SEWB+ COBOL構造図エディタ 使用の手引
構文変換の基本規則を説明します。
- <この項の構成>
- (1) 共通規則
- (2) CONTINUE文の処理
- (3) 構文の改行
- (4) 仮記号の規則
- (5) 単文変換
- (6) 複文変換
(1) 共通規則
- PADからソースプログラムに変換するときは,構文中の空白が区切り文字となります。このため,構文中で定義したものと,ボックス中で記述したものとが不一致になると,正しく変換されないことがあるので注意してください。
- 構文中の仮記号(@n:nは1〜99)に対応する文字列に空白が含まれる場合は,その空白は削除や圧縮されないで,そのまま変換されます。
- 展開文の書き出し位置はボックスのレベルと一致しています。
- 継続行は,1行にまとめて展開されます。このとき,途中に空白がある場合,この空白は圧縮されません。
構文定義ファイル中の展開文にCONTINUE文を指定しても,構文には変換されません。CONTINUE文に変換したい場合は,ソースプログラム中のCONTINUE文と同じ行のコメント領域にコメント「CONTINUE」を指定すると,ボックスの中に構文が生成されます。ボックス中には,指定したコメントも一緒に生成されます。
構文中に「@/」(改行記号)があるときは,ボックス内で改行されます。
仮記号(@n)を展開文に連続して定義したとき,一つの仮記号に対し,先頭から一つずつ,一つの語が対応付けられます。一つずつ対応付けていき,語が余った場合は,余った語が最後の語にすべて対応付けられます。
構文定義ファイル内の一つの構文が,一つの展開文に対応します。
(a) PADからソースプログラムを生成する場合
PADからソースプログラムを生成するときは,ボックス内の一つの構文をソースプログラム中の一つの展開文に変換します。
(b) ソースプログラムからPADを生成する場合
ソースプログラムからPADを生成するときは,ソースプログラム中の一つの展開文をボックス内の一つの構文に変換します。
構文定義ファイル内の一つの構文が,複数の展開文に対応します。
連接,外部コール,内部コール,出口,無条件分岐,及びユーザの各ボックス内の一つの構文から,複数の展開文に変換します。
ソースプログラム中の複文行を表すコメント行「*****識別子 ……」を認識して,ボックスに対応した構文を生成します。
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