SCMRF Configuration Definition for Windows

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2.5 ゼネレーションパラメタ生成機能

SCMRF CD for Windowsで編集したデータベース中の入出力構成定義データ,PRMF構成定義データおよびACOD構成定義データからゼネレーションパラメタを生成し,ファイルに出力できます。ACOD構成定義データからゼネレーションパラメタを生成する場合は,ACONARC制御機能の対象入出力制御装置の登録ダイアログで制御対象にする入出力制御装置を登録します。

ゼネレーションパラメタ生成機能の概要を図2-21に示します。

図2-21 ゼネレーションパラメタ生成機能の概要

[図データ]

<この節の構成>
(1) SYSGENマクロの生成
(2) PRMFシステム構成定義文の生成
(3) ACOD構成定義コマンドの生成

(1) SYSGENマクロの生成

入出力構成定義データからSYSGENマクロを生成します。入出力構成定義データから生成できるSYSGENマクロのほかに必要なSYSGENマクロは,追加データ登録機能を使用して作成してください。生成の対象となるSYSGENマクロを表2-14に示します。

表2-14 生成の対象となるSYSGENマクロ

マクロ名 生成対象 同一マクロ内での出力順序
CHANNEL PATHIDの昇順に出力
CONTRLR CUNOの昇順に出力
IODEVICE ADDRESSの昇順に出力
SCHEDULR −(1文しか生成されない)
UNITNAME NAMEの昇順に出力
CONSOLE × ユーザが登録した順序で出力
DATASET ×
SCCPCTRL ×
GENERATE ×
SYSOPT ×
JSLDUMP ×
END

(凡例)
○:生成します。
△:定義されている場合に生成します。
×:生成しません。追加データ登録機能を使用して作成してください。

(2) PRMFシステム構成定義文の生成

PRMF構成定義データからPRMFシステム構成定義文を生成します。生成の対象となるPRMFシステム構成定義文を表2-15に示します。

表2-15 生成の対象となるPRMFシステム構成定義文

定義文名 生成対象 同一定義文内での出力順序
IOGROUP START,ENDの順に出力
512チャネル構成定義データの出力時,256チャネル構成(CHANNEL〜LPARDEF)の先頭と最後にそれぞれSTARTとENDを出力する
CHANNEL PATHIDの昇順に出力
CONTRLR CUNOの昇順に出力
IODEVICE ADDRESSの昇順に出力
LPARDEF START,ENDの順に出力
PIP〜LOADUNITの先頭と最後にそれぞれSTARTとENDを出力する
PIP
SYSOPT 1
PFKEY PFNOの昇順に出力
EXPATH LABEL(EXPATH定義ウィンドウによる定義)名称の昇順に出力
PARTTION NUMBERの昇順に出力
PARTTION〜LOADUNITをLPAR数分繰り返す
CPU
IP
STORAGE
OPTION 1
FEATOPT 1
CH ×2
LOADUNIT

(凡例)
○:生成します。
△:定義されている場合に生成します。
×:生成しません。

注※1 省略時の仮定値以外が指定されている場合に生成します。

注※2 CHANNEL文のATTR,LPAR,LPARDEFRオペランドに変換されます。

(3) ACOD構成定義コマンドの生成

ACOD構成定義データからACOD外部構成定義コマンド,およびACOD内部構成定義コマンドを生成します。生成の対象となるACOD外部/ACOD内部構成定義コマンドを表2-16および表2-17に示します。

表2-16 生成の対象となるACOD外部構成定義コマンド

コマンド名 生成対象 同一コマンド内での出力順序
ACODFILE
ACODCNCT ACOD_NAMEの昇順に出力
ACODCNCT〜ACODENDをACOD数分繰り返す
PORTACOD ADDRの昇順に出力
ただし,ACONARCの制御対象にならないADDRに関しては出力しない。
ACODEND

(凡例)
○:生成します。

 

表2-17 生成の対象となるACOD内部構成定義コマンド

コマンド名 生成対象 同一コマンド内での出力順序
LINKFILE
ACODLINK ACOD_NAMEの昇順に出力
ACODLINK〜ENDLINKをACOD数分繰り返す
PORTLINK ADDRの昇順に出力する。
ただし,ACONARCの制御対象にならないADDRに関しては出力しない。
ENDLINK

(凡例)
○:生成します。