2.9.4 ボックスの移動
指定したボックスを切り取り,移動させたい場所に貼り付けます。
![[図データ]](figure/zu025400.gif)
操作手順
- 切り取るボックスを選択します。
- [編集]メニューから[切り取り]を選択します。
指定した範囲のボックスが切り取られクリップボードに転送されます。
- 移動先の基点ボックスを選択します。
- [編集]メニューから[貼り付け]を選択します。
図2-28のように,状態表示エリアに「貼付け」と表示され,メッセージ表示エリアには「貼り付ける方向を指定して下さい」と表示されます。
図2-28 貼り付けの方向指定
![[図データ]](figure/hc022400.gif)
- 基点ボックス上で,貼り付けたい方向の矢印が出ている状態でクリックします。
矢印の方向にボックスが貼り付けられます。
貼り付け後,状態表示エリアは元に戻ります。
補 足
- クリップボードには一つの情報しか保存できません。そのため,新しく文字やボックスを「切り取り」又は「コピー」すると,前の情報は失われます。
- 移動できないボックスの配置
- 反復ボックス,選択ボックス,及び多分岐ボックス以外のボックスの右側には,ボックスの移動指定はできません。
図2-29に示す例の4.が連接ボックスなので,4.の右に入ろうとする2.の行き場がなくなるため,1.と2.の間には移動できません。
図2-29 移動できないボックス配置の例(1)
![[図データ]](figure/zu025500.gif)
同様に2.の右に3.4.は移動できません。
- 左右につながっているボックス間に移動する場合,移動元の右上のボックスが接続できるボックスでなければ移動できません。
図2-30 移動できないボックス配置の例(2)
![[図データ]](figure/zu025600.gif)