SEWB+ クライアントサーバシステム開発ガイド
資源だけではなく,環境構築情報もエクスポートの対象になります。
- <この項の構成>
- (1) リポジトリの環境情報のエクスポート
- (2) 辞書の環境情報のエクスポート
(1) リポジトリの環境情報のエクスポート
環境構築ユティリティで設定したリポジトリの環境情報をエクスポートできます。エクスポート・インポートできる環境構築ユティリティの設定項目を,次に示します。
表14-1 エクスポート・インポートできる環境情報
環境構築ユティリティの設定項目 エクスポート
・インポートシステム管理者用のパスワード × 同時ログイン可能ユーザ数最大値の設定 × 辞書フォルダ ○※1 データ項目と業務ルールの環境設定 ○※2 辞書ユティリティタイプマッピングの設定 ○ ドキュメント
の設定ドキュメント,フォルダ,システムバージョンの初期属性 ○ チェックアウト先コンピュータのIPアドレス × ドキュメント種別の設定 ○ ルートドキュメントフォルダ ○※1 バックアップの設定 × (凡例)○:対象にできる ×:対象にできない
- 注※1
- エクスポート運用でドキュメント又は辞書の資源をエクスポート対象に指定した場合に,ルートドキュメントフォルダ又は辞書フォルダの環境情報が対象となります。
- 注※2
- 命名ルール情報,及び検査項目情報は対象外となります。
(2) 辞書の環境情報のエクスポート
辞書に関する環境構築情報として,次の情報をエクスポートできます。
- 辞書フォルダ
辞書資源をエクスポート対象にした場合にエクスポートされます。
- データ項目情報
データ項目や業務ルールに関する各種の環境構築情報がエクスポートされます。ただし,命名ルール情報や検査項目情報は対象になりません。
- タイプマッピング情報
ODBC入力や,ERwin/ERXと連携したCSV入力をするときのタイプの変換規則がエクスポートされます。
All Rights Reserved, Copyright (C) 1999, 2001, Hitachi, Ltd.