6.2.3 ユーザID・E-mailアドレス対応ファイルの作成と参照(waemtbl)
(1) ユーザID・E-mailアドレス対応ファイルを作成する
- 形式
waemtbl /e ユーザ作成ファイル名
/o ユーザID・E-mailアドレス対応表出力先ファイル名
[/u ユーザID格納列番号] [/a E-mailアドレス格納列番号]
- 機能
- ユーザID・E-mailアドレス対応ファイルとは,Workflow Agentの次に示すエージェントで,結果をE-mailで通知する場合に必要なファイルです。
- ユーザトレー内案件の新着を一括監視するエージェント
- 業務ロールトレー内案件の着信を監視するエージェント
- ユーザトレー内案件の処理期限を一括監視するエージェント
- ユーザIDとE-mailアドレスが格納されているCSV形式のユーザ作成ファイルから,アクション処理でE-mail送信する場合に必要なユーザID・E-mailアドレス対応ファイルを作成します。ユーザIDとE-mailアドレスが格納されているCSV形式のユーザ作成ファイルの例を示します。
![[図データ]](figure/zu05002.gif)
- ユーザ作成ファイルは次のどちらかの方法で作成してください。
- Excelなどを使用してユーザIDをファイルに設定します。次に,そのファイルをCSV形式で格納します。
- Groupmax Address Server 一括登録ユティリティを使用して,ユーザID一覧が格納されているユーザ作成ファイルを作成します。Groupmax Address Server 一括登録ユティリティに関しては,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 7システム管理者ガイド ユティリティ編」を参照してください。
- オプション
- /e ユーザ作成ファイル名
- 指定したユーザ作成ファイルからユーザID・E-mailアドレス対応ファイルを作成します。
- /o ユーザID・E-mailアドレス対応表出力先ファイル名
- 指定したファイル名でユーザID・E-mail対応ファイルを作成します。
- /u ユーザID格納列番号
- ユーザ作成ファイルに格納したユーザIDの列番号を指定してください。省略した場合は,1列目にユーザIDが格納してあるとみなします。
- /a E-mailアドレス格納列番号
- ユーザ作成ファイルに格納したE-mailアドレスの列番号を指定してください。省略した場合は,2列目にE-mailアドレスが格納してあるとみなします。
- 注意事項
- ユーザ作成ファイルの1列目,又は/uオプションで指定した列と2列目,又は/aオプションで指定した列以外は無視します。
- 指定した列に何も設定されていない場合は,その列の指定を無視します。
- ユーザ作成ファイルの行頭文字がシャープ(#)の場合,その行は無視します。
- 作成したユーザID・E-mailアドレス対応ファイルは,使用するWorkflow Agentサーバマシンに格納してください。
- このコマンドを実行できるのはAdministrator権限を持つユーザだけです。
(2) ユーザID・E-mailアドレス対応ファイルを参照する
- 形式
waemtbl /s ユーザID・E-mailアドレス対応ファイル名
[/o 実行結果出力先ファイル名]
- 機能
- 作成したユーザID・E-mailアドレス対応ファイルの内容を出力します。
- オプション
- /sユーザID・E-mailアドレス対応ファイル名
- 作成したユーザID・E-mailアドレス対応ファイル名を指定してください。指定したファイルの内容を出力します。
- /o実行結果出力先ファイル名
- 出力先となるファイル名を指定します。省略した場合は標準出力に出力します。
- 注意事項
- このコマンドを実行できるのはAdministrator権限を持つユーザだけです。