server Agent - Development Kit エージェント定義データの情報を取得する関数 AGdefLIB.lib AGdefSDK.lib 永続メモリの情報を操作する関数,Agent Serverへ通知する関数,ダイアログを表示する関数 AGsh.lib AGshSDK.lib メール送信の処理をする関数 AGmfile.lib,
AGmapi.libAGmflSDK.lib,
AGmapSDK.lib活動ログを出力する関数 AGctlLIB.lib AGctlSDK.lib 通信処理を支援する関数 AGcomm.lib AGccSDK.lib
- ヘッダファイル
- Agent Server
- 「インストール先フォルダ(ディレクトリ)\GroupmaxAgent\SVinc」
- Agent - Development Kit
- 「インストール先フォルダ(ディレクトリ)\GroupmaxAgentSDK\SVinc」
ユーザプログラムでは,使用する関数に応じてこれらのヘッダファイルをインクルードする必要があります。
ユーザプログラムのコンパイルには,次のどちらかのコンパイラを使用することを前提としています。
- Microsoft Visual C++ Version5.0 Service Pack 2
- Microsoft Visual C++ Version6.0
(2) UNIXの場合
Agent Server及びAgent - Development Kitで提供しているライブラリ及びヘッダファイルについては,「付録D ディレクトリ構成(UNIXの場合)」の次のディレクトリを参照してください。
- ライブラリ
- Agent Server
- 「/groupmax/agentserver/lib」
- Agent - Development Kit
- 「/groupmax/agentserverSDK/lib」
ユーザプログラムでは,使用する関数に応じてこれらのライブラリをリンクする必要があります。関数とライブラリの対応を表7-2に示します。
使用する関数の種類 リンクするライブラリ Agent Server Agent - Development Kit エージェント定義データの情報を取得する関数 libAGdefLIB.a libAGdefSDK.a 永続メモリの情報を操作する関数,Agent Serverへ通知する関数,ダイアログを表示する関数 libAGsh.a libAGshSDK.a メール送信の処理をする関数 libAGmapi.a,
libAGmfile.alibAGmapSDK.a,
libAGmflSDK.a活動ログを出力する関数 libAGctlLIB.a libAGctlSDK.a 通信処理を支援する関数 libAGccLIB.a libAGccSDK.a
- ヘッダファイル
- Agent Server
- 「/groupmax/agentserver/include」
- Agent - Development Kit
- 「/groupmax/agentserverSDK/include」
ユーザプログラムでは,使用する関数に応じてこれらのヘッダファイルをインクルードする必要があります。
- 使用するコンパイラ
- ユーザプログラムのコンパイルには,次のコンパイラを御使用ください。
- HI-UX/WE2の場合
- HI-UX/WE2/EX(P-1611-211,P-1611-212,P-1611-213,P-1611-221)又は
- 最適化C(P-1632-111)
- HP-UXの場合
- HP C/ANSI C Developer's Bandle for HP-UX
- コンパイルオプション
- 次のオプションを指定してください。
- HI-UX/WE2の場合
- -Wl,+s -ldld -D_HIUX_SOURCE -Y
- HP-UXの場合
- -Wl,+s -ldld -D_HPUX_SOURCE -Y
- 注意事項
- ANSIモードでコンパイルしてください。
- HP-UX 11.0上でコンパイルする場合は,-ldldを指定できません。
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