付録C.3 CSV形式ファイル変換コマンド(RPSrCsv)の使い方

RPSrCsvコマンドを使用して,標準フォーマットのCSV形式ファイルに変換します。

<この項の構成>
(1) CSV形式ファイル出力コマンドが格納されているディレクトリ
(2) CSV形式ファイル変換コマンド

(1) CSV形式ファイル出力コマンドが格納されているディレクトリ

(a) SEWB+/REPOSITORY(サーバ)の場合

コマンドは,次のディレクトリに格納されています。

サーバのSEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名¥BIN

SEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名は,デフォルトでは次のように設定されています。システムドライブとは,Windows NT Server 4.0又はWindows 2000 Serverが組み込まれているドライブを指します。

組み込み先パス名

(b) SEWB+/REPOSITORY-BROWSER(クライアント)の場合

コマンドは,次のディレクトリに格納されています。

クライアントのSEWB+/REPOSITORY-BROWSERの組み込み先パス名

SEWB+/REPOSITORY-BROWSERの組み込み先パス名は,デフォルトでは次のように設定されています。システムドライブとは,Windows 95,Windows 98,Windows Me,Windows NT又はWindows 2000が組み込まれているドライブを指します。

組み込み先パス名

システムドライブ:¥Program Files¥HITACHI¥Sewb+ Repository-Browser

(2) CSV形式ファイル変換コマンド

(a) 形式

RPSrCsv /I 入力ファイル名
 /O 出力ファイル名
〔/B データベース種別〕
〔/L ログファイル名〕
〔/?〕

(b) 引数

/I 入力ファイル名
SILVERRUN-RDMでテンプレートを使用して生成したファイルを指定します。
/O 出力ファイル名
出力先のCSV形式ファイル名を指定します。
/B データベース種別
SILVERRUN-RDMで指定しているターゲットシステムを次の値で指定します。なお,省略した場合は「ora」が仮定されます。
ora:ORACLE
hir:HiRDB
xdm:XDM/RD E2
/L ログファイル名
ログファイルの出力先を指定します。省略した場合は,環境変数「TEMP」又は「TMP」に代入された値に対応するディレクトリに,rpsrcsv.logがログファイルとして作成されます。
/?
コマンドの構文と引数の指定方法を表示します。
注※ ログファイルはコマンドの実行ごとに上書きされます。ログファイルを残しておきたい場合は,ログファイル名を変更して指定してください。

(c) リターン値

コマンドの実行が終了すると,次に示すリターン値が返されます。

0:正常終了した

1:その他のエラーが発生した

2:メモリが確保できない

3:引数が不正である

4:ログファイルが作成できない

5:入力ファイルがない

6:出力ファイルが作成できない

7:入力ファイルのフォーマットが不正である