次の手順でAgent Serverだけをインストールすれば操作は完了です。
- Administratorの権限でWindows NTにログオンします。
- 日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を起動します。
- インストールプログラムの画面に従って作業を進め,インストールする製品を選択するためのダイアログが表示されたら,インストールするサーバセット製品名を選択します。
サーバセット製品をインストールするGroupmax統合インストーラが起動されます。
- 「標準」か「カスタム」を選択します。
「標準」を選択すると,サーバセットの構成製品のインストールを開始します。
「カスタム」を選択すると,インストールする製品を選択するためのダイアログが表示されます。
- 4.で「カスタム」を選択した場合は「Groupmax Agent Server Version 5」を選択して実行します。
会社名及び個人名を入力するためのダイアログが表示されます。
ただし,既にAgent Server Mail Optionがインストールされている場合は,インストールを継続できない旨のメッセージが表示されます。Agent Server Mail Optionを削除して,1.の手順から操作し直してください。
- 会社名及び個人名を入力して[開始]ボタンをクリックします。
インストール先を指定する画面が表示されます。
- インストール先フォルダ(ディレクトリ)を指定して[続行]ボタンをクリックします。
インストールが開始されて,ファイルのコピー経過を示すダイアログが表示されます。ただし,次の場合は,ファイルのコピー経過を示すダイアログの前に問い合わせのダイアログが表示されます。
- ・指定したフォルダ(ディレクトリ)がない場合
- 新規に作成するかどうか問い合わせる画面が表示されます。新規に作成しても問題ない場合は[はい]ボタンをクリックしてください。
- ・既にAgent Serverがインストールされている場合
- プログラムをインストールするか削除するかを問い合わせるダイアログが表示されます。インストールしてよければ[はい]ボタンをクリックしてください。
- [はい]ボタンをクリックすると,必要なディスク空き容量を示し,インストール先フォルダ(ディレクトリ)を確認するダイアログが表示されます。どちらもインストールに問題なければ[続行]ボタンをクリックしてください。上書きインストールの場合は,インストール先フォルダ(ディレクトリ)を変更できません。
- インストールが終了すると,環境設定をしてからAgent Serverを起動してくださいという旨のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
インストールが終了した旨のメッセージが表示されます。
- [終了]ボタンをクリックします。
これでインストールは終了です。
Agent Serverのインストールが終了したら,運用を開始する前に環境設定をする必要があります。環境設定の方法については「3.2.2 Agent Serverの環境設定」を参照してください。
(1)の手順でAgent Serverをインストールします。さらに,Groupmax Mail Serverと同じマシンにAgent Server Mail Option(Agentメール送信ライブラリ)をインストールします。
Agent Server Mail Optionのインストールは,Agent Serverと同様の手順でインストールプログラムの画面に従って操作し,4.のインストール方法で「カスタム」を選択します。インストールする製品を選択するダイアログが表示されたら,「Groupmax Agent Server Mail Option Version 5」を選択して実行します。
Agent Server Mail Optionを使用できるようにするには,インストール後にservicesファイルの設定が必要です。