付録A 用語解説
(英字)- Agent - Application
- Groupmax Workflow,Groupmax Mail,Groupmax Document Managerと連携して活動するエージェントを提供しています。次の三つから成ります。
- Workflow Agent
- Mail Agent
- Document Manager Agent
- それぞれPPサーバ側にインストールする本体部分と,Agent Server側にインストールする実行エンジン部分があります。
- Agent Server
- エージェントを活動させるため必要なGroupmax Agentの基本プログラムです。Agent Serverでは,エージェントを開発するためのAPIや,エージェントが活動する環境などを提供しています。また,システム管理者用にエージェントを管理する機能を提供しています。
- Agentメール送信ライブラリ(Agent Server Mail Option)
- 独自に開発されたエージェントやWorkflowエージェントの実行結果などをGroupmax Mailを使ってメール送信する場合に,Agent ServerとGroupmax Mail Serverを連携させるための機能です。Agent ServerとGroupmax Mail Serverを別々のマシンにインストールする場合,Groupmax Mail Server側のマシンにこのライブラリをインストールする必要があります。
- Document Manager Agent
- Groupmax Document Managerと連携して活動するエージェントを提供しています。Groupmax Document Manager 側にインストールする本体部分とAgent Server側にインストールする実行エンジン部分があります。
- Document Manager Agent本体(Agent - Document Manager Server)
- Document Manager Agent実行エンジン(Agent - Document Manager Function)
- Mail Agent
- Groupmax Mailと連携して活動するエージェントを提供しています。Groupmax Mail Server側にインストールする本体部分とAgent Server側にインストールする実行エンジン部分があります。
- Mail Agent本体(Agent - Mail Server)
- Mail Agent実行エンジン(Agent - Mail Function)
- PPサーバ
- エージェント機能をサポートしているPPのサーバのことです。Groupmax製品では,Groupmax Mail ServerやWorkflow Serverなどがこれにあたります。PPサーバは,Agent Serverが提供するライブラリによってAgent Serverと連携した処理をします。
- Workflow Agent
- Groupmax Workflowと連携して活動するエージェントを提供しています。Groupmax Workflow Server側にインストールする本体部分とAgent Server側にインストールする実行エンジン部分があります。
- Workflow Agent本体(Agent - Workflow Server)
- Workflow Agent実行エンジン(Agent - Workflow Function)
(ア行)- 一般ユーザ
- Agent - Applicationが提供する一般用のエージェントや,エージェント開発者が独自に開発したエージェントを利用する方です。
- 永続メモリ
- エージェントの生存期間,又は一つのトリガ発生からアクションの実行までの間保持される記憶領域です。ユーザプログラム間での情報の引き継ぎをする場合に,永続メモリのデータを参照・更新します。
- エージェント開発者
- エージェントの活動内容を定義するユーザプログラムを作成したり,ユーザインタフェースを作成したりして,独自のエージェントを開発する方です。開発したエージェントプログラムは,目的に応じてシステム管理者や一般ユーザが使用します。
- エージェントキー
- エージェントを実行する場合に,Agent Serverがエージェントを識別するために割り当てるキーです。Workflow Agentの管理ツールで処理期限監視及び案件着信監視エージェントの定義情報に関する操作をする場合にエージェントキーを指定します。
- エージェント番号
- Agent Serverが,登録されたエージェントを識別するために割り当てる番号のことです。Agent Serverの管理ツールでエージェントに関する情報を参照するときは,多くの場合,エージェント番号を指定して参照します。
(カ行)- 監視エージェント情報
- Workflow AgentがAgent Serverから取得する,処理期限監視エージェント及び案件着信監視エージェントの定義に関する情報です。
- 管理ツール
- システム管理者がシステム情報やエージェント情報を管理するために使用するツールです。Groupmax Agentでは,Agent Server,Workflow Agent,Mail Agent,Document Manager Agentにそれぞれ管理ツールを提供しています。Agent Server管理ツールでは,障害時に各エージェントの活動ログも参照できます。
(サ行)- サーバエージェントマネージャ
- サーバマシンに格納されているエージェントの生成や削除などを,一般ユーザがクライアントマシンから実行するためのツールです。サーバエージェントマネージャの使用方法については,マニュアル「Groupmax Integrated Desktop Version 7 ユーザーズガイド」を参照してください。
- シーケンス番号
- Workflow Agentが,登録されたエージェントを識別するために割り当てる番号のことです。Workflow Agentの管理ツールで処理期限監視及び案件着信監視エージェントの定義情報に関する操作をする場合にシーケンス番号を指定します。
- 実行エンジン
- Agent - Applicationには,PPサーバ側の本体部分とAgent Server側の実行エンジン部分があります。実行エンジン部分は,Agent ServerとPPサーバの間で情報の受け渡しをします。例えば,Agent Serverからのトリガ監視やアクション実行要求をPPサーバ上にあるAgent - Applicationの本体部分に通知します。
- 生存期間
- クライアントがエージェントを生成するときに,そのエージェントの活動がいつまで有効になるかを指定する期間のことです。
(タ行)- トリガ
- エージェントが動作するきっかけのことです。