4.3.1 開発を開始する
既存システムを流用して開発作業を開始するには,流用するシステムのシステムバージョン(固定)を複製して,新しいシステムバージョン(浮動)を作成します。ここでは,システムバージョン「System V1.0」を複製して,「System V2.0」を作成する手順を説明します。
- サーバでSEWB+/REPOSITORYが起動していることを確認する
- クライアントでリポジトリブラウザを起動する
- リポジトリブラウザのウィンドウで,システムバージョン「System V1.0」を選ぶ
- [リポジトリ]メニューの[システムバージョン]から[複製]を選ぶ
[システムバージョンの複製]ダイアログが表示されます。
- [システムバージョンの複製]ダイアログに次の設定をする
項 目 | 設定内容 |
---|
所有者のアクセス権 | フルコントロール |
グループのアクセス権 | 変更 |
全ユーザのアクセス権 | 読み取り |
- [OK]ボタンを選ぶ
複製されたシステムバージョン「System V2.0」が作成されます。
- リポジトリブラウザのウィンドウで,システムバージョン「System V2.0」を選ぶ
- [リポジトリ]メニューから[プロパティ]を選ぶ
[システムバージョンのプロパティ]ダイアログが表示されます。
- 「アクセス権」タブに次の設定をする
項 目 | 設定内容 |
---|
システムバージョン名 | System V2.0 |
バージョン種別 | 浮動 |
複製先 | システムバージョンの複製先 |
- [OK]ボタンを選ぶ
システムバージョンのアクセス権が設定されます。