7.2.2 パブリッククラウド環境で注意が必要なHAモニタの環境設定のオペランド
パブリッククラウド環境下でHAモニタを使用する場合に,注意が必要なオペランドについてだけ次の表で説明します。各オペランドの詳細については,マニュアル高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編の「HAモニタの環境設定」の説明を参照してください。
オペランド名 |
注意事項 |
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lan |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,監視パスは1つだけ指定してください。監視パスを複線にする必要がある場合は,Linuxでbondingを設定し,bondingデバイスを監視パスに指定してください。 |
hostmax |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドの指定は無視されます。 |
clearwait |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。なお,系リセット発行待ち時間は次のとおりになります。
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resetpatrol |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドの指定は無視されます。 |
standbyreset |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,次の点に注意してください。
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netmask |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドの指定値に関係なく,bitが仮定されます。 |
partition_reset |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドの指定は無視されます。 |
alive_multicast |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドにuseを指定しないでください。 |
multicast_lan |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
vmware_env |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドの指定は無視されます。 |
resetpatrol_mode |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドの指定は無視されます。 |
fence_reset |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
fence_scsi |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
fence_lan |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
scsi_check |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
scsi_pathcheck |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
scsi_timeout |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
scsi_retry |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
hbond_lacp |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。 |
notswitch_notify |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,次の状態でも警告メッセージを出力します。
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resetpath_retry |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドの指定は無視されます。 |
resetpath_inter |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドの指定は無視されます。 |
lancheck_mode |
public_cloudオペランドにuseを指定し,lanfailswitchオペランドにuseを指定した場合,このオペランドには,routeを指定してください。 |
clearcheck |
public_cloudオペランドにuseを指定した場合,このオペランドは指定しないでください。なお,系のリセット終了時間は次のとおりになります。
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- 注※1
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レプリケーションソフト用のシェルスクリプト群を展開しているとき。
なお,下記の構成との混在を含みます。
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AWS環境での,EBSマルチアタッチ,またはEFSによる共有ディスク構成
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Azure環境での,マネージドディスクによる共有ディスク構成
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- 注※2
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レプリケーションソフト用のシェルスクリプト群を展開していないとき。
下記の構成および環境が該当します。
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AWS環境での,EBSマルチアタッチ,またはEFSによる共有ディスクだけの構成
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Azure環境での,マネージドディスクによる共有ディスクだけの構成
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OCI環境
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