付録D.2 作成方法

印刷フレームを作成するための図形の描画は,基本的に次の手順で行います。

この手順に従って,図形を描画し,印刷フレームを作成します。

  1. [スタート]ボタンから[プログラム]を選択し,[SEWB+ COBOL構造図エディタ]の[印刷フレームエディタ]を選択します。
    印刷フレームエディタが起動し,図D-2に示す印刷フレームエディタのウィンドウが表示されます。

    図D-2 印刷フレームエディタのウィンドウ

    [図データ]

  2. 文字列域を作成します。
    [モード]メニューから[文字列域作成]を選択するか,又は,[図データ]をクリックしてください。
  3. 「セクション」を入力するための文字列域を作成します。
    文字列域の頂点となる点へマウスポインタを移動し,マウスの左ボタンを押して,図D-3のようにドラッグしてください。

    図D-3 文字列域,印刷キーワード/ビットマップ域,ボックスの描画

    [図データ]

    ドラッグした方向に文字列域が表示されます。
    文字列域の大きさが決まったら,マウスのボタンを離してください。
    図D-4のように文字列域が描画されます。

    図D-4 文字列域の描画例

    [図データ]

  4. 文字列を入力します。
    マウスポインタを文字列域の内側に移動し,ダブルクリックしてください。
    「文字列の入力」ダイアログボックスが表示されます。
    図D-5のように「セクション」と入力し,領域種別を固定長に指定して[OK]を選択してください。

    図D-5 「文字列の入力」ダイアログボックス

    [図データ]

  5. 3.4.と同様に文字列域を作成して「ファイル名」を入力します。
  6. 3.4.と同様に文字列域を作成して「ページ」を入力します。
    図D-6のようになります。

    図D-6 文字列域の作成例

    [図データ]

    注 
    「文字列の入力」ダイアログボックスで文字列を入力しなければ,その文字列域は空白となります。図D-1の印刷フレーム例の左下の領域は,文字列を入力せず,領域種別を可変長に設定した文字列域です。
  7. 印刷キーワード域を作成します。
    [モード]メニューから[印刷キーワード/ビットマップ域作成]を選択するか,又は[図データ]をクリックしてください。
  8. セクション名を印刷するための印刷キーワード域を作成します。
    印刷キーワード域の頂点となる点へマウスポインタを移動し,マウスの左ボタンを押して図D-3のようにドラッグしてください。
    ドラッグした方向に印刷キーワード域が表示されます。
    印刷キーワード域の大きさが決まったら,マウスのボタンを離してください。
    図D-7のように印刷キーワード域が描画されます。

    図D-7 印刷キーワード域の描画例

    [図データ]

  9. 印刷キーワード域に印刷キーワードを設定します。
    マウスポインタを印刷キーワード域の内側に移動し,ダブルクリックしてください。「印刷キーワード/ビットマップの入力」ダイアログボックスが表示されます。
    図D-8のように,領域種別を可変長に指定し,「CFuncId」と入力するか, [図データ]をクリックして表示される印刷キーワードの一覧から「CFuncId」を選択します。

    図D-8 「印刷キーワード/ビットマップの入力」ダイアログボックス

    [図データ]

  10. 以降2.~4.と同様に文字列域を,7.~9.と同様に印刷キーワード域を作成し,図D-1の印刷フレーム例を図D-9のところまで描画します。
    なお,Drawの印刷キーワード域は,左右の両端がシートの端に接するように可変長で設定してください。その他の印刷キーワード域は固定長で設定してください。

    図D-9 文字列域及び印刷キーワード域の描画例

    [図データ]

  11. ビットマップを貼り付けるビットマップ域を作成します。
    7.8.と同様に,「印刷キーワード/ビットマップ域作成モード」でビットマップ域を描画してください。
  12. ビットマップを貼り付けます。
    マウスポインタをビットマップ域の内側に移動し,ダブルクリックしてください。「印刷キーワード/ビットマップの入力」ダイアログボックスが表示されます。
    図D-10のように,領域種別にビットマップを指定し,ビットマップファイル名を入力して[OK]を選択します。
    領域種別をビットマップに指定すると,[参照]のクリックで「ファイルの参照」ダイアログボックスが表示され,そこからビットマップファイルを選択できます。

    図D-10 「印刷キーワード/ビットマップの入力」ダイアログボックス

    [図データ]

  13. 文字列域に枠を描画するために,ボックス図形を使います。
    [モード]メニューから[ボックス描画]を選択するか,又は,[図データ]をクリックしてください。
  14. 「セクション」に枠を描画します。
    ボックスの頂点となる点へマウスポインタを移動し,マウスの左ボタンを押して図D-3のようにドラッグしてください。
    ドラッグした方向に枠が描画されます。
    枠の大きさが決まったら,マウスのボタンを離してください。
    図D-11のように枠が描画されます。図D-11は,枠が描画されたのを分かりやすくするため,ガイドを非表示にしたときの画面です。

    図D-11 枠の描画例

    [図データ]

  15. 以降,2.~14.と同様にして,図D-1の印刷フレーム例を作成します。
  16. [ファイル]メニューから[名前を付けて保存]を選択します。
    図D-12のような「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。

    図D-12 「名前を付けて保存」ダイアログボックス

    [図データ]

  17. ファイル名を入力します。
    図D-13のようになります(例:「sample.phf」と入力)。

    図D-13 ファイル名の入力例

    [図データ]

  18. [OK]を選択します。
    入力したファイル名が既にそのフォルダに存在する場合には,「上書き確認」ダイアログボックスが表示されます。
    上書きしてよい場合には,[はい]を選択します。
    上書きしない場合には,[いいえ]を選択し,17.からファイル名又はフォルダを変更してやり直してください。
    作成した印刷フレームが指定した名前で保存されます。
    以上で,印刷フレーム例の作成を終わります。