PADからソースプログラムを生成すると,PADファイル中にユーザが定義していなくてもCOBOL-PAD自動生成から自動生成されるコメントがあります。これをSEWBコメントといいます。
SEWBコメントが生成されるのは次の三つの場合で,それぞれ7カラム目から生成されます。
(1) 内部データを生成する場合
内部データ領域から内部データを生成すると,内部データの開始と終了を表すコメントが内部データから生成されるセクションの前後に展開されます。
(2) セクション構成図を生成する場合
セクション構成図の各ボックス中のPADの名称を表すコメントがそれぞれのセクションの前に生成されます。ただし,セクション構成図の処理ボックス中のPADの名称が,各タイトル領域に記述されたセクション名と同じ場合は,このコメントは生成されません。
(3) ユーザボックス中の文を生成する場合
ユーザボックス中に記述された文が強調されて生成されるように,ユーザボックス中の文の開始と終了を表すコメントが,この文の前後に生成されます。