SCMRF Configuration Definition for Windows
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4.2.1 システム構成の設定方法
(1) ウィンドウの形式
システム構成の設定ウィンドウを図4-6に示します。
図4-6 システム構成の設定ウィンドウ
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- システム名称(S)
- データベースにつけるシステム名称を指定します。先頭が英字で始まる,8文字以内の半角大文字の英数字で指定します。
- コメント(C)
- システムに対するコメントを指定します。全角ならば32文字,半角ならば64文字以内で指定します。コメントは省略できます。
- PRMFを使用する(P)
- PRMFを使用するかどうかを指定します。データベースを作成した直後は使用しない状態になっています。PRMFを使用する場合については,「4.2.2 PRMFを使用する場合のシステム構成の設定方法」を参照してください。
- [システム構成オプションの設定(O)...]
- システム構成オプションの設定ダイアログが表示されます。システム構成オプションの設定方法については,「4.2.4 システム構成オプションの設定方法」を参照してください。
- 〈OS構成一覧〉
- プロセサ名称
- VOS3のプロセサを識別する名称を指定します。先頭が英字で始まる,8文字以内の半角大文字の英数字で指定します。
- シンタクスレベル
- 入出力構成定義データのシンタクスチェックのレベルを指定します。次に示すシンタクスレベルの中から選択します。
- LEVEL0:VOS3/FS 02-01と同等のチェックを実行します。
- LEVEL1:VOS3/FS 03-00〜05-00と同等のチェックを実行します。
- LEVEL2:VOS3/FS 06-00と同等のチェックを実行します。
- LEVEL3:VOS3/LS 01-00〜02-01と同等のチェックを実行します。
- LEVEL4:VOS3/LS 03-00以降,およびVOS3/US 01-00〜02-00と同等のチェックを実行します。
- LEVEL5:VOS3/US 03-00〜04-00と同等のチェックを実行します。
- LEVEL6:VOS3/US 05-00以降と同等のチェックを実行します。
- CPUモデル
- プロセサのCPU識別記号を指定します。構成定義できるCPU識別記号の中から選択します。
- ACONARC
- ACONARCチャネルを使用するかどうかを指定します。CPU識別記号を指定した後に指定できます。次に示す選択肢から選択します。選択肢はCPU識別記号によって限定されます。
- 省略すると,「装備」が仮定されます。
- 情報識別子
- 入出力構成定義データの情報識別子を指定します。半角大文字の英数字4文字で指定します。
- 構成ID
- 入出力構成定義データの構成IDを指定します。
- SCDS番号
- 入出力構成定義データに対応する,システム構成データセット(SCDS)の面番号を指定します(先頭に0が自動的に付加されます)。省略すると,「00」が仮定されます。
- IOD番号
- 入出力構成定義データに対応する,入出力構成定義情報メンバ(JAAIOD0n)の下2けたを指定します。1けたで指定すると10の位に0が自動的に設定されます。省略すると,「00」が仮定されます。
- コメント
- プロセサに対するコメントを指定します。全角ならば32文字,半角ならば64文字以内で指定します。コメントは省略できます。
- ACONARC制御機能を使用する(A)※1
- AOMPLUSのACONARC制御機能で使用するための,ACOD構成定義データを作成するかどうかを指定します。作成する場合,次に示す項目を指定します。
- シンタクスレベル(Y)※2
- ACONARC制御機能のシンタクスレベルを次の中から指定します。
- LEVEL0:AOMPLUS 05-04〜06-01と同等のチェックを実行します。
- LEVEL1:AOMPLUS 07-00以降と同等のチェックを実行します。
- 構成ID(G)※2
- ACOD構成定義データの構成IDを指定します。
- 情報識別子※2
- ACOD外部構成定義データ,ACOD内部構成定義データの情報識別子を指定します。半角大文字の英数字4文字で指定します。
- 構成定義情報番号※2
- ACOD外部構成定義情報番号,ACOD内部構成定義情報番号を指定します(先頭に0が自動的に付加されます)。
- 注※1 ACONARCを使用するプロセサがある場合に活性状態になります。
- 注※2 ACONARC制御機能の使用を指定した場合に,表示されます。
- ディレクタ定義オプション
- 定義するディレクタを指定します。
- ACODを定義する(K)
- ACONARCディレクタを定義する場合に指定します。
- FBDを定義する(B)
- FIBARCディレクタを定義する場合に指定します。
追加するには,追加用レコードに追加するプロセサのプロセサ名称,およびそのほかの設定情報を指定します。削除するには,削除するプロセサのレコードを削除します。
ACONARC制御機能を使用する場合は,[ACONARC制御機能を使用する(A)]チェックボックスをオンにします。
(c) 指定値の変更
指定値を変更するには,値を上書きします。
(d) システム構成オプションを設定する
システム構成オプションを設定するための操作を説明します。
- [システム構成オプションの設定(O)...]ボタンをクリックします。
- システム構成オプションの設定ダイアログでOS構成のオプションを設定します。
(a) プロセサに関する注意事項
- プロセサを削除すると,削除したプロセサの入出力構成定義データ(ACOD経路を定義している場合はACOD経路も含む)がすべて削除されます。
- シンタクスレベル,CPU識別記号,およびACONARC装備・非装備を変更すると,定義エラーが発生する場合があるので,定義エラーを確認してください。
- ACONARC装備から非装備に変更するには,ACONARCチャネルの定義を削除する必要があります。
- FIBARCチャネルが定義可能なシンタクスレベルから定義不可のシンタクスレベルに変更するには,FIBARCチャネルの定義を削除する必要があります。
(b) ACONARC制御機能に関する注意事項
- ACONARC制御機能を使用しない状態のときは,ACOD構成定義データを搬入・搬出できません。
- ACONARC装備のプロセサをすべて削除するか,またはACONARC制御機能を使用する状態から使用しない状態に変更すると,次に示すACONARC制御機能に関する管理情報や定義が削除されます。
- ACOD構成定義データの構成ID,情報識別子,構成定義情報番号
- ACOD構成のベースシステム情報,搬入日時,搬出日時,ゼネレーションパラメタ生成日時
- ACONARC制御機能の制御対象にする入出力制御装置の登録内容
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