KAMN276-E

次の原因のどれかに該当し，系切り替えをしようとしましたが，待機サーバがいないため，系切り替えを中止しました。

• サーバ対応の環境設定のservexec_retryオペランドに0を指定しているとき，プログラムの異常を検知しました。

• サーバ対応の環境設定のswitch_errorオペランドにretryを指定しているとき，プログラムの異常を検知しました。

• サーバ対応の環境設定のservexec_retryオペランドに0以外を指定しているとき，プログラムの再起動限界に達しました。

aa....aa：サーバ識別名

S：

環境設定と状況によって実行サーバが再起動するか，または未起動の状態となります。

O：

実行サーバが実行処理中の状態の場合，待機サーバを起動し，必要に応じて手動で計画系切り替えをしてください。

実行サーバが未起動の状態の場合，サーバを再起動してください。

対策：

サーバの異常の原因を調査してください。モニタモードのサーバの監視機能（serversのptrlcmd_exオペランドを指定）を使用している場合，/opt/hitachi/HAmon/spool/ptrlcmd_ex/サーバ識別名_ptrlcmdlogファイルに取得された監視コマンドの実行ログを参考に，サーバの異常の原因を調査してください。

なお，サーバ起動後，すぐにこのエラーメッセージが出力されて異常を検知する場合は，設定誤りのおそれがあります。次の設定を確認してください。

• HAモニタから利用するシェルの改行コードがOSに準拠しているか。

• HAモニタから利用するシェルの構文やパスなどの設定値が正しいか。