2.4.6 データ項目を削除する

データ項目を設計及び登録する作業では,必要に応じて,いったん登録したデータ項目をリポジトリブラウザを使って削除しなければならない場合があります。

結合項目の構成としたデータ項目や業務ルールの適用データ項目としたデータ項目でも削除できます。それぞれの削除の例を次に示します。

・結合項目の構成としたデータ項目を削除する
結合項目の構成としたデータ項目を削除すると,結合項目との関連が削除されデータ項目自体も削除されます。
[図データ]
・業務ルールの適用データとしたデータ項目を削除する
業務ルールの適用項目としたデータ項目を削除すると,業務ルールとの関連が削除されデータ項目自体も削除されます。
[図データ]

データ項目同士に継承関係又は結合関係を定義しているデータ項目を削除した場合,相互の関連も自動的に削除及び変更されます。次に,データ項目の削除に伴った関連の変更規則について説明します。

・最上位階層のデータ項目を削除する
削除対象のデータ項目から子の位置にあったデータ項目との継承の関連,及び結合の関連も同時に削除されます。そして,子の位置にあったデータ項目が自動的に最上位階層に繰り上げられます。
[図データ]
・最下位階層のデータ項目を削除する
削除対象のデータ項目から親の位置にあったデータ項目との継承の関連,及び結合項目であれば結合の関連も同時に削除されます。
[図データ]
・中間層のデータ項目を削除する
削除対象のデータ項目から親の位置にあったデータ項目との継承の関連と,子の位置にあったデータ項目との継承の関連も削除されます。結合項目であれば結合の関連も削除されます。さらに,削除したデータ項目に関連していた双方のデータ項目同士を直接結ぶ関連が付けられます。
[図データ]