6.3.2 管理ツールの操作

Workflow Agent管理ツールもAgent Server管理ツールと同様に,メニューによる対話形式で操作できます。Workflow Agent管理ツールの基本的な操作方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 管理ツールの起動
(2) 管理ツールのメインメニューとコマンドの入力方法
(3) エージェントキーとシーケンス番号について

(1) 管理ツールの起動

Workflow Agent管理ツールを起動する手順を次に示します。

  1. Administratorの権限でWindows NTにログオンします。
  2. コマンドプロンプト画面を開きます。
  3. 次のディレクトリ(フォルダ)に移動します。

    <Workflow Agentインストール先>¥WorkflowAgent¥SVbin

  4. 管理ツールを起動するための運用コマンド「wamgr」を入力してリターンキーを押します。
    管理ツールのメインメニューが表示されます。

    [図データ]

(2) 管理ツールのメインメニューとコマンドの入力方法

管理ツールのメニューコマンドの一覧を表6-1に示します。

管理ツールにはWorkflow Agentを終了している場合にだけ使用できるコマンドがあります。

表6-1 Workflow Agent管理ツールのメインメニュー

メインメニューのコマンドメインメニューのコマンド選択時に開くメニューのコマンド(2)Agent operation選択時に開くメニューのコマンド機能説明している箇所Workflow Agentの状態と使用できるコマンド
起動時終了時
(1)System(1)System information changeシステム情報の参照6.4.1
システム情報の更新×
(2)System file initializeシステム情報の初期化6.4.2×
(e)endメインメニューに戻る
(q)quit終了
(2)Timer(1)Timer information changeタイマ情報の参照・更新6.5
(e)endメインメニューに戻る
(q)quit終了
(3)Agent(1)Agent Information監視エージェント情報の参照6.6.1
(2)Agent operation(1)Event watch(Agent entry)監視エージェント情報の登録6.6.2
(2)Event cancel(Agent delete)監視エージェント情報の削除6.6.3
(e)end(2)Agent operationに戻る
(q)quit終了
(x)edit control結果出力エディタの表示・非表示6.8
(e)endメインメニューに戻る
(q)quit終了
(4)Dump(1)Dumpダンプファイルの出力6.7×
(e)endメインメニューに戻る
(q)quit終了
(q)quit終了

(凡例)-:該当しないことを表します。

    ○:使用できることを表します。

    ×:使用できないことを表します。


なお,コマンドの入力方法は,Agent Server管理ツールと同様に,「Command:」の後に番号を入力して,コマンドを選択します。前の画面に戻る場合は「e」を,管理ツールを終了する場合は「q」を入力します。

(3) エージェントキーとシーケンス番号について

エージェントキー及びシーケンス番号は,登録された監視エージェントにAgent Serverが割り当てる番号のことです。監視エージェントはそれぞれ固有のエージェントキー及びシーケンス番号を持ちます。

Workflow Agent管理ツールで,監視エージェント情報を参照,更新する場合,エージェントキー及びシーケンス番号を指定します。エージェントキー及びシーケンス番号を参照する方法については,「6.6.1 監視エージェント情報を表示する」で説明します。