6.4.1 文生成時の共通規則

生成規則の中には,ボックスの種類に関係ない共通の規則があります。ここでは,この共通規則について説明します。

<この項の構成>
(1) 文の生成位置
(2) 空白の扱い
(3) ピリオドの扱い
(4) ボックスレベルと文の生成開始位置
(5) コメントの扱い

(1) 文の生成位置

ボックス中に記述された内容は,ソースプログラムの12~72カラムに生成されます。ただし,ブロックコメント領域内のコメントは7カラム目以降に,ボックス中のコメント(「#」で始まる8文字以内の文字列)は73~80カラムのコメント領域に,それぞれ生成されます。

(2) 空白の扱い

ボックス中の空白がどのように扱われるかを次に示します。

(3) ピリオドの扱い

自動的に付けられるピリオドは,レベル1のボックスに記述されている命令文に対応するピリオドだけです。レベル2以降のボックス中の命令文にはピリオドが付けられません。ピリオドが付けられる例を次に示します。

[図データ]

(4) ボックスレベルと文の生成開始位置

ボックスにレベルがある場合,生成されたソースプログラムの改行に合わせて,ソースプログラム中の文の生成開始位置が,2カラムずつ右寄せされて生成されます。

ボックスレベルと文の生成開始位置との関係を図6-7に示します。

図6-7 ボックスレベルと文の生成開始位置との関係

[図データ]

(5) コメントの扱い