「個人メールの自動転送エージェント」が転送記号を付加するメールを海外などに送信すると,転送記号の文字列が日本語のため文字化けが発生します。また,同報受信者,送信者が日本語名の場合にも文字化けが発生します。日本語を挿入しないオプション(ASCIIオプション)を使用することにより,「個人メールの自動転送エージェント」が付加する日本語のために発生する文字化けを防ぐことができます。
- 機能
- ASCIIオプションを指定すると,「個人メールの自動転送エージェント」の送信するメールの転送記号文字に日本語を挿入しません。オプション設定時の動作を以下に示します。
- 転送時の本文挿入文字(受信者)の削除
転送記号文字の受信者(「TO:ユーザA」部分など)を挿入しません。
- 転送時の本文挿入文字(送信者)の削除
転送記号文字の送信者(「送信者:ユーザA」部分)を挿入しません。
- 転送時の本文挿入文字の英語化
次のように転送記号列を,英語で表示します。
日本語文字列 英語文字列
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主題 : Subject:
受信日 : Received Date:
属性 : Attribute:
至急 Urgent
親展 Confidential
返信要求有り Request Reply
なし No |
オプションを有効にする場合,以下のシステム環境変数を設定します。
- 注意事項
- 本オプションを有効にしても,転送の対象とする受信メールの主題および本文にASCIIコード以外の文字列がある場合,ASCIIコード以外の文字コードを含んだメールを送信します。受信メールの「主題」,「本文」の文字コードにASCIIコード以外があるかどうかのチェックは行いません。