はじめに

このマニュアルは,プログラムプロダクトP-2651-5A14 SEWB+ COBOL構造図エディタ(Software Engineering Workbench + COBOL構造図エディタ)の機能及び操作方法について説明したものです。

〈対象読者〉

このマニュアルは,Windows上でCOBOL構造図エディタの機能を使ってプログラムを開発する方を対象としています。

〈マニュアルの構成〉

このマニュアルは,次に示す八つの章と付録から構成されています。

第1章 SEWB+ COBOL構造図エディタによるプログラム開発
SEWB+ COBOL構造図エディタの機能の概要,及びプログラム開発の手順について説明しています。
第2章 PADエディタの操作手順
PADエディタのウィンドウ構成と基本的な操作方法,PAD作成での編集環境の設定方法,及びPADの編集に必要な操作方法について説明しています。
第3章 印刷
作成したPADの印刷方法について説明しています。
第4章 印刷フレームエディタの操作手順
印刷フレームエディタのウィンドウ構成と基本的な操作方法,印刷フレーム作成での編集環境の設定方法,及び印刷フレームの編集に必要な操作方法について説明しています。
第5章 COBOL-PAD自動生成の操作手順
COBOL-PAD自動生成のウィンドウ構成と基本的な操作方法,COBOL-PAD自動生成での環境の設定方法,及びCOBOL-PAD自動生成に必要な操作方法について説明しています。
第6章 PADからソースプログラムへの生成
PADからソースプログラムへの生成規則について説明しています。
第7章 ソースプログラムからPADへの生成
ソースプログラムからPADへの生成規則について説明しています。
第8章 構文定義ファイル
PADへのテキスト入力を簡略化する構文機能を使った構文定義ファイルの定義方法と,構文定義を使用したPAD及びCOBOLソースの生成規則について説明しています。
付録A 制限値,限界値
SEWB+ COBOL構造図エディタの各種制限値,限界値をまとめています。
付録B メニュー項目一覧
SEWB+ COBOL構造図エディタで使用する各ウィンドウのメニューの一覧をまとめています。
付録C PADの作成例
PADエディタを使ったPAD作成の操作をサンプルを用いて説明しています。
付録D 印刷フレームの作成例
印刷フレームエディタを使った印刷フレーム作成の操作をサンプルを用いて説明しています。
付録E ワークステーション版SEWB3との相違点
ワークステーション版SEWB3/PADE及びSEWB3/COBOLとSEWB+ COBOL構造図エディタの機能差について説明しています。
付録F SEWB+ COBOL構造図エディタのインストール及び動作環境
SEWB+ COBOL構造図エディタのインストール方法,及び動作環境について説明しています。
付録G 用語解説
このマニュアルで使用している主な用語について説明しています。

〈関連マニュアル〉

このマニュアルは次に示すマニュアルと関連があります。必要に応じてお読みください。

SEWB+/REPOSITORY 運用ガイド(3020-3-697)

COBOL85 操作ガイド(3020-3-873)

COBOL85言語(3020-3-782)

〈マニュアル体系〉

SEWB+シリーズのマニュアル体系を次に示します。

[図データ]

〈このマニュアルでの表記〉

このマニュアルでは,製品名称を次に示す略称で表記します。

製品名称略称
Microsoft(R) Windows NT (R) Workstation Operating System Version 4.0Windows NT ServerWindows NT
Microsoft(R) Windows NT (R) Server Network Operating System Version 4.0Windows NT Workstation
Microsoft(R) Windows(R) 95 Operating SystemWindows 95
Microsoft(R) Windows(R) 98 Operating SystemWindows 98
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating SystemWindows 2000 ServerWindows 2000
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional Operating SystemWindows 2000 Professional

〈マニュアルで使用している記号〉

このマニュアルで使用する記号を次のように定義しています。

記号意   味
< >文字キーや操作キーを表す。
< >+< >+の前のキーを押したまま,後ろのキーを押すことを表す。
[ ]メニュータイトル,メニュー項目,ツールバーのボタン,ツールボックスのボタン及びダイアログボックスのボタンを表す。
(例)[ファイル],[新規作成],[OK]ボタン

〈キーの表記〉

このマニュアルでのジェネリックキーの表記と御利用のキーボードのキーの表記は異なる場合があります。キーの対応については,Windowsのマニュアルを参照して確認してください。

このマニュアルで使用するキー表記は,DOS/Vの日本語106キーボードのキー表記に準じています。他の機種のキー表記と違う場合があります。

〈ダイアログボックスのボタン〉

各ダイアログボックスに共通するボタンの機能を説明します。

ボタン機    能
[OK]ダイアログボックスに表示されるメッセージの内容,又はユーザが定義した内容を適用してダイアログボックスを閉じる。
[キャンセル]ユーザが定義した内容を取り消してダイアログボックスを閉じる。
[ヘルプ]ダイアログボックス内の各項目のヘルプを表示する。

〈マニュアルとヘルプを効果的にお使いいただくために〉

SEWB+ COBOL構造図エディタではオンラインヘルプ(以降,ヘルプと呼びます)を提供しています。利用の目的に応じて,マニュアルとヘルプを使い分けることをお勧めします。

マニュアルは,SEWB+ COBOL構造図エディタの機能や使い方を理解したいときにお使いください。

ヘルプは,SEWB+ COBOL構造図エディタを実際に操作しながら操作方法の詳細を知りたいときにお使いください。ヘルプでは,次の内容を説明しています。

〈常用漢字以外の漢字の使用について〉

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次の用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

貼り付け(はりつけ)