KAMN273-E (E+L)

実行サーバの場合，サーバ対応の環境設定のwaitserv_execオペランドにyesを指定しているとき，モニタモードのサーバの起動コマンド（monbeginコマンド），またはサーバの異常終了時の再起動でサーバの起動に失敗しました。

待機サーバの場合，モニタモードのサーバの起動コマンド（monbeginコマンド），またはサーバの異常終了時の再起動でサーバの起動に失敗しました。

aa....aa：プログラム名

bb....bb：原因コード（HAモニタ固有，1〜2桁）

原因コード	意味
1	サーバの起動コマンド実行時のシステムコールエラー
2	サーバの起動コマンドのエラー
3	サーバの停止コマンド実行時のシステムコールエラー
4	サーバの停止コマンドのエラー

cc....cc：詳細コード

原因コード	詳細コード	意味
1または3の場合	errnoの値	システムコールのerrnoの値を表示します。
2または4の場合	126	プログラムファイルに実行権限がありません。
	127	プログラム本体がありません。
	そのほかの場合	サーバの起動コマンドまたはサーバの停止コマンドの戻り値を表示します。

S：

実行サーバの場合，環境設定と状況によって実行サーバが系切り替えするか，再起動するか，または未起動の状態となります。

待機サーバの場合，環境設定と状況によって待機サーバが停止するか，または再起動します。

O：

システム管理者に連絡してください。

対策：

原因コード別に，次の処置をしてください。必要に応じ，実行サーバまたは待機サーバを再起動してください。

原因コード	処置
1または3	システムコールのエラー要因を取り除いてください。
2または4	サーバの起動コマンドまたはサーバの停止コマンドが実行できるかどうかを確認してください。実行できる場合は，出力されている原因コードのエラーの原因を取り除いてください。実行できない場合は，コマンドを修正してください。