5.4.3 資源の増分を配布する
配布した資源に変更があった場合は,変更分だけの増分を配布できます。ここでは,資源の増分を配布する場合の手順を,「5.4.1(2) 前提条件」に示した環境の例に基づいて説明します。
- <この項の構成>
- (1) 資源の提供側の手順
- (2) 資源の受け取り側の手順
(1) 資源の提供側の手順
- 「SEWB+/REPOSITORY」の「エクスポートの運用の設定」を起動する
[エクスポート運用の一覧]ダイアログが表示されます。
- [エクスポート運用の一覧]ダイアログで,次の設定をする。
項目 | 設定内容 |
---|
エクスポート運用名 | 「System V1.0 Release」を選択する。 |
エクスポート方法 | 「増分」を選択する。 |
- [実行]ボタンを選ぶ
前回のエクスポート以降に変更された情報が,エクスポートファイル「System V1.exp」に作成されます。
- エクスポートファイルを配布先(ほかのリポジトリ)へ転送する
運用の設定で指定したエクスポートファイル「System V1.exp」を転送して配布先のディスクに格納します。
(2) 資源の受け取り側の手順
- 「SEWB+/REPOSITORY」の「インポートの運用の設定」を起動する
[インポート運用の一覧]ダイアログが表示されます。
- 「インポート運用の一覧」ダイアログで,次の設定をする
項目 | 設定内容 |
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インポート運用名 | 「System V1.0 Release」と指定する。 |
- [実行]ボタンを選ぶ
配布された資源がリポジトリに格納されます。