2.9.5 検索
検索にはその対象によって,文字列の検索,仮記号の検索,及びボックス番号の検索があります。
- <この項の構成>
- (1) 文字列の検索
- (2) 文字列を続けて検索
- (3) 仮記号の検索
- (4) ボックス番号の検索
(1) 文字列の検索
検索したい文字列を入力し,検索します。
ボックスカーソルの位置付いているボックスからアクティブなPADウィンドウの範囲内で検索します。
操作手順
- [編集]メニューから[文字列の検索]を選択します。
図2-31に示す「検索」ダイアログボックスが表示されます。
図2-31 「検索」ダイアログボックス
![[図データ]](figure/hc022500.gif)
[次を検索]:開始位置から指定方向に検索します。
[キャンセル]:検索処理を中止します。
- 次の項目を設定します。
- [検索する文字列]を設定します。
検索する文字列を入力します。
- [検索する方向]を設定します。
開始位置から検索する方向を[上へ]又は[下へ]のどちらかから選択します。
- [大文字と小文字を区別する]を設定します。
英字の大文字と小文字を区別する場合には,[大文字と小文字を区別する]をオンに,区別しない場合にはオフにします。
- [次を検索]を選択します。
最初に見つけた文字列が含まれるボックスにボックスカーソルが移り,ボックスの内容をテキスト入力域に表示します。検索された文字列は,テキスト入力域内で反転表示されます。
- 続けて検索する場合は[次を検索]を選択します。
文字列が見つからなかった場合は,その旨をメッセージ表示します。
処理を終える場合は[キャンセル]を選択します。
補 足
- 文字列は256文字(半角の場合)まで有効です。
- ファイルが上書き禁止のときは,ボックス内容の変更はできません。
(2) 文字列を続けて検索
[編集]メニューから[文字列の検索],又は[編集]メニューから[文字列の置換]で最後に検索した文字列を再度検索します。検索していない場合は,図2-31の「検索」ダイアログボックスを表示します。
検索の開始位置は,[編集]メニューから[文字列の検索]を選択する場合と同様です。
操作手順
- [編集]メニューから[次を検索]を選択します。
開始位置から指定方向に検索して,見つけた文字列が含まれるボックスを反転表示し,ボックスの内容をテキスト入力域に表示します。検索された文字列は,テキスト入力域内で反転表示されます。
文字列が見つからなかった場合は,その旨をメッセージ表示します。
(3) 仮記号の検索
テキスト入力域に表示された構文の中から仮記号(@n)を検索し,反転表示します。
構文表から構文を選択する方法は,「2.6 構文表の操作」を参照してください。
操作手順
- テキスト入力の状態にします。
- [編集]メニューから[仮記号の検索]を選択します。
カーソル位置の次にある仮記号を検索し,反転表示します。
そのまま文字の書き換えができます。
(4) ボックス番号の検索
開いているPADファイル内でボックス番号を検索します。
操作手順
- [編集]メニューから[ボックス番号の検索]を選択します。
図2-32に示す「ボックス番号検索」ダイアログボックスが表示されます。
図2-32 「ボックス番号検索」ダイアログボックス
![[図データ]](figure/hc022600.gif)
[OK]:指定したボックス番号の検索をします。
[キャンセル]:ボックス番号の検索を中止します。
- 検索するボックス番号を入力します。
- [OK]を選択します。
指定したボックス番号のボックスに位置付きます。
指定したボックス番号のあるPAD編集ウィンドウが開いていない場合は,PAD編集ウィンドウを開きます。
補 足
- 指定できる値の範囲は0~99,999,999です。
- 入力した値が19,999以下の場合,ボックス番号が10,000である共通データを表示します。
- 入力した値が20,000以上の場合,入力値以下で最も大きいボックス番号のボックスを表示します。