6.5.2 ソースプログラムの生成が中止されるとき
ソースプログラムの生成が中止される場合を,項目別に分けて説明します。
各項目の中に一つでも該当するものがあれば,その時点で生成が中止されます。
- <この項の構成>
- (1) アクセス権
- (2) 制限値・限界値
- (3) PADファイル
- (4) プログラムの実行環境
(1) アクセス権
- 生成元のPADファイルに対し,参照,又は更新の権限がない。
- 生成先のソースプログラムファイルに対し,更新の権限がない。
(2) 制限値・限界値
次の制限値,限界値を超えた場合,ソースプログラムの生成が中止されます。
なお,各項目の詳細については,「付録A 制限値,限界値」を参照してください。
- PADボックスのテキスト文字数
- PADのブロックコメント領域のテキスト文字数
- PADボックスのレベル(ネスト)の深さ
- セクション名の長さ
- ソースプログラム生成時のシーケンス番号
- セクション数
(3) PADファイル
- PADファイルのタイトル領域に同一セクション名が二つ以上ある。
- タイトル領域のセクション名に,2行以上の名称がある。
- セクション構成図を構成変更の先頭に指定していない。
- PADをセクション構成図に指定していない。
(4) プログラムの実行環境
- メモリが不足した。
- 使用しているSEWB+ COBOL構造図エディタの形名及びバージョン番号では,処理できないファイルを使用した。
- ファイルに入出力エラーが発生した。
- ファイルが壊れている。
- COBOL-PAD自動生成に重大なプログラムエラーが発生した。