一般ユーザがクライアントマシンから生成したエージェントに関する情報は,Agent Serverに登録されます。管理者は,障害が発生した場合に速やかに対処できるよう,だれがエージェントを登録しているか,各個人が何個エージェントを登録しているかなどといった情報を把握しておく必要があります。
Agent Server管理ツールでは,以下のことができます。
各エージェントの活動履歴は,活動ログから参照できます。活動ログには,エージェントが実行された結果,正常に終了したかどうか,どのような理由で正常に実行されなかったかが表示されます。このため,障害が発生した場合は,エージェントの活動ログの情報を障害原因を判断するための材料にできます。
Agent Clientにも活動ログを参照する機能がありますが,クライアント側で参照できない場合にはAgent Serverから参照できます。
Agent Server管理ツールでは,状況に応じて,活動ログを参照できます。
Agent Serverが持つシステム環境には,クライアントが生成したエージェントの情報をどこに保存するか,メールには何を使うかなどの情報があります。また,Agent Serverでは,システム環境への負荷を考えて,登録できるエージェントの数や接続できるPPサーバの数を制限できます。
Agent Server管理ツールでは,このようなシステムに関する情報の参照,更新ができます。
なお,バックアップ及びリストアには,Windows NTのバックアップ機能を使用してください。