7.4.2 各文から生成されるボックスの生成規則

<この項の構成>
(1) 一般的な命令文
(2) 内PERFORM文
(3) 外PERFORM文
(4) IF文
(5) EVALUATE文とSEARCH文
(6) STOP文,EXIT文,EXIT PROGRAM文,及びEXIT PERFORM文
(7) CALL文
(8) SEWBコメント(*****U ……)に挟まれた命令文
(9) GO TO文とGO文
(10) ラベル名
(11) 注記行
(12) タイトル
(13) 無条件文

(1) 一般的な命令文

(2) 内PERFORM文

内PERFORM文では,PERFORMの次に指定する予約語によって生成されるボックスの形式が異なります。

(a) TEST AFTERを指定した内PERFORM文

(b) TEST BEFOREを指定した内PERFORM文

(c) TEST AFTER及びTEST BEFORE以外の予約語を指定した内PERFORM文

TEST AFTER及びTEST BEFORE以外の予約語で,「WITH」,「VARYING」,「UNTIL」を指定した場合は,反復ボックス(UNTIL型)が生成されます。

TEST AFTER及びTEST BEFORE以外の予約語を指定した内PERFORM文とボックスとの関係を図7-13に示します。

図7-13 TEST AFTER及びTEST BEFORE以外の予約語を指定した内PERFORM文とボックスとの関係

[図データ]

(d) 予約語以外を指定した内PERFORM,又は何も指定しない内PERFORM文

(3) 外PERFORM文

外PERFORM文は内部コールボックスに生成されます。

外PERFORM文とボックスとの関係を図7-15に示します。

図7-15 外PERFORM文とボックスとの関係

[図データ]

(4) IF文

(5) EVALUATE文SEARCH文

(6) STOP文EXIT文EXIT PROGRAM文,及びEXIT PERFORM文

STOP文,EXIT文,EXIT PROGRAM文,及びEXIT PERFORM文は出口ボックスに生成されます。

STOP文,EXIT文,EXIT PROGRAM文,及びEXIT PERFORM文とボックスとの関係を図7-18に示します。

図7-18 STOP文,EXIT文,EXIT PROGRAM文,及びEXIT PERFORM文とボックスとの関係

[図データ]

(7) CALL文

(8) SEWBコメント(*****U ……)に挟まれた命令文

(9) GO TO文GO文

(10) ラベル名

(11) 注記行

注記行は,ブロックコメントボックスに生成されます。注記行が1行ずつ点在しているときは,その1行ごとにブロックコメントボックスへ生成されます。注記行が複数行まとまっているときは,複数の注記行を一つのまとまりとして扱う場合と,1行ずつ別々の注記行として扱う場合があります。

(a) 一つのまとまりとして扱う場合

ソースプログラム上の注記行が複数行まとまっているときは,これらがひとまとまりとなってブロックコメントボックスに生成されます。このとき,7カラム目に付いている「*」は削除されます。

注記行とボックスとの関係を図7-23に示します。

図7-23 注記行とボックスとの関係

[図データ]

(b) 別々に扱う場合

ソースプログラムで複数行まとまっている注記行を別々に扱い,別々のブロックコメントボックスに生成した場合は,Axcblcmtファイルを作成してください。Axcblcmtファイルの作成,指定の詳細は,「7.5.3 Axcblcmtファイルの指定方法」で説明します。

(12) タイトル

手続き部(PROCEDURE DIVISION)の見出し行以降から最初のセクション名(…SECTION)までは,7~80カラムの記述がそのままタイトル領域に生成されます。宣言部分の始まり指示(DECLARATIVES)の指定があるときは,宣言部分の終わり指示(END DECLARATIVES)の後ろから最初のセクション名までがタイトル領域に生成されます。ただし,「END DECLARATIVES」は生成されません。

見出し部(IDENTIFICATION DIVISION)から宣言部分の始まり指示(DECLARATIVES)の前までは共通データ領域に生成されます。

タイトルとボックスとの関係を図7-24に示します。

図7-24 タイトルとボックスとの関係

[図データ]

(13) 無条件文