2.2.3 テキスト入力域の操作

<この項の構成>
(1) テキスト入力域内でのキー操作
(2) テキスト入力域の表示形式について
(3) ボックス内の文字の変更

(1) テキスト入力域内でのキー操作

テキスト入力域内では,表2-6に示すキー操作ができます。

表2-6 テキスト入力域のキー操作

目的操作内容
スクロール<↑>,<↓>,<→>,<←>矢印方向に文字単位で移動する。
<Page Up>
<Page Down>
上又は下に数行単位で移動する。
<Home>
<End>
文字列の最初又は最後まで移動する。
範囲の指定(マウスではドラッグ)<Shift>+<→>
<Shift>+<←>
矢印方向に文字単位で指定する。
<Shift>+<↑>
<Shift>+<↓>
矢印方向に行単位で指定する。
<Ctrl>+<Shift>+<Home>
<Ctrl>+<Shift>+<End>
文字列の最初又は最後までを指定する。
文字列の編集<Ctrl>+<C>
<Ctrl>+<Insert>
指定範囲をクリップボードへコピーする。
<Ctrl>+<X>
<Shift>+<Delete>
指定範囲をクリップボードへ切り取る。
<Ctrl>+<V>
<Shift>+<Insert>
クリップボードのデータをカーソル位置に貼り付ける。

(2) テキスト入力域の表示形式について

PADボックス内に文字を入力したり,入力された文字を変更したりする場合,テキスト入力域を使用します。テキスト入力域の表示形式には,ツールバー上での入力とPAD図上での入力の2種類があります。なお,表示形式の設定については,「2.10 編集環境の設定」を参照してください。

(a) ツールバー上での入力

ツールバー上での入力とは,テキスト入力域をツールバー上に表示して文字を入力する形式です。初期設定はツールバー上での入力になっています。

ツールバー上での入力を次に示します。

[図データ]

テキスト入力域の最大表示行数は,「環境設定」ダイアログボックスで設定します。

(b) PAD図上での入力

PAD図上での入力とは,テキスト入力域をPAD図上に表示して文字を入力する形式です。

PAD図上での入力を次に示します。

[図データ]

テキスト入力域の最大表示行数,及び横方向文字数は,「環境設定」ダイアログボックスで設定します。

(3) ボックス内の文字の変更

ボックス内の文字を変更します。

  1. 文字を変更したいボックスをクリックします。
    複数のボックスを選択すると文字の変更はできません。
  2. <Enter>を押します。
    テキスト入力域にボックス内の文字が表示されます。
  3. 文字を変更します。
  4. [図データ]を選択するか<Ctrl>+<Enter>を押します。
    変更した文字がボックス内に表示されます。
    [図データ]又は<Esc>を選択すると,文字の変更を取り消します。