5.4.5 特定のエージェントに関する情報を表示する

障害が発生して,エージェントを個別に調査する場合に,各エージェントの状態や連携しているPPサーバ名称などの詳細を参照できます。指定するエージェント番号をあらかじめ知っておく必要があります。

  1. メインメニューの「Command:」の後に「1」を入力します。
    登録ユーザ,登録エージェント,活動ログに関する指定をするメニューが表示されます。
  2. 「Command:」の後に「5」を入力します。
    「AgentNumber:」と表示されます。
  3. 「AgentNumber:」の後に,表示したいエージェントのエージェント番号を入力します。
    指定したエージェントに関して次の内容が表示されます。
    Agent Key
    エージェントキーが表示されます。
    Status
    Active
    活動中であることを示します。
    Inactive
    停止中であることを示します。
    Active(standby)
    活動待機中であることを示します。
    Activepending
    登録中であることを示します。
    Inactivepending
    停止処理中であることを示します。
    Active(retry)
    エラー発生による活動中(リトライ処理中)であることを示します。
    Active(err)
    エラー発生による活動待機中であることを示します。
    Inactive(err)
    エラー発生による停止中であることを示します。
    Inactpend(err)
    エラー発生による停止処理中であることを示します。
    Name
    エージェント名が表示されます。
    UserID
    登録したユーザのユーザIDが表示されます。
    Create Time
    生成時刻が表示されます。
    LifeTime
    生存期間が表示されます。生存期間はクライアントがエージェントを生成するときに指定します。
    Trigger Information
    トリガプログラムに関する情報が表示されます。
    「ServiceName」は,そのプログラムがアクセスするPPサーバ名を表します。
    「ParameterCount」は,定義パラメタの数を表示します。定義パラメタとは,トリガやアクションなどのエージェントプログラムの処理で使用するパラメタ文字列のことです。
    「ParameterCount」の下には,各定義パラメタが表示されます。例えば,「Data[00001]: 19:Type=TimeLimitWatch」は,19バイトのType=TimeLimitWatchというパラメタであることを示します。
    ActionSelect Information
    アクションの判定プログラムに関する情報が表示されます。表示される形式は,「Trigger Information」と同じです。
    Action Information
    アクションプログラムに関する情報が表示されます。表示される形式は,「Trigger Information」と同じです。

指定例を次に示します。

[図データ]