7.9.21 @@idlattributes関数

形 式
@@idlattributes(可変記号)
機 能
SEWB+/CS-DESIGNで作成した論理設計図のオブジェクト定義の属性定義情報を取得するときに使用します。
規 則
  • @@set文の右辺に指定する。
  • オペレーション情報は@@set文の左辺の可変記号に,二次元の配列で設定される。
  • @@interface文でATTR=INTERFACE,またはATTR=OPERATIONを指定した可変記号を指定する。または,@@idlinterfaces関数で取り出したSEWB+/CS-DESIGNのオブジェクト定義情報を指定した可変記号に,添字を付けて指定する。
    取得できるオブジェクト定義の属性定義情報を次に示します。
    SEWB+/CS-DESIGNオブジェクト定義情報添字に指定するキーワード備  考
    属性名Name 
    readonly属性Mode読み取り専用のとき"readonly"が設定される。それ以外は" "(0文字の文字列)が設定される。
    型文字列TypeString型文字列が設定される。ユーザ定義型の場合は,スコープ解決子は付けられない。
    ユーザ定義型UserDefTypeSEWB+/CS-DESIGNでSEWB+/REPOSITORYの結合項目を参照したときにIDLに取り込まれるユーザ定義型名。CORBA基本型のときは" "(0文字の文字列)が設定される。
    スコープ解決子付き名称ScopedName対象のIDLの属性を最上位のIDLモジュールから修飾した,包括的な名前。
使用例
属性定義情報を取得するときの,SEWB+/CS-DESIGNでの定義情報と,テンプレートおよび生成ソースの関係を示します。
SEWB+/CS-DESIGNでの定義情報
[図データ]
テンプレート
[図データ]
生成ソース
読み書き属性のA01,S01に対して参照・設定のオペレーション宣言が展開されます。読み込み属性のS02に対しては参照用のオペレーション宣言が展開されます。

:
     CORBA::Long A01(); // A01 値参照
     void CORBA::Long A01(CORBA::Long val); // A01 値設定
     char* S01(); // S01 値参照
     void char* S01(const char* val); // S01 値設定
     char* S02(); // S02 値参照