SCMRF Configuration Definition for Windows
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(1) ダイアログの形式
ストーレジ計算ダイアログ(分類’L’〜’その他’を表示した場合)を図4-111に示します。
図4-111 ストーレジ計算ダイアログ
![[図データ]](FIGURE/ZU042210.GIF)
- システム名称
- 計算対象とするデータベースのシステム名称が表示されます。
- プロセサ名称(P)
- 計算対象とするプロセサ名称を選択します。
- <V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)(V)>
- V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)の計算に関する情報が表示されます。
- [初期値に戻す(D)]
- 装置数およびバイト数の値をダイアログを開いた直後の値(初期値)に戻します。
- [分類説明(K)...]
- 装置分類を示す記号の意味を表示するダイアログを表示します。表示内容については「(a)分類の説明」を参照してください。
- 分類
- 装置の分類を示す記号(アルファベットのA〜W)および’その他’が表示されます。
- 係数
- 装置分類ごとの係数が表示されます。
- 装置数
- 分類ごとの装置定義数が表示されます。
- 装置数は変更できます。ただし,装置分類’V’および’その他’については変更できません。
- バイト数
- 分類ごとの計算結果がバイト数で表示されます。
- 装置分類が’その他’の場合,バイト数を任意に変更できます。
- 合計
- V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)の計算結果がバイト数で表示されます。
- [計算(C)]
- 選択したプロセサのストーレジ計算を実行します。
- [レポート表示(R)]
- 計算結果が別ウィンドウ(ストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域−入出力構成情報部分)ウィンドウ)で表示されます。
- [キャンセル]
- ストーレジ計算ダイアログを閉じます。
分類の説明ダイアログについて説明します。
分類の説明ダイアログ(分類’P’〜’その他’を表示した場合)を図4-112に示します。
図4-112 分類の説明ダイアログ
![[図データ]](FIGURE/ZU042220.GIF)
- <V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)分類一覧>
- V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)の計算で使用する分類の説明が表示されます。
- 分類
- 装置の分類を示す記号(アルファベットのA〜W)および’その他’が表示されます。
- 説明
- 分類に対する説明が表示されます。
- 本ダイアログに表示される内容を表4-23に示します。
表4-23 分類の説明
| 分類 |
説明 |
| A |
ディスク装置の台数(光ディスク装置及びIODEVICEマクロでUNIT=8598,またはUNIT=6587と定義したディスク装置の台数は除く) |
| B |
IODEVICEマクロでUNIT=8598,またはUNIT=6587と定義したディスク装置の台数 |
| C |
磁気テープ装置の台数(カートリッジ型は除く) |
| D |
カード読取機の台数 |
| E |
カードせん孔機/紙テープせん孔機/XYプロッタ/マークシート読取機/カード印刷せん孔機の台数 |
| F |
フロッピーディスク/SVPのコンソールファイル台数 |
| G |
紙テープ読取機の台数 |
| H |
ラインプリンタ(インパクトプリンタ)の台数 |
| I |
回線/SVPの通信回線アダプタの数 |
| J |
コンソール装置(コンソールディスプレイ及びプリンタ装置)の台数 |
| K |
IODEVICEマクロで定義した全装置数 |
| L |
デバイス番号を4けたで表現したときのシステムで最大のデバイス番号の上2けた |
| M |
CTCAの台数 |
| N |
UIOD/HUIOD/光ディスク装置の台数 |
| O |
漢字プリンタの台数 |
| P |
端末装置の台数 |
| Q |
光学文字読取装置の台数 |
| R |
磁気テープライブラリ装置の台数であり,7×2個の装置(IODEVICEマクロで定義したもの)を1台とする。ただし,H-6954は台数に入れない。 |
| S |
H-6322システム運転支援装置の台数であり,12個の装置(IODEVICEマクロで定義したもの)を1台とする。 |
| T |
カートリッジ型の磁気テープ装置の台数 |
| U |
ACONARC及びFIBARCディレクタ装置の台数 |
| V |
欄外の’分類Vの説明’を参照 |
| W |
A〜J及び,M〜Uを除く装置台数 |
| その他 |
任意に加算する値 |
- [分類Vの説明(V)]
- 分類Vの説明ダイアログを表示します。分類Vの説明ダイアログについては「(b)分類Vの説明」を参照してください。
(b) 分類Vの説明
分類Vの説明ダイアログについて説明します。
分類Vの説明ダイアログを図4-113に示します。
図4-113 分類Vの説明ダイアログ
![[図データ]](FIGURE/ZU042230.GIF)
- <Vの説明>
- 分類Vの説明が表示されます。
(a) ストーレジ計算結果を表示する
- ストーレジ計算ダイアログは,[ツール(T)]−[ストーレジ計算(N)...]メニューを選択して開きます。
- 計算対象とするプロセサを[プロセサ名称(P)]コンボボックスから選択します。
- 必要に応じて<V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)>で値を指定します。
- [計算(C)]ボタンをクリックします。
(b) ストーレジ計算結果をストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域−入出力構成情報部分)ウィンドウで表示する
- ストーレジ計算実行後,[レポート表示(R)]ボタンをクリックします。
ストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域−入出力構成情報部分)ウィンドウを図4-114に示します。
図4-114 ストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域−入出力構成情報部分)ウィンドウ
![[図データ]](FIGURE/ZU042240.GIF)
- システム名称
- 計算対象とするデータベースのシステム名称が表示されます。
- プロセサ名称
- 計算対象とするプロセサ名称が表示されます。
- 合計
- V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)の計算結果が表示されます。
- 分類
- 装置の分類を示す記号(アルファベットのA〜W)および’その他’が表示されます。
- 係数
- 装置分類ごとの係数が表示されます。
- 装置数
- 分類ごとの装置定義数が表示されます。
- バイト数
- 分類ごとの計算結果がバイト数で表示されます。
- ストーレジ計算ではVOS3/LS 02-00(マニュアル「VOS3 ストーレジ設計」資料番号:6190-3-110-B0)の計算式を適用しています。したがって,VOS3/LS 02-00と計算対象とするプロセサのバージョン(ユーザが使用しているVOS3のバージョン)が異なる場合は,対応するマニュアル中の計算式とストーレジ計算ダイアログ中の計算式とを比較し,異なる部分について別途ユーザ側で計算・値の置き換えが必要となります。
- 計算結果は概算値であり,実際に使用するメモリ所要量の値とは必ずしも一致しません。
- ストーレジ計算ダイアログへの指定値および計算結果はダイアログが開いている間だけ有効となり,いったん閉じて再度開いた場合はすべて初期値(未計算状態)が表示されます。
- [レポート表示(R)]ボタンクリックによって,ストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域−入出力構成情報部分)ウィンドウを表示する場合,すでに該当ウィンドウが開いているときはウィンドウを閉じてください。
- [レポート表示(R)]ボタンは,計算実行済みの場合だけクリックできます。なお,ダイアログ中の値を変更した場合,再度計算を実行するまでは[レポート表示(R)]ボタンはクリックできなくなります。
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