SEWB+ クライアントサーバシステム開発ガイド
- <この項の構成>
- (1) TPモニタを利用したC/Sシステム
- (2) CORBAを利用したC/Sシステム
- (3) ODBCなどを利用したC/Sシステム
TPモニタを利用してC/Sシステム上で動作するAPを作成します。
図1-1 TPモニタを利用したC/Sシステムの場合
TPモニタを使用してC/Sシステム上で動作するAPを作成します。SEWB+は,次に示す部分の作成に適しています。
- サーバの主処理(ファンクション層)
- サーバのDBアクセス処理(データ層)
- クライアントの通信処理(プレゼンテーション層の一部)
プレゼンテーション層であるGUI画面の設計は,ユーザがVB,VC++,APPGALLERY,XMAP3,COBOL GUIオプションなどのツールを利用して作成します。
なお,OLTPを使用しないで,独自に通信ロジックを作成する場合も,同様です。
CORBAに基づくC/Sシステム上で動作するAPを作成します。
図1-2 CORBAを利用したC/Sシステムの場合
SEWB+は次に示す部分の作成に適しています。
- サーバオブジェクト
- サーバのDBアクセスオブジェクト
プレゼンテーション層であるGUI画面の設計は,ユーザがVB,VC++,APPGALLERY,RammWare for Java,COBOL GUIオプションなどのツールを利用して作成します。
プレゼンテーション層の処理からサーバにアクセスする処理は,ツールごとのCORBA呼び出し方法に従います。
ODBCなどを利用したC/Sシステム上で動作するAPを作成します。作成方法の例として,クライアント側の主処理(ファンクション層)をユーザが作成し,サーバ側のDBとのアクセスはODBCインタフェース又はDBのサーバアクセス機能を利用する方法を示します。
図1-3 ODBCなどを利用したC/Sシステムの場合
SEWB+は次に示す部分の作成に適しています。
プレゼンテーション層であるGUI画面の設計は,ユーザがVB,VC++,APPGALLERY及びCOBOL GUIオプションなどのツールを利用して作成します。
プレゼンテーション層の処理から,同じクライアントにある主処理を呼び出します。
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