SCMRF Configuration Definition for Windows
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(1) エラーチェックの内容
次に示すエラーチェックが実行されます。
- VOS3のシステムゼネレーション・AOMPLUSのAOPCVユティリティ・PRMA E2またはPRMA E3のHLUSCCPと同等のシンタクスチェック※
- 入出力構成とACOD構成の整合性チェック
- PRMF構成とACOD構成の整合性チェック
- PRMF構成とゲストOSの入出力構成の整合性チェック
- 注※
- 表2-4に示すエラーチェックはSCMRF CD for Windowsでは実行しません。ホスト側で入出力構成定義データの場合はSCCPを,PRMF構成定義データの場合はHLUSCCPを実行してチェックしてください。
表2-4 SCMRF CD for Windowsでチェックしない内容
| 項番 |
分類 |
SCMRF CD for Windowsでチェックしない内容 |
ホスト側でチェックを実行するプログラム |
| 1 |
統一性のチェック |
- チャネルクラスタ内にチャネルタイプが混在していないか(ACONARCチャネルと非ACONARCチャネルとが混在していないか)のチェック
- 入出力装置を複数の入出力制御装置に接続する場合の装置アドレスの差分が一致しているかのチェック
|
SCCPおよびHLUSCCP |
| 2 |
論理制御装置(LCU)に関する整合性チェック |
- 台数の制限のチェック
- LCU内に同じチャネルが含まれている構成かのチェック
- LCU内で入出力制御装置が統一されているかのチェック
- 一つの入出力制御装置が複数のLCUに属していないかのチェック
- LCU内の入出力装置が,入出力制御装置ごとに異なる装置アドレスである構成かのチェック
|
SCCPおよびHLUSCCP |
| 3 |
上限値のチェック |
- BLMPXチャネルを割り当てられる本数の制限のチェック
|
SCCPおよびHLUSCCP |
- サブ装置グループ数の上限値チェック
- 装置グループに定義する装置総台数の上限値のチェック
|
SCCP |
- サブチャネル分割後のサブチャネル数の上限値のチェック
- LCU分割後のLCU数の上限値のチェック
|
HLUSCCP |
(2) エラーチェックの契機
次に示す契機でエラーチェックが実行されます。
- プロセサのシンタクスレベル,CPUモデル,またはACONARC装備・非装備を変更したとき
- ベーシックモードのプロセサの定義データをLPAR上のゲストOSに流用するとき
- データの搬入時
- データの定義時
関連するほかの定義ウィンドウの定義内容もチェックされます。ただし,定義内容の変更によってエラーが解消される場合,関連するほかの定義ウィンドウではエラーが解消されないことがあります。この場合は,エラーの発生している定義内容を一度編集状態にしてからレコードの保存を実行してください。エラーチェックが実行されエラーが解消されます。
- 構成定義データチェックの実行時
定義中に表示されていなくても搬出できないエラーをチェックするため,構成定義データチェックの実行を指定すると,エラーチェックが実行されます。
- データの搬出時
(3) チェック結果の表示
エラーを確認するためには,次に示す表示機能を使います。
(a) 構成定義ウィンドウでのエラーメッセージの表示
構成定義ウィンドウでエラーがあると,エラー番号が表示されます。ウィンドウに表示されたエラー番号から,エラーメッセージを表示できます。
(b) エラー情報の表示
次に示すエラー情報を表示できます。
- エラー件数の表示
構成定義ウィンドウごとのエラーの件数を表示できます。
- エラーの詳細表示
構成定義ウィンドウごとのエラーのある個所をすべて表示できます。
- 定義データのエラーの表示
構成定義ウィンドウに表示できないエラーを表示できます。
- PRMF構成とLPAR上のゲストOSとの不整合エラーの表示
PRMF構成と一致しないゲストOSの定義データのエラーを表示できます。
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