5.4.2 資源を配布する

ここでは,資源を配布する場合の手順を,「5.4.1(2) 前提条件」に示した環境の例に基づいて説明します。

<この項の構成>
(1) 資源の提供側の手順
(2) 資源の受け取り側の手順

(1) 資源の提供側の手順

資源の提供側は,エクスポート運用を設定して,エクスポートを実行します。

  1. 配布する資源をSEWB+/REPOSITORYで一つのフォルダにまとめる
  2. 「SEWB+/REPOSITORY」の「エクスポートの運用の設定」を起動する
    [エクスポート運用の一覧]ダイアログが表示されます。
  3. [追加]ボタンを選ぶ
    [エクスポート運用の追加]ダイアログが表示されます。
  4. 「一般」タブに次の設定をする
    項目設定内容
    運用名「System V1.0 Release」と指定する
    コメント任意に指定する
    エクスポートできない資源があっても続行する選択する
    エクスポートファイル「System V1.exp」と指定する
    エクスポートファイルの最大サイズ「230」と指定する
    既存のエクスポートファイルを上書きする選択しない
  5. 「ドキュメント」タブに次の設定をする
    項目設定内容
    ドキュメントをエクスポートしない選択しない
    ドキュメントをエクスポートする選択する
    最新の情報をエクスポートする選択する
    エクスポートするルートドキュメントフォルダ表示されたフォルダを選択する
    指定したシステムバージョンの情報をエクスポートする選択しない(この例では該当しない)
    ドキュメント間の開いた関連をエクスポートする[関連先となる開いた関連のみエクスポートする]を選択する
    ドキュメントとデータ項目間の関連をエクスポートする選択しない(この例では該当しない)
    ドキュメントと業務ルール間の関連をエクスポートする選択しない(この例では該当しない)
  6. [エクスポート運用の追加]ダイアログの[OK]ボタンを選ぶ
  7. エクスポート運用が設定されます。
    [エクスポート運用の一覧]ダイアログで,次の設定をする
    項目設定内容
    エクスポート運用名「System V1.0 Release」を選択する
    エクスポート方法「全体」を選択する
  8. [実行]ボタンを選ぶ
    エクスポートファイル「System V1.exp」が作成されます。
  9. エクスポートファイルを配布先(ほかのリポジトリ)へ転送する
    運用の設定で指定したエクスポートファイルを転送して配布先のディスクに格納します。

(2) 資源の受け取り側の手順

資源の受け取り側は,インポート運用を設定して,インポートを実行します。

  1. 「SEWB+/REPOSITORY」の「インポート運用の設定」を起動する
    [インポート運用の一覧]ダイアログが表示されます。
  2. [追加]ボタンを選ぶ
    [インポート運用の追加]ダイアログが表示されます。
  3. 「一般」タブに次の設定をする
    項目設定内容
    運用名「System V1.0 Release」と指定する
    コメント任意に指定する
    インポートできない資源があっても続行する選択する
    エクスポートファイル「System V1.exp」と指定する
  4. 「ドキュメント」タブに次の設定をする
    項目設定内容
    ドキュメントをインポートしない選択しない
    ドキュメントをインポートする選択する
    上書き/挿入[上書き]を選択する
    ドキュメントのインポート先[すべてエクスポート元と同じルートドキュメントフォルダにインポートする]を選択する
    ドキュメント間の開いた関連をインポートする選択する
    ドキュメントとデータ項目間の関連をインポートする選択しない(この例では該当しない)
    ドキュメントと業務ルール間の関連をインポートする選択しない(この例では該当しない)
    新規に追加した資源に設定するアクセス権[指定したアクセス権を設定する]を選択する
    所有者指定しない
    デフォルトの[インポート実行者]が仮定される
    グループ指定しない
    デフォルトの[インポート実行者]が仮定される
    所有者のアクセス権フルコントロールを選択する
    グループのアクセス権読み取りを選択する
    全ユーザのアクセス権読み取りを選択する
  5. [インポート運用の追加]ダイアログの[OK]ボタンを選ぶ
    インポート運用が設定されます。
  6. 「インポート運用の一覧」ダイアログで,次の設定をする
    項目設定内容
    インポート運用名「System V1.0 Release」と指定する
  7. [実行]ボタンを選ぶ
    配布された資源がリポジトリに格納されます。