ここでは用途によって必要になる環境設定について,代表的なものを示します。
(1) 言語区分
アプリケーション開発に使用するプログラミング言語の名称を設定します。
(2) ERwin/ERXタイプのマッピング
ERwin/ERXやODBCからSEWB+/REPOSITORYにデータ項目を取り込むときに適用されるタイプマッピングを,必要に応じてカスタマイズできます。次にカスタマイズの例を示します。
(カスタマイズが必要な場合の例)
ERwin/ERXのタイプ | SEWB+/REPOSITORYでのマッピング | ||
---|---|---|---|
分類 | 言語別タイプ(COBOL) | けた数 | |
NUMBER(p〔,0〕) | なし | X(英数字項目) | p+2 |
ERwin/ERXのタイプ | SEWB+/REPOSITORYでのマッピング | ||
---|---|---|---|
分類 | 言語別タイプ(COBOL) | けた数 | |
NUMBER(p〔,0〕) | 整数 | P(符号付き内部10進項目) | p |
(3) レコード生成キーワード
レコード生成キーワードには,データ項目の定義情報をどのようにソースコードに生成するかを指定します。
例えば,レコード生成キーワードのデフォルトの指定は,日立COBOL85を前提にしています。そのため,日立COBOL85以外のCOBOL言語を使用する場合は,タイプごとに生成するソースの文法に相違がないか確認し,必要であればレコード生成キーワードを変更します。