2.10 編集環境の設定

編集作業での環境設定としては,PADボックスの1行の文字数の設定,PAD削除時の確認の設定,初期表示倍率の設定,及びテキスト入力域の入力形式の設定があります。

操作手順

  1. [オプション]メニューから[環境設定]を選択します。
    図2-36に示す「環境設定」ダイアログボックスが表示されます。

    図2-36 「環境設定」ダイアログボックス

    [図データ]

    [OK]:入力した値で環境設定をします。
    [キャンセル]:環境設定を中止します。
  2. PADボックスの1行当たりの文字数を設定します。
    PADボックスの中に表示する1行当たりの文字数を10~80の範囲で指定します。数値の設定には,直接入力をするか,[図データ]を操作してください。初期値は20です。
  3. PAD削除時の確認を設定します。
    「確認する」
    処理ボックス削除時に,選択した処理ボックスのPADを表示します。
    「確認なし」
    処理ボックス削除時に,選択した処理ボックスのPADを表示しません。
  4. PADの表示倍率を設定します。
    [初期表示倍率]ボタンをクリックすると,「縮小/拡大」ダイアログボックスが表示されます。「縮小/拡大」ダイアログボックスの操作方法は,「2.9.10 表示の縮小/拡大」を参照してください。
  5. テキスト入力域を設定します。
    「ツールバー上で入力」
    ツールバー上にテキスト入力域を表示して,文字を入力します。
    「PAD図上で入力」
    PADボックス上にテキスト入力域を表示して,文字を入力します。
    • 最大表示行数を設定します。
      テキスト入力域の最大表示行数を2~15の範囲で指定します。初期値は2です。
    • 横方向文字数を設定します。
      PAD図上に表示するテキスト入力域の最大表示文字数を2~80の範囲で指定します。初期値は80です。
    • 初期フォント倍率を設定します。
      PAD図上に表示するテキスト入力域の文字の大きさを50~200の範囲で指定します。初期値には,100(システムの標準フォントの大きさ)が設定されています。
  6. 編集オプションを設定します。
    「使用するテキストエディタ」
    共通データの編集,及びタイトルの編集に使用するテキストエディタのパスを指定します。[参照]ボタンをクリックすると,「ファイルを開く」ダイアログボックスでパスを指定することができます
    注 PATH環境変数でテキストエディタのパスが設定されている場合は,テキストエディタのファイル名を入力するだけでもかまいません。
    「タイトルの編集にテキストエディタを使用する」
    「使用するテキストエディタ」で指定したエディタを使用してタイトルの編集ができます。
  7. [OK]を選択します。
    ここで指定した環境設定情報は,次に新規作成又は開くPADから有効になります。ただし,PADボックスの1行当たりの文字数と,PAD削除時の確認は,[OK]を選択した直後に有効となります。

補  足