Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ メッセージ


KAMN533-W (Linux(x86)およびAIX)

[日本語]

ディスクの監視定義ファイルに誤りがあります。種別:aa....aa サーバ:bb....bb 原因コード:cc....cc 監視対象:dd....dd

[英語]

There is an error in the monitoring definition file for the disk. Type: aa....aa. Server: bb....bb. Cause code: cc....cc. Monitored file: dd....dd.

種別に示すディスクの監視で,設定誤りがあります。

aa....aa:種別

種別

意味

SYSTEM

システムディスクの監視を表します。

SERVER

サーバ識別名で示すサーバの業務ディスクの監視を表します。

bb....bb:サーバ識別名(種別がSYSTEMの場合は,"----"を表示します)

cc....cc:原因コード

原因コード

意味

DEFINITION NOT READ

ディスクの監視定義ファイルが存在しないか,記述が空のため読み込めませんでした。

この原因コードが出力された場合は,ディスク監視は行われません。

PATH NOT FOUND

ディスクの監視定義ファイルに記載されている,監視対象のファイルが存在しません。

この原因コードが出力された場合は,該当するファイルは監視しません。

TYPE NOT FILE

ディスクの監視定義ファイルに記載されている,監視対象のファイルが通常のファイルではありません。

監視対象が次のパスとなっている可能性があります。

  • ソケット

  • シンボリックリンク

  • ブロックデバイス

  • ディレクトリ

  • キャラクターデバイス

  • FIFO

この原因コードが出力された場合は,該当するファイルは監視しません。

DUPLICATE PATH

同じ監視対象のファイルパスが,一つのディスクの監視定義ファイル内に複数記載されています。または,同じ監視対象のファイルパスが,複数のディスクの監視定義ファイルに記載されています。

PATH TOO LONG

ディスクの監視定義ファイルに記載されている,監視対象のファイルパスが,247バイトを超えています。

この原因コードが出力された場合は,該当するファイルは監視しません。

TOO MUCH FILES

ディスクの監視定義ファイルに記載されている,監視対象のファイルパスが128行を超えています。なお,ファイルの終端だけの行は,行数に含みません。

この原因コードが出力された場合は,種別ごとに次の動作をします。

  • 種別がSYSTEMの場合はシステムディスク監視は行われません。

  • 種別がSERVERの場合はサーバ識別名で示すサーバの業務ディスク監視は行われません。

SYNTAX ERR

ディスクの監視定義ファイル内にタブまたはスペースが含まれています。

INTERNAL ERR

内部処理で異常が発生しました。

dd....dd:ディスクの監視定義ファイルに記載されているパス(原因コードがDEFINITION NOT READまたはTOO MUCH FILESの場合は,"---"を表示します)

S:

処理を続行します。

O:

原因コードによって,次の処置をしてください。

原因コード

意味

DEFINITION NOT READ

ディスクの監視定義ファイルを作成し,監視対象のファイルの絶対パスを一つ以上記載してください。

PATH NOT FOUND

監視対象として,存在するファイルのパスを記載してください。

TYPE NOT FILE

監視対象として,通常のファイルのパスを記載してください。

DUPLICATE PATH

一つのディスクの監視定義ファイル内で,監視対象のファイルパスが重複しないようにしてください。また,複数のディスクの監視定義ファイルで,監視対象のファイルパスが重複しないようにしてください。

PATH TOO LONG

ディスクの監視定義ファイルに,監視対象のファイルパスを247バイト以下で指定してください。

TOO MUCH FILES

ディスクの監視定義ファイルに,監視対象のファイルパスを128行以内で記載してください。

SYNTAX ERR

ディスクの監視定義ファイル内からタブおよびスペースを取り除いてください。

INTERNAL ERR

このメッセージの前に出力されたメッセージを確認し,異常の原因を取り除いてください。