3.1.3 同一項目用業務ルールを辞書に準備する
SEWB+/REPOSITORYでは,実際の業務に使用することを想定した同一項目用業務ルールを提供しています。この同一項目用業務ルールを利用するには,辞書の準備をする際に,あらかじめ辞書に登録しておく必要があります。ここでは,同一項目用業務ルールの登録方法について説明します。
標準提供される同一項目用業務ルールの内容については,「付録F 標準提供の同一項目用業務ルール」を参照してください。
- 提供形態
CSV形式ファイルで提供されています。提供ディレクトリとファイル名を次に示します。
- ディレクトリ:サーバのSEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名¥Sample
- ファイル名:moverule.csv
なお,組み込み先パス名は,デフォルトでは次のように設定されています。システムドライブとは,Windows NT Server 4.0又はWindows 2000 Serverが組み込まれているドライブを指します。
- システムドライブ:¥Program Files¥HITACHI¥Sewb¥REPOSITORY
- 登録方法
CSV形式ファイルを入力する機能を使い,提供ファイルを辞書に登録します。この作業は,サーバでシステム管理者が行ってください。
プログラムメニューから「CSV入力」を起動します。[CSV入力]ダイアログで,次の指定をして実行すると,指定した辞書フォルダの業務ルール辞書に同一項目用業務ルールが登録されます。
- 「登録先辞書フォルダ」で,同一項目用業務ルールを登録する辞書フォルダを指定する
- 「CSV入力ファイル名」に「サーバのSEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名¥Sample¥moverule.csv」を指定する
- 「入力する辞書種別」で「業務ルール」を選ぶ