2.3.3 サーバ障害の検出(モニタモードの場合)
サーバがモニタモードの場合,HAモニタはサーバを監視しないため,サーバ障害を検出しません。系障害だけを検出します。
モニタモードのサーバにサーバ障害が発生した場合,ユーザは次のように対処します。
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待機系への系切り替えが必要な場合
実行サーバを停止させ,実行系からサーバの系切り替えコマンド(monswapコマンド)を実行して,系切り替えをします。
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待機系への系切り替えが不要な場合
実行系でサーバを再起動します。
ユーザがあらかじめサーバの監視コマンドで,サーバ障害を監視する処理を作成しておくと,サーバ障害が発生した場合にHAモニタが系切り替えを実行できます。サーバの監視コマンドの詳細については,「3.2.1 モニタモードのサーバの監視(実行サーバの場合)」を参照してください。