7.1.1 バックアップコマンドファイルの作成

バックアップコマンドファイルを作成する手順を説明します。

  1. 「SEWB+/REPOSITORY」の「環境構築ユティリティ」を起動する
    [環境構築ユティリティ]ダイアログが表示されます。
  2. 環境構築項目一覧から「バックアップ」選択して[設定]ボタンを選ぶ
    [バックアップコマンドの生成]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  3. [バックアップコマンドの生成]ダイアログの各項目を設定する
    • 「一般」タブについて
      バックアップディレクトリのリストには,バックアップするディレクトリの一覧が表示されます。
    ドキュメントファイルディレクトリ:
    バージョン管理されたドキュメントのマスタディレクトリ
    ルートドキュメントフォルダ:
    ネットワーク参照ができるドキュメントフォルダ用ディレクトリ
    リポジトリ管理:
    SEWB+/REPOSITORYの管理情報ディレクトリ
    データベース:リポジトリデータベースディレクトリ
    データベース管理:データベース管理ディレクトリ
    表示されたディレクトリ以外にバックアップするディレクトリがある場合は,[追加]ボタンを選択してディレクトリを追加します。追加したディレクトリの種別は「その他」になります。
    ディレクトリの追加を取り消したい場合は,ディレクトリを選択して[削除]ボタンを選択します。

注意事項
データベースを,リポジトリのほかに別のサービスプログラムで使用している場合は,リポジトリ以外の資源も同時にバックアップする必要があります。バックアップディレクトリのリストには,「データベース」及び「データベース管理」として,リポジトリ以外のディレクトリも初期表示されます。しかし,サービスプログラムによっては,データベース以外に管理ファイルを持っている場合があります。このため,サービスプログラムの仕様を確認して,バックアップする必要のあるディレクトリを追加してください。

  1. [生成]ボタンを選ぶ
    バックアップコマンドファイルが作成されます。
  2. [閉じる]ボタンを選ぶ
    [バックアップコマンドの生成]ダイアログが閉じます。
■Windows 2000 Serverでの注意事項
作成されたバックアップコマンドは,バックアップ先としてntbackupコマンドに次のオプションを指定しています。
/p "4mm DDS"
この指定は,空きメディアプールの4mm DDSにある新しいメディアをバックアップ先に使用します。バックアップ先に4mm DDS以外のメディアを使用する場合は,“4mm DDS”を適切なメディア種別に変更してください。
また,この指定では,バックアップを行なう前に,空きメディアプールの4mm DDSにメディアが必要となります。
使用できる最初のメディアを検索し,そのメディアをフォーマットしてバックアップ先に使用する場合,ntbackupコマンドに/umオプションを追加してください。
/p "4mm DDS" /um
ただし,/umオプションはスタンドアロンのテープデバイスがある場合にだけ指定してください。