データモデルを作成することをデータモデリングといいます。データモデリングでは,システムで使用するデータ項目を調査したり,それらのデータ項目のドメインを分析したり,名称を標準化したりして,業務システムの静的なデータ項目の構造を,全体像としてまとめていきます。
データモデルはデータ項目などの実態を表すエンティティとエンティティ属性及びエンティティ間の関連であるリレーションシップで構成されます(ER図)。
大規模システムのデータモデリングでは,これを支援するツールを利用すると効率良く作業できます。データモデリングの進め方については,使用するツールのマニュアルを参照してください。
なお,ERwin/ERX,SILVERRUN,及びData-INTIMATEを使用する場合には,作成したデータモデルからエンティティやエンティティ属性の情報を,CSV形式ファイルを経由してSEWB+/REPOSITORYのデータ項目辞書に登録できます。