7.6.1 バックアップ

バックアップの手順は,Mail Agent本体の場合もMail Agent実行エンジンの場合も同じです。

  1. Mail Agentが起動中の場合は終了します。
  2. Windows NTの機能を使用して,次に示すMail Agentのファイル及びローカルレジストリ情報のバックアップを取得します。
    このとき,Agent Serverの情報とMail Agentの情報との同期をとるために,Agent Serverのバックアップも同時に取得することをお勧めします。Mail Agentは,各エージェントの定義内容に関する情報をAgent Serverから取得してエージェントを処理します。各エージェントについて,Agent Serverに定義されている情報とMail Agentが取得している情報が一致していないエージェントは動作しません。
    ファイル
    • インストールディレクトリ¥MailAgent¥SVcomのファイル(Mail Agentの管理テーブルのファイル)
    • インストールディレクトリ¥MailAgent¥SVqueのファイル(キューファイル)
    レジストリ
    「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥MailAgent以下の情報」
    ただし,ローカルレジストリファイル全体のバックアップを取得しておくことをお勧めします。
    なお,上記の情報のバックアップだけを取得する場合は,Windows NTのレジストリエディタを使用します。レジストリエディタについては,Windows NTのマニュアルのレジストリエディタの説明を参照してください。
  3. Mail Agentを起動します。
注意事項
ローカルレジストリファイルはシステム内で共有するため,破損しないよう注意して扱ってください。ローカルレジストリファイルについては,Windows NTのマニュアルのシステム構成の説明を参照してください。