付録C.1 SILVERRUNからデータ分析情報を連携する

SEWB+/REPOSITORYでは,SILVERRUN-RDM(バージョン2.6)からデータ項目辞書への連携をサポートしています。ここでは,CSV形式ファイルを経由して行う,SILVERRUN-RDMで作成したデータ分析情報の連携について説明します。

辞書登録の概要を,図C-1に示します。

図C-1 SILVERRUN-RDMからの辞書登録

[図データ]

  1. SILVERRUN-RDMから辞書に登録する情報を出力する
    SEWB+/REPOSITORYの辞書へ連携するには,SILVERRUN-RDMのテンプレートを使用して生成したCSV形式ファイルを使用します。なお,辞書には,ターゲットシステムがORACLE,HiRDB,又はXDM/RD E2の場合だけ登録できます。
     CSV形式ファイルの生成に使用するテンプレートはSILVERRUN-RDMで提供されています。
  2. SEWB+/REPOSITORYで登録できるCSV形式ファイルに変換する
    SILVERRUN-RDMで生成したCSV形式ファイルはそのままでは,SEWB+/REPOSITORYの辞書に登録できません。このため,RPSrCsvコマンドを使用して,SEWB+/REPOSITORYの辞書に登録できるCSV形式ファイルに変換します。このとき,コマンドの引数「/B データベース種別」には,SILVERRUN-RDMのターゲットシステムに指定したデータベース種別を必ず指定してください。
  3. CSV形式ファイルの入力を実行する
    登録するCSV形式ファイル,登録先の辞書フォルダなどを指定して実行します。
    プログラムメニューの「CSV入力」から実行する場合は,[CSV入力オプション]ダイアログで必ず次のオプションを指定してください。
    • 「CSV入力フォーマット種別」で「標準フォーマット」を選ぶ
    • 「CSVファイルのヘッダを識別する」を指定する
           
    CSV形式入力コマンドを使ってコマンドラインから実行する場合は,引数に必ず次の値を指定してください。
    • 「/M ファイルフォーマット種別」にstd(標準フォーマット)を指定する
    • 「/T ヘッダの有無」にuse(ヘッダあり)を指定する