付録G.2 環境構築移行コマンド(RPenvtr)の使い方
コマンドが格納されているディレクトリを次に示します。
サーバのSEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名¥bin
SEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名は,デフォルトでは次のように設定されています。システムドライブとは,Windows NT Server又はWindows 2000 Serverが組み込まれているドライブを指します。
- Windows NT Server 4.0又はWindows 2000 Serverの場合
システムドライブ:¥Program Files¥HITACHI¥Sewb¥REPOSITORY
- Windows NT Server 3.51の場合
システムドライブ:¥Win32app¥HITACHI¥Sewb¥REPOSITORY
サーバのコマンドラインに,次に示す構文に従ってコマンド及び引数を指定して実行します。実行の詳細な情報は,ログファイルに出力されます。
- 注 コマンドを実行するサーバで,SEWB+/REPOSITORYにログインしている場合は,あらかじめログアウトしておいてください。
(a) 形式
- Rpenvtr 〔 /L ログファイル名 〕
- 〔 /? 〕
(b) 引数
- /L ログファイル名
- 出力するログファイルを指定します。省略時は次のファイルがログファイルとして作成されます。
- パス:環境変数「TEMP」又は「TMP」に設定されている値
- ファイル名:rpenvtr.log
- /?
- コマンドの構文と引数の指定方法を表示します。
(c) リターン値
- コマンドの実行が終了すると,次のリターン値が返されます。
- 0:正常終了した
- 1:その他のエラーが発生した
- 2:サーバが起動していない
- 3:メモリ不足で実行できない
- 4:サーバの容量が不足している
- 5:辞書に対するアクセス権がない
- 6:引数が不正である
- 7:ログファイルが作成できない