Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ AIX(R)編


9.27 monts(HAモニタのトラブルシュート情報の収集)

形式

monts

実行できるユーザ

スーパユーザ

機能

HAモニタのトラブルシュートに必要な情報をDAT,テープなどの可搬媒体または通常のファイルに収集します。

オプション

なし。

リターンコード

意味

0

正常終了(HAモニタのトラブルシュート情報の収集が完了しました)

0以外

異常終了

使用例

>monts
   *** HAモニタ障害情報採取ツール DATE:2004/02/12 13:57:50 ***
 
   HAモニタの障害情報をDATまたは通常のファイルに出力します。
   syslogファイル名を入力してください。
   =>
>/tmp/syslog.out
   DAT装置のデバイス名または通常のファイル名を入力してください。
   (リターンキーで /dev/rmt0 を仮定します)
   =>
>/dev/rmt0
   DAT装置にテープを装着して,リターンキーを押してください。
   通常のファイルの場合は,そのままリターンキーを押してください。
   =>
>
   障害情報をDATまたは通常のファイルに出力しています。しばらくお待ちください。
   障害情報の採取が終了しました。

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

注意事項

このコマンドは対話形式で実行します。対話形式で実行したくない(非対話形式で実行する)場合は,次のようなシェルを作成して実行してください。

#!/bin/sh
# syntax : monts.sh syslogfile-pathname outputfile-pathname
 
SYSLOG="$1"
TARFILE="$2"
 
MONTS_CMD="/opt/hitachi/HAmon/bin/monts"
 
echo "
  ${SYSLOG}
  ${TARFILE}
 
" | ${MONTS_CMD}
 
exit 0

この例では,シェルの実行時に,第1引数にsyslogファイル名を,第2引数に出力先のファイル名を絶対パスで指定します。