8.4.1 システム情報を参照・更新する

システム情報を参照する場合は,Document Manager Agentのインストール先ディレクトリや,実際に登録されているエージェント数などを参照できます。

また,更新する場合は,登録できるエージェントの上限などを指定できます。

  1. 情報を更新する場合は,Document Manager Agentを停止します。
  2. メインメニューの「Command:」の後に「1」を入力します。
    次の情報が表示されます。
    Version
    Document Manager Agentのバージョンが表示されます。
    Service start time
    Document Manager Agentの起動時刻が表示されます。
    Install directory
    Document Manager Agentのインストール先ディレクトリが表示されます。
    Service status
    Document Manager Agentが起動しているか終了しているかが表示されます。
    Max Agent server count
    接続できるGroupmax Agent Serverの数が表示されます。
    Max Folder watch agent count
    登録監視エージェントの最大登録数が表示されます。
    Max Document count
    登録監視エージェントが通知可能な文書数が表示できます。この数値は,個々の登録監視エージェントが通知できる文書数の総数です。したがって,例えば100の登録監視エージェントがそれぞれ100文書の通知を行う場合,Max Document countには10,000以上の値を設定する必要があります。
    また,通知する文書の数がMax Document countの値を超えた場合,文書の登録を通知しないエージェントが発生します。このとき,活動ログには「指定されたフォルダに登録文書はありませんでした。」と表示され,イベントログには「KDDA04009-W文書の登録監視エージェントにおいて,通知可能な文書数の上限を超えました。エージェントキー:[エラーが発生したエージェントキー]」が設定されます。
    また,上記の内容の後に,システム情報の更新・初期化に関するメニューが表示されます。
  3. 設定を変更する場合は,さらに,ここで「Command:」の後に「1」を入力します。
    次の内容を指定します。
    Max Agent server count[現在の値]
    接続するAgent Server数の上限を,1~64の範囲で指定します。デフォルトでは8が指定されています。
    Max Folder watch agent count[現在の値]
    使用できる登録監視エージェントの数の上限を,3,000までの範囲で指定します。変更する時点で登録監視を行っている登録監視エージェントの数より小さい値は設定できません。デフォルトでは64が指定されています。
    Max Document count[現在の値]
    登録監視エージェントが通知可能な文書数の上限を,30,000までの範囲で指定します。現在の値より大きい値だけを指定できます。
    現在の値より小さい値を設定したい場合は,Document Manager Agentを初期化してください。デフォルトでは1,024が指定されています。
  4. 指定したら,「OK?[Yes:y/No:n(default)]:」の後に「y」を入力します。

指定例を次に示します。

[図データ]