1.2.3 ワークフローシステム

SEWB+では,基幹業務をつなぐワークフロー(業務処理の流れ)システムのフロー制御APを作成できます。ワークフローシステムとは,基幹業務の複数のホストやサーバが,アダプタと呼ばれるメッセージ変換プログラムで接続されているシステムです。ワークフローシステムを使用する例を次に示します。

図1-5 ワークフローシステムの場合

[図データ]

ワークフローは,WorkCoordinator Definerを使用して作成します。SEWB+では,WorkCoordinator Definerが出力するビジネスプロセス定義を取り込んで,フロー制御APを作成することができます。

WorkCoordinator Definerで作成するビジネスプロセス定義の例を次に示します。なお,ビジネスプロセス定義の詳細については,マニュアル「WorkCoordinator Definer Version 3 ユーザーズガイド」を参照してください。

[図データ]

  1. 業務データを初期化する。
  2. 業務Aの処理。
  3. 業務Bの処理。
  4. 業務データの終了処理をする。
  5. 業務Aの結果に異常があった場合,業務Aを取り消す。