サーバ側及びクライアント側の環境設定が必要です。
(1) サーバ側での環境設定
サーバ側の環境設定には「SEWB+/REPOSITORYの前提プログラムの環境設定」「環境の初期化」「SEWB+/REPOSITORYのユーザ登録」及び「運用環境の構築」があります。
(a) SEWB+/REPOSITORYの前提プログラムの環境設定
Windows NT又はWindows 2000での環境設定,及びDBでの環境設定をします。
(b) 環境の初期化
DB及びリポジトリを初期化します。
(c) ドキュメント種別の登録
SEWB+以外のツールで作成するドキュメントをリポジトリで管理する場合は,あらかじめ環境構築ユティリティでドキュメント種別を登録しておく必要があります。また,ドキュメント種別の登録方法には,SEWB+ツールからの自動登録,又は環境情報のインポートによる登録もあります。複数サーバで運用する場合は,環境情報のインポートによる登録をお勧めします。
(d) SEWB+/REPOSITORYのユーザ登録
ユーザ登録ファイル及びグループ登録ファイルを設定します。ユーザ登録ファイルの設定は必須です。Windows NT又はWindows 2000のネットワーク機能を利用してドキュメント参照をする場合は,SEWB+/REPOSITORYとWindows NT,又はSEWB+/REPOSITORYとWindows 2000に設定するアカウント名(ユーザ名,グループ名)を同一にしてください。
(e) 運用環境の構築
必須作業として「システム管理者用のパスワード設定」「辞書フォルダの作成」「ルートドキュメントフォルダの作成」があります。環境構築ユティリティで設定するその他の項目は,プロジェクトでの必要に応じて行ってください。必要に応じてする作業として「同時にログインできるユーザ数の設定」「データ項目と業務ルールの設定」「辞書ユティリティのタイプマッピングの設定」「ドキュメントの設定」及び「バックアップ用コマンドファイルの作成」があります。
「バックアップ用コマンドファイルの作成」は任意ですが,不慮の事故などに備えるために設定しておくことをお勧めします。また,「ドキュメント種別の登録」も,効率良く作業を進めるためにあらかじめ設定しておくことをお勧めします。
(2) クライアント側での環境設定
クライアント側の環境設定には「SEWB+/REPOSITORY-BROWSERの前提プログラムの環境設定」と「運用開始時の設定」があります。
(a) SEWB+/REPOSITORY-BROWSERの前提プログラムの環境設定
リポジトリブラウザの稼働に必要な,Windows 95,Windows 98,Windows Me,Windows NT又はWindows 2000での環境として,通信設定ファイル(HOSTS,SERVICES)を設定します。この作業は必須です。
(b) 運用開始時の設定
リポジトリブラウザで一般ユーザのパスワードを設定します。設定は任意ですが,機密保護のために設定することをお勧めします。