SCMRF Configuration Definition for Windows
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定義シートの構成を図3-5に示します。
図3-5 定義シートの構成
![[図データ]](FIGURE/ZU030500.GIF)
- レコード
定義シートの行です。
- フィールド
定義シートの列です。
- セル
レコード,フィールドを構成する一つのますです。
- レコードセレクタ
定義シートの一番左にあるフィールドで,レコードの状態が記号で表示されます。ここをクリックすると,レコード全体を選択できます。
![[図データ]](FIGURE/ZU0300AD.GIF)
- 新規追加用レコードであることを示します。定義シートの一番下にある空白のレコードに表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU0300ED.GIF)
- カレントレコードが編集中であることを示します。このマークが表示されている間に[編集(E)]−[元に戻す(N)]を選択するか,またはEscキーを押すと,編集した内容を取り消しできます。
- フィールドセレクタ
レコードの一番上にあるフィールドで,フィールド名が表示されます。ここをクリックすると,フィールド全体を選択できます。
- シートセレクタ
レコードセレクタとフィールドセレクタが交差するセルです。ここを選択すると,定義シート全体を選択できます。
- 変更フィールド
変更記録を採取している場合,変更記号(A:追加,C:変更)が表示されます。
- エラーフィールド
レコード中にエラーがある場合,エラー番号が表示されます。
レコードは,そのウィンドウのキーとなるフィールドを基準に昇順で,次に示す順序に並びます。
-,#,/,@,\,0〜9,A〜Z
搬出時,レコードはEBCDIKコード順に並べ替えられます。ホストには,EBCDIKコード順で格納されます。
各構成定義ウィンドウのキーとなるフィールドを表3-5に示します。
表3-5 キーとなるフィールド
| ウィンドウ |
キーとなるフィールド |
| システム構成の設定ウィンドウ |
物理プロセサ名称
プロセサ名称 |
| LPAR構成定義ウィンドウ |
LPAR番号 |
チャネル定義ウィンドウ
チャネル定義(PRMF)ウィンドウ |
PATHID |
入出力制御装置定義ウィンドウ
入出力制御装置定義(PRMF)ウィンドウ |
CUNO |
入出力装置定義ウィンドウ
入出力装置定義(PRMF)ウィンドウ |
ADDR |
| 装置タイプ定義ウィンドウ |
装置タイプ |
| 装置グループ定義ウィンドウ |
装置グループ名
ADDR |
| 装置割り当て順序定義ウィンドウ |
順序 |
| ACOD定義ウィンドウ |
ACOD名称
ポート |
| 接続定義ウィンドウ |
PATHID
CUNO
ADDR |
| ACOD経路定義ウィンドウ |
PATHID
CUNO |
| CNC-CTC接続用入出力制御装置の登録ウィンドウ |
CUNO |
| ACONARC制御機能の対象入出力制御装置の登録ウィンドウ |
IOCMN |
レコードを追加または挿入した時点では,レコードは並び替わりません。次に示すどれかの操作をした契機に並び替わります。
- [ウィンドウ(W)]−[最新の状態(N)]を指定したとき
- [レコード(R)]−[フィルタの実行(F)...]を指定したとき
- 定義しているウィンドウを閉じたとき
- プロセサ名称または物理プロセサ名称を変更したとき
- コメント番号を変更したとき
- 定義シートが複数あるウィンドウでカレントレコードを移動したとき
- <この項の構成>
- (1) セルに値を入力する
- (2) 入力した値を確定する
- (3) レコードの追加・削除
- (4) レコードのコピー・貼り付け
- (5) 条件を満たすレコードだけを表示する
- (6) セルの内容を拡大表示する
値を入力する方法には,次の二つがあります。
- キーボードから文字を入力する
- 次に示す手順でコンボボックスから値を選択する
- 値を指定するセルにカーソルを移動します。
- セルの右側に表示される下向き矢印のついたボタンをクリックします。Alt+↓キーまたはF4キーを押しても同じ操作ができます。
![[図データ]](FIGURE/ZU030010.GIF)
- コンボボックスのリストが表示されます。リストに表示できない数の選択肢がある場合はリストの右側にスクロールバーが表示されます。指定する値をリストの中から選択します。コンボボックスのセルに文字を入力すると,コンボボックスのリストが入力した文字に近い位置までスクロールします。
![[図データ]](FIGURE/ZU030020.GIF)
セルに値を入力した直後は,レコードが編集中の状態になります。指定した値をデータベースに格納するには,レコードの保存を実行します。レコードを保存すると,指定した値は誤りがないかチェックされ,データベースに格納されます。レコードを保存するには,次に示す方法があります。
- ほかのセルまたは操作できるボックスなどにカーソルを移動する
- [レコード(R)]−[レコードの保存(S)]を選択するか,またはShift+Enterキーを押す
なお,省略できないフィールドに値を指定していない場合は,値を指定するまでレコードの保存ができません。
- 追加
新規追加用レコードに値を入力するか,または任意の位置に新規レコードを挿入します。
挿入の手順を次に示します。
- 挿入する位置の下にあるレコードを選択します。
![[図データ]](FIGURE/ZU030030.GIF)
- [編集(E)]−[挿入(I)]を選択します。
- 選択したレコードの上に新しいレコードが挿入されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU030040.GIF)
- 削除
- 削除するレコードを選択します。
- Delキーを押すか,または[編集(E)]−[削除(D)]を選択します。
レコードの貼り付け時には,レコードを入力した場合と同様のエラーチェックが実施されます。
定義シート以外でも,レコードセレクタが表示されていれば,レコードのコピー・貼り付けができます。
なお,レコードのコピー・貼り付け方法は,次に示す2とおりの方法があり定義の性質によってコピー・貼り付け方法を使いわけると効率よく定義操作ができます。
- 通常のコピー・貼り付け
通常のコピー・貼り付けは,選択したレコードだけをコピーおよび貼り付けの対象とするものです。したがって,そのレコードに連携するレコードは対象となりません。
- 連携レコードのコピー・貼り付け
通常のコピー・貼り付けを拡張させたものであり,選択したレコードに連携するレコードまたは選択したレコードに定義されているすべてのコメントを含めてコピーおよび貼り付けの対象とするものです。
(a) 通常のコピー・貼り付け
- コピー
- コピーするレコードを選択します。
- [編集(E)]−[コピー(C)]を選択します。
- 貼り付け
- 貼り付けるレコードを追加する場合は,新規追加用レコードを選択します。既存のレコードを置き換える場合は,置き換えたいレコードを選択します。
- [編集(E)]−[貼り付け(P)]を選択します。
(b) 連携レコードのコピー・貼り付け
- 注意事項
- 印刷プレビュー形式のウィンドウまたはユティリティ機能のウィンドウではレコードのコピー・貼り付けはできません。
- シンタクスエラーが発生すると貼り付け処理が中止されるため,エラーが発生した以降のレコードは貼り付けられません。
- レコードのコピーまたは貼り付けで複数レコードを選択する場合,選択範囲となるレコードの最上位レコードが必ず選択開始位置(最上位のレコードがカレントレコード)となるように操作してください。
次に示す条件を指定して,条件を満たすレコードを抽出します。抽出したレコードだけを定義シートに表示できます。
- エラーの状態(エラーの有無,エラー番号)
ERRORフィールドにエラー番号が表示されているかどうか
- 変更種別(追加,変更)
変更記録を採取している場合に変更記号が表示されているかどうか
- 接続状態(接続,未接続)
チャネル,入出力制御装置,および入出力装置が接続されているかどうか
抽出したレコードの表示はそのウィンドウを開いている間だけ有効です。
(a) レコードの抽出手順
- 定義シートにカーソルを移動します。
- [レコード(R)]−[フィルタの実行(F)...]を選択します。
- フィルタ条件の指定ダイアログで,抽出条件を指定します。フィルタ条件の指定ダイアログを図3-6に示します。
図3-6 フィルタ条件の指定ダイアログ
![[図データ]](FIGURE/ZU030700.GIF)
- [OK]ボタンをクリックします。[キャンセル]ボタンをクリックすると,指定を取り消してレコードの抽出を中止します。
- ダイアログが閉じた後,指定した条件を満たすレコードだけが定義シートに表示されます。
(b) 抽出条件の指定方法
セルの内容が定義シート上で表示しきれない場合に,カーソルを置いているセルをズームして,定義内容をすべて表示します。ズームして表示した定義内容は変更できます。
- ズームするセルにカーソルを置き,Shift+F2キーを押します。
- ズームダイアログが開いて,テキストボックスに定義内容が表示されます。ズームダイアログを図3-7に示します。
図3-7 ズームダイアログ
![[図データ]](FIGURE/ZU030800.GIF)
[OK]ボタンをクリックすると,ダイアログが閉じます。ズームダイアログで定義を入力することもできます。ただし,[キャンセル]ボタンをクリックすると入力した内容は無効になります。
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