7.2.4
Agent Serverのホスト名一覧表示・Agent Serverとの整合性の確保(mamatch)
<この項の構成>
(1) Agent Serverのホスト名の一覧表示
(2) Agent Serverとの整合性の確保
(1)
Agent Serverのホスト名の一覧表示
形式
mamatch /l [/o ホスト名一覧出力先ファイル名]
機能
整合性を確保する対象となるAgent Serverのホスト名を一覧表示できます。
オプション
/l
Mail Agentと接続中のAgent Serverのホスト名を一覧表示できます。表示されるのは,Mail Agentのマシンで認識しているホスト名で,DNS又はhostsファイルに設定されているものです。
/o ホスト名一覧出力先ファイル名
ホスト名一覧を出力するファイル名を指定します。フルパスで指定しない場合は,カレントディレクトリに出力されます。指定したファイル名が既にある場合は,上書きされます。
本オプションを省略した場合は,標準出力に出力されます。
注意事項
このコマンドを実行できるのは,Administrator権限を持つユーザだけです。
このコマンドは,Mail Agentサービスが起動している場合に実行できます。
(2)
Agent Serverとの整合性の確保
形式
mamatch [/s Agent Serverのホスト名又はIPアドレス] [/t タイマ値(分)]
機能
Mail Agentのエージェント情報をAgent Serverのエージェント情報と一致させ,両者の整合性を確保します。
オプション
/s Agent Serverのホスト名又はIPアドレス
整合性確保の対象となるAgent Serverのホスト名又はIPアドレスを指定します。ホスト名を指定する場合は,DNS又はhostsファイルに設定されている名称で指定してください。IPアドレスを指定する場合は,「***.***.***.***」の形式で指定してください。
本オプションを省略した場合は,Mail Agentで認識しているすべてのAgent Serverと整合性を確保します。
/t タイマ値(分)
整合性確保の状態合わせに要する待ち時間を1から60までの数字で指定します。単位は分,デフォルトは15です。
注意事項
このコマンドを実行できるのは,対象となるAgent Serverのバージョンが03-10以降の場合です。
このコマンドを実行できるのは,Administrator権限を持つユーザだけです。
このコマンドは,Mail Agentサービスが起動している場合に実行できます。