7.2.1 ツールの関連

CORBAを使用したC/Sシステムのサーバオブジェクトを実装するプログラム(サーバAP)を設計する場合に利用するツールと,それぞれの関連について示します。

図7-5  CORBA使用時のツールの関連

[図データ]

  1. SEWB+/CS-DESIGNを使用して論理設計図を定義し,CORBAインタフェースを設計する。
    論理設計図作成に使用するデータ項目はSEWB+/REPOSITORYの辞書から参照します。なお,論理設計図からはIDLを生成します。
  2. IDLコンパイラを使用して,IDLから,対象言語のサーバ用のスケルトンとスタブのソースを生成する。
  3. テンプレートや部品を使用して,SEWB+/CS-DESIGNで定義した論理設計図ファイルの情報をSEWB+/CONSTRUCTIONに呼び込み,プログラム定義ファイルを作成する。
    プログラム定義ファイルからは,サーバ(インプリメンテーション(メソッド))のソースプログラムを生成します。
  4. クライアントのソースプログラムを生成する。
  5. 対象言語のコンパイラで,サーバ及びクライアントの実行形式プログラムを作成する。