Groupmax Agent Version 5 システム管理者ガイド

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6.3.2 管理ツールの操作

Workflow Agent管理ツールもAgent Server管理ツールと同様に,メニューによる対話形式で操作できます。Workflow Agent管理ツールの基本的な操作方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 管理ツールの起動
(2) 管理ツールのメインメニューとコマンドの入力方法
(3) エージェントキーとシーケンス番号について

(1) 管理ツールの起動

Workflow Agent管理ツールを起動する手順を次に示します。

  1. Administratorの権限でWindows NTにログオンします。
  2. コマンドプロンプト画面を開きます。
  3. 次のディレクトリ(フォルダ)に移動します。
    <Workflow Agentインストール先>\WorkflowAgent\SVbin
  4. 管理ツールを起動するための運用コマンド「wamgr」を入力してリターンキーを押します。
    管理ツールのメインメニューが表示されます。

    [図データ]

(2) 管理ツールのメインメニューとコマンドの入力方法

管理ツールのメニューコマンドの一覧を表6-1に示します。

管理ツールにはWorkflow Agentを終了している場合にだけ使用できるコマンドがあります。

表6-1 Workflow Agent管理ツールのメインメニュー

メインメニューのコマンド メインメニューのコマンド選択時に開くメニューのコマンド (2)Agent operation選択時に開くメニューのコマンド 機能 説明している箇所 Workflow Agentの状態と使用できるコマンド
起動時 終了時
(1)System (1)System information change システム情報の参照 6.4.1
システム情報の更新 ×
(2)System file initialize システム情報の初期化 6.4.2 ×
(e)end メインメニューに戻る
(q)quit 終了
(2)Timer (1)Timer information change タイマ情報の参照・更新 6.5
(e)end メインメニューに戻る
(q)quit 終了
(3)Agent (1)Agent Information 監視エージェント情報の参照 6.6.1
(2)Agent operation (1)Event watch(Agent entry) 監視エージェント情報の登録 6.6.2
(2)Event cancel(Agent delete) 監視エージェント情報の削除 6.6.3
(e)end (2)Agent operationに戻る
(q)quit 終了
(x)edit control 結果出力エディタの表示・非表示 6.8
(e)end メインメニューに戻る
(q)quit 終了
(4)Dump (1)Dump ダンプファイルの出力 6.7 ×
(e)end メインメニューに戻る
(q)quit 終了
(q)quit 終了

(凡例)−:該当しないことを表します。

    ○:使用できることを表します。

    ×:使用できないことを表します。


なお,コマンドの入力方法は,Agent Server管理ツールと同様に,「Command:」の後に番号を入力して,コマンドを選択します。前の画面に戻る場合は「e」を,管理ツールを終了する場合は「q」を入力します。

(3) エージェントキーとシーケンス番号について

エージェントキー及びシーケンス番号は,登録された監視エージェントにAgent Serverが割り当てる番号のことです。監視エージェントはそれぞれ固有のエージェントキー及びシーケンス番号を持ちます。

Workflow Agent管理ツールで,監視エージェント情報を参照,更新する場合,エージェントキー及びシーケンス番号を指定します。エージェントキー及びシーケンス番号を参照する方法については,「6.6.1 監視エージェント情報を表示する」で説明します。