2.2.2 キーボード操作

キーボードは編集領域にテキストを入力するときに使用します。また,キーボードを使用して,マウスと同じウィンドウの操作もできます。

<この項の構成>
(1) ウィンドウに対するキーボード操作
(2) ショートカットキー

(1) ウィンドウに対するキーボード操作

表2-3にウィンドウに対する操作を示します。また,表2-4にPAD編集ウィンドウ内でのキーボードの操作と用途を示します。

表2-3 ウィンドウ関係のキーボード操作

目  的操作と使用例
アプリケーションメニューの選択<Alt>+<アプリケーションメニューの( )内の文字>
例:[編集]メニューを選択
操作:<Alt>+<E>,又は<Alt>押下後<←>と<→>でメニューを選択して<↓>を押す。
ドロップダウンメニューの選択アプリケーションメニューの選択後,<ドロップダウンメニューの( )内の文字>,又は<↑><↓>を押す。
例:[編集]-[切り取り]機能を選択
操作:<Alt>+<E>,次に<T>を選択。
メニューの確定<Enter>を押す。
フォーカスの移動<Tab>,又は<Alt>を押す。

表2-4 PAD編集ウィンドウ内のキーボードの操作

目  的操   作
ボックスの挿入や内容変更の確定<Ctrl>+<Enter>(又は[図データ])を押す。
又は,<Tab>でフォーカスを[図データ]に移動し,<Enter>を押す。
ボックスの挿入や内容変更を取り消す<Ctrl>+<Enter>(又は[図データ])を押す。
又は,<Tab>でフォーカスを[図データ]に移動し,<Enter>を押す。
選択を取り消す<Esc>
ボックスを挿入・変更するとき,ツールボックスを選択<Ctrl>+<Alt>+<ボックスの記号>
例:多分岐ボックス(C)を選択
操作:<Ctrl>+<Alt>+<C>
又は,<Tab>でフォーカスをツールボックスに移動し,<ボックスの記号>を押す。
ボックスを挿入するとき,挿入の方向を指定<Ctrl>+<→>
<Ctrl>+<←>
<Ctrl>+<↑>
<Ctrl>+<↓>
複数のボックスを選択<Shift>+<→>
<Shift>+<←>
<Shift>+<↑>
<Shift>+<↓>
ボックスの内容を変更するとき,文字をテキスト入力域へ呼び出すボックスを選択後,<Enter>を押す。

(2) ショートカットキー

表2-5にショートカットキーの一覧を示します。

表2-5 ショートカットキー一覧

操作用途メニュー操作
<Ctrl>+<N>ファイルを新規作成する。[ファイル]-[新規作成]
<Ctrl>+<O>ファイルを開く。[ファイル]-[開く]
<Ctrl>+<S>ファイルを上書き保存する。[ファイル]-[上書き保存]
<Ctrl>+<Z>ボックス編集を元に戻す。[編集]-[元に戻す]
<Ctrl>+<X>ボックスを切り取る。[編集]-[切り取り]
<Ctrl>+<C>ボックスをコピーする。[編集]-[コピー]
<Ctrl>+<V>ボックスを貼り付ける。[編集]-[貼り付け]
<Delete>削除する。[編集]-[削除]
<F3>次の文字列を検索する。[編集]-[次を検索]
<Ctrl>+<A>仮記号(@n)を検索する。[編集]-[仮記号の検索]
<Ctrl>+<B>ボックス番号を検索する。[編集]-[ボックス番号の検索]
<Esc>中止する。[編集]-[中止]
<Shift>+<F5>重ねて表示する。[ウィンドウ]-[重ねて表示]
<Shift>+<F4>並べて表示する。[ウィンドウ]-[並べて表示]
<Alt>+<F4>PADエディタの終了又はPADエディタを閉じる。[ファイル]-[PADエディタの終了]又はコントロールメニューの[閉じる]
<Ctrl>+<F4>PADを閉じる。[PAD]-[閉じる]
<Ctrl>+<F6>次のウィンドウに移る。子ウィンドウのコントロールメニューの[次のウィンドウに移る]