Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ メッセージ


KAMN684-E(HP-UX(IPF),Linux(x86),およびLinux(IPF))

[日本語]

自系HAモニタの異常を検知しました。自系はシステムリセットできません。

原因コード:aa....aa

[英語]

Abnormality of HAmonitor in the own host was detected. Own host cannot be system reset.

Error details:aa....aa

原因コードに示す自系HAモニタの異常を検知したため自系はシステムリセットすることも,システムリセットされることもできません。

aa....aa:原因コード

原因コード

意味

ATTACH

デーモン起動失敗

PIPE

pipeシステムコールエラー

FORK

forkシステムコールエラー

CONNECT

通信エラー

NOEXIST

デーモン異常終了

S:

処理を続行します。

O:

原因コードがPIPEの場合,およびそれ以外の場合で対処が異なります。

原因コードがPIPEの場合は次の対処をしてください。

  • HAモニタの環境設定コマンド(monsetupコマンド)でリセットパスの設定をしていないおそれがあります。リセットパスの設定を確認してください。リセットパスの設定をしていない場合,HAモニタを正常終了させてからHAモニタの環境設定コマンド(monsetupコマンド)でリセットパスの設定をし,HAモニタを再起動してください。

    なお,このメッセージの出力前に,メッセージKAMN601-Wが出力されていて,「発行したシステムコールがbind」である場合は,要因は次のどちらかです。

    ・リセットパスの設定で「リセットパスのポート番号」に指定しているポート番号は,監視パスで使用しているポート番号と重複しているか,または,既に他のプログラムが使用中です。未使用の番号を指定してください。リセットパスの設定および,構成を見直し,リセットパス状態表示コマンド(monrpコマンド)を実行してください。

    ・リセットパスの設定コマンド(monsetupコマンドに -resetpathオプションを指定)を実行中に,HAモニタを起動しました。リセットパスの設定中にHAモニタを起動しないでください。リセットパスの設定を完了させてから,リセットパス状態表示コマンド(monrpコマンド)を実行してください。

原因コードがPIPE以外の場合は次の対処をしてください。

  • このメッセージの前にメッセージKAMN601-Wが出力されている場合,そのメッセージで示されるシステムコールのエラー要因を取り除き,リセットパス状態表示コマンド(monrpコマンド)を実行してください。

  • このメッセージの前にメッセージKAMN624-Eが出力されている場合,そのメッセージで示される詳細コードのエラー要因を取り除き,リセットパス状態表示コマンド(monrpコマンド)を実行してください。