2.9.3 ボックスのコピー
指定したボックスをコピーし,コピーさせたい場所に貼り付けます。
![[図データ]](figure/zu025100.gif)
操作手順
- コピーするボックスを選択します。
- [編集]メニューから[コピー]を選択します。
指定した範囲のボックスがコピーされクリップボードに転送されます。
- コピー先の基点ボックスを選択します。
- [編集]メニューから[貼り付け]を選択します。
図2-25のように,状態表示エリアに「貼付け」と表示され,メッセージ表示エリアには「貼り付ける方向を指定して下さい」と表示されます。
図2-25 貼り付けの方向指定
![[図データ]](figure/hc022300.gif)
- 基点ボックス上で,貼り付けたい方向の矢印が出ている状態でクリックします。
矢印の方向にボックスが貼り付けられます。
貼り付け後,状態表示エリアは元に戻ります。
同じボックスを何回もコピーし,貼り付けたいときは,3.4.5.の操作を繰り返します。
補 足
- クリップボードには一つの情報しか保存できません。そのため,新しく文字やボックスを「切り取り」又は「コピー」すると,前の情報は失われます。
- コピーできないボックスの配置
- 反復ボックス,選択ボックス,及び多分岐ボックス以外のボックスの右側に,コピーしたボックスを貼り付けることはできません。
図2-26に示す例の4.が連接ボックスなので,4.の右に入ろうとする2.の行き場がなくなるため,1.と2.の間にはコピーできません。
図2-26 コピーできないボックス配置の例(1)
![[図データ]](figure/zu025200.gif)
同様に2.の右に3.4.はコピーできません。
- 左右につながっているボックス間にコピーする場合,コピー元の右上のボックスが接続できるボックスでなければコピーできません。
図2-27 コピーできないボックス配置の例(2)
![[図データ]](figure/zu025300.gif)