7.2.2 内部データの生成規則

内部データ開始コメントから内部データ終了コメントの間のデータは,内部データ領域に生成されます。

<この項の構成>
(1) 生成単位
(2) 生成範囲
(3) 生成位置

(1) 生成単位

ソースプログラム中の内部データを示すSEWBコメント(開始コメントと終了コメントを一対とする)で指示されたものが内部データに取り込まれます。

同じセクション名のSEWBコメントが幾つあっても構いません。

(2) 生成範囲

ソースプログラムの中の内部データを示すSEWBコメントに囲まれた部分が生成されます。ただし,SEWBコメントの間にデータがないときは,このコメントが無視され,内部データは生成されません。また,開始コメント又は終了コメントのどちらか一方だけしかない場合は,エラーメッセージが出力され,生成処理が中止されます。

内部データを示すSEWBコメントの形式を図7-3に示します。

図7-3 内部データを示すSEWBコメントの形式

[図データ]

(3) 生成位置

ソースプログラムの7~80カラムが,そのまま内部データ領域の1~74カラムに生成されます。