付録B.1 サーバの監視履歴が出力されるタイミング
HAモニタが自系の実行サーバの監視履歴を出力するタイミングを次に示します。
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自系で実行サーバが起動したとき
サーバの監視履歴の取得を開始したというメッセージが出力されます。
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サーバ監視履歴取得時間を超えた間隔で,実行サーバの稼働報告を受けたとき
スローダウンが発生したというメッセージが出力されます。
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実行サーバに障害が発生したとき
スローダウンが発生したというメッセージ,および監視履歴の取得を終了したというメッセージが出力されます。
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自系で実行サーバ,またはHAモニタが停止したとき
監視履歴の取得を終了したというメッセージが出力されます。
サーバの監視履歴が出力されるタイミングの例を,次に示します。
次に,図中の番号で示す時点でのサーバの状態を説明します。
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自系で実行サーバが起動しました。
HAモニタは実行サーバの監視を開始し,監視履歴(ID:0201)を取得します。
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サーバ監視履歴取得時間を超えたスローダウンが発生しました。
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サーバ障害監視時間に到達する前にスローダウン状態を脱しました。
HAモニタはサーバの稼働報告を受けたタイミングで監視履歴(ID:0203)を取得します。
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実行サーバが停止しました。
HAモニタは実行サーバの監視を終了し,監視履歴(ID:0202)を取得します。