付録C.2 作成方法
まずPADエディタを起動します。
[スタート]ボタンから[プログラム]を選択し,[SEWB+ COBOL構造図エディタ]の[PADエディタ]を選択してください。
PADエディタを起動すると,図C-2に示す「PADエディタ」初期ウィンドウが表示されます。
図C-2 「PADエディタ」ウィンドウ
![[図データ]](figure/hc0d0100.gif)
では,以下の手順に従って,PADを作成しましょう。
- [ファイル]メニューから[新規作成]を選択します。
図C-3に示す「新規作成」ダイアログボックスが表示されます。
図C-3 「新規作成」ダイアログボックス
![[図データ]](figure/hc0d0200.gif)
- ファイル名を入力し(例:「exercise.pad」と入力),[開く]を選択します。
ファイルの場所は「Tmp」でなくてもかまいません。
図C-4に示すセクション構成図ウィンドウが表示されます。
図C-4 セクション構成図ウインドウ
![[図データ]](figure/hc0d1700.gif)
- PAD名を入力します。
テキスト入力域からPAD名を入力し,<Ctrl>+<Enter>を押すか,
を選択します。図C-5のようになります。(例:「sample」と入力)
図C-5 PAD名の入力例
![[図データ]](figure/hc0d1900.gif)
- PAD編集ウインドウを開きます。
<Esc>を押すか,
をクリックして処理ボックスの挿入を取り消し,処理ボックス「sample」を選択してください。
[PAD]メニューから[開く]を選択するか,処理ボックス「sample」をダブルクリックします。
図C-6に示すPAD編集ウィンドウが表示されます。
図C-6 PAD編集ウィンドウ
![[図データ]](figure/hc0d0500.gif)
- タイトルボックスの下段にタイトルを入力します。
下段をクリックするか,<↓>を押してフォーカスを移動させ,<Enter>を押してください。
メッセージ表示エリアに「変更する内容を入力して下さい」と表示され,ボックスの内容を変更できる状態になります。
ツールバー上での入力の場合を次に示します。
図C-7 テキスト変更状態(ツールバー上での入力の場合)
![[図データ]](figure/hc0d0600.gif)
PAD図上での入力の場合を次に示します。
図C-8 テキスト変更状態(PAD図上での入力の場合)
![[図データ]](figure/hc0d1500.gif)
なお,「環境設定」の「編集オプション」で,「タイトルの編集にテキストエディタを使用する」を選択している場合は,テキストエディタが起動されます。
テキストエディタ上での入力の場合を次に示します。
図C-9 テキストエディタ上での入力の場合
![[図データ]](figure/hc0d1600.gif)
- テキスト入力域から「MAIN SECTION.」と入力し,<Ctrl>+<Enter>を押すか,
を選択します。 - 内部データを入力します。
下段をクリックするか<↓>を押してフォーカスを下段に移動し,<Enter>を押してください。
内部データボックスにフォーカスが移ります。
- 内部データ領域に,このセクションで管理する処理や引数を入力します。
テキスト入力域から「FLGを初期化する」と入力し,<Ctrl>+<Enter>を押すか,
を選択してください。
図C-10 内部データ領域に文字入力図
![[図データ]](figure/hc0d0700.gif)
- 内部データ領域の下に誘導ボックスを挿入します。
内部データ領域にフォーカスがある状態で,<Ctrl>+<↓>を押すか,フォーカスの上にマウスポインタを移動し,
のアイコンが表示されたときにクリックをしてください。
内部データ領域の下に誘導ボックスが挿入され,図C-11のようになります。
図C-11 誘導ボックスの挿入図
![[図データ]](figure/hc0d0800.gif)
以降,ボックスを入力していきますが,ボックスの入力は基本的に次の順で行います。
- ツールボックスからボックスを選択します。
連接ボックスを入力する場合は省略できます。
- ボックス内の文字を入力します。
多分岐ボックスを入力する場合は,必ずボックス選択,文字入力の順で操作してください。
- <Ctrl>+<Enter>を押すか,
を選択します。
この手順に従って,内部データ領域の下にボックスを入力していきます。
- テキスト入力域にフォーカスを移動し,「MAST-FILEファイルを入力しレコードの終わりなら'1'→FLG」と入力します。
- <Ctrl>+<Enter>を押すか,
を選択します。
図C-12のようになります。
図C-12 連接ボックスに文字入力
![[図データ]](figure/hc0d0900.gif)
- ツールボックスからラベルボックス(
)を選択します。 - テキスト入力域にフォーカスを移動し,「HANTEI」と入力します。
- <Ctrl>+<Enter>を押すか,
を選択します。
図C-13のようになります。
図C-13 ラベルボックスに文字入力
![[図データ]](figure/hc0d1000.gif)
- 12.13.14.と同様に,「
」のボックスを入力します。
図C-14のようになります。
図C-14 選択ボックスに文字入力
![[図データ]](figure/hc0d1100.gif)
- 続けて12.13.14と同様に,「
」のボックスを入力します。
図C-15のようになります。
図C-15 外部コールボックスに文字入力
![[図データ]](figure/hc0d1200.gif)
- 次に入力するボックスの位置が現在誘導ボックスの出ている位置と異なるので,誘導ボックスを取り消します。<Esc>を押すか,
をクリックします。 - 次に入力する位置に新しいボックスを挿入します。
「
」のボックスをクリックし,そのボックス上で,次に新しいボックスを挿入したい方向の矢印(
)が出ている状態で再度クリックしてください。
又は17.18.の代わりに,<Ctrl>+<↓>で誘導ボックスを移動してください。
図C-16のように誘導ボックスが「
」の下に表示されます。
図C-16 新しいボックス挿入
![[図データ]](figure/hc0d1300.gif)
- 12.13.14.と同様に,「
」のボックスを入力します。 - <Esc>を押すか,
をクリックして,誘導ボックスを取り消します。
図C-17のようになります。
図C-17 ボックスの取り消し
![[図データ]](figure/hc0d1400.gif)
これでPADが完成しました。
次は,作成したPADを保存して終了します。
- ボックス番号を付けるために,[オプション]メニューから[ボックス番号のリナンバ]を選択します。各PADボックスにボックス番号が振られます。
- ファイルを保存するために,[ファイル]メニューから[上書き保存]を選択します。
- ファイルが保存されます。
- PADファイルを閉じるために,[ファイル]メニューから[閉じる]を選択します。
PADファイルを閉じて,PADエディタ初期画面に戻ります。
以上でPADの例の作成を終わります。