Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ メッセージ


KAMN727-I (Linux(x86))

[日本語]

デバイス:aa....aaの回復を検知しました。 詳細コード:bb....bb サーバ:cc....cc

[英語]

Recovery of the device aa....aa was detected. (details code: bb....bb, server: cc....cc)

SCSIコマンドの実行で障害が発生していた,デバイスaa....aaの回復を検知しました。

aa....aa:サーバ対応の環境設定のオペランドに指定した,障害が発生したデバイス名

デバイス名の詳細は,次の表を参照してください。

オペランド名

環境

デバイス名

scsi_device

マルチパスソフトウェアがHDLM

HDLMの論理デバイス名。

VMware ESXiでの仮想化環境

シンボリックリンク名。

KVMでの仮想化環境

上記以外

dmmp_device

マルチパスソフトウェアがDMMP

DMMPの論理デバイス名。

DMMPの論理デバイス名の後ろには「(/dev/xxx)」が出力されます。xxxは障害が発生したパス名です。

bb....bb:詳細コード

詳細コード

意味

STANDBY_CHECK

待機サーバで定期的に実施する共有ディスクのパスの状況のチェック処理で障害の回復を検知しました。

ONLINE_CHECK

実行サーバ稼働中に定期的に実施する共有ディスクのリザーブのチェック処理で障害の回復を検知しました。

ONLINE_CHECK(NO_KEY)

実行サーバ稼働中に定期的に実施する共有ディスクのリザーブのチェック処理で障害の回復を検知しましたが,回復したパスはディスクの更新ができない状態です。

cc....cc:aa....aaの共有ディスクを使用しているサーバのサーバ識別名

S:

処理を続行します。

O:

詳細コード別に,次の処置をしてください。

詳細コード

処置

STANDBY_CHECK

マルチパス構成の場合は,HDLM,DMMP,またはHFC-PCMのコマンドを実行してパスの状態を確認してください。オンライン状態に回復(フェイルバック)していない場合は,HDLM,DMMP,またはHFC-PCMのコマンドを使用してオンライン状態に回復(フェイルバック)してください。

マルチパス構成を使用していない場合は,処置は不要です。

ONLINE_CHECK

ONLINE_CHECK(NO_KEY)

このメッセージの前に出力されるメッセージKAMN725-Wの内容を参照して,マニュアル高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編の共有ディスクのデバイス障害の対処に関する記述を参照し,手順に従って対策してください。