5.1.2 Web画面の作成

<この項の構成>
(1) Web Page Generator用テンプレートの作成(CORBA使用時)
(2) TP1/WebでのクライアントAPの作成(TPモニタ)
(3) RammWare for JavaでのクライアントAPの作成(CORBA)

(1) Web Page Generator用テンプレートの作成(CORBA使用時)

Web Page Generator Enterpriseは,インターネット及びイントラネット上の,ブラウザとWWWサーバ間の対話的業務を実現します。Web Page Generator Enterpriseは,HTMLを動的に生成するため,WWWブラウザをクライアントにしたC/Sシステムを構築できます。

Web Page Generator - Designは,出力するHTMLのひな型となるWeb Page Generator用テンプレートを生成するツールです。Web Page Generator用テンプレートを生成するに当たり,SEWB+/CS-DESIGNで定義した論理設計図の情報を参照できます。サーバAPは,CORBAアプリケーションとして開発します。CORBAを使用したサーバAPの開発については,「7.2 CORBAを使用したサーバAPの設計」を参照してください。

[図データ]

(2) TP1/WebでのクライアントAPの作成(TPモニタ)

TP1/Webは,インターネット及びイントラネット上の,ブラウザとWWWサーバ間の対話的業務を実現します。TP1/Webを利用することで,WWWブラウザをクライアントにしたC/Sシステムを構築できます。この場合,SEWB+/CONSTRUCTIONのデータ定義から生成したC言語のヘッダファイルを,TP1/Webのデータ型定義ファイルとして利用できます。

[図データ]

(3) RammWare for JavaでのクライアントAPの作成(CORBA)

RammWare for Javaは,フォームの上にテキストやボタンなどの部品を置くことで,GUIを設計するツールです。さらに,通信処理を定義することで,WWWブラウザをクライアントにしたC/Sシステムを構築できます。通信処理定義では,CORBAのIDL定義の引数名と,RammWare for JavaのGUI部品のIDとを対応付ける通信ハンドラを生成したり,Javaアプレットを生成したりします。