8.2.3 Agent Serverのホスト名一覧表示・Agent Serverとの整合性の確保(damatch)

<この項の構成>
(1) Agent Serverのホスト名の一覧表示
(2) Agent Serverとの整合性の確保

(1) Agent Serverのホスト名の一覧表示

形式

damatch  /l  [/o  ホスト名一覧出力先ファイル名]

機能
整合性を確保する対象となるAgent Serverのホスト名を一覧表示できます。
オプション
/l
Document Manager Agentと接続中のAgent Serverのホスト名を一覧表示できます。表示されるのは,Document Manager Agentのマシンで認識しているホスト名で,DNS又はhostsファイルに設定されているものです。
/o ホスト名一覧出力先ファイル名
ホスト名一覧を出力するファイル名を指定します。フルパスで指定しない場合は,カレントディレクトリに出力されます。指定したファイル名が既にある場合は,上書きされます。
本オプションを省略した場合は,標準出力に出力されます。
注意事項
  • このコマンドを実行できるのは,Administrator権限を持つユーザだけです。
  • このコマンドは,Document Manager Agentサービスが起動している場合に実行できます。

(2) Agent Serverとの整合性の確保

形式

damatch  [/s  Agent Serverのホスト名又はIPアドレス]  [/t  タイマ値(分)]

機能
Document Manager Agentのエージェント情報をAgent Serverのエージェント情報と一致させ,両者の整合性を確保します。
オプション
/s Agent Serverのホスト名又はIPアドレス
整合性確保の対象となるAgent Serverのホスト名又はIPアドレスを指定します。ホスト名を指定する場合は,DNS又はhostsファイルに設定されている名称で指定してください。IPアドレスを指定する場合は,「***.***.***.***」の形式で指定してください。
本オプションを省略した場合は,Document Manager Agentで認識しているすべてのAgent Serverと整合性を確保します。
/t タイマ値(分)
整合性確保の状態合わせに要する待ち時間を1から60までの数字で指定します。単位は分,デフォルトは15です。
注意事項
  • このコマンドを実行できるのは,対象となるAgent Serverのバージョンが03-10以降の場合です。
  • このコマンドを実行できるのは,Administrator権限を持つユーザだけです。
  • このコマンドは,Document Manager Agentサービスが起動している場合に実行できます。