2.3.4 開発方式の設計

開発方式では,システム処理方式を基に,開発言語を決定したり開発環境を構築したりします。

<この項の構成>
(1) 開発環境の構築
(2) 共通部品開発計画の設定
(3) 組み合わせテスト方式設定

(1) 開発環境の構築

使用する言語や支援ツール,及びその前提ソフトウェアを含むソフトウェア構成を設定します。また,ソフトウェア導入を前提とした開発用機器をそろえ,メモリ,ディスク容量及びデバイスなどのハードウェア構成を見積もります。

(2) 共通部品開発計画の設定

SEWB+を利用してプログラムを作成する場合に必要なテンプレート及び部品の開発計画を設定します。テンプレートや部品にするパターン及び処理は,業務機能設計書やシステム処理方式設計書を基に,各APで共通する処理パターンや機能を調査して抽出します。共通部品開発については,「6. 適用テンプレート・部品の準備」を参照してください。

(3) 組み合わせテスト方式設定

組み合わせテストで実施するテストの範囲,品質目標,終了条件及びテスト実施方法を検討します。また,必要に応じて支援ツールの導入を検討します。