Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ AIX(R)編


6.3.6 メッセージの設定

HAモニタのメッセージについての情報を設定します。

〈この項の構成〉

(1) メッセージ出力言語種別の設定

メッセージの出力言語種別(英語または日本語)を設定します。

HAモニタのメッセージの出力言語種別は,カーネルのLANG環境変数に設定してある値に従います。

英語と日本語を切り替えたい場合,LANG環境変数を次のように設定し直してください。

ただし,HAモニタは,LC_MESSAGES=C@lftの環境に対応していません。この環境でメッセージを正しく表示するには,LANG環境変数をLANG=Cに設定してください。

(2) syslogメッセージ出力言語ファイルの作成

LANG環境変数の設定がJa_JPの場合でも,syslogファイルに英語メッセージだけを出力できます。syslogファイルに英語メッセージだけを出力するには,syslogメッセージ出力言語ファイルを作成します。ディレクトリ/opt/hitachi/HAmon/etc/の下に,SYSLOG_Cというファイル名で作成してください。

syslogメッセージ出力言語ファイルの作成は任意です。必要に応じて作成してください。syslogメッセージ出力言語ファイルを作成しない場合は,LANG環境変数の設定に従います。

(3) メッセージカタログの設定

HAモニタは,メッセージカタログを,ディレクトリ/usr/lib/nls/msg/の下に組み込みます。そのため,メッセージカタログを参照できるように,NLSPATH環境変数に,/usr/lib/nls/msg/%L/%Nを設定してください。