Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ メッセージ


KAMN030-E

[日本語]

共有ディスクが異常(オープンエラー)です。ボリュームグループ名:aa....aa 物理ボリューム名:bb....bb 詳細コード:cc....cc

[英語]

Open error occurred in shared disk. Volume Group:aa....aa Physical Volume:bb....bb Error details:cc....cc

物理ボリューム名で示す共有ディスクに,オープンエラーが発生しました。詳細コードは,openx()システムコールのerrnoを示します。詳細コードについては,対応するOSのマニュアルを参照してください。

aa....aa:ボリュームグループ名

bb....bb:物理ボリューム名

cc....cc:詳細コード(1〜3桁)

S:

処理を続行します。ただし,共有ディスクに異常が発生した状態で系切り替えをするとvaryonが失敗し,待機サーバから実行サーバに系切り替えができない場合があります。

O:

詳細コードで示す異常の原因を取り除き,サーバを再起動してください。詳細コードが16の場合,主に他系が共有ディスクをリザーブしていることが原因です。

リザーブの原因として次が考えられます。

  • ボリュームグループ名に示す共有ディスクに対して,ユーザが-uオプションなしでvaryonvgを手動で実行している

  • 物理ボリューム名がdlmfdrvで始まっている場合,HDLMでその物理ボリュームをリザーブする設定になっている

  • ボリュームグループ名に示す共有ディスクが,サーバの環境設定(servers)のhab_gidオペランドに指定した制御グループに含まれていて,かつHA Booster側で作成するスクリプト内で,該当するボリュームグループに対して-uオプションなしでvaryonvgを実行している