Groupmax Agent Version 5 システム管理者ガイド
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Document Manager Agent本体をインストールしたマシンのservicesファイルに次の内容を追加してください。
agsvrcon 20028/tcp
gmaxdasrv 20083/tcp
また,Document Manager Agent実行エンジンをインストールしたマシンのservicesファイルに次の内容を追加してください。
gmaxdasrv 20083/tcp
なお,これらのservicesファイルは,Groupmaxサーバ環境設定ユティリティを使って設定することもできます。Groupmaxサーバ環境設定ユティリティの操作方法は,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」を参照してください。
Document Managerがインストールされているマシンに次のシステム環境変数を設定します。
- Document Managerシステム環境変数
- ISFILETRANSFERDIR
Document Managerで使用する作業領域の絶対パス名(任意)を設定します。
- Object Serverシステム環境変数
- XODDIR
- XODCONFPATH
- PATH
XODDIR,XODCONFPATH及びPATHの設定値については,Groupmax Object Serverの管理者にお問い合わせください。
文書管理サーバ(Document Manager)で次の設定をします。
- 「文書管理 管理ツール」の「環境設定」ダイアログで,Document Manager管理者ユーザ名を設定する
- 「文書管理 管理ツール」の「環境設定」ダイアログで,ユーザ認証方法をGroupmax Addressに設定する
また,共用キャビネット内文書の登録監視エージェントを使用する場合は,次の設定をしてください。
- 「文書管理 管理ツール」の「環境設定」ダイアログで,イベント通知機能の値を「use」に設定する
- イベント通知リストファイル(インストール先フォルダ(ディレクトリ)\etc\apnotify.txt)に,次の内容を記述する(1行に一つずつ)
- CRT_DOC_OBJ
クライアント又はユーザプログラムから一般文書を新規登録した時にイベント通知を行う場合に指定します。
- CRT_DOC_OBJ_UTL
一括登録ユティリティから一般文書を新規登録した時にイベント通知を行う場合に指定します。
- CRT_DOC_OBJ_REP
文書配布ユティリティから一般文書を新規登録した時にイベント通知を行う場合に指定します。
- COPY_DOC_OBJ
クライアント又はユーザプログラムから一般文書を複製した時にイベント通知を行う場合に指定します。
- MOVE_DOC_OBJ
クライアント又はユーザプログラムから一般文書を移動した時にイベント通知を行う場合に指定します。
- MOVE_DOC_OBJ_REP
文書配布ユティリティから一般文書を移動して登録した時にイベント通知を行う場合に指定します。
イベント通知リストファイルの記述例を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU0305.GIF)
Document Manager Agentの提供する各エージェントを一般ユーザが使用できるようにするために,次のファイルをAgent Serverにコピーしてください。
- 詳細ダイアログDLLファイルの登録
- (コピー元)
- <DocManAgentDir>※1\SVtmp\template\library\agtdlg.dll
- <DocManAgentDir>※1\SVtmp\template\library\dadlg.dll
- (コピー先)
- <GmaxAgentDir>※2\SVtmp\templateV3\library
- ヘルプファイルの登録
- (コピー元)
- <DocManAgentDir>※1\SVtmp\help\gmwfagt.hlp
- <DocManAgentDir>※1\SVtmp\help\gmwfagt.cnt
- (コピー先)
- <GmaxAgentDir>※2\SVtmp\helpV3
- テンプレート定義データの登録
- (コピー元)
- <DocManAgentDir>※1\SVtmp\template\DAWTATTR.htm(条件付きフォーム文書の自動削除(管理者用)エージェント)
- <DocManAgentDir>※1\SVtmp\template\DAWTTIME.htm(共用キャビネット内文書の自動削除(管理者用)エージェント)
- <DocManAgentDir>※1\SVtmp\template\DAWTUPEX.htm(フォーム文書監視による業務プログラムの自動起動(管理者用)エージェント)
- <DocManAgentDir>※1\SVtmp\template\DAWTNOTI.htm(共用キャビネット内文書の登録監視(管理者用)エージェント)
- (コピー先)
- <GmaxAgentDir>※2\SVtmp\templateV3
- 注※1 <DocManAgentDir>:Document Manager Agent実行エンジンのインストールフォルダ(ディレクトリ)
- 注※2 <GmaxAgentDir>:Agent Serverインストールフォルダ(ディレクトリ)
ただし,上記のテンプレートを特定ユーザだけに使用できるようにする(管理者用のテンプレートを管理者だけが使用できるようにする)には,上記のディレクトリにコピーしないで,「ユーザカスタマイズファイル用フォルダ(ディレクトリ)\usersV3\テンプレートを使用するユーザのユーザID」にコピーします。ユーザカスタマイズファイル用フォルダ(ディレクトリ)を参照する場合は,「5.6.3 フォルダ(ディレクトリ)情報を参照・更新する」を参照するか,テンプレートの開発者に問い合わせてください。
- 注意事項
- これらの設定の後でAgent Serverを削除した場合,上記のファイルは削除されます(ただし,ユーザカスタマイズファイル用フォルダ(ディレクトリ)のファイルは削除されません)。Agent Serverを再インストールした場合,上記のファイルを再度コピーする必要があります。
Document Manager Agent管理ツールを使用してシステム情報を初期化します。Document Manager Agent管理ツールを起動するには,運用コマンドを使用します。Document Manager Agentの運用コマンドについては「8.2 Document Manager Agentの運用コマンド」を,管理ツールによるシステム情報の初期化については「8.4.2 システム情報を初期化する」を参照してください。
- Administrator権限でWindows NTにログオンします。
- コマンドプロンプト画面を表示します。
フォルダ(ディレクトリ)をインストール先フォルダ(ディレクトリ)\DocumentManagerAgent\SVbinに移動します。
- 「damgr」コマンドを入力します。
- 管理ツールのメニューコマンドを選択してシステム情報を初期化します。
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