付録G.2 環境構築移行コマンドRPenvtr)の使い方

コマンドが格納されているディレクトリを次に示します。

サーバのSEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名¥bin

SEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名は,デフォルトでは次のように設定されています。システムドライブとは,Windows NT Server又はWindows 2000 Serverが組み込まれているドライブを指します。

サーバのコマンドラインに,次に示す構文に従ってコマンド及び引数を指定して実行します。実行の詳細な情報は,ログファイルに出力されます。

 コマンドを実行するサーバで,SEWB+/REPOSITORYにログインしている場合は,あらかじめログアウトしておいてください。

(a) 形式

Rpenvtr 〔 /L ログファイル名 〕
  〔 /? 〕

(b) 引数

/L ログファイル名
出力するログファイルを指定します。省略時は次のファイルがログファイルとして作成されます。
パス:環境変数「TEMP」又は「TMP」に設定されている値
ファイル名:rpenvtr.log
/? 
コマンドの構文と引数の指定方法を表示します。

(c) リターン値

コマンドの実行が終了すると,次のリターン値が返されます。
0:正常終了した
1:その他のエラーが発生した
2:サーバが起動していない
3:メモリ不足で実行できない
4:サーバの容量が不足している
5:辞書に対するアクセス権がない
6:引数が不正である
7:ログファイルが作成できない