6.9.1 バックアップ

  1. Workflow Agentが起動中の場合は終了します。
  2. Windows NTの機能を使用して,次に示すWorkflow Agentのファイル及びローカルレジストリ情報のバックアップを取得します。
    このとき,Agent Serverの情報とWorkflow Agentの情報との同期をとるために,Agent Serverのバックアップも同時に取得することをお勧めします。Workflow Agentは,各処理期限監視及び案件着信監視エージェントの定義内容に関する情報(監視エージェント情報)をAgent Serverから取得してエージェントを処理します。各処理期限監視及び案件着信監視エージェントについて,Agent Serverに定義されている情報とWorkflow Agentが取得している情報が一致していないエージェントは動作しません。
    ファイル
    • インストールディレクトリ¥WorkflowAgent¥SVcomのファイル(Workflow Agentの管理テーブルのファイル)
    • インストールディレクトリ¥WorkflowAgent¥SVdefのファイル(監視エージェント情報のファイル)
    • インストールディレクトリ¥WorkflowAgent¥SVqueのファイル(キューファイル)
    • インストールディレクトリ¥WorkflowAgent¥SVadfのファイル(Workflow Agent定義情報ファイル)
    • インストールディレクトリ¥WorkflowAgent¥SVdstのファイル(Workflow Agentメール送信先情報ファイル)
    • インストールディレクトリ¥WorkflowAgent¥SVtrcのファイル(Workflow Agentトレース情報出力ファイル)
    レジストリ
    「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥WorkflowAgent以下の情報」
    ただし,ローカルレジストリファイル全体のバックアップを取得しておくことをお勧めします。
    なお,上記の情報のバックアップだけを取得する場合は,Windows NTのレジストリエディタを使用します。レジストリエディタについては,Windows NTのマニュアルのレジストリエディタの説明を参照してください。
  3. Workflow Agentを起動します。
注意事項
ローカルレジストリファイルはシステム内で共有するため,破損しないよう注意して扱ってください。ローカルレジストリファイルについては,Windows NTのマニュアルのシステム構成の説明を参照してください。