Workflowエージェントの「ユーザトレー内案件の一括新着監視(管理者用)」エージェントの通知は,案件を持つユーザの宛先の属性 "TO" としてメール送信しています。このため,案件を持つユーザが複数の場合,メールの受信者が同報者のメール宛先を確認することができます。メールの受信者に同報者のメール宛先を知られたくない場合は,この「ユーザトレー内案件の一括新着監視エージェントによるメールの宛先BCC化」オプションを設定することにより,メールの宛先の属性を“BCC”に変更することができます。
- 機能
- ユーザトレー内案件の一括新着監視エージェントによるメールの宛先BCC化は,システム環境変数で設定します。
- (1) オプションが未指定の場合
- 「ユーザトレー内案件の一括新着監視」エージェントの監視結果をメールにより通知する場合,メールの宛先の属性を "TO" とします。メールの受信者は,同報者の宛先を確認できます。
- (2) オプションを指定した場合
- 「ユーザトレー内案件の一括新着監視」エージェントの監視結果をメールにより通知する場合,メールの宛先の属性を“BCC”とします。メールの受信者には,同報者の宛先が見えません。
オプションを有効にする場合,Workflow AgentをインストールしてあるPCに,以下のシステム環境変数を設定します。
環境変数名 | 値 |
---|
WA_MAIL_ADDR_BLIND | ON |
- 注意事項
- システム環境変数の設定を有効にするには,コンピュータの再起動が必要です。
- 本オプションを設定したWorkflow Agentから送信したメールだけ,宛先の属性が“BCC”になります。複数のWorkflow Agentを使用している場合は,すべてのWorkflow Agentに設定が必要です。