システム全体でデータを共有し,有効活用するためには,データ項目の標準化が必要です。SEWB+では,データ項目の共有や有効活用を支援するため,DB設計作業で作成したデータ項目を取り込み,それらをAPで利用できるよう編集・管理するSEWB+/REPOSITORYのデータ項目辞書機能を提供しています。
データ項目辞書では,各データ項目に関する名称(データ項目名,標準名称,フリガナなど)や,属性(データ形式の分類,けた数など)などの言語別詳細情報を定義して,管理します。データ項目辞書で管理するデータ項目には,「単項目」「継承項目」「結合項目」があります。次に「単項目」と「継承項目(データ項目の継承関係)」及び「結合項目(データ項目の結合関係)」を示し,それぞれについて説明します。